【本】未来国家ブータン/高野秀行

4087714438未来国家ブータン
高野 秀行
集英社 2012-03-26

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さあ、文章的心の恋人(文章に惚れ込んでます)高野さんの新刊。やっと読んだ(*^_^*)。
今回は、先日国王が来日して話題を集めたブータンへ。
しかしきっかけは、ご友人の二村聡という企業家に依頼されたものだった。
二村氏はブータン政府と共同プロジェクトを開始、その現地の下調べを高野さんに頼んだのだ。
なんでもプロジェクトと言うのが「生物多様性」「生物資源の開発」と言うもの。
乗り気ではなかった高野さんは、二村氏の「ブータンにはイエティがいるんです」と言う言葉に乗っかって、ブータン行きを決定。
例によって現地の言葉を勉強して習得し(このあたりいつも尊敬と言うか憧れの元)、旅立ったのである。
ブータンは現在も半鎖国状態で、旅行や調査での滞在も、かなり限られた時間や範囲しか許可されないらしい。
そんなタイトな日程の中高野さんは、現地のエリート、ツェンチョ君をパートナーに、一ヶ月に渡りブータンに滞在。
激しい高山病や下痢に苦しみ、ルンタ・ギュップ(運勢下降)に悩まされながら続く相変わらずの珍道中。
果たしてイエティはいるのか?
そして肝心の「仕事」である生物多様性、生物資源については、調べられるのだろうか??


実は高野さんが依頼された「生物多様性」とか「生物資源」とか、あまり私には良くわからず、二村さんなるひとが高野さんに何を求めて、ブータンに派遣したのかも、よくわからなかった。
目的がわからないので、全編すこし靄がかかった感じではあったけど、高野さんにとって主目的は「UMA」「イエティ」なので…。
中盤登場するイエティは、ブータンでは「ミゲ」と呼ばれ、ある地方では「チュレイ」などと言う未知生物も登場し…。
実際に私自身は、夢がないようだけど「精霊」「物の怪」の類は一切信じられない。
だから高野信者ではあっても、その辺は申し訳ないけどさらーっと読んでしまう…(^_^;)。

今回印象的だったのは、ブータンという国家そのものだった。
ブータンは人口70万人弱。(八王子市や熊本市と同じ規模)国家と言うより、国家のミニチュア版だそうだ。
切り立った崖や、深い山々、壮大な自然の中で小さな国家が、GNH(国民総幸福量)世界一を誇る。
そもそも、国民総幸福量ってなんだろう?
たしかに以前ブータン国王が来日したとき話題になったけど、そんなの国王が勝手に言ってるだけじゃないのか?情報がいきわたらない未開国家で、世界を知らずに(井の中の蛙状態で)自分は幸せだと言ってるだけじゃないか?
なんて、ひねくれモノの私はちょっと思ってた。
でも、本書を読んで、自分の考えの浅はかさに恥じ入った。
ブータンの国王はすばらしいのだ。高野さんが推察するに、おそらくダライ・ラマの精神を受け継いで、環境立国を推進しているらしいけど、今の世の中では最先端の思想だという。
(高野さんが感動したという、ダライラマ・・私も読んでみたくなった)
国の先頭に立つ人物がこうであれば、国民は信頼して付いて行けるだろうと思わせられる。そして、ブータンではエリートが本当に謙虚で気配りの行き届いた人だというところに、心底感銘を受けた。
要するに、長年鎖国状態にあり、今は、先進国の見習うべき部分、見習ってはいけない部分を吟味して国家を運営しているようで、「いい所取り」をした挙句、今のブータンがあるとか…。
世界全体がこんな風になれば、それこそ世界中がGNHが高くなって、人類みな幸せ!なんじゃないか・・と思わせられた。

いつもながら高野さんによる、ブータンやチベットの歴史など薀蓄はとってもわかりやすくて勉強になったし、それから、冒頭では二村氏が目指しているものがイマイチわからなかった私も、終盤で高野さんが解説してある「お香」の例でやっとわかったのだった。うん、生物資源ってすごい!!(笑)

そうそう、ブータンの中でもとりわけ秘境とされる、メラ・サクテンに居住する部族、プロクバ(ブータンはこうした民族の伝統を守るためにも旅行者を規制しているらしい)の葬式には驚いた!
死んだら、体を108に切り刻み川に流すという。
鳥に食べさせるのは鳥葬だけど、川に流して魚のえさにするこの葬儀は「魚葬」だそう。
今も行われているそうで、度肝を抜かれた・・・。

※ブータンでは難民問題っていうのもあるらしい。
先日読んだ「秘境国」と言う写真集にもチラッと書かれていた。
またこれも、詳しく知りたいと思う。
4756241247秘境国  -まだ見たことのない絶景-
アマナイメ-ジズ ゲッティイメ-ジズジャパン株式会社
パイインターナショナル 2011-08-15

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【本】太陽は動かない/吉田修一

4344021681太陽は動かない
吉田 修一
幻冬舎 2012-04-25

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内容紹介
新油田開発利権争いの渦中で起きた射殺事件。AN通信の鷹野一彦は、部下の田岡と共に、その背後関係を探っていた。産業スパイ――目的は、いち早く機密情報を手に入れ高値で売り飛ばすこと。商売敵のデイビッド・キムと、謎の美女AYAKOが暗躍し、ウイグルの反政府組織による爆破計画の噂もあるなか、田岡が何者かに拉致された……。いったい何が起きているのか。陰で糸引く黒幕の正体は?
暗闇の中を、本能のままに猛スピードで疾走するスパイ、謎の女、政治家、大学教授、電機メーカー取締役、銀行頭取……。それぞれの思惑が水面下で絡み合う、目に見えない攻防戦。謀略、誘惑、疑念、野心、裏切り、そして迫るタイムリミット――。
未来を牛耳り、巨万の富を得るのは、誰なのか? そして物語は、さらにノンストップ・アクション急展開!!

