【本】茉莉花(サンパギータ)/川中大樹

4334928099日本ミステリー文学大賞新人賞 受賞作 茉莉花(サンパギータ)
川中 大樹
光文社 2012-02-18

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内容(「BOOK」データベースより)
尽誠会巴組の組長・水谷優司の幼馴染み・神楽武雄が刺殺された。前夜、優司は本人から「しばらく横浜を離れる」と聞かされたばかりだった。事件の謎を追い始めた優司は、武雄がフィリピンの女性を妊娠させた日本人を恐喝していたことを知る。さらに、水谷家にホームステイしているフィリピン人留学生・シェリーの両親も三年前に殺されていることがわかって…。一連の事件につながりはあるのか。悲劇の裏には、いったいなにが―?第15回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。


うーん。ヤクザをかっこよく描きすぎじゃないの?と、鼻白む気持ちがぬぐえなかった。
任侠っていうのは確かにあるのかもしれないけど、でもヤクザはヤクザ。
私は好感を持つことが出来なかった。
登場人物、女性はすべて超・美人。
絵面を思うと、そりゃ美人のほうが映えるし面白いだろうと思うけど、そろいもそろって美人ばっかりで(もちろんスタイルも抜群にいい)って、狙いすぎじゃないの?とこれまたちょっと・・・・って僻み??(^_^;)
国際的な犯罪の実相については、確かにとても興味が沸いたけど、料理の仕方が私には合わなかった。
終盤は登場人物が把握できなくなって混乱した。最後は興味が持続できなくて流し読み・・・。テーマとしては割りと好きな感じだったんだけど・・・ゴメンナサイ。

どうも2作品続けての辛口感想になってしまったようで、申し訳ないです。
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14:13 : [映画タイトル]さ行トラックバック(0)  コメント(0)

【本】星月夜/伊集院静

4163810307星月夜
伊集院 静
文藝春秋 2011-12

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浅草寺の境内に特設される、行方不明者捜索の相談所。
岩手県から上京してきた佐藤という老人は、専門学校生の孫娘の行方を捜していた。
鑑識課の葛西と皆川は、その老人の姿を見て、なんとか孫娘を探し出したいと願うのだった。
かたや、奥出雲では一人暮らしの鍛冶職人が忽然と消息を絶っていた。
嫁いだ孫娘の由紀子は警察に届けることに。由紀子の祖父の佐木田は東京へ行ったようだった。
ふたつの失踪事件が同つながるのか。
そして遺体は発見される。意外な形で。

率直に言うと、ミステリーとしても、人間ドラマとしても全体的にちぐはぐな感じがしてしまい、イマイチ好みではなかった。
冒頭、ホームレスの描写・・・だけど、ホームレスは特に関係なし。たしかに、ホームレスの人々は家族や社会から失踪した人々ではあろうけど、そこで感じた期待とは物語の方向は違う。
佐木田老人の孫娘への愛情や、孫娘の東京での暮らし、孤独に生きる女性の姿を描くでもなく、孫娘の彼氏の転落振りの顛末が描かれるわけでもなく、二人の間の確執が描かれるでもなく・・・。
気の持たせ方に違和感を感じた。
私の好みの問題と思うけど、ことごとく期待とは違う方向に話の核心があった気がしたので・・・。

あと、些細なことかもしれないけど、「眠る」の表記が「眠むる」になっていて、気になったし、登場人物や団体の固有名詞を「××」にしている部分があり、それも慣れないせいか違和感。たしかに固有名詞が乱発していると混乱するけど・・。
大の大人の一人称が「ボク」なのも違和感。小説の雰囲気からして、平仮名か漢字表記にして欲しい。どれも些細なことかもしれませんが、気になりました。


