【映】6月に見た映画

いや、もう8月になるんですけど(^_^;)覚書!


6月の鑑賞メーター
観たビデオの数:14本
観た鑑賞時間:1441分

SHAME -シェイム- スペシャル・エディション [DVD]SHAME -シェイム- スペシャル・エディション [DVD]
本人にしたら苦しいのかも知れないけど、延々続けて彼の性癖を見せられて少し辟易する。ストーリーの割りに性描写が少なかったので気楽だったけど(拍子抜けとも言う)全体にテンポがゆるいし、家族に見つからないようにこっそりと見たので、気が急いて1,3倍速で見てしまったよ(笑)なんとなく「愛についてのキンゼイレポート」なんかを思い出した。上司に「汚らわしい」とか言われて気の毒だったけど、直そうと努力はしてないのか、努力しても直らないものなのか、直すべきものでもないのか。妹への気持ちに鍵があると見たんだけどな。
鑑賞日:06月28日 監督:スティーヴ・マックイーン
砂漠でサーモン・フィッシング DVD砂漠でサーモン・フィッシング DVD
この監督、いいなーと感じる作品とそうでないのと結構極端かも。今回も特に悪いわけじゃないけど、イマイチ印象に残らなかった。タイトルが何かの隠喩なのかと思ったらストレートに政府絡みのプロジェクトだった!そのために力を尽くす研究者の物語。ユアンマクレガーはイメージどおり優しく実直な感じで好感が持てたし、依頼主のアラブの富豪も誠実そうでイケメンだったし、よかったけど、なーーんかもやもやが残って残念!
鑑賞日:06月27日 監督:ラッセ・ハルストレム
テイカーズ [DVD]テイカーズ [DVD]
「○○○○大作戦」って、自分でそれ言っちゃう?みたいな。。トゥルーロマンス+明日に向かって撃て!+アルティメット(他にもあるのかも)・・みたいな。盛り込みすぎて、誰目線で見たらいいの?と思ったけど、「テイカーズ」の目線で見るのね。ポールウォーカーもヘイデンクリステンセンもイケメンで好きよ。彼らを見ているだけでも楽しい映画。決してつまらないってことはなかったけど、キレがなかったかな。偶然にも「○○○○大作戦」を見たばかりだったものでね。
鑑賞日:06月22日 監督:ジョン・ラッセンホップ
許されざる者 [DVD]許されざる者 [DVD]
爽快感のあまりない西部劇。たしかに終盤のイーストウッドのカッコよさがハンパなくって萌えたし痺れた。それまでとのギャップがあるからね。ずるい(笑)一応勧善懲悪の立場はあるんだろうけど、善のほうにも肩入れが出来ない。殺さないでと思ってしまう。暴力には暴力で、銃には銃で、死には死で。。むなしいじゃないですか。で、結末があのナレーション。なんか納得できなかった。カッコよかったけど納得できないからモヤモヤ感が残る。残るけど、本当にカッコよかった。。どうすればいいの(^_^;)牧童とネッド哀れで仕方がない。
鑑賞日:06月21日 監督:クリント・イーストウッド
ミニミニ大作戦 [DVD]ミニミニ大作戦 [DVD]
テレビ録画で初めて鑑賞。いやー、かなり好き!!最初から最後の最後までとっても楽しめた!スマートで冷静で温和で誠実、泥棒にしておくにはもったいない良い男ウォールバーグ!各面子の特性が上手く生かされていて無駄がないと思う。「スニーカーズ」もそうなんだけど11人も12人も要らないんだ。冒頭の水上チェイスも最後のカーチェイスも面白かったけど(日本で走るよりもはるかに可愛さが目立つミニクーパー)レストランでS・セロンが危うくなったとき、すっとメンバーたちが登場するシーンに激萌えした。保存しておこう(*^_^*)タイ
鑑賞日:06月18日 監督:F・ゲイリー・グレイ
華麗なるギャツビー(レオナルド・ディカプリオ主演) [DVD]華麗なるギャツビー(レオナルド・ディカプリオ主演) [DVD]
3D鑑賞。豪華絢爛迫力満点。音楽もとっても良かった。でも、内容を全然知らなかったので、こんなストーリーだったのかと驚いた。男の純情、女のしたたかさは伝わってきた。とにもかくにも豪華さを楽しむ映画かな・・。でも、ギャッツビーの生業に関しては、明らかになったとき拍子抜けした。
鑑賞日:06月17日 監督:
ドリームハウス [DVD]ドリームハウス [DVD]
あえて言うけど、私は後半が好き。最後のほうでは涙だーだー。音楽も美しくて涙を余計に誘った。切なかった。こういうの好き。好きなのです!ダニエルさんは強いイメージで、危ない目に会っててもなんか危機感がなかった(^_^;)