この世で最も価値あるものは情報だ。
情報は、宝――。
宝探しに秀でた者だけが、世界を制する。

金、性愛、名誉、幸福……狂おしいまでの「生命の欲求」に喘ぐ、しなやかで艶やかな男女たちを描いた、超弩級のエンターテイメント長篇!
(Amazon紹介文)

最初のうちは、少々理解が及ばず混乱しながらの読書となった。
敵、味方、悪役、善玉・・それらの境界があいまいだったり、入れ替わったり、結局何が最終目的なのかが理解できない。
が、理解できないままにも、登場人物たちのキャラクターが魅力的で、どんどん読んで行った。
特に、ヴィジュアル担当のデイヴィッド・キムとAYAKO。
キムは「韓国俳優みたい・・」と言われるほどの容姿なので、一瞬大好きなウォンビンさんを充ててみたのだけど(笑)あとで女と親密になるので、ビンくんのキャストは却下!(笑)
AYAKOは女優よりも美しく見栄えのする絶世の美女。これは誰が演じるか?
もう、映像化が決定したような感じ。
スケールも大きく、面白さも含めて、「ジェノサイド」に引けを取らないともっぱらの評判だけど、私は「ジェノサイド」のほうが断然面白かったと思う。でも、映像化としてはやっぱり断然こちらのほうが現実的だ。
AN通信の鷹野と田岡のコンビが好き。
五十嵐議員も良かった。
登場する次世代エネルギーもあながち「夢物語」とも思えず・・・・こんなの開発されて「油田??そんなちっぽけなもの・・」となる日がやってくるといいのかも。ただし、利権争いはしないで、人類の為に100%活用されればの話。

確かに面白くて、最後は一気読み。
個人的にはもうちょっとボリュームがあっても良かったのかなとおもったけど・・・。
12:41 : [本・タイトル]た行トラックバック(1)  コメント(0)

【本】望遠ニッポン見聞録/ヤマザキマリ

4344021509望遠ニッポン見聞録
ヤマザキマリ
幻冬舎 2012-03-09

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「テルマエロマエ」が、原作漫画も映画も大ヒットのヤマザキマリさんのエッセイ。
なかなか特異な経歴の持ち主でいらっしゃるなぁ・・・と、「テルマエロマエ」以外のエッセイ漫画を読んだときに思っていたのだけど、やっぱりごく普通に高校へ行って大学へ行ってお勤めして・・みたいな経歴ではない。
17歳にしてお母さんから「油絵をやりたいなら日本を出て海外へ行きなさい」と言われたよう。「日本だけが世界じゃないから」と言うのがお母さんの口癖だったそう。
自分の立場だったら、子どもに「高校だけは卒業して!」と言いこそすれ、「高校なんて行ってないで海外へ行きなさい」なんてことは言えない。すごいお母さんだと思う。
マリさんはそういう、ちょっと「普通」とは違うご家庭で教育を受けられたみたい。こういう言い方が正しいかどうか自信がないですが・・・(^_^;)。
で、それ以後ずっと、基本的に海外で暮らしていらっしゃるようだ。
その辺のエピソードは、著作の「世界の果てでも漫画描き」などに詳しいので、興味のある方はぜひともお読みください。
さて、海外で暮らしている著者が、日本を客観的に見つめて書いたのがこのエッセイ。「テルマエロマエ」はこうして生まれた!見たいな部分もあって大変面白いエッセイである。
印象に残っているのはトイレについて書かれた章。
著者が漫画のための取材で、水周り関係の会社のショールームに行ったとき、最新のトイレに驚愕したとあるが、これはまさしく、「テルマエロマエ」のルシウスの感じた驚愕にほぼ近かったんだろうなぁ・・・と思う。
日本のトイレって言うのは、昔はお化けが出てきそうな「ぼっとん便所」だった。
かく言う私も昔のトイレにはトラウマさえあるほど、あまり良い思いでもなく・・・トイレに落ちたとか、そんな強烈な体験はないんだけど、それでもやっぱり思い出したくもない・・。ウチのトイレが洋式の水洗トイレに変わったとき、どんなに嬉しかったか!!。
著者がそのあたりを端的に表現しているこの章では、まさにそうだそうだとうなりながら読んだものだ。
そのほか、ビールのこと、CMのこと、子どもが遊ぶカードゲームのこと(著者は子どもさんに自作カードで遊ばせたとか)それぞれふむふむと、こちらも日本を客観的に見ながら読むことが出来る面白エッセイだった。
つくづく、漫画家さんは絵も上手くなければいけないけど文章もまた上手いなぁ・・と思ったしだい。
歯並び・・・私もコンプレックスですよ・・・(^_^;)


14:34 : [本・タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(2)

【映】トラブルシューター~解決士

B006QO65GWトラブルシューター~解決士 [DVD]
竹書房 2012-03-02

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ただいま、ギョン萌えの私・・・・(^_^;)
この作品は私が大好きな「公共の敵」っぽい感じで、もういっそ、主人公の髪を短くして、名前も「カン・チョルジョン」にしちゃえば!?みたいな感じでした。

元々警察官だったカン・テシクは(テシクだって・・・むふふ♥)今は故あって探偵をしている。
ある依頼で、ホテルの浮気現場に突入すると、そこには女性の惨殺遺体があり、テレビでは犯行現場の録画再生がされた。
テシクは誰かにハメられたのだ。刻々と犯人として警察の手が迫る。
本当の犯人からは、ある「依頼」が。娘の命と引き換えだ。
テシクは無事に娘を助けられるか。そして真犯人は??