事件の陰には、三十数年前に起きたある事件が鍵を握っていて、それを今でも執拗に追いかける元刑事、石丸の姿があります。石丸は佐木田の背後関係に、自分が追う事件の鍵があると見て、長年佐木田に目をつけているのです。
この石丸の執念・・・そして葛西たちが実直に捜査を重ねて、二方向から事件の真相に迫っていくあたりは面白く感じたし、またラスト佐藤老人の感慨などは胸が熱くなりしみじみとした感動があった。
佐藤の孫の田んぼへの愛情などは本当によかったので、そのあたりをもっと大写しにしてもらったら私にも興味が持て、面白かったのでは?と思う。

辛口、ゴメンナサイ。
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【映】海洋天堂

B006TKYNSU海洋天堂 [DVD]
キングレコード 2012-04-11

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実はEDテーマを担当しているのが、いとしのジェイ・チョウさんです。
だからずっとDVDリリースを待ってました。
ジェットリーは、やっぱり、アクションあってのジェット・リーかも・・と思っていたので、内心そこまでの期待はなかったんですが(ゴメンナサイ~~!!)でも、いざ蓋を開けてみれば・・・もう、泣けて泣けて・・・。
始終泣きっぱなしの感動作品でした。
「北京バイオリン」の脚本家が、メガホンを取ったデビュー作とのこと。
「北京バイオリン」同様、息子を思う父親の愛情を描いた本当に良い映画でした。



物語は、一組の親子が足に重石をつけて、海に沈もうとするショッキングな場面から始まります。
妻をなくして以来、男手ひとつで自閉症の大福(ターフー)を育てている王が、重いガンで余命いくばくもなく、大福をひとり残していくことがあまりに不憫で、無理心中を図ったのです。
でも、大福は泳ぎの名人。ふたりは家に無事に帰ってしまうのです。

自閉症の子どもを一人残していく親の、心残り。
自閉症に限らず、天涯孤独となってしまう子どもを思うと、死んでも死に切れないと思う親心は痛いほど分かります。
なんとか自分で身の回りのことが出来るように・・と、一生懸命になって教え込もうとする王。
そして、なんとか今後の人生を送れる「住処」を与えてやろうとする、そして、安心して死んで生きたいと願う王。
感情移入して泣かずにいられません。


自閉症と言う性質から、自分の感情を表現できず、父親がいなくても一見平気に見えた大福。
寂しいけれど、ほっともして。
大福がいなくなったアパートで、ひとりになった夜、ぬいぐるみを見て大福を思う王の寂寥感が伝わって、涙なみだでした。
平気に見えた大福も、実は父親を求めていて・・・・。
お互い相手を必要として、思い、思われるふたりの姿が、ひたひたと胸に迫って、ただただ愛情の深さに感動して泣けて泣けて、ずっと泣いていました。
親子だけじゃなく、周囲の人たちの温かさも感動モノ。
プールでいきいきと泳ぐ大福の姿が目に焼きついています。

★★★★★

ピエロの鈴鈴が、「言えない秘密」のルンメイちゃんだったのもよかったです。







20:38 : [映画タイトル]か行トラックバック(0)  コメント(2)

【映】ブラック&ホワイト

B&H


内容をよく知らずに見たので、かなり拍子抜けしてしまった。
雰囲気やイメージと、冒頭の激しいアクション、ハードボイルドな展開から、そういう映画だと思ってしまったので・・・。
そしたら、なんと、二人のCIAエージェントが、偶然にも同じ女性に恋をしてしまい、どちらがかのじょをゲットできるか・・という、ラブロマンス・・・というか、CIAなので、彼女の身辺調査はお手の物。衛星を使って調べたり、国家サイズで身辺調査しちゃう・・というコメディもいいところ。
こんな馬鹿らしい話だったのか・・・と、かなりガッカリしたというのが本音。

でも!!

