【映】SHAME

B008CN6EMUSHAME -シェイム- スペシャル・エディション [DVD]
Happinet(SB)(D) 2012-10-01

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ずばり、SEX依存症の男の悲哀と苦悩を描いた物語です。
そのわりには、そのわりには・・ではあるけれど、そういう描写はそこまで激しくはなかった。
それでも、家族に見られないように、コソコソと見たし(^_^;)結構テンポもゆるいので、1,3倍速で見てしまった。
本人にもどうしようもないことなのだろうから、気の毒だとは思うけど、でも実際自分の家族(兄弟や息子)がこんな人間だったら、困るだろうなぁ・・・・。
きっとあの手この手で「気をそらせる」ように勧めたり「やめる」努力を強要するだろうな。
そしてきっとその人には、そういう周りの反応が苦痛なんだろう。
・・それはさておき、1,3倍速で見てしまったけれど、物語としてはつまらなくはない。次々と成功するナンパ、とっかえひっかえでヤりまくる主人公、ネットでも「それ」三昧。仕事中も「それ」ばっかり。一日に何度自分でするのか。職場のPCがウィルス感染し、提出させられて中身を見られて「汚らわしい」と言われてしまう。などなど、「それ」一色の生活の中にもドラマがいっぱい。
そして、そんな姿にあきれながらも、主人公の苦悩が伝わり、暗澹とする。
妹が転がり込み苦悩が深まるのをみて、私なんかは、二人の関係にその根源があるのかも・・と勘繰ってしまったけれど、そうでもなかったようだ(^_^;)。うーん。主人公は妹が好きで妹とそうなりたいと言う願望を秘めていて、その深層心理を誤魔化すためにSEX中毒者となった・・とか思ったんだけど。邪推だったか。
カウンセリングなんかで治るものなら、治してあげて、誰か。
それとも、治すべき・・と言う時点で違うのかな。
片や妹のほうも、恋愛中毒とリストカットを繰り返して、物語のラストも激しいリストカットで命からがら。
陰鬱な物語であった。。。。
この兄妹の親は悲痛だ。

「長回し」していたようだけど、申し訳ない。気づかなかった(^_^;)

・XMEN ファーストゼネレーション のマグニートーのマイケル・ファスベンダー。良くこの役を引き受けたなと思った。監督とは以前にも作品を作っているからかな。

・キャリーマリガンは先日「華麗なるギャツビー」見たばかり。芯のない女と言うイメージ。


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17:53 : [映画タイトル]さ行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】砂漠でサーモン・フィッシング

B00BKQWPS8砂漠でサーモン・フィッシング [Blu-ray]
松竹 2013-06-08

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ラッセ・ハルストレム監督の作品と言うことで、期待いっぱいで見たのですが、なんだか何をどう感じてよいか分からない作品でした。(^_^;)


タイトルの「砂漠でサーモン・フィッショング」は、何かの隠喩とか象徴的なものかと、漠然と思っていたんだけど、それがものすごくストレートに、そのままで。。
水のないイエメンの砂漠に水を引き、川を作り、鮭を放流して釣りを楽しむと言う、巨大プロジェクトなのだった。
主人公フレッドは水産科学者で、鮭の権威。(これがユアンマクレガー)このプロジェクトに強制的に参加させられるのだけど、最初はその計画の突拍子のなさに、断固反対の立場をとっていた。
さかなクンみたいに、魚を愛する魚オタクの彼は、鮭のためにもその計画に反対していたのだ。
だけど、プロジェクトの発案者イエメンの大富豪シャイフの人柄と「夢」に共感して、いつしか自分もそのプロジェクトに積極的に関わるようになっていったのだった。
ともにプロジェクトに参加したのが、投資会社のコンサルタント、ハリエット。
彼女には戦場で行方不明になった恋人がいて、その安否を心配しつつも、プロジェクトに参加するうち、フレッドと淡い恋心を抱きあうようになるのであった・・・。

巨大プロジェクトが、結構さらーっと描写されていて、でも砂漠にダムを作ったり川を引いたりするなんて、魚の放流以前にそれがきっともっとすごくタイヘンなんじゃないかと思うんだけど、タイヘンさがあまり伝わらなかったと言うか・・。
それにしても、反対派の工作によってダムの水が放出されて、鮭はおろか人まで死んでしまう大事故に発展して、残念なことこの上なかったし・・・。
ふたりのラブロマンスにしても、お互いパートナーがいてのことなので、(フレッドは結婚している)あんまりスッキリとしないし、正直言って、なんだかなぁ・・・って言う感じになってしまった。
どちらにしろ、プロジェクトもラブも中途半端な気がして、印象に残りづらいかな~と思う。

ただ、ユアン・マクレガーの優しい誠実そうな感じ(それに彼はいつまで経ってもほっそりしててスタイルが良くてカッコよいですな!)とか、イエメンの富豪シャイフの瞳の美しさとか、彼もイケメンだし、そのあたりは見ててよかったです。

・ハリエット役のエミリー・ブラントは、「アジャストメント」でも「ミステリーかと思わせてラブストーリー」と言う肩透かしを食らわされてしまった。「プラダを着た悪魔」のエミリーとは別人のようだ(^_^;)

・広報官と首相のチャットは可笑しかった。広報官のクリスティン・スコット・トーマスは最近見たものでは「海辺の家」(製作は2001年だけど)「サラの鍵」などが印象的。

・ラッセ・ハルストレム監督の作品、良いと思うものはものすごく良いんだけど・・・(^_^;)一番すきなのは「ギルバート・グレイプ」だけど「ショコラ」も「サイダー・ハウス・ルール」も「アンフィニッシュライフ」もいいし。「HACHI 約束の犬」は号泣!「親愛なる君へ」はイマイチだったな~。まぁ好みとか感性とか個人によって違うんだろうけど。
「やかまし村の子どもたち」って見たことがないので、見てみたいな。
14:39 : [映画タイトル]さ行トラックバック(0)  コメント(0)

【本】テティスの逆鱗/唯川 恵

4163297308テティスの逆鱗
唯川 恵
文藝春秋 2010-11

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美容整形をめぐる5~6人の女の物語。

中年女優の條子、キャバ嬢の莉子、普通の主婦である多岐恵、そして社長令嬢の涼香、彼女たちが通いつめる高級美容外科医の晶世・・と受付の秋美。それぞれの視点で繰り広げられる群像劇タイプの物語。
彼女たちは個々の立場と理由で、美に執着するんだけど、それがもう、凄まじい。最初から「よくやるよ」と思っていたけど、だんだんとエスカレートして、最後はもう唖然呆然とするばかり。
背筋がヒヤッとする狂気が含まれていて、読み物としては大変面白く、目が離せなかった。

世間的には、アンチエイジングと言う言葉がもてはやされ、美魔女なんていう人々もいて、とにかく「年をとる」ことにものすごく抵抗感がある。普通に年をとることが、まるで罪であるかのような・・・そんな風潮だと思う。
そこにはおそらく、美味しいビジネスが介在するんだろうとも思うけど、分かっていても、どうしても、踊らされてしまう自分がいる。
やっぱり老けてるよりは若く見られたいし、汚いおばさんになるよりは小奇麗なおばさんのほうがいい。そう見られたいという欲があるのだ。。。
しかし、見た目は関係なくしても、若く溌剌としているほうが、人生は楽しいことが多いと思う。だからアンチエイジングを悪いとは言わないけど、やっぱり程度ってものがあるよね・・。
ひとつを得ても、そのうちひとつじゃ物足りなくて、欲しいものはふたつになりみっつになり、いつまでも延々と求め続けなければならない。それが人間だということなのかもしれないけど。
幸せを求めているはずなのに、求めすぎることは逆に自分を不幸にする。

人間の領域を踏み越えてしまうと、神の逆鱗に触れてしまうという寓話的物語。
とても恐ろしくて一気に読んだ。

この前に同じく唯川さんの「途方もなく霧は流れる」と言う本を読んだ。その前の「手のひらの砂漠」が面白かったので、久しぶりに追いかけたくなったから。でも、イマイチ印象に残っていない(^_^;)
「手のひらの砂漠」と「テティスの逆鱗」は好みでありました。


17:41 : [本・タイトル]た行トラックバック(0)  コメント(0)

【本】切り裂きジャックの告白/中山七里

4041104408切り裂きジャックの告白
中山 七里
角川書店 2013-04-27

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内臓をまるごと持ち去られると言う猟奇殺人遺体が発見された。
そして、切り裂きジャックを名乗る犯人から、声明文がテレビ局に届けられた。
似たような手口の犯行が続く。
犯人とその動機に迫る。


目を背けたくなるような猟奇事件で、私は小説として好みだけれど、それでもかなりエグいと感じた。
いったい、この犯人は何を考えているんだろうか・・・と、その特殊性に期待して読み進める。。
そんな事件を担当する二人の刑事。
犬養刑事と古手川刑事、この二人の刑事がとても良い。特に古手川刑事が好きになってしまった。
彼は前作に登場済みとのことで、それもぜひとも読みたいと思っています。楽しみ~。

事件に関しては、猟奇殺人の被害者に、ある共通点があることが分かり、そこから少し平凡になった感じがした。
ラストは冒頭の事件の奇抜さから見たら、あまりにも平凡な「真実」だと思う。すこし肩透かしを食らった気がした。
でも、やっぱり古手川刑事が良かったので、読んでよかったと思えた。

以下、内容に触れます。










本書は「臓器移植」に対して、鋭く切り込んでいる。
鋭いのかどうか本とは良く分からないけど、素人目には、バランスよく多方面から問題提起していて、考えさせられる内容だった。
ドナーの脳死問題、法律のあり方、患者や遺族やコーディネーターの気持ち、レシピエントのその後の生き方など。どこまで人間の「医療」として踏み込み、どこから「神の領域」になるのか。
でも、いったん知ってしまったら、知らないときに戻ることは出来ないし、患者側の気持ちとすれば、どんなことをしても、そして、たとえどんな後遺症があろうと、「生きて」欲しいと思うものだろう。