という話で、私的にはとても楽しめた。
全編ギョンさま大活躍で(主役なんだから当然だけど)大満足。
いったい誰が犯人で、なぜテシクにこんなことをさせるのか?ミステリー要素も十分楽しめた。
若干、疑問もあったけど・・・・
(犯人、最初から娘を誘拐して、テシクに言うことを聞かせればよかったのでは・・とか
犯人、そこでどうして拳銃を使わない?・・・とか)
まぁ・・映画だから!(笑)
敵に翻弄されつつも、タイトルどおりに、トラブルを解決していくギョンさまに、萌え~~な一本でした(*^_^*)


追記
なんか、今回のギョンさま、雰囲気が違う。
髪が長いからかな~(「TSUNAMI」でも長かったけど)と思ったら
フード!
フードの付いた服を着たところ、初めて見たのでした。
妙に若々しくて違和感が・・・ってどういうこと?(笑)
14:00 : [映画タイトル]た行トラックバック(1)  コメント(0)

【映】新少林寺/SHAOLIN

B006M9VXXQ新少林寺/SHAOLIN スペシャル・エディション(2枚組) [Blu-ray]
Happinet(SB)(D) 2012-04-03

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【ストーリー】
1912年の中国。登封城の将軍、霍龍(かく・りゅう)を追って、馬に乗った軍人たちが少林寺に土足で踏み込んでくる。無慈悲な将軍侯杰(こう・けつ)は霍龍を撃ち殺し、少林寺を愚弄する。そんな侯杰だったが、腹心の部下である曹蛮(そう・ばん)の裏切りで最愛の一人娘が命を落とすことに。悲しみに暮れる侯杰を救ったのは、少林寺の厨房係である悟道(ごどう)だった。全てを失いお尋ね者となった侯杰は、一からやり直すために悟道の目の前で髪を切り、出家することを決意する。
(Amazon紹介文)

【感想】
うーん・・・。期待しすぎたか、テレビの小さい画面ではよさが伝わらなかったか、私はそこまで楽しめなかった。
何よりもカンフーアクション映画と思っていたので、その部分少し物足りなく感じた。
拳法VS火器、しかも大砲・・・。そりゃ勝ち目なし。
立派な由緒ある、善人たちの塊の少林寺があんなにも蹂躙されたのは、侯杰のせいと言えなくもなくて。
とんだとばっちりじゃないか・・と思ってしまった(^_^;)。
だって、どうしてあの人たちがあんなふうに死ななくちゃいけないんだろう?
こういう気持ちは「孫文の義士団」を見たときに感じた虚無感と憤慨を混ぜ合わせた気持ちに似ている・・・。
しかし、こんな私でも、やっぱり感動しました。
侯杰は自分を裏切った部下の曹蛮に、ひたすら復讐する・・・という単純な物語ではなくて、そこ奥深いと思えたし、エンディングテーマで語られる精神世界が本当に身に沁みたのです。
侯杰と妻の別れのシーンはやっぱり泣いてしまった。


人生とは縁だ
縁に従えば安らかになれる

慈悲の心が永久の平和を生み
愛の力で万物は結ばれる
なぜこの因縁に気づこうとしない
悟りを得て一切を受け入れよ
道に背き惑うことなかれ
心に宿る欲と執着を捨てよ
望むほどにおのれを縛り
捨て去るごとに煩悩は消え行く
縁を頼りに苦難を乗り越える
縁なき思いは内に秘めよう
俗信を断てず振り返るときは
あなたの幸せをそっと祈ろう
空を悟れば心は解き放たれる
真理を知れば新たな世界が開く
因果の行く末に思いをめぐらせても
生死の瞬間は誰にもわからない
憎しみを捨て無我を得よう
恨みを捨て喜びを得よう
欲にまみれて悪に手を染めたとき
悔い改めればいつか救われる
どんな偽りも天を騙せはしない
ただ心の溝を深めるだけ
人々が欺き合えば信じあうすべを失い
猜疑心が己を苦しめる
慈悲の心が永久の平和を生み
愛の力で万物は結ばれる
この因縁に気づくべきなのに
悟りを得て一切を受け入れよ

ただあなたの幸せを願いながら




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【映】ダーク・シャドウ

ダーク・シャドウ

ジョニー&バートン作品なので、楽しみにしていましたが、案外辛口評が多く目に付き、イマイチなのかなぁ・・・と思いつつも、やっぱりジョニーなので娘たちと一緒に見に行ってきました。3人一緒に映画見に行ったのは「ハリーポッター」の最後のヤツ以来かも・・・。

で、予想に反して(それとも過大な期待をしてなかったからなのか?)私たちはとても楽しめました!