鑑賞日:06月17日 監督:ジム・シェリダン
ミシシッピー・バーニング [DVD]ミシシッピー・バーニング [DVD]
気になりつつ今まで未鑑賞。テレビ録画で見た。すさまじい暴力に絶句してしまう。。。「ヘルプ~心をつなぐストーリー」どころの騒ぎじゃない。その昔「ルーツ」を見たので免疫はあるが。この事件はこれで落着したのかもしれないけど、黒人の解放という意味では、まだまだ先が長く困難を極めることが伺われ決してスッキリした気分にならない。むしろますます暗澹と。フランシス・マクドーマンド(まさかの美人系?←失礼)が7歳の頃から聖書にもウンヌン差別するのが当然と思って育ってきたカンヌン・・と言うせりふがすごく印象深い。
鑑賞日:06月16日 監督:アラン・パーカー
アルカトラズからの脱出 [DVD]アルカトラズからの脱出 [DVD]
これ、昔見たときはイーストウッドをカッコいいと思わなかったけど、この年になってやっと彼の渋さが分かってきた。脱獄物はなんでもそうだけど、見つからないかハラハラして心臓に悪い。身代わり人形が見つかりそうになるところとか部屋を調べられたときとか、生きた心地がしない。「ショーシャンクの空に」と類似点が多くて、にやりとした。面白い作品は何度見ても何年たっても面白いな。脱獄物も面白いな。
鑑賞日:06月15日 監督:ドン・シーゲル
デビルズ・ダブル -ある影武者の物語- [DVD]デビルズ・ダブル -ある影武者の物語- [DVD]
テレビ録画。つい先ごろバラエティ情報番組で、このことを見たばかりだったので、事件というか出来事に関してはそう新鮮な驚きがなかった。残念。情報番組はこの映画を基にしたのか、殆どそのまんまだったので。ただ、主演のドミニク・クーパーの二役がすごかった。あっぱれ!あのひと、「リンカーン秘密の書」ではパパイヤ鈴木に見えたけど今回は見えなかったわ・・(^_^;)
鑑賞日:06月14日 監督:リー・タマホリ
人生はビギナーズ [DVD]人生はビギナーズ [DVD]
もっとコメディタッチの映画なのかと思ったら、案外シリアスで重苦しい。父親が死んだ喪失感にあそこまで苛まれてるのが、痛々しかった。彼女の背景もイマイチ分からず、すんなりと幸せにならない二人にイラっとしてしまったけど、そこがまたリアルなのかもしれない。父親の性癖を受け入れて、介護もちゃんとして、すっごく優しい息子だなぁと思った。平川克美「俺に似た人」とか森田隆二「二人静」とか思い出したけど、アメリカ映画の世界でも・・と言う感じがした。ワンコは可愛かった!!そしてイラストも好き。コピック使ってたね!!
鑑賞日:06月12日 監督:マイク・ミルズ
荒野の用心棒 [DVD]荒野の用心棒 [DVD]
大昔に見て、久しぶりに見た(テレビ録画)。痺れるぐらいカッコいい「さすらいの口笛」!名曲!イーストウッドは絵に描いたような「善人」ではなく、あっちとこっちを天秤に測ってみたり、金欲しさに動いたり・・・でも、結局は惚れた女(?そこまでゾッコンとも思えなかったが、そのドライさが良いよね)と子どものために・・・っていうのがやっぱりカッコ良い。実は昔はそんなカッコいいと思わなかったかもしれない。イーストウッドのよさは近年やっと分かってきた私・・・(^_^;)
鑑賞日:06月11日 監督:セルジオ・レオーネ
カールじいさんの空飛ぶ家 [DVD]カールじいさんの空飛ぶ家 [DVD]
雰囲気で敬遠してテレビ録画も前半見て途中で止めてた。でも実は後半はすごく面白かった。とにかく、絵が綺麗。。洋服や椅子の布目や、髪や眉毛や無精ひげ!!とくに、「柔らかそうなもの」の質感がすごい!!メガネのレンズに物が反射してたり・・。とにかくそういう細々した物の描写に目を奪われた。頑固爺さんと少年の友情、ちょっと「グラントリノ」を思い出したりして、やっぱりこの手のストーリーは胸を打たれるな・・。最後は泣きましたです。気持ちの良い映画だった。敬遠してて御免なさい。
鑑賞日:06月10日 監督:アンドリュー・スタントン
バック・トゥ・ザ・フューチャー2 [DVD]バック・トゥ・ザ・フューチャー2 [DVD]
三ツ矢さんの吹き替えが大好き。久しぶりに見て、わかってるのにハラハラしてしまった。上手く作ってるよね!1も3も吹き替えでもう一度みたい!それにしても、2015年って、あと2年だよ。あのころは遠い将来だと思ってたけど・・・。未来予想図は外れまくりでそこはちょっと残念ですが(笑)
鑑賞日:06月01日 監督:ロバート・ゼメキス