結末として、犯人の動機などは、先にも書いたけど「普通のミステリー」になってしまって残念。
だいたい、死体の状態から見て、メス捌きが特上級の医療関係者だということは分かるんだから。
その結末じゃ、意外性がないでしょ~。ちょっとしたどんでん返しがあったけど、それも含めて少々物足りない種明かしであった。。。。

ただ、自分の息子がドナーとなった母の「その後」の物語はホロリとさせられた。





17:18 : [本・タイトル]か行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】許されざる者

B003GQSXKE許されざる者 [Blu-ray]
ワーナー・ホーム・ビデオ 2010-04-20

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テレビ録画。アカデミー作品賞も受賞したらしいけど、なぜかスルーしていた作品。
1992年作の西部劇は内容的に複雑で、単純な勧善懲悪ではなかったので、私にはちと難しかったです(^_^;)




主人公ウィリアム・マーニー、悪辣非道なアウトローだった彼は、妻となる女性との出会いで改心し、その妻が死んだ今も、赤貧ながらも子どもたちと堅気に暮らしている。
そんな彼の元へ若いガンマンが賞金稼ぎの話を持ち込む。
賞金をかけられているのは、牧童たち2人で、酔った勢いで娼婦の顔を切り刻んだのだった。
保安官は馬6頭という賠償金で牧童たちを罰したのだが、娼婦たちは納得できず、自分たちでお金を出し合い、牧童たちに懸賞金をかけたのだった。
自分はもう、過去の自分とは違う・・・と、いったんは話を断るマーニーだが、結局お金のために引き受けることにしてしまう。昔の相棒ネッド(モーガン・フリーマン)を誘い、若いガンマンのあとを追い、ついに街へとはいるのだった。
(マーニー・・・せっかく人殺しを止めたのに、またやるの?やめてよ~。。。と思う。)
しかしそこにいたのは冷酷非道な保安官。この街に入るものは武器を持ってはならない。
武器を持っているものには容赦ないリンチ!!そのリンチは凄まじく非人道的だ。
(おいおい、保安官でしょうが。そこまでやるのか?街のみんなも眼を背けるほど非道だよ)
立場的には、保安官が「善」で、賞金稼ぎが「悪」だけど、誰が「善」とか、誰が「悪」とかに、囚われることができない。
たしかに、娼婦の顔を傷つけた牧童たちは酷いことをした。
でも、馬を連れてきて、酒屋の亭主に「支払い」をしたあとに、彼女に馬を差し出そうとする若い方の牧童が、どうも悪人には見えず、憎めない。心から改悛しているようだったし、また、傷つけられた当の娼婦も牧童を許したそうな顔で見つめていた。でも、娼婦たちのリーダーアリスの燃え上がった心は収まらない。
(でも、命を奪っていいということにはならないんじゃ・・)
もちろん、娼婦を人間扱いしないで、ただの「もの」のように、お金で責任をやり取りする保安官や店の主のやり方にも反感を覚える。

さて、いったい誰に共感して見ればいいのか?
誰にも共感できないし、また、そういう映画ではないんだろう。
だから、私には難しかった。

いったん足を洗って「善人」になったアウトローが、また悪の道に入るとは・・。
自分がしてきたことを悔いている様子が分かるだけに。
そして、対象の牧童が憎めない若い命だけに。

保安官の非道ぶりも、保安官がたったひとりで家を建てているのも、物書き相手に誇らしげに過去を教えているのも・・(ちなみにこの物書きソウル・ルビネック、「トゥルー・ロマンス」では、映画監督の役。雰囲気が全然違う。役者ってすごいな!と、こういうときに感じる)

物語は最初からずっともやもや感が付きまとう。
そういえば「ミスティック・リバー」も、私にとってはもやもや映画なのだった。
イーストウッド作品は「グラン・トリノ」みたいな分かりやすい映画のほうが、少ないのかもしれない。


さて、この作品はしかし、そのもやもや感が吹っ飛ぶ瞬間がある。
終盤のマーニーの大爆発だ。
ネッドの非業の死(これまた辛い・・!!)を知り、それまでかたくなに何度も断ってきた酒をあおる、その瞬間から、酒場で拳銃をぶっ放す所・・そして、街の住人を怒鳴りつけながら去っていくところまで、ハンパないカッコよさだ。
それまでのよぼよぼはわざとかと思う。豚に振り回され泥の中をはいずり、馬にバカにされて振り落とされて尻餅をつき、拳銃を撃っては外してばかり・・・そんな「ため」があったせいでギャップが大きくて、痺れるほどにカッコよくて萌えた。もやもや感が吹っ飛んでしまった。
副保安官もマーニーの背中にさえ銃口を向けられない希薄と殺気。。あ~~カッコいい!!!
無事に街を出られるか、ともかくハラハラしたけれど・・・。


ただ、最後のナレーションはいらなかったと思う。
ネッドも死なせてしまい、自分にはなんら関係ない牧童を殺したお金で幸せになったなんて、知りたくなかった。
妻の母親が訪ねたとき、その家は誰もいなかった・・・で終わったらよかった・・と思うのは私だけかな。



しかし西部劇は何にも考えずに、良いやつが悪いやつをやっつける・・ほうが、性に合ってるのかもしれない。こんな複雑なストーリーは理解できなくて・・・少々残念だった。
残念だったけど、カッコいい。カッコいいけど残念。という、どうして良いかわからない映画。。。

★★★☆



23:26 : [映画タイトル]や行トラックバック(0)  コメント(0)

【本】俺は駄目じゃない/山本甲士

4575238228俺は駄目じゃない
山本 甲士
双葉社 2013-05-21

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巻き込まれ3部作と「ぱちもん」が大好きだったけど、「わらの人」を最後にご無沙汰していた山本さん。
このたび久しぶりに手にとって見た。
面白かった!
以前のような毒っ気は抜けてたけれど、主人公の性格をユーモアたっぷりに「見せる」あたりは、さすがの手腕。心の呟きのひとつひとつが面白くて、随所でくすくすと笑えた。

主人公は名井等(ない ひとし)。「余計なことには関わらない」「余計なことはしない」が、生きるモットーだ。それゆえ、平凡に地味に生きてきた。時には理不尽な仕打ちに合いながらも、耐え忍んできたのだ。
ところがあるときふとした拍子に、警察に誤認逮捕されてしまう。
そのことがきっかけで、あらぬ方向にあれよあれよと、望みもしないのに巻き込まれてしまった主人公の顛末が描かれた物語。
「どろ」「かび」「とげ」の巻き込まれ3部作とは、逆の意味での巻き込まれ系の物語と言っていいと思う。

面白いのは主人公等の性格だ。本当に事なかれ主義で、無気力と言うのではないけれど、極力無駄なパワーを使わないようにセーブしている感じ。余計な揉め事を避けるために、嫌なことでも引き受けたり。いいように利用されているのが見え見えなのに、女と別れられなかったり・・少々イライラさせられる場面もあった。

そんな等のところに、ある市民団体(と言っても3~4人の小さな規模)が接近してきて、ブログを立ち上げよと
言う。例によって断れない等は、言われるがままにブロガーとなり、事の顛末をネット上にアップするのだ。
するといろいろな人が訪れ、コメントを残し、管理人(等)とやり取りをし・・やがて、等のブログは大きな波紋を広げていく。ネットの持つ力は確かに巨大だ。

自分の意思とは関係なく社会が沸いて、動いていく。警察にまで大きな影響を与えるとなれば、普通の人間なら多少なりとも功名心が働いたり、いろんな欲が出てきたりすると思うんだけど、この性格の等だからこそ、あくまでも控えめ。そこが等らしくもあり面白い。すぐにキレる若者とは一線を隔している。
こういったドラマでは、弱い男がたくましく成長していくケースが殆どだと思う。
でも、等はいつまで経ってもあまり変わらない。あくまでも「事なかれ主義」で・・・そこがまた面白かったんだと思う。
それに、激変はないけれどほんの少し変わっていくところも良かった。

象徴的なのが表紙のイラストである。サラリーマンのボクシング。
じつは等もボクシングを習っていたが、その性格ゆえに、防御は出来ても攻撃が出来ずに、結局ボクシングをやめてしまった。
だけどそのとき、会長が「ここで積み重ねたことは、いつか役に立つから」と言う。
その言葉は、なにもボクシングの技術だけの話ではないと思う。等の人生そのものが「それまで積み重ねたことがムダではなかった」と言える人生になっているのじゃないか。結局、弱虫だヘタレだと思ってたけど等は、折れにくいしなやかな柳そのもの。


素晴らしい、よく出来た人間でなくてもいい。
駄目じゃない、それだけで十分だよ・・
そして、自分を「駄目じゃない」と思えることが大切なんだ・・・
そんなメッセージを受け取った。
とても清々しい気持ちになれた一冊。オススメ。



ちなみに、主人公の等は、中学のときに「など」「ら」とあだ名をつけられからかわれたと言うけれど、私も読むときついつい「など」と読んでしまっていたことを・・反省・・(^_^;)
21:45 : [本・タイトル]あ行トラックバック(0)  コメント(0)

【本】アトロシティー/前川裕

4334928730アトロシティー
前川 裕
光文社 2013-02-16

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タイトルの意味「アトロシティー」とは、「アトロ」な「街」ではなくて・・・(^_^;)
atrocity→
1【不可算名詞】 暴虐,非道,残虐.
2【可算名詞】 [通例複数形で] 残虐行為,凶行.
3【可算名詞】 《口語》 ひどいもの,悪趣味なもの.
だそうです。(Weblioより