(我慢して)見続けていたら次第にハマってしまった(^^ゞ
だって、もう、「職権乱用」もここまで来ると笑える。笑うしかない!
二人の男がもう、ド真剣な表情でCIA局員を巻き込んで、彼女を調べたり・・・あるいは悩んだりする姿がおかしくておかしくて。。。

極めつけは、クリス・パイン演じるFDRがロマンティックの極みの、「とある」ラブストーリーを家で見てたシーンでは、お腹がよじれてしまった。(実際に映画を見た人、分かりますよね??「とある」映画)

難を言えば、私にはそれほど彼女がいい女に見えなくて、あんなイケメンで実力もある二人が、命がけで取り合うほどの・・?なんて思ってしまった。。ごめん、リーズ。
でも、彼女は私生活を覗かれまくり。私だったら絶対にそんな相手と恋人にならない!!と憤慨するけど(そもそもタックの刺青にどん引きした私)、私生活なんて覗かれた日にゃ、向こうが絶対に引いてしまうだろう、それを思うと覗かれてもなお、魅力的な彼女はやっぱり「いい女」なのだろうね・・・(^^ゞ

それと、ティル・シュヴァイガーは、もうちょっと活躍してもらいたかったかな。

でもまぁ収まりもよかったし面白い映画でした!
見てよかったわ(*^_^*)

★★★★
15:56 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】タイタニック 3D

タイタニック1

タイタニック2

15年前当時、劇場で3度見た大好きな映画。今回も2度見てきました~(*^_^*)
テレビ上映もされて、もちろんビデオでも見て、覚えるほど見た映画ですが、やはり大画面の迫力は違いますね。
平面だった画面が立体的になっていて、その技術にも驚いたけど、正直言って私は3Dでも2Dでもどっちでもいいと思った。
この映画をもう一度映画館で見られる、それが嬉しかったです。
本当に何度見てもすばらしい映画と思います。大好き。

輝くような美しいレオくん、若くて可愛くてすばらしいです。
今ももちろんレオくんのファンですが、もう「くん」付けで呼べないような貫禄が・・・。
トシを取ってくれるなとはいわないけど、美しく老いてほしいと思うのはわがままでしょうか(^_^;)。

個人的に好きなシーンは、タキシードを来たジャックが、階段のしたでローズを迎えるシーンと、やっぱり階段の、今度は踊場でローズを待っているシーン。
これはやっぱり映画のキモのひとつでしょうね。だってラストが・・。
このラストが何度見ても泣けるのです。
それと、ローズにいったん振られたジャックが船首で落ち込んでて、そこにローズがやってきて愛が実るときの、ジャックの笑顔がたまらなく可愛いです。
スケッチのときも「ベッドに・・」って言い間違えたりね(*^_^*)

色んな不運が重なってしまってタイタニックは沈没してしまうけど、助けに戻ったたった一艘のボートを漕いでいた乗組員さんが素敵。(あのひとはファンタスティックフォーの人ですよね。)
浮沈のモリーは「助けに行きましょう」って言うけど、みんな拒否。
だけど、私だってあの場にいたら自分が沈むのが怖くて、行けないかも・・・。

最後まで演奏していた楽団の人たち、最後まで石炭を燃やして電気を供給していたボイラーマンたち。
彼らの姿には本当に胸が熱くなります。(今度の震災とかぶる部分もあります)
パニックを描くスペクタクル映画でありつつも、極限のなかでも、お互いが思いあう姿や、人が人のために出来うることを全うする人間愛が描かれているヒューマンドラマでもあります。

よく考えてみると、ローズはせっかくボートに乗ったのに、わざわざ降りてしまい、そのせいでジャックが死んでしまったと言えなくもない・・・。だからあの設定は、後々になってみれば感動どころか、少しイラっとするなぁ・・・と思ったこともある。
けど、パンフレットに書いてあるけど、実際にそういう夫婦がいたんだそうです。そしてそのまま死んでしまったらしい。
映画の中にも登場する夫婦ですけどね・・。
だからローズとジャックのことも納得できるようになりました。

今回のパンフレットも買いましたが、写真が増えていてキレイで、やっぱりいいです。

タイタニック3


23:50 : [映画タイトル]た行トラックバック(0)  コメント(2)