【あらすじ】
イギリスのリバプールからアメリカにやってきたコリンズ家は、その土地で繁栄し栄華を誇り、コリンズボートいちの名家になった。その嫡男であるバーナバスは、召使のアンジェリークをもてあそんだため、呪いをかけられる。アンジェリークは魔女だったのだ。バーナバスの両親は殺され、最愛の恋人ジョゼットも殺された挙句、バーナバスも吸血鬼にされてそのうえ地中深く閉じ込められてしまう。
時は流れ200年後(正確には200年に数年足りない)、ふとしたきっかけでバーナバスはこの世によみがえる。
そして、没落したコリンズ家の子孫たちに会うのだが、没落の原因は、魔女のアンジェリークにあったのだ・・。

【感想】
まず、吸血鬼だから血を吸います。それが結構萌え!(吸血鬼好きだから)
全体にコミカルなので、あんまり怖くもないしセクシーでもないのがちょっと残念だったけど・・。
「インタビュー・ウィズ・バンパイヤ」とかと比べるとあまりにも神秘さが足りなくて、物足りない向きもあるかも・・。
でも、最初に人を襲うシーンはちょっとカッコよかった。
血を吸えば人は死ぬので(吸われた彼らも吸血鬼になってよみがえるのか?)バーナバスは人殺しだ。
罪もない人を殺しているので、「悪役」でもある。
でも、「ジェントルマン」で礼儀正しく、昔かたぎで古風なので(笑)やっぱり素敵に見える。
200年前愛した女性、ジョゼットにそっくりな、コリンズ家の家庭教師のヴィクトリアに一目ぼれするんだけど、ヴィクトリアはなんでバーナバスに惹かれたか・・・そこはちょっとわからなかったかも。
舗装されたアスファルトの道路や、ネオンサインや、自動車や重機、テレビにも驚くさまは・・他の人たちが言うように使い古されたギャグかもしれないけど、私はやっぱり面白かった。
おそらく、吸血鬼として生きていく悲哀みたいなものは、あんまり感じられなくて、そのために薄っぺらな感じがするのかもしれないけど、コレはコレでいいと思った。
特筆するのは、女性たちの存在感。
悪役魔女のエヴァ・グリーンはもとより、ミシェル・ファイファーもカッコよくて、ふたりにはしびれてしまった。
コリンズ家の娘、キャロリン役の女の子、どこかで見たと思ったら「ヒットガール」だったんですね!
大きくなってるから、ちょっとわからなかったなぁ・・。
そのキャロリンもカッコよかったし、あと、デヴィッドのお母さんが最高にカッコいいという(笑)。
キャストはティムバートンチーム総出演・・みたいな感じで、またか!この人もか!という気持と、そう来なくっちゃ!という気持ち両方感じる。
良くも悪くも「ティムバートンだから・・」って言うのはあると思った。
ラストの切なさも私は好き。
アリスインワンダーランド」よりも、断然「スウィーニー・トッド」よりも面白かった。

でも、シリアスな吸血鬼もの・・ジョニー主演で見てみたいな~という気持ちもひしひしとわいたかも。




11:53 : [映画タイトル]た行トラックバック(1)  コメント(2)

【映】スマグラー おまえの未来を運べ

B006VJYQ40スマグラー おまえの未来を運べ スタンダード・エディション [DVD]
Happinet(SB)(D) 2012-04-27

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【ストーリー】
砧涼介は、役者志望の25歳フリーター。役者への夢に挫折し、パチスロ店でつまらない儲け話に乗って失敗し、多額の借金を背負う。砧は借金返済のために、裏社会の便利屋・山岡の紹介で秘密の運送屋=スマグラーの仕事をすることになる。運送の仕事を仕切るジョーとジジイとともに初仕事にかかった砧だが、依頼された荷物はなんと、田沼組組長の死体だった。スマグラーの仕事は危険な荷物の運搬と処理。高額の報酬の理由はそこにあったのだ。
一方、組長を失った田沼組の幹部、西尾、河島らが動き出す。そして、その様子を冷ややかに見つめる組長の若妻・田沼ちはる。いつしかチャイニーズマフィア最強にして、伝説の殺し屋二人組、背骨と内臓の名前が挙がり、やがて砧たちのもとに新たな依頼が舞い込む。それは想像を絶する代物だった…。(Amazon紹介文)


「拷問シーンが痛すぎた」と言う感想を見て、逆に「どれどれ」と見る気になった。悪趣味でスミマセン・・・。
個人的には「そこまでグロいかなぁ」と思った。
肝心の(肝心なのか??)拷問シーンに関しては、うーん・・・もっと「痛そう」でも良かったのではないか?
何が怖いかは人によって違うから一概に言えないけど、この映画でやってたことと比較するなら、私はやっぱり、爪と指の間に千枚通しを差し込む・・とかのほうが痛そうに感じて、それなら震え上がったと思うけど・・。正直言えば、震え上がるほどの怖さはなかった。(自分がされるのは・・するのも・・死んでもイヤなので誤解なさいませんように)
内容は漠然と、砧に同情もそれほど感じず、冷ややかに見守ってしまった。
ただひたすら、殺し屋の背骨と内臓のコンビがすごくって、特に背骨がカッコよくて、なんと言っても背骨!!を思い出すほど強烈なインパクトだった。ほんと、カッコよかった。
乱闘シーンがとても美しく、スーパースロー再生?の映像で、スタイリッシュにキマってた。
飛び散るよだれでさえ美しいという(笑)。
背骨と内臓の対決はかなり迫力があり、蹴ったり蹴られたり投げたり投げられたりほんとに本気の対決じゃないかと思うほど。ここが一番の見所だったんじゃないかと思う。(最初に島田洋七親分を殺しに行くところも)
実際、この映画の撮影で割りと早い段階で、背骨役の安藤政信くんはあばら骨を折ったそうで…。
息をするにも痛いぐらいだったということだけど、それなのにあのアクション。すごい!
運び屋の親分、長瀬正敏もカッコよくとても頼もしく感じられ、逆にそのために主人公砧は決して死なないだろう・・と予測されてしまった(まぁ主人公なんだからそもそも助かるんだろうと思えるけど)。
役者人もまた強烈なインパクトで、とくに高嶋政宏などはあの姿が目に焼きついてしまった。
ストーリーというよりも役者たちのインパクトが大きい映画だったかも。
そして、エンディングテーマのSuperfly「愛をくらえ」めっちゃカッコいい!!