「クリーピー」が面白かったので、こちらも手に取った。「クリーピー」は面白かった割りに内容をあまり覚えてなくて・・・。自分の感想を見返してみても、いまいち内容が分からない・・(^_^;)
ネタバレ回避で感想を書いていると、私みたいな文才のない人間には、ちゃんとした文が書けません。とほほ。。。


「私」は一こまだけ大学で講師として教えている、本業はフリーランスのライターだ。
依頼を受けて記事にしたのは、母親と幼子の孤独死。生活苦の末に水道まで止められて餓死してしまったという。同時に、自分の住むアパートの隣室では、悪質な訪問販売に居座られ困っていて、「私」は助けを求められた。
隣の住人の伝で知り合った刑事に、ある事件について極秘に協力をすることになった「私」は、世間を震撼させたある事件に近づいていく。

いくつもの事件が交錯する。中でも印象的なのは、実際にあった事件をモデルにしたもので、若い男女数人のグループがあるアベックを拉致し、酷い虐待の末二人ともを惨殺したというもの。
その昔の事件が、本書の中でどう絡んでくるかは読んでいただくとして、主人公がその犯行グループのメンバーに接触してインタビューするくだりなどは、とてもリアルで印象深かった。
親子の孤独死にしても、悪質な訪問販売にしても、現代社会が抱える重篤な闇の部分と言え、とても興味深いテーマであり、上手く小説に取り込んでいるなと思った。
かなりの吸引力で(文体も私の好み)ぐいぐいと読まされた。

がしかし・・。

中盤以降がつまらない。はっきりと言いすぎかもしれないけど言う、あえて。
あまりにも普通のミステリーになってしまって平凡極まりない。
気になっていた事件のほうも、あれ?と思っている間に終わってしまい、いつのまにか「主役」が変わってしまった様な、目をそらされたような、なんだかうやむやなイメージになってしまった。
犯人の行動も腑に落ちないと思う。犯人なれば発覚しないように出来るだけ距離をとろうとするはずなのに、なぜにわざわざ余計なことをしたのかと言う感じ。それをしなかったら見つからなかったんじゃないのかな、と思う。

でも、全体としては好みなので、また次も読ませていただきたいと思う。
期待しています。

17:50 : [本・タイトル]あ行トラックバック(0)  コメント(0)

【韓】近頃のドラマ鑑賞

毎週楽しみにしていた「太陽を抱く月」が終わってしまいました。寂しい・・。
感想は↓書きます。

そのほか見ていたドラマで、完結まで見たものが「ソドンヨ」と「私の期限は49日」です。

いまは「ペク・ドンス」を録画で見ています。ドンス、ちょっとバカすぎてイヤかも・・。明るいこととバカとはまるでベツモノ・・と思いました。ウンはカッコいいんだけど、もうちょっとせりふがあってもいいんじゃないかなと思ったりして。あまりにも寡黙。
強くてカッコいいなと思うのは、隻腕の剣仙。。でも、恋愛体質なのが玉に瑕(^_^;)。
まぁ頑張って見てみるよ。(ナニサマ)


見ないで溜めているのは「アラン使途伝」と「赤道の男」。
「アラン使途伝」は、「善徳女王」のチュンチュ、ペクドンスのウン、「おばあちゃんの家」のサンウのユ・スンホ君が出ているから。
「赤道の男」は、オム・テウンが出ていて、子ども時代をキム・ユシンの子役の子がやってるんです。可愛い男子ですよ、この子。もうひとりの子役は「太陽を抱く月」でヨムの子役の男子かな。
韓国ドラマもあちこちでかぶりまくってますね(^_^;)


もうすぐ始まるので録画しようと思っているのは「魔王」と「トキメキ☆成均館スキャンダル」と「ブレイン」です。いやもう、どうしちゃったの??って言われるぐらいですね(笑)5年前の自分に教えたい。あんた、韓国ドラマにハマるんだよ・・って。絶対信じないでしょうね(笑)

こんなページ見て参考にさせてもらっています(^_^;)→こちら


さて、感想コーナーです。
まずは「私の期限は49日」
これ、めずらしく現代劇を見ようと言う気になったのは、ひとえに豪華なキャストゆえ。
っていうか、豪華かどうか知らないけど、キャストの殆どを知ってる役者さんが占めてたからです。
「善徳女王」のトンマン、「ソドンヨ」の武王、「トンイ」のチョンス兄さん、「太陽を抱く月」の陽明君・・・。ドラマの内容も面白かったけど、陽明君のカッコよさに開眼しました。
このひと、時代劇よりも現代劇の方がいいわ~。カッコよかった!
内容は、結婚間際の幸せな人生から一転、事故で脳死となった主人公の魂が、蘇生するために、自分を心から愛する人間の涙を3人分、3粒集める・・というもの。脳死の彼女は、トンマンの寝ている間の体を借りて涙を集めるんです。
そこに、婚約者が実は主人公をだましていたというサスペンスなんかもありーの、スケッジューラー(死神)の過去も織り交ぜ~の、ラブロマンスもありーの、中々面白かったです。
ラストがイマイチ残念ではあったけど(みんな感動したという感想が多かったけど、私は素直に「よかったねー」で終わって欲しかった)「人の命は限りがある。だからこそ一日一日を丁寧に生きよう」というメッセージは伝わりました。
でも最後まで名前が覚えられなかった・・(^_^;)イギョンとジヒョン。音が似てて紛らわしいわ。
トンマンは脳死の女の子の一歳年上と言う設定だったけど、無理があったような・・。
B005B9FL36私の期限は49日(ノーカット完全版)DVD-BOX1
ポニーキャニオン 2011-11-01

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「ソドンヨ」
そんなに面白いとは思えなくて、でも、見始めたんだから頑張って見よう!と思って(頑張るところが違う・・)1,3倍速で毎日見ていました(^_^;)。
でも、終盤はさすがに目が離せない展開になった。
私は、まず、モンナス博士がウジンさんと結ばれたときに感動。
ウヨン姫の、チャンへの気持ちに涙。
世間的に「バカップル」と呼ばれている(^_^;)チャンとソンファだけど、やっぱり最後に結ばれたときは感動したもんです。
でも、私がこのドラマを「これはいい」と思ったのは、実はそのあとの展開。
「王子様とお姫様は結婚しました。めでたしめでたし」
「けんかをしていた二つの国は、仲良くなりました。めでたしめでたし」
・・・ではないところが却ってよかったな~。
結婚するまでが多くの難関だったけど、結婚したからといって幸せになれず、またそれまで以上の多難な人生。
ふたりには可哀想だったけど、それゆえ大きな余韻があり、深く心に残りました。
B0013E9KDA薯童謠〔ソドンヨ〕 DVD-BOX IV
キム・ヨンヒョン
ポニーキャニオン 2008-05-09

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「太陽を抱く月」
これ、人が死にすぎましたね。あそこまで死ななくても・・・・・。
とくに陽明君、可哀想過ぎました。ふだんから報われない彼の愛情が不憫でたまらなかったのに。
好きじゃなかったけど、王妃も気の毒。トラウマになるでしょ~あの最期は。
で、そのあと普通に結婚できるものなの?主人公二人は。すこし無神経な気がしました。。(^_^;)
でも、結ばれなかったらそれこそ見てるこっちは、裏切られた気になっただろうけど。
ムダに残酷な死が多すぎた最終回。少し不満です。
あと、スヒョンくんは若くてカッコ良いんだけど、ひげのない王様ってどうよ?みたいな。
ひげが似合わないから止めたのかな?
ヨムでもひげ面になったのに・・・。
王様のひげのない姿は貫禄不足も過ぎましたね。
そしてこれも、女性が年上過ぎて・・・。
とか、文句言いながらも、最終回までの4話分はまだHDDから消さずに残して、萌えシーンを繰り返してみているというヒマなことまでしている私・・・(^_^;)。
B00B1OLRCE太陽を抱く月 DVD-BOXI
バップ 2013-04-24

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12:31 : [そのほか]韓国ドラマトラックバック(0)  コメント(6)

【映】ミニミニ大作戦

B001ODYDQEミニミニ大作戦 [Blu-ray]
角川映画 2009-04-01

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気になってたけど、今まで見てなかったシリーズ。
テレビ録画でやっと見てみた。
いやーー、もう大満足!とっても面白かった!
類い稀なる手口でスマートに金塊を盗み出した窃盗団が、メンバーの裏切りにより、リーダーは殺され金塊も盗まれてしまう。それを取り戻そうというストーリーで、いたってシンプル。
シンプルだから分かりやすい。結末もある程度予想できるけれど(もし予想を外れたら、それは観客への裏切りになってしまうというほどの「お約束」の結末だと思う)決してひねりがないわけではなく、単純でも飽きることなく最初から最後までとっても面白く見ることが出来た。
タイトルのミニミニ大作戦、これはミニクーパーのことで、ストーリーの準主役的存在だ。
日本では軽乗用車を含め、コンパクトな車が多いので、それほど突出して目立つ存在ではないミニクーパー。でも、アメリカのクルマに混じると、目立つ~!それがシャーリーズセロンという美人の、ものすごく上手い運転でガンガンぶっ飛ばしているんだから、その存在感はとっても大きい。
そのサイズが今回すごく上手に生かされていて(伊達にミニクーパーを選んでない)、上手いな~と思うんだけど、最初は家の中を走るって言う計画だったようで、それも見てみたかったなぁ・・!
そして、泥棒の手口のスマートさ!これは6人がそれぞれの得意分野を駆使してやり遂げるんだけど、「スニーカーズ」を思い出した。そして「オーシャンズ・・」も。大所帯のオーシャンズチームのようにわらわら必要ないのだ!(笑)コンパクトでタイトで、こっちのほうが断然スマートだ。
率いるマーク・ウォールバーグ演じるチャーリーがまた良い男!
とにかく頭脳派、スマートで冷静、温和で誠実、泥棒にしておくにはもったいないような良い男だった。
他のメンバーも豪華でそれぞれのキャラが立っていて(特にエドワード・ノートンは最高)言うことなし。
冒頭はベニスの運河で水上チェイス、最後はミニクーパーでバイクやヘリとチェイス。最近では見飽きた感のある、クルマ同士が派手にぶつかりあうカーチェイスと違い、これまたシンプルに「追いかけっこ」するタイプ。今見ると却って新鮮に感じてグッド!手に汗握りハラハラして見た。
オチも、途中で拾った厄介ごとが加わった分、一味追加でより美味しくなった感じ。
本当に面白かった。こういうの大好き!