【本】クリーピー/前川裕

4334928080日本ミステリー文学大賞新人賞 受賞作 クリーピー
前川 裕
光文社 2012-02-18

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大学で犯罪心理学を教えている教授の高倉は、かつての同級生、野上から唐突に連絡をもらい会うことになった。刑事をしている野上は、ある事件について、高倉の意見がほしいと言う。
その事件とは、8年前に起きた「日野市一家三人行方不明事件」だった。8月のある日曜に、一家のうち両親と兄の3人が忽然と姿を消したのだ。残された当時中学生の娘は部活の合宿に参加していて難を逃れる。が、ここに来てその長女から新たな証言が得られたので、その長女の証言を犯罪心理学者の立場から検討してほしいと言うのだった。
その後日、野上が今度は忽然と姿を消す。そして、彼は意外なところから姿を現したのだった・・・。

8年前に、近所でもないところで起きた一家失踪事件と、現在、主人公の近所で起きた惨劇と、何か関係があるんだろうか?
だけど、なんとなく類似点が多いのは読者にも分かってきて、その接点が、確たるものではないだけに、なんとなくだけど気味が悪いのです。はっきりと正体がつかめず、得体が知れない。自分を不気味にさせているものが何なのかもわからない。その、わけのわからない気味悪さが恐怖心をあおり、ぐいぐいと読んでしまいました。
語り手が「私」と言う一人称なのもなんとなく裏がありそうで。
浮気も・・・?仲の良い女学生は??疑い出したらきりがない。
素直に書かれていることが信用できなくて、何もかも怪しく見えてきて困りました(笑)。
そのうちに事件や人物像の正体が見えてくると、不気味さはなくなって来るけど、今度は別の怖さが・・・。
結末は、やっぱりいかがなものかと思うのですよ。それでいいのかと言いたい。疑問が残る。
でも、それがまた予想外の展開なので、驚かされたと言う点では最後まで楽しめた作品でした。
こりゃ、次回作も追いかけたいです。

余談だけど、北九州一家殺人事件の、松永太を思い出した。
あの事件も良く分からないまま、読み進めていって、その残酷さに震えたから。
なんとなくだけど、思い出してしまったんです・・・・。
怖い怖い。

17:29 : [本・タイトル]か行トラックバック(0)  コメント(0)

【本】ブラック・アゲート/上田早夕里

4334928064ブラック・アゲート
上田 早夕里
光文社 2012-02-18

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内容(「BOOK」データベースより)
日本各地で猛威を振るう未知種のアゲート蜂。人間に寄生し、羽化する際に命を奪うことで人々に恐れられていた。瀬戸内海の小島でもアゲート蜂が発見され、病院で働く事務長の暁生は、娘・陽菜の体内にこの寄生蜂の幼虫が棲息していることを知る。幼虫を確実に殺す薬はない。未認可の新薬を扱っている本土の病院を教えられた暁生は、娘とともに新薬を求めて島を出ようとするが、目の前に大きな壁が立ちはだかる…。暁生親子の運命はいかに。


感想

ちょっと辛口になります。
個人的にはもっとスケールの大きな話かと思って読んでいたので、少々拍子抜けしたと言うのが本音。
たとえば「ジェノサイド」とか「アウトブレイク」とかのような・・・。
要するに、蜂VS人間 と言う闘いをテーマにしてあるのかと思ったんだけど、そうではなくて。
蜂に蹂躙された世界は変わりようがなくて、その中であがく人間、娘を助けようとする主人公と、そうはさせないと暗躍する政府側の人間、つまりは人間VS人間の闘いを描いたものでした。
私の期待の方向が違っていたらしく、最初は面白そうと思って読んでたけど、だんだんと興味が薄れてしまった。
すみません、辛口で・・・(^_^;)
10:58 : [本・タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

【本】俺に似た人/平川克美

4260015362俺に似たひと
平川 克美
医学書院 2012-01-20

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お父さんを介護して見送った記録を、「俺」と言う目線を通して描いた「物語」です。
ノンフィクションと言うよりも「物語」と言う形をとってあるからなのか?
ものすごく切々と胸に響いてきて、知らないうちに涙が出ている感じの本でした。
「物語」と言う形式でしかしか語りえないものがある・・・盟友の内田樹氏に言われたそうです。