鑑賞メーター
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【写】花火

一応、季節の行事は抑えておきたいカメラ女子1年目の管理人です(^^ゞ

で、カメラ持って花火見物に行ったんですけど、場所も悪いんですけど・・・

花火って、難しい!!!
カメラに「花火モード」と言うのがあったのですが、シャッター速度が遅すぎる気がして(シャッター閉じるのを待ってたら、次々と花火が上がりまどろっこしいし、また光も入りすぎる感じ?)私は、「夜景モード」で撮りました。

でも、やっぱり難しかった!
これでも三脚と遠隔シャッター使ったんですけどね(^_^;)。
何枚も撮ったけど、まともな写真はこの2枚だけ。
2枚にしたって、全然上手い写真じゃなく・・・・・(^_^;)。
でもとりあえずアップ!

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P7273440s.jpg

これは、バスが通り過ぎて良い感じかなと思って(笑)
P7273457s.jpg


では他の写真はどんなだったかと言うと・・・

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【映】ソハの地下水道

B00B4JTEJOソハの地下水道 [DVD]
東宝 2013-04-19

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これがもう、すごく陰鬱な映画だった。感動的ではあったけれど。
ウィキペディアにはこう書いてある。「ナチス支配下のポーランドの地下水道に住むソハが、逃げ出してきたユダヤ人達と出会い、かくまう。」と。
それだけのストーリーだ。
でも、押して知る。「それだけではない」。
隠れ家で暮らすユダヤ人、というと、もちろん「アンネの日記」を思い出す。

ソハは善人ではない。下水道業者として働く一方、空き巣などの泥棒をして生計を立てている。
そんなソハが偶然にもユダヤ人たちをかくまうきっかけは、お金だ。
かくまう事で、相手から謝礼を取っていたのだ。
最初のきっかけはそうだったかもしれない。でも、だんだんとソハの心情は変わっていく。


印象的だったのは、なんといっても、下水で暮らすことの過酷さ。
書くのもはばかられるが、下水、汚水が流れる真横で生活をする。
それがイヤで強制収容所を選んだ人間もいるほど、それほどに極悪な環境だ。
強制収容所がマシだとは思えないけれど、それでも、想像したくないぐらい劣悪で、見ていても思わず喉からせりあがるものがあるような気がしたほど。
その中で、いつか見つかるんじゃないかという緊張感がハンパなく、見ている間中背筋が凍る気持ちだった。