背骨・・・・・LOVE♥カッコよすぎ~(*^_^*)
背骨






15:28 : [映画タイトル]さ行トラックバック(2)  コメント(0)

【本】無菌病棟より愛をこめて/加納朋子

4163750304無菌病棟より愛をこめて
加納 朋子
文藝春秋 2012-03

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突然にして「急性白血病」というシビアな病気になってしまった作家の加納朋子さんの、闘病記である。
「あなたの病気は急性白血病です」なんて言われたら、一般的なイメージとしてはやっぱり「死の宣告」を受けたに等しいダメージを受けるものではないだろうか。きっと著者もそうだったと思う。ものすごくショッキングで立ち直れないほどの衝撃を受けたと思う。
でも、この本から伝わるのは、そんな中にもまずは、ユーモア。
夫の貫井徳郎さんと、「レアだよね」と言い合ったり「遺影はアレにしてね」と言ってみたり、歯肉炎になれば夫も「なったことないから後で見せて」と作家魂を常時チラつかせたり・・。
病状がもっと過酷になっても「放射線ピーリング」とか・・・(苦笑)そこここにクスリと笑えるユーモアが満載。
漫画やアニメの話題や(私も読んでる漫画が沢山登場)病気で痩せても「ナイスバディ」への希求心を忘れなかったり、闘病記としてはなかなか異例の明るさではないだろうか?
そして、全編にあふれるのは、ご家族や医療関係者への感謝の気持ちと深い愛情。
子どもさんを愛しく思うのはもちろん当然のことと思うけど、だんなさん好き好きー・・・という気持ちがあからさまに伝わってきて、加納さんって可愛い人なんだなぁ・・と思った。
そんな加納さんだからご家族からも同じように愛情のレスポンスがあって、献身的なご家族の姿に感動する。
特に貫井さんがカッコよくて・・!!
最初の入院で特別室しかあいてなくて、一日23850円もする高額な病室代・・それを聞いて著者ご本人はたじろぐのだけど、夫の貫井さんは「大丈夫です。払えます」と即答する。うわーカッコいい!!
そのほかにも会話や様子の端々からご夫婦のあったかい関係が目に浮かんだ。
素敵な夫婦関係なんだなぁ。。。
作家なので、やっぱり文章力表現力が卓越しているため、とても読み応えのある闘病記になっている。
骨髄液移植の前後のエピソードや体調や病状なども、すごく興味深く参考になった。
そして、HLAフルマッチの弟さんの「ドナー日記」もまた読ませる。
淡々としているけれど、姉の病気がわかってから、ドナーになるかもしれないと、即日禁酒実行など、頭が下がるばかりだった。そして、著者本人とはまた違う視点で著者を見れば、やっぱり相当に辛かったんだということも、よくわかる。
加納さんは、闘病中のすべての人に「絶望しないで。過去のイメージや数字に惑わされないで。まずは自分が前向きに病気と闘う気持ちになって・・」というメッセージを送っておられる。
加納さんは、2011年3月11日の震災の被災者の方や犠牲者の苦しみ哀しみを持ち出して、胸を痛めつつ、自分の病気などはなんとささやかな苦しみなのかと恥じる部分がある。
それを言うなら、日々、自分のもっと小さな・・命に関わるような悩みでもない些細な・・微小な悩みにグダグダと言ってしまう自分が、さらに恥ずかしくなってしまった。(これからも言うだろうけど)
加納さんが、早く全快されますように・・と念じて止みません。

