【本】往復書簡/湊かなえ

往復書簡
往復書簡湊 かなえ

幻冬舎 2010-09-21
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手紙のやり取りからなる3つの短編集。
形式ばってない気楽な文面なので、読むほうもするすると読める。
何度も手紙のやり取りをするうちに、10年前、20年前、15年前に起きた出来事の「真実」が見えてくる。
「十年後の卒業文集」では、学生当時仲良しグループだった、放送部の女子4人のやりとり。
そのときそれぞれが感じていたことは、別の子から見たら全然違うことだったという・・そう言う話は誰にでもあるのでは。と思うと、物語がよりリアルに感じられる。自分がものすごく気にしていて、10年経ってもうじうじと悩んでいることも、実は相手はなんとも思ってないとか、あるいはその逆とか・・ひとの気持ちも記憶も、自分だけで解釈してみても、相手のあることなのだから腹を割って話してみないと真実はわからないのかもしれません。
手紙によって、その真実を腹割って話し合う、誤解が解ける場合もあれば、知らないほうが良かったことがわかってしまうこともあり。
すごくサクサク読めるけれど、それほどに心に残らないし今までの著者の作品に比べてパンチに欠ける気がしたかも。
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17:00 : [本・タイトル]あ行トラックバック(0)  コメント(0)

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