アンネの隠れ家のほうが何倍もマシだと思う。比べるのも間違っていると思うけど。

どうして彼らがそんなところで暮らさねばならないのか。。
そして、彼らも決して「美しい心根」の人間でもなく、ソハのことを利用するし、また思うようにならないときはなじったりして、感謝の気持ちはなかったり、あるいは、不倫や性欲が健在のシーンもあり、ソハにしろ、ユダヤの人たちにしろ、とても人間くさい。

ソハの奥さんは「観衆」としては、ユダヤ人たちに同情しているんだけど、「当事者」になるととたんに忌み嫌う。自分に降りかかる火の粉は避けたいと思う。でも、誰でもそうなんだと思う。

ソハは逆に、最初はユダヤ人なんか大嫌い。でも、必死でかくまううちに本気で友情というか人間として尊重し始める。心境の変化がたくみに描かれていた。仕事仲間の死、出産・・・。
最初は嫌なやつだったソハ。
最後は「よくやってくれた」という感謝の気持ちがわいてしまう。

この人物は実在の人物らしい。数年後に事故で亡くなったんだとか。ユダヤ人をかくまった天罰だとも言われたと、エンドロールで書いてあった。
6千人のひとが、ユダヤ人を救ったと表彰されたそうだ。もちろんソハも含めて。
6千人も勇気のある人がいたんだなと思うと、頭が下がる。簡単な言い方しか出来なくて歯がゆいけれど。

★★★★
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【映】さあ帰ろう、ペダルをこいで

B00B5R8T6Yさあ帰ろう、ペダルをこいで [DVD]
エスピーオー 2013-04-02

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いい映画でした。
ジャケットの雰囲気から見て、もっとほのぼのとした映画かなと思ってたけど、結構ヘヴィなストーリーで。
でも、家族間の愛情がしみじみと描かれていて、地味だけど心に響くドラマでした。
主人公たちはドイツ在住なのだけど、祖父母はブルガリアにいて、アレックス家族ももとはブルガリアで、祖父母と一緒に暮らしていたのだ。でも、それがなぜ離れ離れに住んでいるのか。。
そして、何がこの青年の身の上に起きたのか。
本人がなくした記憶を取り戻すように、観衆も徐々に彼らの「真実」に触れていくと、そこには意外な過去があったことが明らかになる。
ブルガリアといえば、私には「琴欧州」と「ヨーグルト」しか思い浮かばず・・(^_^;)。
近年まで共産主義国家だということも知らなかった。東欧革命前後のヨーロッパの雰囲気も垣間見え、イタリアの難民収容所での出来事も含め、まったく知らないことだったので興味深い映画だった。
また祖父はバックギャモンの名手である。名前だけは聞いたことがあるけれど、ルールもなにも、全然良く分からないゲームだった。西洋ではとてもポピュラーなゲームだとか。
祖父とこのゲームが映画の中でとても重要な位置を占めていた。







アレックスは両親とクルマでどこかに行く途中に事故に合い、両親がその事故で命を落としてしまう。
そして、アレックス自身、以前の記憶がぜんぜんない、記憶喪失になってしまった。
ブルガリアにいる祖父が現地ドイツに駆けつけるが、その祖父のことも思い出せないアレックス。
祖父はアレックスと一緒にブルガリアへ帰ろうとする。
その「足」は「タンデムバイク」だった。

なんで自転車?しかも、自転車2台じゃなくて、なんで二人乗り?と、可笑しかった。
でも、このおじいさんがカッコいいのだ!!
おじいさんなのに自転車がとても似合っていて、しかも長距離なんてすごい体力だし、若々しい。みんなこんなおじいさんなら自慢すると思う(笑)。ゲームも強いし!
でも、何よりも家族への愛情が深いところが、いい。
普通はこんな風に孫に全力で付き合ってくれるようなおじいちゃんはいないと思う。そこがすごい。
アレックスはおじいさんを最初は敬遠しているけど(記憶喪失の孫から見たらうっとおしいとは思う)、旅の間にふたりの距離は縮まっていく。
その過程が丁寧に描かれていて、じんわりとさせられた。
記憶を取り戻したのは、難民キャンプを訪れたとき。当時いっしょに暮らした「アメリカ」(だったかなぁ。アメリカに行くつもりだった男の人)がそこにまだいたりして、切なさを倍増した。