で、私が一番好きなシーン。それは、シャーリーズ・セロン演じるステラが、デートしている場面。
↓念のため白文字
立場が一転して危うくなりかけたとき、間髪入れずにすっとメンバーたちが登場するところ。
う~~ん❤カッコいい~~!!激萌えしてしまった。。。!!
これはHDDから消さずに(あるいはディスクに入れて)保存しておこうと思う(*^_^*)

★★★★☆

11:40 : [映画タイトル]ま行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】華麗なるギャッツビー

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レオくんの「華麗なるギャッツビー」見てきました。
原作未読、レッドフォード版未鑑賞、ミラ・ソルヴィノのドラマ版も未鑑賞。

で、正直な感想は、「こんなストーリーだったのか」です。
なんせまったく知らなかったのだから。。
チラシの文句「彼の名はギャッツビー、男の憧れ、女の理想、その人生は―【嘘】」

ということで、ギャッツビーの正体に迫る部分がメインの洒落たサスペンス(「スティング」みたいな)かと思っていたら・・!!
まさかのラブストーリー!
平たく言えば、ギャッツビーが一人の女性、デイジーを愛しぬく物語でした。意外だった(^_^;)。


で、そのギャッツビーって言うのが、尋常じゃない大金持ちで、彼が自分の城(城のような豪邸・・というよりまさに城!を住まいにしている)で、夜ごと繰り広げる饗宴は眩いばかりの豪華さ。
でも実はその何もかもが、ただ一人の、自分が愛したデイジーのためにしていることだった。。。
隣に住む、デイジーの従弟でもあるニックの目を通して描かれる華麗なるギャッツビーの人生。。。



とにもかくにも豪華絢爛。これが本作の一番の見所だと思う。これでもか!!という派手さ。
3Dで見たんだけど、美しかった~!!
そして全編に流れる音楽がとても良かった。

ギャッツビーは本当にデイジーを愛したけれど、同じようにデイジーがギャッツビーを愛したかと言うと・・・。デイジーはあれは「酔ってた」だけと言う感じがしたな。
彼女が自分の娘のことを「バカだけど可愛い女になるように」みたいにいうせりふがあるけど、それ、自分のことやったんかい!みたいな。
もう・・・ラストの切なさがハンパない。ひどい。ひどすぎる。レオちゃま・・じゃなくってギャッツビーが可哀想すぎる・・・。
でも、きっと生きていてもデイジーはレオを(完全に混同している私)選ばなかったと思うので、待ち望んだ電話は、ニックからのものだったけれど、レオちゃまはデイジーからだと思っていて、そのまま死んだのなら、その点だけは、レオちゃま良かったね・・・と言ってあげたい。

しかし、レオは昔よりも顔がデカくなったな・・気のせいか?そうじゃあるまい(ボソリ)
あと、私がメインだと思いこんでた、ものすごく謎なギャッツビーの生業。
それが明かされた時、少々拍子抜けしたのも言っておきましょう。。。(^_^;)

★★★☆
16:22 : [映画タイトル]か行トラックバック(0)  コメント(4)

【映】ドリームハウス

B00B17I0JEドリームハウス [DVD]
Happinet(SB)(D) 2013-04-02

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切ないホラー・・と言うようなコメントに惹かれて鑑賞。
一つ前の記事「キャビン」の感想にも通じるんだけど、「何系?」と思う作品だった。いろんな要素が加わっていて、翻弄されてしまったけれど、私はとても良かったと思う。

主人公のウィルは仕事人間だったが、家族と一緒にいる時間を増やすために、思い切って脱サラし作家になった。
郊外の一軒家を買い取り、引越し、第二の人生をスタートさせたウィルと妻、二人の幼い娘たち。
しかしその家では奇妙なことが次々と起こる。なんとなしに空々しい隣近所、夜中に地下室で騒ぐものたち。
そして、数年前に凄惨な事件の現場となっていたことが分かるのだった。


主演がダニエル・グレイクで、危険が迫った感じの場面でも、安心感がハンパなかった(^_^;)
それは置いておいて・・。
本来の映画ならここでラスト、これがオチ、という山場がちょうど中盤にやってくる。
この映画の面白さは、そのあとの展開だろう。
伏線を回収しつつ、徐々に真実を明らかにして、意外で切ないラストへ。。。
泣けた。


以下ネタバレ



ウィルが買い取った家で、5年前に起きた事件とは、夫ピーター・ウォードが妻子を惨殺したというのもだった。
でも、実はウィルこそがそのピーターだったのだ。
ん?殺したとしたら、では、今一緒にいるこよなく愛する妻と二人の娘は誰?
実は彼女たちは、ウィルの妄想の産物。3人とも死んでしまっているのだから。
それとともに、これまでの何もかもが妄想だったと分かる。
彼は「会社」を辞めたのではなく、「精神病院」に入っていて、そこを退院したのだった。
そして朽ち果てた我が家でひとり暮らしているのだ。妻も子もいない。すべて妄想なのだ。。。
でも、単なる妄想とは思えない。ウィルにとっては「見える」のだ。そこに存在するのだ。おそらくユーレイとして。

普通ならこれが「オチ」になると思う。
「実は殺人犯は自分だったのだ!!」「衝撃!!」でエンドロール・・みたいな。

でも、それならウィルはいったいなぜこの3人を殺したのか?こんなにも愛しているのに。。。
と言うのが、後半部分で明らかになる。
ユーレイもの(ホラー要素)は私はイマイチ好きではなくて、今回も私に限らず、ユーレイだからといって怖くはない。
でも、ウィルが真実に迫る(サスペンス要素)部分は、謎が徐々に解けていくことの驚きに見ごたえがあった。なぜ精神病院に入ったか、と言うと、妻に拳銃で頭を撃たれたから脳にダメージを負ったんだろうと思うし、あれやこれやがストンストンと腑に落ちていった。
自分を怖がっているのだと思っていたが、実は仲良しだったために、心配していた隣の母娘の気持ちにも感動させられた。
真犯人うんぬんも良かったんだけど、やっぱりなんと言っても、ウィルが燃え盛る家の中に駆け戻るところから泣けて泣けて止まらなかった。妻と娘たちといっしょにいたいというウィルに、妻は「分かってる。でも行って」と言う。どうするのかなと思ってたけど、ウィルは生きることを選んだ。
火の中から生還したウィルに、消防隊員が「誰かまだいるのか」と言うと「いない」と答える。妄想をまだ信じているのかと思いきや、ちゃんと分かってるんだな・・と、別れを言いたかったのだなと思うと切なくて哀しくて泣けた。
音楽もまた美しくて涙を誘った。

ウィルが街を歩いている。書店にあるのは、ベストセラーの「ドリームハウス」。著者はピーター・ウォードだ。。彼は、彼に生きて欲しいと願った妻の思いを抱いて、生きているんだなと、生きていくんだなと思う。

★★★★
15:34 : [映画タイトル]た行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】キャビン

B00CWXZ486キャビン [DVD]
Happinet(SB)(D) 2013-09-03

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少し前に劇場鑑賞した作品です。
今頃感想を書こうとしても忘れてる部分も多くてフレッシュな感想ではないんだけど・・。
夏休み、山小屋で一夜を過ごそうとキャンプ気分で出かけた大学生5人に襲い掛かる、身の毛もよだつほどの恐怖を描いた作品。


内容に触れます。未鑑賞の方ご注意です。







「新感覚ホラー」と銘打っているだけあって、今までにない斬新なストーリー展開であることは間違いないだろうと思う。純粋な「13日の金曜日」とか「悪魔のいけにえ」とか「ハロウィン」とか「スクリーム」とか「エルム街のの悪夢」とか、アレ系のホラーを期待して鑑賞すると、肩透かしを食らってしまう。
それは冒頭に登場する怪しげな近代的科学的な感じがする組織のシーンで「あれ?」と思わされるので、なんとなく「いつもの、例のヤツらとはちょっと違うようだな」と感じていた。
しかし、大学生のほうから見れば「いつものように」次々と襲われて、殺されて、一人減り二人減り・・と、「いつもの」展開だ。
最初に出てきた組織とどうつながってくるのか・・・分かってくると・・・。
「なーんだ、そんなことか」とガッカリする派と、「これは新しい!」と面白がる派に、二分されるんじゃないかと思う。正直、殺人鬼ホラーもネタが尽きて、こう来たんだな・・シチュエーションスリラーとミックスしたのか・・・と私は感じた。
感じたけれど、それなりに面白かった。
ストーリー的にテンポもよく、キャラも立っていて見ごたえがあったし(特にマーティ!)これでもか!!!とばかりに登場する「ヤツら」が結構怖がらせてくれて、ここまでしてもらったら満足しないわけにいかない・・と言う感じで、見ている間はとても面白かった。
でも、一緒に見た娘は「ガッカリ派」で、怖くなかったと言っていた。私か娘か、どっちか両極端な二分になるのじゃないかなと思う。

