【本】闇に問いかける男/トマス・H・クック

4167661403闇に問いかける男 (文春文庫)
トマス・H.クック 村松 潔
文藝春秋 2003-07

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図書館にある、この著者の本を片っ端から借りているわけです。
と言ってもまだまだ6冊目ですが。
既読は、自分が読んだ順番に
夏草の記憶
緋色の記憶
死の記憶
夜の記憶
心の砕ける音
と言う具合です。
一番よかった(というか、衝撃的な印象だった)のは「夏草の記憶」ですね。やっぱり一番最初に読んだというのもあって。「夜の記憶」もよかったです。最後に受ける衝撃が大きいほど、読後の充実感・・っていうのとはちょっと違うかもしれないけど(なんせ重い重い暗い内容なので)大きいです。

さて、今回の「闇に問いかける男」は、公園で幼い少女が殺されてしまい、早々にその近くの排水溝に棲んでいる浮浪者青年が連行されます。身柄を拘束できる期限が残りわずかというところで、その青年が自白するのか・・それとも青年が言うように無罪なのか。という「タイムリミットサスペンス」(と、方々に書いてある)です。
浮浪者青年を取り調べる刑事たち、ある刑事は子どもを亡くした喪失感を持ち、ある刑事の息子は薬物中毒で・・など、それぞれに問題を抱えていて、それらがストーリーにバランスよく配分されているので、どちらかと言うと私は群像劇のような印象を受けました。
犯人が誰かということも気になって、刑事たちの私生活も気になって、充分楽しめたのですが・・・登場人物が多くてちょっと場面転換についていけなかった感じもありますね。
しかし、やっぱりクセになるトマスさんですね。
また読みますよ!

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