さいころ。
人生は逆転可能。
そんなことを教えてくれるおじいちゃん。最高だと思った。


★★★★







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【映】ヒドゥン・フェイス

B00A0K5X0Mヒドゥン・フェイス [DVD]
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン 2013-02-07

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きっと知名度は高くないんだろうけど、見てソンはない、なかなかに面白い映画でした!!
ジャケットがすこしエロ気味なので、引いてしまう人があるかもしれないけど、まったくないとは言わないまでも、それほど濃厚なシーンもないです。でもたしかに子どもと見るのは不向きだけれど・・。

この映画、最初はぜんぜんどうってことないストーリー展開。
一人の指揮者が希望通りに国外の楽団に迎え入れられ、恋人とともに新天地へ。
しかしなぜか恋人に突然去られてしまい、失意のどん底に落ちる。
でも、たちまち別の女と深い仲になる。
警察は、元彼女の行方を追い(彼が捜索願を出したから)彼を疑ってる。
真実は?
元彼女はどこへ消えたか?
彼氏が犯人なのか?

★★★★

ここからネタバレです。
ネタバレを読まずに、映画を見ることをオススメします!(笑)








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【韓】「ブレイン」とか「ペク・ドンス」とかその他

ますます韓国ドラマにハマってる今日この頃ですが・・(^_^;)

今日の話題一覧(笑)

・見終わりました
「ペク・ドンス」
「ブレイン 愛と野望」
・見ています
「トンイ」
「馬医」
「トキメキ☆成均館スキャンダル」
「アラン使途伝」
「イニョン王妃の男」
・今日から始まります
「風の絵師」

うーーーん。どうしたものか。
そこに加えて、国内ドラマでは
「あまちゃん」
「八重の桜」
「woman」
「半沢直樹」
「七つの会議」←一昨日見逃したんですけど(^_^;)
と、こんなにたくさん見ています。
どうしたものか。うーーーーーん。(@_@;)



とりあえず、見たドラマの感想。まずは・・・

「ブレイン 愛と野望」★★★★☆




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【本】シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官/川瀬七緒

4062182866シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官
川瀬 七緒
講談社 2013-04-19

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法医昆虫学捜査官シリーズの第2弾。
第一弾の「147ヘルツの警鐘」の感想はこちらに。

今回第2弾の本書を読み、第1弾の感想を読み返したら、結構かぶっていて笑ってしまった(^_^;)。
虫トリビア、知的好奇心、昆虫博士の赤堀の変人っぷり、だけど、虫への愛情と尊敬、あるいは岩楯刑事との連携。しかも、前作でタッグを組んだ刑事、鰐川についても「次作も読みたい」なんて書いてて。でも、今回コンビを組んだのは若くてイケメンの月縞刑事で、次回作もぜひとも月縞とコンビを・・なんて思ってしまっている自分にあきれてしまう(^_^;)。
でも今作も間違いなく面白かった。
ただ、斬新さに対する驚きはなく慣れてしまっているので、その点すこし高揚感がないのが残念。シリーズもののサガと言えるのかもしれないですね。

今回は、コンテナハウスの中殺人遺体が見つかり、前回同様いろんな虫の餌食となっている。
赤堀の助言を得て、犯人像に近づいていく・・という、お決まりのパターンだ。
今回活躍した虫は蟻とトンボ。だから、前回のウジほどの気色悪さがなかった。残念と言うべきか、ホッとしたと言うべきなのか(^_^;)
でも、蟻は巣の中にゴミ箱を作っていて、そのゴミを見て殺人の過程に肉薄していくんだけど、相変わらず赤堀の姿勢には驚かされるし、あきれるというか感心すると言うか。
でも、たとえばリンカーンライムシリーズも、本当に細かなチリあくたから、いろんなことを解析して真相に近づくけれど、それに似たワクワク感がある。




以下ネタバレ







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11:37 : [本・タイトル]さ行トラックバック(0)  コメント(0)

【鳥】レイちゃんが行方不明に!!