ただ、最後にもうひとつ意外なオチが待っていて、設定としてちょっとびっくりしたんだけど→ネタバレにつき白文字→(大学生たちが全員死ななければ古代神・・だっけ?によって世界が滅亡してしまうという・・大学生たちはそのいけにえだったのだ)そんな、そんな深刻な事態なら、このからくりの首謀者の組織で、冒頭に繰り広げられた能天気な大騒ぎ(賭けをしたり勝ったの負けたの)はなんだったんだろうか。そのバランスがイマイチ変なんじゃないかと感じた。

でも、個人的には見てよかった。
娘もマーティーがカッコよかったので満足したようだった(^^ゞ。

★★★☆

14:41 : [映画タイトル]か行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】アルカトラズからの脱出

B00439G5RGアルカトラズからの脱出 [DVD]
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン 2010-11-26

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スターチャンネル録画で見ました。
これも久しぶり。
今見てみると、いろいろと「ショーシャンクの空に」とか「グリーンマイル」とかを思い出します。
黒人の囚人と仲良くなったり、仲良くなった囚人がネズミ飼ってたり(涙)。
脱獄の方法で、砂を捨てるときとか・・あれはこの映画を意識したと言うよりも、あの主人公がこの映画を見ていたと思うべきでしょうか。時代関係はどうなのか知らんけど。。。実は「ショーシャンク」もスターチャンネルで録画したので、また今度見て確認してみます。
絵を描くことが好きなドクという囚人は、所長の似顔絵を描いたために逆鱗に触れ、絵の道具を取り上げられ描くことを禁止されてしまい、やけを起こして→ネタバレにつき白文字→指を自分で切り落としてしまいます。(余談だけど、この所長、見たことがある・・と思ったら、刑事コロンボの「祝砲の挽歌」とか「さらば提督」とかその他にも出てる人でした!)
ほかにも理不尽な目に会いはするけれど、クリスチャン・スレーター、ケビン・ベーコン主演の「告発」の、ゲイリー所長みたいな酷いことはないように感じたかな。
スプーンで穿れるコンクリートって言うのも柔すぎでしょ~~みたいな。メンテ怠慢しすぎ。
たしかに上手く作ってるけど、その身代わり人形、そんな近くで見たらバレバレでしょ~~とか。
でも、通風孔のダミーとか異常に上手くできていて、そんなスキルがあるなら、悪いことをせずにそれを生かして堅気に生きればいいのに・・・とか。
いろいろ突っ込みたくもなるけれど(^_^;)まだまだ若いクリントが渋くてカッコよくて、迫力に黙ってしまう。
私もその恐ろしげな目で射竦められたい!!みたいな。
それと、やっぱりこの脱獄とか脱出物って、ハラハラ感がハンパない。特に先ほども書いた身代わり人形のところとか、部屋を調べられるところとか、もう生きた心地がしなかったり、胃が痛くなりそうだったり心臓に悪いです。
結局彼らはどうなったのか?
ぼかしてあるところも・・・カッコいい!!
しびれますね(*^_^*)






11:28 : [映画タイトル]あ行トラックバック(0)  コメント(0)

【本】復讐/タナダユキ

4103338318復讐
タナダ ユキ
新潮社 2013-04-22

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内容(「BOOK」データベースより)
北九州の小さな町に赴任した若き中学校教師・舞子は、始業式の朝、暗い目の少年に出会う。教室で明るく優等生として振舞う彼には、ある忌まわしい記憶があった。その過去に呼応するように、置いて来たはずの秘密が少しずつあらわになっていく。人間の闇をえぐりだす緊迫サスペンス長編。


読み応えがあった。
加害者の家族、被害者の家族・・ふたつの立場にリアルに寄り添っていたように感じた。
先日読んだ「北斗」(石田衣良)では、加害者本人の気持ちが描かれていた。全然違う物語なのだけど、自分の中では関連を感じ、思い出しながら読んだ。私も知っている過去に少年が起こした有名事件の、あれやこれやとパーツを集めているように思ったのと、冒頭の導入部がイマイチ掴みどころがなかったのが残念なぐらいで、次第に釣りこまれていった。
特に、自分の双子の兄弟を殺された中学生の心情が、痛いほど伝わってきて、最後のほうは泣けた。
タイトルのとおり「復讐」の物語であり、主人公が「復讐」を思い立つまでの心情がとても説得力豊かに描かれている。そのころにはこの主人公にとても同情していたために、復讐をし遂げないでこのまま忘れて(忘れられなくても)平穏に幸せになってほしいと念じてやまなかった。
被害者家族にしても、加害者家族にしても、どちらも想像を絶する辛い境遇に身を置かれる。立ち直ることが出来ない人も多いだろう。立ち直ることが出来たとしても、それも想像を絶する経過があるだろう。
加害者本人が断罪されたとしても、だからといって亡くなった命は還らないし、被害者家族の受けた悲しみが癒されるわけではない。
ほんに憎むべきは「犯罪」だと思った。このテーマは乃南アサさんの「風紋」「晩鐘」が印象深く、それには及ばないと思うけれど、こちらも重く心に残る物語だった。
「北斗」の感想でも書いたけど、完全ノンフィクションでは書き得ない。フィクションだからこその説得力だと思う。
16:42 : [本・タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

【写】アジサイ

空梅雨ですね(^_^;)
↓墨田の花火と言う種類のアジサイです。
もっと全身を撮らないとわかりませんね(^_^;)

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20:30 : [そのほか]写真トラックバック(0)  コメント(4)

【映】荒野の用心棒

B000J3OOAK荒野の用心棒 完全版 スペシャル・エディション [DVD]
セルジオ・レオーネ
ジェネオン エンタテインメント 2006-12-22

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スターチャンネル(キャンペーンで3ヶ月だけ加入してみたのでした)で録画鑑賞。
「夕陽のガンマン」なんかも見たけど、私は「荒野の用心棒」のほうが分かりやすい気がする。黒沢作品のリメイクなので、やっぱり日本人向きというか、日本人にも分かりやすいのか?
「用心棒」は見てないか、見たとしても覚えてないんだから比較も何も出来ないんだけど。
この映画のイーストウッドは、そんなに分かりやすい「善人」とか「正義の味方」ではない。
お金さえもらえればどっち側についてもいい・・みたいな感じで、最初は拍子抜けしてしまう。
二つのグループを対立させるあたりは姑息な悪知恵って感じだし(^_^;)。
圧倒的に強いかと言えば、中盤ボコボコにやられてしまうし。
でも、ロホに囚われている「主婦」マリソルを助けようとするあたりからは、正真正銘の正義漢として臆面もなくカッコいいですよね。惚れた女を助けるために、と書いてあるのを見たけど、あれって一目惚れでもしちゃったのか?惚れたと言うよりもほだされたと言うほうが合ってる気がする。
ラストのシーンの「あれ」は、若い人たちには「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」でより知ってるかも?
・・・・っていうか「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ってすでに「若」くないか(^_^;)。

しかし、この映画はなんといってもテーマ曲!!
「さすらいの口笛」、ものすごくカッコいい!しびれるんですよね!

実は私はイーストウッドのカッコよさってイマイチ分かってなくて、そんなにカッコいいとか思ってませんでした。好みじゃないって言うのが大きかったかな。私は甘いイケメンが好きだったから、こういう辛口の泥臭い男は好きになれなかった。トシを取ってきてだんだん良さが分かってきたけど、もうイーストウッドは「おじいちゃん」になっていました。(マディソン郡の橋・・あたりからかな)
いま、こうして若いときのイーストウッドを見ると、本当にカッコいいと思いますね。
ちょっと前に見た「ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場」とか「目撃」とかね。すごくよかったです。っていうか、出演監督作品、めちゃ多いよね。


さすらいの口笛 ↓



カッコいいですよね!(●^o^●)
そして、youtubeで関連動画に「おさびしやまの歌」が!(笑)

そっか、これもマカロニウエスタンっぽいもんね。納得。
話がそれるけど、私たちが見た昔の「ムーミン」って、原作を大きくイメージ変えてあるみたいですね。
なんといってもスナフキンは「こども」だって。びっくり。
この歌声を聴いても、とても「こども」とは思えない!!
しかも「このあとは?」みたいな尻切れトンボの歌ですし・・(^_^;)
でも、私には昔のムーミンが強烈な印象で残っていて、新しいムーミンを見ることが出来ません。
・・・と。余談でした。





こんなページを見つけました。
TRE RAGAZZI D'ORO
マカロニウェスタンについて書かれたすごサイトで、「荒野の用心棒」についても詳しく書かれています。必読!
ウィキペディアのページにもいろいろトリビアが書かれてて「へぇ~!!」です。
12:50 : [映画タイトル]か行トラックバック(0)  コメント(0)

【本】アニバーサリー/窪 美澄

410325923Xアニバーサリー
窪 美澄
新潮社 2013-03-22

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内容紹介(Amazon)
子どもは育つ。こんな、終わりかけた世界でも。七十代にして現役、マタニティスイミング教師の晶子。家族愛から遠ざかって育ち、望まぬ子を宿したカメラマンの真菜。全く違う人生が震災の夜に交差したなら、それは二人の記念日になる。食べる、働く、育てる、生きぬく――戦前から現代まで、女性たちの生きかたを丹念に追うことで、大切なものを教えてくれる感動長編。