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【本】母の遺産ー新聞小説/水村美苗

母の遺産―新聞小説
母の遺産―新聞小説水村 美苗

中央公論新社 2012-03
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冒頭の場面ですでに主人公たち姉妹の母親は死んでいて、主人公と姉は遺産の話をしている。
物語は、母親の死ぬまでの時間を、主人公が子どものころからの時間を、父親が死ぬまでの時間を、ひいては祖母の生きた時間を行きつ戻りつしながら展開してゆく。
全編にあふれるのは、主人公たちが母親に感じている確執。「早く死んで欲しい」「いつ死んでくれるの?」と言う強烈な願い。
自由奔放に生きた母親に操られた人生。早く母親から自由になりたい、早く・・と願って止まない主人公。
おまけに、母の最後の入院と夫の浮気発覚(何度目かの)が重なり、二重に打ちのめされることになる。
老いて「別物」になっていく母親を見ているのは辛いものだ。
その「別物」の母親に振り回され・・・そこへ夫の浮気という重荷が重なり、どうしようもない徒労感と倦怠感がこれでもか!とイヤほど描かれている。私はその毒気に当てられながら、一緒に徒労感と倦怠感を味わって、もうぐったり・・・。
ところが、それが不思議とイヤじゃなかったのだ。
あまりにもリアルな描写に、ただひたすら物語に釣り込まれて、どっぷりはまり込んでしまった。
母親の死を願うなんて、一見「親不孝」なこと。でも、その気持ちは共感を持ってひしひしと伝わってきた。
特に母親の死をはっきりと願うシーンがある。
父親が入院中に、あまりにも能天気な身勝手なことを言う母親に、主人公は呆れ、そして猛烈な怒りを感じ、「死んで欲しい」と願うのだ。
この父親の入院中のエピソードがまた物悲しい。
大人数の病室で、座るためのイスさえもなく、体を起こしているときは、ベッドに腰掛けるしかないので、その部分がついには沈み込んでしまっていると言う。母親に「捨てられて」しまった父親のあまりにも哀れな姿に、私まで気持ちが沈み、胸が塞がれてしまったのだ。
この父親もまた、死の間際には「別物」になってしまう。みんなそうなのだ。別物になって、それから死んでいくのだろう。
主人公はこの父親の死をも願う。それはひたすら父親の為に。これ以上辛い姿で生きるよりも、死んだほうが父親のためだから・・・。
母親に対しても、憎しみからただ死を願うのでもない。
親としてやっぱり愛情はあって、辛い思いをさせたくなかったり、無意味な延命をしたくなかったり、母親の意思を尊重して「死を願う」気持ちもあり・・・母と娘の確執にまみれた「死」は、とても一言では言い表せない。
哀れにも思い、涙もわき、美味しいものを食べさせたいとも願い、そんな複雑な感情が丁寧にじっくりと描かれていて、とても読み応えがあった。
また、母を「そんな風」に育てた両親、主人公の祖母の青春から母としての人生も語られていて、それがまた一人の女性の人生として迫真に満ちていた。祖母は「金色夜叉」の主人公、お宮さんだと信じた人生を送ったと言うのだ。
「新聞小説」によって、ある意味では「開眼」された人生を生きたのだと。
「新聞小説」「金色夜叉」がなければ、自分たちは生まれていない・・と、主人公は思う。
良くも悪くも、小説が持つ影響力・・というか、大きなパワーを感じた。
著者の作品は初めて読んだのだけど、重厚な文体でありながら読みやすく、感情なども細やかに書き込んであって、とても読み応えがあった。
主人公が最後に到達する思い(夫へのメールは胸が詰まった)や、姉夫婦の決断も含め、主人公に与えられた境遇などによって、読後感もなかなか良かった。
しみじみとした感動を得られて大満足の一冊だった。オススメ!!




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【本】僕はお父さんを訴えます/友井羊

4796688234僕はお父さんを訴えます
友井 羊
宝島社 2012-03-09

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内容(「BOOK」データベースより)
何者かによる動物虐待で愛犬・リクを失った中学一年生の向井光一は、同級生の原村沙紗と犯人捜しをはじめる。「ある証拠」から決定的な疑惑を入手した光一は、真相を確かめるため司法浪人の久保敦に相談し、犯人を民事裁判で訴えることに。被告はお父さん―母親を喪った光一にとっての、唯一の家族だった。周囲の戸惑いと反対を押して父親を法廷に引き摺り出した光一だったが、やがて裁判は驚くべき真実に突き当たる!2012年第10回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作。


日本ではそもそも民事裁判を起こすというのが、アメリカの映画なんかで見るほど日常的じゃなくて、それが、未成年・・しかも中学生が自分の親を訴えるなんてことは殆ど例がないんじゃないかと思う。その発想が突飛で物語りに釣り込まれていった。
主人公は聡明ながらもまだ中学生なので、裁判のことも殆ど知らなくて、近所の司法浪人の助言を得て裁判の準備をしていくんだけど、その過程がわかり易く説かれていて、ちょっとした裁判の手引書みたいな感じもした。
物語の端々に主人公とその父親との関係をほのめかす記述があって、少年の処遇が想像できる。
母親の死も不審感がいっぱい。
なんだか重苦しい内容のはずだけど、同級生の沙紗のパワフルな明るさと、義母の真希との関係に救われる。
なかなか面白かったです。
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【映】冬の小鳥

B004VCOUMW冬の小鳥 [DVD]
紀伊國屋書店 2011-06-25

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「アジョシ」を見て、ソミちゃん役のキム・セロンちゃんが出ていると知ったときから見たかった作品。
そしたら最近ちょっとハマっている、ソル・ギョングが出てると知って、ますます「見ねば!!」となりまして。
どっちかと言うと、ソルギョングさん目当てで見たって言うほうが大きいか。
・・・そしたらなんと!!ジャケット写真を見てわかるように、ギョンさま、顔が見えません!!!
たまに見えてもロングショット!!
一瞬だけ、複雑な表情を見せて早々にフェイドアウトしてしまいました・・・・(涙)。

ソルギョングさん演じる男は、娘のジニを孤児院に置き去りにします。
お父さんはきっと迎えに来ると信じて待つジニの物語。
やがてはあきらめ、自分の境遇を受け入れていくジニの姿を描いています。
まぁセロンちゃんの芸達者というか、演技がうまい~。
心細くて何度も泣くし、自分が置き去りにされた原因に思いあたりがあるらしく、それを役所の人?医者?かなんかに訴えるときの、哀しみをたたえた感じと言い、胸に突き刺さるような哀れみがありました。

ただ、私・・・前もって「すごくかわいそう」「めちゃくちゃ悲惨」と聞いていたので、そこまでじゃないかな?と感じました。
「フランダースの犬」のネロとか、最後はハッピーエンドだけど「小公女」のセーラなんかは、もっともっと酷い目に合いますよね・・。
比較って言うのもアレですけど、ジニは施設の大人たちに酷い扱いを受けるわけではないし(それどころか、あの布団たたきの世話の女性は本気で入所の子どもを思いやっていたし)年上のお姉さんたちにも、最初こそ難がありましたが、結局可愛がられて仲良くしていたし。
日本ではこういう施設では酷い虐待が行われていることも良くあると言う話ですから・・。