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我が家のアイドル、ボタンインコのレイちゃんが、先日つかの間行方不明になりました!(>_<)

事の次第はと言うと。。。

夜、私がお風呂に入ったり、娘を迎えにいったりして、ふっと気づくと
・・・あれ?カゴにレイちゃんがいない??
さっきまで夫が構っていたはず・・。夫が2階に連れて行ったか?
しかし、夫は2階でテレビを見ており、レイちゃんはリビングにいると言うのです。

でも、リビングのどこを探してもレイちゃんがいない!
呼びかけても返事もしない!!
ほんとうにリビングにいるのか、室外にいるのか。
ものすごく焦って家族総動員で探しました。。。が、いないのです。。!!

ひょっとして?と、カーテンをパタパタ。最初のカーテンは反応なし。
二つ目のカーテンで・・・パタパタしたら、レイちゃんもパタパタっと出てきました。

「レイちゃん~~!!そんなところにいたの~~!!!」と、ホッとした次第。
遮光カーテンだし、おそらくもぐりこんでしまって、真っ暗になってしまったのかな。
暗いところに連れて行くと、とたんに臆病になるもんね。
パタパタしたら焦ったように出てきたのは、気のせいではないと思う(^_^;)。
それに、あのまま長い時間いたら、蒸れてしまって・・・・(以下略)。
恐ろしいことです(^_^;)

ともかく、よかったよかった。一瞬最悪の事態も想像したのでね(^_^;)。
あーーよかった・・・と言う話でした(^_^;)。
10:57 : [そのほか]我が家のインコトラックバック(0)  コメント(2)

【本】連続殺人鬼カエル男/中山七里

4796680896連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)
中山 七里
宝島社 2011-02-04

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「切り裂きジャックの告白」に登場する古手川刑事がとってもよかったので、その前編にあたるこちらを読んでみました。「切り裂きジャック」も相当グロいのですが、こっちはもっとグロかったかも・・(^_^;)。
夏の暑いとき、ぞっとして、ひんやり効果があるかもしれません・・・(^_^;)。

あらすじ・ネタバレです。未読の方ご注意です。











カエル男、というのは、犯人が残した犯行声明文からいつの間にか世間が命名したニックネームだ。
その手口はあまりにも残忍で、想像するだけでもおぞましい。
捜査に当たる古手川刑事は、過去に殺人を犯した人間を調べるうちに、ピアノの教師で音楽療法士の有働さゆりと出会う。それによって自分も音楽の素晴らしさを知る。
有働のところにピアノを習いに来る勝雄は、過去に幼女を殺した犯歴があった。
しかし、カナー症候群と言う自閉症のため、不起訴→措置入院→保護観察となり、いまさゆりがその保護司を務めている。古手川は有働の一人息子、真人とも懇意になっていく。
そんな時、真人がカエル男に殺されてしまう。
犯人はいったい誰で、被害者たちにはどんなつながりがあるのか。
平行して語られる、ナツオという少年視点の物語。彼は実の父親から性的虐待を受けている。
父親への強い恐怖心から、それを乗り越えるために、自分こそが恐怖になるのだと決意するナツオ。最初は小動物の殺害から、やがて近所の小さい女の子を手にかけてしまうのだった。
彼の数年後が勝雄なのか?

物語の核には思わぬ登場人物がいて、何層にも入り組んだ犯罪となっていた。
何度も翻る「結論」で、読者は翻弄されてしまう。
本当の結末は意外だったし、また、そこにもオチがついていて、とてもよく出来たミステリーだと思った。
刑法39条のこと、音楽療法のこと、古手川の過去、色々と盛り込まれていたけれど上手く絡み合い、散漫にならなかった。



結末↓









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12:13 : [本・タイトル]ら行トラックバック(0)  コメント(0)