感想
晶子と真菜、二人の人生の交錯。最初はまるで無関係なその人生を、それぞれじっくり丹念に描く・・・というパターンは「晴天の迷い鯨」を思い出させた。そして、「晴天の迷い鯨」では、過干渉の毒母が登場したが、今回は放任の毒母が登場。種類の違いはあれど、同じく毒親と言う点で、これも良く似た印象を受けた。
ひょっとして著者も同じように親との間に何かがあって苦しんでるのかな?
うがち過ぎかもしれないけど・・。
そしてこのひとはR18の人だったと思い出した。
後半部の真菜の話が印象深く、それを読んでいるときには晶子の人生は薄れてしまった。
しかし、それぞれをきちんと描いたから二つの人生が交差するときに説得力があった。
11:19 : [本・タイトル]あ行トラックバック(1)  コメント(0)

【本】北斗/石田衣良

4087714640北斗 ある殺人者の回心
石田 衣良
集英社 2012-10-26

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内容(「BOOK」データベースより)
幼少時から両親に激しい暴力を受けて育った端爪北斗。誰にも愛されず、誰も愛せない彼は、父が病死した高校一年生の時、母に暴力を振るってしまう。児童福祉司の勧めで里親の近藤綾子と暮らし始め、北斗は初めて心身ともに安定した日々を過ごし、大学入学を果たすものの、綾子が末期癌であることが判明、綾子の里子の一人である明日実とともに懸命な看病を続ける。治癒への望みを託し、癌の治療に効くという高額な飲料水を購入していたが、医学的根拠のない詐欺であったことがわかり、綾子は失意のうちに亡くなる。飲料水の開発者への復讐を決意しそのオフィスへ向かった北斗は、開発者ではなく女性スタッフ二人を殺めてしまう。逮捕され極刑を望む北斗に、明日実は生きてほしいと涙ながらに訴えるが、北斗の心は冷え切ったままだった。事件から一年、ついに裁判が開廷する―。


感想
私の場合前半読むのが辛いと言うよりも小説として面白みを感じなかった。でも後半、裁判の部分は一転、とても読み応えを感じた。事件や人生を振り返る主人公の心理描写に圧倒された。犯した罪を償うと言うこと、反省し後悔する、改悛と言うこと、それが本当はどういうことかと考えさせられた。
死刑でいいんだと言う主人公の内面を深く深く追求する。もちろん、殺人は許されない。でも・・・。
ノンフィクションで、いろいろと殺人犯の物語を読んできたけ。ノンフィクションのほうがリアルだし重々しいと思っていた。けれどこちらは、フィクションだからこそ、ここまで殺人犯の心情を描けたと思う。
「小説」の大きな力を感じた。
11:14 : [本・タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】5月に見た映画

感想アップしてないのが多いので・・(^_^;)

リンカーン
マイルーム

藁の盾
ラストスタンド

感想あります。タイトルクリックしてください。↑
一番良かったのは「マイルーム」です。「アラジン」もいいんだけど何度も見てるので。。。

5月の鑑賞メーター
観たビデオの数:10本
観た鑑賞時間:1141分

王の男 スタンダード・エディション王の男 スタンダード・エディション
★★★王さまの寵愛を受けてしまったコンギルは去り行くチャンセンを留めようとしたけれど、チャンセンはコンギルを残して去っ・・・って、いやいや、なんでコンギルが二人の間で揺れ動くのか分からないでしょ~。当然チャンセンでしょうがっ!!そこがどうも分からなかったな。ただいまテレビで「トンイ」を見ているので、チョン・ジニョン王様のあの笑い声を聞いたとき、仰け反ってしまった。オーラスのみんなのシーンが良かった、ジーン。人気のイ・ジュンギ、私はそうハマらないけど「光州5・18」は見たいと思う。
鑑賞日:05月30日 監督:イ・ジュンイク
ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ [DVD]ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ [DVD]
★★★劇場で鑑賞した映画。唐突に見たくなったという娘と一緒に再鑑賞。内容的には大して目新しくもないんだけど、ダコタちゃんの顔がともかく怖い!!ダコタちゃんの顔で十分すぎるほどホラーとして成り立っている映画。隣の家の夫婦がやけに思わせぶり過ぎる気がするかな。
鑑賞日:05月13日 監督:ジョン・ポルソン
ラストスタンドラストスタンド
★★★★面白かった~!!西部劇風で泥臭いけどド派手!!シュワちゃんが老いてなお健在って感じで(でも、ちゃんと年取った設定も無理がなくてよかった)ワクワクした!!敵がまたカッコよくてカーチェイスがどっちかと言うと苦手な私も、コレは「うおおおすごい~!」と楽しめた。ごく普通の住民が手持ちのライフルを使うなど、ちょっと苦言を呈したいシーンもあったけど、まぁ…見てみぬ振りしておこうと言う気に…(^_^;)。副保安官、その親友、東洋系のFBIなど、シュワちゃんやコルテス意外にも好みのイケメンがたくさんで楽しかったわ♪
鑑賞日:05月10日 監督:キム・ジウン
カムイ外伝 [DVD]カムイ外伝 [DVD]
★★☆テレビでやってたので見た。CG多用で違和感があったし、アクションもイマイチな感じで好きになれなかったけど、次第にハマった。ストーリー的にカムイでなくても良かったと思ったけど、でも、カムイが半兵衛の一家と仲良く、娘たちに慕われたりしながら平穏に暮らしている姿を見るのは嬉しいことだった。よかったねーと言う気持ちになった。このまま貧しいながらも平和な生活を続けてあげさせたかった。
鑑賞日:05月09日 監督:崔洋一
藁の楯 わらのたて藁の楯 わらのたて
★★★まぁまぁ面白かった。設定は面白いと思ったけど現実味がなさ過ぎて無理を感じた。でも、その無理を押し通す強さがあった。新幹線がいつの間にあんな色形に?と思ったら台湾か~。うちの割と近所が出てきたみたい。エンドロールで知り思わずにんまり。裁判で判決が出たら、隣に座っていたおじさんが「当然や!」って呟いた。後ろに座った男子たちは「もやもやするなぁ」と言っていました。この犯人を守り抜くと言う矛盾、そしてまた結局「殺す」と言う矛盾?が面白かった。私は最後に少し泣けました。まさか泣けるとは。
鑑賞日:05月08日 監督:三池崇史
マイ・ルーム [DVD]マイ・ルーム [DVD]
★★★★☆意外や初見。なんで見てなかったんだろう?豪華なキャストが地味な演技で、その分じんわりと心に沁みた。カツラを取った姉を見て絶句するが、動揺を見せまいとするシーンなどはとても印象的だった。老人の介護とか自分の病気とか、他人事ではない切迫感があったけど、おばあちゃんはユーモラスだし、グーフィーに助けられたりとか、そこここに笑いが振りまかれていて重すぎず。次第に心を寄せていく一つの家族の姿に感動した。でもね、私ならあんなにキュートな息子がいたらめちゃくちゃ可愛がってべたべたと仲良くする、絶対に!!←そこ?
鑑賞日:05月07日 監督:ジェリー・ザックス
私にも妻がいたらいいのに私にも妻がいたらいいのに
★★★15年ぐらい前の作品なのかな?決して若くない男女の可愛いラブロマンス。ギョンさまの全然違う顔が見られる逸品。逆に他の人だったとしても、面白かっただろうか?と思った。銀行員のギョンさまが、塾の講師にだんだんと惹かれていく過程が丁寧に描かれてて、私は面白く見た。やっぱ、防犯カメラの映像を見るシーンが一番胸キュンだったな~。
鑑賞日:05月06日 監督:
戦火の馬 DVD+ブルーレイセット [Blu-ray]戦火の馬 DVD+ブルーレイセット [Blu-ray]
★★★良い話だったけど・・予想以上ではなかった。馬は本当に可愛いかった。演技力にびっくり(あと、ガチョウ!!)少年に懐いていく様子や、別れのシーンなどは感動的だったけど、その後馬目線で描かれているのでなんだかハマれなかった。話が細切れに感じ感動が持続しないと言うか。馬のワイヤーを切るところなんかはよかったけど。うーん。もっと感動したかった。あと、全編英語だったので違和感があった。ドイツ人はドイツ語をしゃべって字幕にして欲しかった。敵味方の区別が付きにくかったんですよ。。。いい話だったけどねぇ。
鑑賞日:05月05日 監督:スティーブン・スピルバーグ
アラジン スペシャル・エディション [DVD]アラジン スペシャル・エディション [DVD]
★★★★★テレビで。久しぶりに見たけど、VHS持ってて子供たちと暗記するほど見た。懐かしい。山ちゃんの神業が光る作品で、私は山ちゃんのお仕事の中でこのジーニーが一番好き。とくに冒頭の初登場シーンが大好き。いつも思うけど1万年もじーっとしてたのに、じゅうたん君とは1000年ぶりって矛盾。でも突っ込まないでおこう。(*^_^*)アラジンの声が変わってたので最初違和感があったけど、慣れたい。
鑑賞日:05月02日 監督:
リンカーンリンカーン
★★★☆私も前半にウトウト派。人物の相関を掴みきれないので頭の中に??が飛び交い付いて行けない。中盤からは面白かった。要するに、票集め?大統領ってほんとうに大変な職業だなーと・・私にはムリ!!と思ってしまった。誰もやれとは言わないけども・・。息子の入隊を拒否するシーンがツボ。
鑑賞日:05月02日 監督:スティーヴン・スピルバーグ

鑑賞メーター

21:51 : [映画タイトル]月別鑑賞記録トラックバック(0)  コメント(0)

【映】4月に見た映画

4月の鑑賞メーター・・・を貼り付け忘れたので、手作業です・・・(^_^;)

観たビデオの数:10本 一番オススメは「光のほうへ」

声をかくす人 [DVD]
B00B7SB3PU

声をかくす人 [DVD]★★★☆
よかった。レッドフォード監督は地味ながらも心に残る映画を撮ると思う(そんなに見てないけど(^^ゞ )主人公の弁護士は北軍で活躍して大統領の暗殺者を憎み最初は母親を疑いながらも正義を貫こうとする姿がひたむき。軍人たちが私利私欲でやってるのかと言うとそうじゃない。そうじゃないけど法律や正義よりも「都合」を優先する。何が何でも!!対照的だった。タイトルの意味は母の愛なのだろう。トラベリングパンツのレーナちゃん、久々見て嬉しかった!