全体として、もちろん、子どもがこんな目に合うのは許されない、言語道断で怒りに震えます。
監督自身の体験から作られた映画と聞いて驚きました。
大きな問題提起のある作品ですね。


それにしても・・・ソル・ギョングさん、本当に酷い役です。。。。いろんな意味で(涙)
12:12 : [映画タイトル]は行トラックバック(1)  コメント(2)

【映】テルマエ・ロマエ

テルマエロマエ

見てきました~~。
上戸彩ちゃんの漫画家は原作にはないキャラ・・というか、原作の色んな人物を寄せ集めて作ったキャラで、少しビミョーな気はしたけど、全体的に良くあのマンガをここまで忠実に作ったなぁという感じ。
すごい!!
でも、インパクト勝負の物語なのでね・・。
やっぱりマンガで最初にがつーん!!!と衝撃を受けてしまった後では、映画はそこまでは面白みがない。
映画館は大受け。みなさんドッカンドッカン受けていました。
私はそこまで笑えなかったですが、この映画が受けててよかったなぁとほほえましく思いました。
内容の詳しい感想はこちらに・・・。→「テルマエ・ロマエ
11:49 : [映画タイトル]た行トラックバック(1)  コメント(4)

【本】アイ・コレクター/セバスチャン・フィツェック

4150018588アイ・コレクター (ハヤカワ・ミステリ 1858)
セバスチャン・フィツェック 小津 薫
早川書房 2012-04-06

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内容(「BOOK」データベースより)
ベルリンを震撼させる連続殺人事件。その手口は共通していた。子供を誘拐して母親を殺し、設定した制限時間内に父親が探し出せなければその子供を殺す、というものだ。殺された子供が左目を抉り取られていたことから、犯人は“目の収集人”と呼ばれた。元ベルリン警察の交渉人で、今は新聞記者として活躍するツォルバッハは事件を追うが、犯人の罠にはまり、容疑者にされてしまう。特異な能力を持つ盲目の女性の協力を得て調査を進める彼の前に、やがて想像を絶する真相が!様々な仕掛けを駆使して描く驚愕の傑作。



正直に言うと、読むのに手間取ったし、あんまり釣り込まれなかった。
面白い内容だとは思ったけど・・・。
主人公は警察官としての過去において、ある犯人を撃ち殺していて、そのトラウマに苦しんでいる。
人物造形としてすごく興味深かった。
上記の内容(「BOOK」データベースより)に書かれている「犯人の罠にはまり容疑者とされる」と言うくだりは、実はネタばれじゃないかと思います。だって、この主人公もどう考えても「怪しい」んですよ。
実はコイツがトラウマによる二重人格かなんかで、自分の犯行を覚えてないんじゃないの?なんて最後まで思ってた私。
で、突然現れた盲目の女性が、「不思議な能力」を持っていて、にわかには信じがたい能力なので、これまた「怪しい」です。彼女の言ってることは本当かうそか。
で、結局彼女の能力に大いに助けられて、埋められた子どもを救いに行くと言う・・。
私は不思議能力に助けられず、自分の推理と機動力で子どもを救って欲しかったな~・・・。
そんなこともあり、結構評判の良い本だけど、私にはイマイチ。

こういうのを読むと、ほんと、私って翻訳モノ苦手・・と思います・・・。

11:29 : [本・タイトル]あ行トラックバック(1)  コメント(0)

【食】朱鷺のふるさとたまごまんじゅう

トキの雛が孵ったらしく、おめでたいトキの話題。

そんな折、「朱鷺のふるさとたまごまんじゅう」って言うのをいただきました。
トキ1

トキ2


中身はこんな感じ。
ほんとうにたまごみたい~~!!
トキのふるさとたまごまんじゅう3


割ってみたらこんなの。
ますますホントの卵みたい!
トキのふるさとたまごまんじゅう4

とってもとっても美味でした。
よく似た商品に「かもめの卵」って言うのがあるけど、
アレも美味しいけど、ちょっと「重い」ですよね?
でもこちらはあっさりと軽い口当たりで、こちらのほうが好みでした。
ありがとうございました~~~~(*^_^*)
20:53 : [そのほか]もろもろトラックバック(1)  コメント(2)

【天】金環食迫る!!

金環食のために、買いました(*^_^*)

晴れてくれよ~~!!


20:42 : [そのほか]未分類トラックバック(1)  コメント(0)

【映】TSUNAMI -ツナミ-

B004BJ0XCQTSUNAMI -ツナミ- スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン 2011-01-21

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ソル・ギョング目当てで借りました。
襲い来る津波を背景に、色んな人々の人間模様を描いた群像劇です。
実際に日本で、あのような災害を目にした後は、こういう映画は・・。
あまりにもリアリティがあると、見るのが辛すぎるし、リアリティがないと納得できないような。
パニック映画としてはすごい!と思えたけど、いかんせん3,11の後では・・・。
ともかく、私の目的はギョングさんだったので・・。
今回のギョンさんは、ファニーで明るいけれど、その中に誠実さがあるので、結構な人気者。
だけど、愛するヨニの父親を海難事故で死なせてしまった負い目があって、苦しんでいます。
そんなギャップが萌えどころ。
でも、ヘアスタイルとか・・・志村けんみたいな感じだったかも・・(^_^;)
ヒーロー的な活躍をするわけじゃないので(それどころか彼自身が危ない目に合い助けられる側)まぁ・・パッとしないと言うか。そういう映画なんでしょうが、やっぱり少し物足りないかな。。。
でも、ラスト、ヨニが見つけたあるものを、後ろから取り上げるシーンはドキッとして萌えましたわ・・。