【本】友罪/薬丸 岳

4087714934友罪
薬丸 岳
集英社 2013-05-02

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ここ3冊ほどハズレが続いた薬丸さん、諦めずに追いかけ続けて(何と言う無礼な発言、申し訳ないです)本当に良かった!!!と切に思う渾身の作品。本当に面白かった。最後は涙涙に暮れてしまった。

物語は、ジャーナリスト志望の青年、益田の視点で進んでいく。
彼はバイト先の出版社をくびになった後、川崎の寮付きのステンレス加工工場にやってきた。
その工場に、同期入社(バイト)で、寮もいっしょとなる鈴木と言う同年の青年がいたが、彼は人を寄せ付けず孤立している。
が、あることがきっかけで益田に気を許すと、次第にだんだん寮の仲間とも打ち解けていった。
しかし、鈴木にはある「過去」があった。






ここからネタバレです。







鈴木が犯した罪、それは二人の幼児殺しの罪。神戸の酒鬼薔薇事件の少年Aをモデルとしていると思われる。鈴木は少年Aのその後の姿なのだ。
現実でも、酒鬼薔薇事件の少年Aは、更正施設(医療少年院)をとっくに出て、一般社会で暮らしているのだろう。今まで読んできた、少年犯罪のノンフィクションによると、この少年Aのことではないけれど、遺族への賠償などの義務を放棄し、謝罪の言葉もないまま、まさに「のうのうと」暮らし、あまつさえ「なぜ謝らなければならないんだ」などとのたまっていると言う話を読んだことがあり、憤懣やるかたない気持ちになったことがある。

しかし、本書の鈴木は、自分の犯した罪の重さに苦しんでいる。とてもとても苦しんでいる。
その姿は痛々しいほどで、こんなにも苦しんでいるのだから、赦してやって欲しいと思ってしまう。そして、益田に心を開き、寮の仲間たちと打ち解けはじめ、美代子に思いを寄せられる姿を見て、読者として喜びを感じずにいられない。

そんな平穏な幸せは、やはり鈴木の犯した罪の大きさには、ふさわしくないのだろうか。やがて鈴木の正体は世間に暴かれ、同僚たちにも過去が分かってしまう。
自分だったら・・・と思うよりも、ただひたすら、鈴木が哀れに思えてしまった。
益田には、どうか週刊誌に記事を書かないで、鈴木を売るような真似はしないで、と願ったし、また、鈴木の気持ちを踏みにじらないで・・と、切に願った。

鈴木は姿を消してしまう。
そのころには読んでいて涙が止まらなかった。どうにかならないのか、と。
とても悲しかったけれど、益田が書いた手記によって、ひとすじの光を感じることが出来たのが救いだった。
自分が出来ないことを益田に託したい。それはあまりにも手前勝手な理屈だけど、それでも希望を感じたい。

辛い中にも大きな感動があった。オススメ!!!



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【本】冤罪死刑/緒川怜

4062181673冤罪死刑
緒川 怜
講談社 2013-01-30

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内容(「BOOK」データベースより抜粋)
三年前に発生し、犯人逮捕で終結したはずの少女誘拐殺人事件。だが、その裏側にはあまりにも多くの嘘や裏切り、腐敗や汚職があふれていた。死期を迎えた刑事の告白、目撃証言に挟み込まれた意図、被害者の母の衝撃的告発、そして埋葬された記念品…。事件を洗い直すべく動き出した通信社記者と女性弁護士は、次々と意外な事実に突き当たる。ともに東京拘置所に収監されている死刑確定者と、勾留中の刑事被告人の間には、いかなる接点があったのか。


感想
ぎゅ~~~っとたくさんの事が詰め込まれていて、正直、途中でお腹がいっぱいになってしまい、胃もたれしそうになった。けれど、最後に綺麗に消化できたと言う感じで、かなり良くまとまったミステリーだと思う。
ただ、読み終えてしまうと、余韻がない。。。私は登場人物に魅力を感じることが出来ず、そこにあるドラマにもあまり感動を得られなかった。
テーマはとても重いし、考えさせられることがたくさん含まれていて、社会的にも真剣な問題提起がなされていると思う。なにか・・・惜しい!と言う気がしてしまう。
でも、一読の価値はあると思う。
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