04/24 舟を編む(劇場)★★★★ 感想こちら
原作も面白かったし、それを頃合良く忘れてて映画もとても楽しめた。原作でお気に入りキャラクターの西岡をオダジョーが好演してくれて嬉しい限りだった。やっぱ見栄えがしますね。途方も無い作業の煩雑さをこうして映像で見ると、また圧巻。でも、本音を言うと、本を読んで頭の中に浮かんだ広い海原、果てない宇宙・・という大きさはちょっと感じられなかったかな。あと、言語オタクっぷりが原作ほど前面に出てなくて残念だった。だけど、ちゃんと面白かったし感動して泣いてきました。

くまのプーさん/完全保存版 [DVD]くまのプーさん/完全保存版 [DVD]

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04/24 くまのプーさん 完全保存版 [DVD]★★★★
プーさんの可愛さって、実は良く分からない(^_^;)確かに可愛いけど娘のように悶絶するほど可愛いとは思えない??娘いわく動きや質感が可愛くて溜まらないのだそう。私にとっては、そういう娘を見るのが楽しい映画かも。それでもこのまったりした世界に浸るのは気分が良い。郷愁を感じるし、ラストは泣いてしまう。どうして?もっと遊びに行けば良いじゃない?でも時間を延ばしてもいつかは・・。それがまた寂しくて涙。プーさんは相も変らぬ生活をしながら待っててくれるよね。

プンサンケ [DVD]
B00A74IZH4
04/23 プンサンケ [DVD]★★★☆感想こちら
確かに、なんで主人公は体張って南北を往復するような危険な仕事をしているのか疑問だし、ほんと、もうとっくに死んでるよ!!という突っ込み所などあるけど、でも、面白かった。寡黙(失語症?)な主人公は裸体含めてカッコよかったし、二人がたった3時間の間に互いに心を奪われて、男は命がけで守ろうとするあたりは、確実にヒーロー。最初は女のウザさや、キスか人工呼吸かこだわるなど笑ってしまうような場面も。でもだから後半あのシーンがぐっと来た。ラストが救い無さ過ぎてアレだけど怖くて切なくて拷問シーン含めて面白かった。スキ。

ロラックスおじさんの秘密の種 ブルーレイ+DVDセット(デジタル・コピー付) [Blu-ray]
B00A86FIBW
04/23 ロラックスおじさんの秘密の種 ★★★
娘がサントラまで買う入れ込みようだったから期待したけど、ちょっとまったりしすぎてたかなぁ・・。まず関西弁はなんで??志村けんもイマイチ。悪役があっけない。え?それだけ?それで終わり?みたいな感じがした。でも、テーマは深かった気がする。本当の悪役はあのオカッパじゃなくて、人間が起こす「自然破壊」というか、自然を破壊しても自分の欲を満たそうとする私たちの心だと思った。ただ、CGアニメとしては最近で言うと「シュガーラッシュ」とか、去年だけど「ヒックとドラゴン」のほうがよかった。

グレッグのダメ日記 [DVD]
B0047CPIOU
04/15 グレッグのダメ日記 [DVD]★★★
クロエって、あの転校生の美少女?分からなかった・・(^_^;)すっごくかわいい子だなと思った。イラストが動いたりという演出が楽しかった。兄弟の真ん中って苦労が多いよね。。いや、私は長子だけど・・。幼い頃威張っててごめんなさい(^_^;)

光のほうへ [DVD]
B005QWSNO2
04/12 光のほうへ [DVD]★★★★☆ 感想こちら
泣けた。。。。あんな思い出があったらまともな大人になるのはなかなか難しいかも。だからこの兄弟の今の境遇は、ある意味納得できた気がした。そして、その思い出を引きずっていて、苦しんでいるからこそ、この兄弟に感情移入できたと思う。さっさと忘れて幸せになっていたら・・それはそれで良いことなんだけど、でも、忘れられないでいるこの兄弟をいとしく感じた。とても切なくて、でも最後は絶望の中で終わったわけじゃない。マーティンをお願いします。不幸にしないで。きっとそうしてくれるよね?

ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー ディレクターズ・カット [DVD]
B0076DL2O2
04/07 ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー★★★
一人のアイドルが出来上がる過程のひとつ。こうやって出来上がるのか~と思うし彼の才能の豊かさをじっくりと見た。いちばん驚いたのはルービックキューブを初めてながら前面クリアしたことだったけど。遊びたい盛りの少年には過酷だなぁとか、子どもでもプロだなぁとか、色々と感想はあるけど日本人の感覚としては、あんなにも幼い子どもがファンとして熱狂してるんだからタトゥーはやめて・・。

熱血男児 [DVD]
B001FQFAQW
04/06 熱血男児 [DVD] ★★★☆ 感想こちら
いや~もう、こういう役が素敵に似合う!冒頭の人を馬鹿にしたようなタバコの煙の吐き出し方とか、たまらん!かっこいいやさぐれ方。嫌悪感から好感に変わりつつ、だからこそ、ヤクザなんかになっちゃダメだよというメッセージが伝わってくる。終盤に向け、ああ、そういうことかと言う納得と言うか切なさと言うか、も、良かった。ソルギョングの出演作としては「公共の敵」に並ぶぐらい好き。ギョンさん、カッコいいわぁ~。。。。
20:00 : [映画タイトル]月別鑑賞記録トラックバック(0)  コメント(0)

【本】巨鯨の海/伊東 潤

4334928781巨鯨の海
伊東 潤
光文社 2013-04-18

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良い本を読んだ満足感!!


少し前に「ザ・コーヴ」という映画が世間の耳目を集めたけれど、その舞台となったのが、この作品の舞台でもある太地町である。本書は、鯨漁で生きる太地の人々を描いた作品。
彼らが捕鯨(と言うよりも鯨漁と言いたい)によって、生活の糧を得ている様子が、とても臨場感豊かに描かれている。鯨漁の方法や、そのむらの暮らしぶりなどもとても興味深かった。


確かに、賢く罪もない鯨を殺して食べるなんて・・・と、思わないでもない。
特に子持ちの親鯨は、とても愛情深くそれゆえに凶暴になり、必死で子どもを守ろうとする。そんな親子を狩らんでも・・と言う気持ちも沸いて来そうになったけれど、本書に描かれた人々の姿は、そんな通り一遍の赤の他人の生っちょろい同情を跳ね除けてしまう。

狩るものと狩られるもの、殺すものと殺されるもの、鯨と人との命のやり取りがここにある。
生活の糧として、鯨を捕っている彼らの姿は読者に「残酷だ」などと言わさない。彼らは鯨を夷様とあがめ「命をいただく」ことに、とても真摯に向き合っている。
人間だって、危険極まりない鯨漁で命を懸けている。
殺生を残酷と思わされるよりも、人間と鯨が真剣に「命」をかけた闘いに、厳粛な気持ちになった。

人間同士もまた、厳しい掟に縛られている。が、そんな中で厳しくも愛情豊かな人間ドラマが繰り広げられ、何度か泣けてしまった。連作短編と言う形により、鯨漁の隆盛から衰退へと転じる様、時代ごとで変わる鯨漁のあり方、様々な人間関係が描かれていて、これは短編集だからこそと思った。

滅多に居つくことのない、流れ者の旅刃刺(刃刺とは、鯨組のなかの役割の一つで、鯨に銛を打ち込む勢子船の頭のこと)を慕う地元の若者との物語「旅刃刺の仁吉」や、病弱な妻と母思いの息子を持つ刃刺一家の「恨み鯨」などは、涙に暮れてしまった。
太地の人々の中にも、鯨漁以外で生計を立てるものもいて、あるいは、耳が聞こえないものは当然船に乗れず、そんな子どもが大きくなって、やがて仲間同士も離れてしまうという切なさを描いた「物言わぬ海」、当然、恐ろしい事故に出会い怪我をすることもあるし、あるいは太地に生まれながらも、鯨漁を忌み嫌う人間も、中にはいて・・という「訣別の時」・・・
そして、圧巻だったのは「弥惣平の鐘」。太地の鯨漁のことを少しでも調べたら、必ず出てくるのが「大背美流れ」と言う言葉だ。その一部始終がここに再現されている・・・と言っても過言ではないほど、リアルに描いてある。この出来事により鯨組は壊滅的な被害を受けたらしい。
そもそも、当時(明治の初め)の鯨漁の不漁は、アメリカが日本近海で鯨を捕っていたからだという。時代の流れと言うにはあまりに残酷で哀しい出来事だと思う。
しかし、物悲しくも、大きな背美鯨と人間との戦いは迫力があった。

心からオススメしたい1冊です。



旅刃刺の仁吉
恨み鯨
物言わぬ海
比丘尼殺し
訣別の時
弥惣平の鐘
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【本】憤死/綿谷りさ

4309021697憤死
綿矢 りさ
河出書房新社 2013-03-08

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おとな
トイレの懺悔室
憤死
人生ゲーム


「トイレの懺悔室」
小学生の子供のころに、懐いていたよそのオジサン的な存在の「親父」。親父の家に行って、「洗礼」と「懺悔(告解)」の真似事をした記憶がある。大学を出て就職し、小学校の同窓会で地元に戻ったら、当時の遊び仲間が病気の親父の面倒を見ていた。
嫌な物語だ。親父はどうなったんだろう。トイレって言うのが・・苦手で。夢に出てきそうな・・(^_^;)

「憤死」
これも幼馴染と大人になって再会する話。友達の自殺未遂を「興味がある」と言う主人公に、共感は出来なかったけれど、話を読んでいくと、まぁそれならそう思うのかもしれないな・・と言う気にさせられた。
でも、結局この主人公が、主人公なりの方法で、彼女を「好き」な気がした。嫌いと言ってはいても。
だから後味はそれほど悪くなかった。

「人生ゲーム」
これを読んだらちょっと人生ゲームをするのが怖くなるかも。
人生ゲームをする機会があるようには思えないけど・・・。

この本は幼馴染と子供のころの思い出が共通のテーマだった。どらもサクサクと面白く読めた。
23:22 : [本・タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

【本】美しい家/新野剛志

4062181800美しい家
新野 剛志
講談社 2013-02-06

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作家の中谷が出会った女、亜樹は、子供のころスパイ養成学校にいたと言う。
中谷と編集の小島が調べていくと、それは過去に世間を騒がせた、とある「集団」に行き着いた。
やはり「集団」で育った友幸は、「教授」と一緒に、「黄金の里」に行きたいと願って、当時の集団のメンバーを探して歩く。
はたして「スパイ養成学校」とは?「黄金の国」とは?