あと、ギョングさんの弟の話が切なかった・・・。



◆ストーリー(Amazonより
プサンにある韓国有数のリゾート都市、ヘウンデ。元漁師のマンシクは、不幸な事故の影響から幼なじみのヨニへ思いを伝えられなかったが、ついにプロポーズを決意する。
そんな時、地質学者のキムはヘウンデ一帯の地殻異常を察知。現地を訪れた彼は、7年前に別れた妻と幼い一人娘に再会して動揺する。
さまざまな人々の思いが交錯する中、キムの予想通りにメガ津波が発生。
100万人の行楽客とプサン市民にメガ津波の脅威が迫る……
14:24 : [映画タイトル]た行トラックバック(1)  コメント(2)

【映】カン・チョルジュン 公共の敵1-1




「公共の敵」第3弾です。
なんと、Amazonにジャケットも商品も見当たりません。なぜ?
楽天では、韓国版らしいのを見つけたけど、これも売り切れ。
どうしたんだろう??


さて、今回はカン・チョルジュン、第一弾の設定と同じで、刑事です。
江東署強行班所属も、オム班長も同じです。(班長さんは「2」でも、上司でした)
巨成というヤクザグループがあり、まだ未成年の少年をヤクザの鉄砲玉みたいな扱いで育てていて、殺人をさせたり替え玉になって出頭させたりする極悪な会長のイに立ち向かう物語。
1のときのスピード感と笑いと、なんと言ってもハチャメチャな刑事カンチョルジュンが戻ってきて、嬉しい第3弾でした。
やっぱり、ソル・ギョングは・・いや、カンチョルジュンはこっちのほうが似合うんじゃないでしょうか。
私は大好き。
だけど、1~3通してみていると、カン・チョルジュンもいいけど、オム班長がすごく良くなってます。
なんだか主役を食うほどに、オム班長の男っぷりが上がってるのです。
「2」ではどうも兄弟みたい。
よく韓国映画では「ヒョン」と呼んで、年上の男友達を慕う関係がありますね。
高野和明さんの「ジェノサイド」を読んだときに、韓国留学生の正勲が主人公の研人に「韓国には『情(ジョン)』という、人と人との結びつきがあり、それは日本人にはけして理解できないもの」というくだりがあり、印象に残っているのですが、このカン・チョルジュンとオム班長にもそういうつながりがあるのかな~と思いました。
日本ではあんまりそういうのないような気がして、いいなぁと思います。

敵方のイ会長に、チョン・ジョエン。
この人はビンくんとは「ガン&トークス」で共演していますし。
「ガン&トークス」以外で初めて「カッコいい」と感じるスタイルで登場でした(笑)。
巨成グループに入ってしまうチンピラ高校生の役では、「アジョシ」に出てきた「ドチ」が出ています。初々しい。
あと、カン・チョルジュンのお母さんが、「コッチ」で、優しいジョンヒのとんでもない姑役を演じた人でした。
ひょっとしたら他にもいるのかな?(*^_^*)

ソル・ギョング・・・まだ追いかけたいと思います。

公共の敵 感想はこちら
公共の敵 2 あらたなる闘い 感想はこちら

15:20 : [映画タイトル]か行トラックバック(1)  コメント(6)

【映】公共の敵 2 あらたなる闘い

B00359YA4K公共の敵2 あらたなる闘い 【韓流Hit ! 】 [DVD]
エスピーオー 2010-03-26

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「公共の敵」が面白かったし、主演のソル・ギョングに惹かれて第2弾も。
でも、続編と言うのと違う・・。
主人公は「公共の敵」と同じ、カン・チョルジュンだけど、刑事じゃなくて今度は検察官になってる!
パリッとスーツを着こなして、エリート臭が・・あるんだかないんだか(笑)。
ダメ刑事のカン・チョルジュンしかイメージできなくて、ちょっと違和感があったなぁ・・(^_^;)。
今回の敵は、財団を引き継いだ男が財団の財産を私物化するために、政治家をも抱き込んで、前理事やあとを継いだ自分の兄を亡き者にしようとした疑いがあり・・それに敢然と立ち向かう検察の姿を描いたものです。
正直言って、敵のあくどさがそこまで伝わってこなくて、物語としてはイマイチぴりっとしない感じがしました。
ともかく2時間20分は長すぎる。ちょうど半分ぐらいまでは眠くて眠くて・・・。
後半はまぁ普通に集中できたけど、それでも、なんとなくパッとしない。ストーリーに派手さがなかった気がします。

ただ、ソル・ギョングがやっぱりカッコよくて。
なんだろうか。あの人の魅力は。泥臭くてスマートでもないし、イケメンってほどでもないし・・。
でもなんだかカッコよくて惹かれます。やさぐれたちょっと崩れた感じがセクシーなのかな(笑)
当分追いかけようと思う。
もちろん続編・・かどうか(笑)「公共の敵1-1」も見ましたよ。感想は次の記事にて。

それから「コッチ」で、ウォンビンさんのお父さん、ソン・マンホ役の役者さんが出てきて、今回は凄く偉い人の役柄でこちらは貫禄十分で一見わからなくて、見たことあるなあ~って(笑)
ビンくんと共演した人が出てくると、嬉しくなりますよね(*^_^*)


公共の敵 感想はこちら
公共の敵 1-1 感想はこちら
14:53 : [映画タイトル]か行トラックバック(1)  コメント(0)