スパイ養成学校なるものが、本当にあったんだろうか、と、とてもミステリアスで一気に物語りに釣り込まれた。
作家の中谷が拾った亜樹が、すごく癇性な感じ(笑い方からして)それもなんとなくミステリアスな雰囲気で、仏壇の写真の段では、思わず背筋が寒くなった。
また中谷自身の過去、姉が巻き込まれた事件のことや、中谷の家庭事情、娘とその友達とのやりとりなどが挟まれて、それもまた興味がわいた。
いろんなことがてんこ盛り状態で書かれているのに、散漫にならず、どこをとっても、それぞれが面白く感じた。
ある点までは・・・。

以下ネタばれです。











中谷がまさか、あのような結末になるとは、本当にびっくりした。まさか!!だった。そういう点では確かに、意表をつく展開だったと言えるだろうけれど、個人的にはガッカリしてしまった。とても残念で、脱力感が強かった。
どうして、そんな運命をこの作家に与えたのか。せっかく、作家として再び小説を書く意欲がわいてきたというのに・・・。小島の喜びようにも胸が温かくなる感じがしたのに・・・。
思えばそれが死亡フラグだったと言うことか。
だいたい、自分の姉も事件で行方不明、おそらく死んでいると。姉と事件当夜一緒にいた友達も、事件で死亡。事件で死ぬ人間ばかりで、偶然にも程があるだろうと思った。
「スパイ養成学校」の実態も、分かってみれば案外平凡で(実際に巻き込まれたら平凡なんて言っていられないが)な~~んだ・・・みたいな、期待したほどの衝撃的な真相じゃなかった。まぁ、本当にスパイ養成学校があったとなると、小説の趣が違ってしまうわね(^_^;)SFっぽくなってしまうからね。こちらのほうがリアルと言えばリアルなのかもしれないけれど・・。
中谷の娘などは、中谷の死後、何をどう感じたんだろう。何も触れられてなかったけれど、気になった。
ともかく、中谷が死んでからは、イマイチ物語に魅力を感じず、「スパイ養成学校」で起きた殺人事件の真相が、どうでも良くなってしまった(^_^;)


23:02 : [本・タイトル]あ行トラックバック(0)  コメント(0)

【本】慟哭の家/江上剛

4591132358慟哭の家 (一般書)
江上 剛
ポプラ社 2013-02-14

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たぶん、初めて読む作家さん。お名前はもちろん知っていたけど。。。

かなりセンセーショナルな作品だと思う。大きな問題提起を示し、読み応えがある作品だった。
でも、小説、エンターテイメントとしては、私個人的にはイマイチだった。
はっきり言って申し訳ないけど小説として面白くないのだ。
でも、それでも、内容として誰もが読むべきと感じさせられる重さがあり、頑張って最後まで読んだ。

男は、自分の妻子を殺害する。
自分も一緒に死ぬつもりだったが死に切れず、心中未遂事件となった。
息子はダウン症だったのだ。
妻も夫も将来を悲観し、また、子どもの世話にかかりきりになる生活に疲れ果てての犯行で、一見、同情の余地がある事件のようだ。実際、夫も罪を認め、死刑にしてくれの一点張り。弁護士も要らないという。
しかし、絶対に弁護士はつける必要がある。
そこで国選で弁護に当たることになった、新米弁護士の駿斗。
駿斗の目を通して、ダウン症の子どもを持つ家庭を取り巻く社会や、人々の心のありかたを問うていく。

男が殺した自分の息子はダウン症だ。でも、だからと言って殺して良いわけがない。
知能が低いから、生きる喜びを持たないから、だから殺してもいいと言う男の言い分は、どう考えても身勝手なものなのだけど、いざ自分がその立場に立ったとき、男のような選択をしないでいられるのか??という問いかけがある。
さらに、社会はどう感じているのか。ダウン症の子どもは生まれないほうがいいのか。(出生前診断によって異常が見つかった胎児は中絶されることが多く、ダウン症児の子どもは減っていると言うのだ)
生まれないほうがいい命、
生きる意味のない命
死んだほうがいい命
そんな命があるのか、と言う問いかけ。
社会的に役に立たないなら(生産性がないなら)生きている意味がないのか、生きる喜びがないのか、殺されても仕方がなかったのか、殺すことが愛情だったのか・・・延々と繰り返して問いかける。

やがて物語りは裁判に辿り着く。
裁判官が出した判決は・・・。

実際にダウン症児の会などに取材をされたようで、ダウン症児を持つ家庭の気持ちなど、真摯にリアルに描かれていたと思う。ぜひとも広く読まれることを願う1冊です。
16:53 : [本・タイトル]た行トラックバック(0)  コメント(0)

【本】特捜部Q ―カルテ番号64― /ユッシ・エーズラ・オールスン 吉田 薫

4150018715特捜部Q ―カルテ番号64― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
ユッシ・エーズラ・オールスン 吉田 薫
早川書房 2013-05-10

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待ってました!の第4弾。
すっかりおなじみになった特捜部Qのメンバーの活躍。またお目にかかれて嬉しい限りです。
今回も面白かったけど、いろんな事件が入れ子のように絡み合ってて、すこし(いや、かなり)混乱したし、その分登場人物も多くて、覚えきれず、苦労してしまった。。
内容に触れますので、未読の方はご注意ください。
(内容に触れておかないと、せっかく書いても自分でも結局どんな話だったっけ?となり、書いている意味がないと思うので・・・(^_^;)要するに、しばらく立つと忘れちゃうんですよ)














・デートクラブの女性オーナーが襲われると言う事件が起きる←カールの元同僚の妹
・それに触発されたローセが、80年代の未解決事件を掘り起こしてきた。それは、同じくデートクラブの女性オーナーのリタ・ニルスンが謎の失踪をとげたと言うもの。
・カールの伯父が溺死した事件。30年前の事件だが、事故死で処理されていて時効でもあるのに、カールの従兄で伯父の息子が、自分が殺してカールもそばにいたと言い出していた。
・「明確なる一線」という政党がある。実は「密かなる闘争」と言う裏の顔を持ち、ある思想によって恐るべき行動を推し進めている。
・ある盛大なパーティーで、自分の隠していた過去をばらされてしまった社長夫人のニーデ・ローセンの生涯。

これらのことが、1985年~と2010年を中心に、行きつ戻りつして進行していく。
中心となる事件の中心人物は、ニーデ・ローセンとクアト・ヴァズで、ニーデがクアトに過去を暴露されてしまうシーンから物語が始まる。
そのふたりの間に何があったかをなぞりながら、特捜部Qの捜査(30年前のデートクラブオーナーの失踪事件)との接点は何か、と言うことに徐々に迫っていく。
デンマーク王国で、過去、実際にあった出来事、とても凄惨なことが国家規模で行われていて、読み進めるうちに明らかになっていく。これが実際にあったことで、法律もそのようにあったということが、衝撃。
それが「いま」にどう伝わっているか・・・おぞましい実態が明らかになっていく。

それと同時に、特捜部Qのメンバーたちのプライベートももちろん差し挟まれ、目が離せない。
カールとモーナの関係は?
カールと妻ヴィガとの関係は?
前回から引き取っている全身麻痺の同僚、ハーディは?
アサドの本当の姿は?正体は何者か?
ローセの中のユアサは誰なのか?
そして、伯父の死の真相は?
なによりも、ハーディーともどもカールが巻き込まれた「あの事件」に新たな進展があり、カールがますます不利な立場に立たされているんだけど、それが気になる!!!
などなどなどなど・・・。

カールの家、今でも結構いろんな人が同居しているけれど、また今回増えてるような・・。下宿人のモーデンに彼氏?が出来て、ミカと言う男が家に入り込んでいる。でも、その彼の存在がとても大きいし、彼によってある事実がもたらされた瞬間のカールの動揺が・・・いとしかった。カールが大好きになってしまう。
アサドも今回とんでもなく危ない目に。次回までに回復してくれるんだろうか。心配。明晰な頭脳ととんでもない行動力がちゃんと失われずにいて欲しい。
でもそれで、いかに自分が彼らを大事に思っているか自覚する、そんなカールがとても好き。まさかの萌え!

今回は、事件の全容よりも、カールのそんな部分にとても親しみを抱き、ますます彼らが大好きになった。

なんかもう・・・文章内容ともにめちゃくちゃだけど、このままアップします(^_^;)
12:11 : [本・タイトル]た行トラックバック(0)  コメント(0)