老いて病んで確実に死が近づいていてもなお生きる。
着々と死に向かって生きる。
死に行くものと看取るもの。
介護するものとされるもの。
ふたりの男の姿が目に浮かぶようで胸に迫ってきた。


だんだんと弱っていくお父さん、老いて、病んで、でもなお生きると言うこと。

ちょっとした風邪から重い肺炎に。誤嚥性の肺炎も。おとしよりになってからは熱が出たらヤバいって聞いてるけど、それを目の当たりにした気がしました。
でも、風邪や肺炎が治ったとしても、その先にあるのは健康人としての普通の生活じゃないという、絶望?
希望がないんですよね。
死はとても身近で、人間として命の終焉がすぐそこにあるのが実感される時間の中で、静かに時を過ごす二人の男。
そんな中で、お風呂に入れてあげると「風呂はいいなぁ」とつぶやくお父さん。
それが著者の胸に響くシーンなどは涙なくして読めず・・でした。
ふたりの情景が浮かんできて、静かな感動のある作品でした。
文章がすごくよくて。深く考えさせられるフレーズがそこここにありました。
何度も読み返したいと思う本でしたよ。買いたいな。

いつか自分も、どちらにしろそういうときが来る。どんな形かなぁ・・何歳のときかなぁ・・思わずにいられない。

最近では、親を看取ることよりも、自分はどんな死に方をするんだろう?ということがふっと思われたりします。
10:52 : [本・タイトル]あ行トラックバック(0)  コメント(0)

【本】どちらかが彼女を殺した/東野圭吾

4062645750どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)
東野 圭吾
講談社 1999-05-14

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「歪笑小説」があまりにも面白かったので、続けて東野作品を読む。
殆どの作品を読んできたつもりだけど、未読のものもちらほらあります。
これもそう。
私は本格推理小説が苦手なので、こういう小説はどちらかと言うと、好んで読まないんですが。
加賀刑事が出てくるので、本格と言えど、人情推理モノみたいなところはあると思う。
妹が自殺した。兄である警察官の康正は、妹の園子は自殺したのではなく殺されたのだと、独自に捜査を始める。
現場でヒントとなることを、ことごとく消し去る康正。その目的は、犯人を自らの手で捕まえ、復讐するためだった。
事件の捜査に乗り出した担当刑事は加賀恭一郎。
二人の静かで熱い対決は・・・。

最後まで読んでも・・・・という、企画破りの斬新な一冊でした。
同じような作品に「私が彼を殺した」があるそうな。
こちらも未読。今度読んでみよう。



しかしまあ東野人気は衰えませんね。
図書館の本はいつも出払っていまよ。
00:03 : [本・タイトル]た行トラックバック(1)  コメント(0)

【本】歪笑小説/東野圭吾

4087467848歪笑小説 (集英社文庫)
東野 圭吾
集英社 2012-01-20

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すごくすごく面白かった!
東野さんのユーモア小説は、他作家のとは一味違う面白さがある。やっぱり追いかけててよかったぁ~~!と心から満足できた。大好き~!!(ほめすぎか?なんせ最近の作品がいまひとつ・・以下自粛)

灸英社・書籍出版部を中心にして繰り広げられる、作家と編集者との紆余曲折、悲喜こもごも、多事多難をユーモラスに描いた作品で、数年前に書かれた「黒笑小説」の中に登場した編集部が再登場しているらしく(私も読んだのですが、そこまで覚えてなくて・・・)形的に、続編になっている。(らしい)
「黒笑小説」では、13の短編中3編が、この「歪笑小説」と同じネタで、直本賞の受賞に関する物語だった。(と、自分の当時の感想に書いてあった)

売れる本を作るには売れてる作家の原稿がいる。その原稿を取るためには何でもやる編集長の獅子取の必死加減。それを見て感心するのを通り越して唖然とする新人社員の青山。良い内容でも売れなければ、出版社にとっては意味がない。売れる作家は相撲部屋における横綱のようなもので、無給の力士たちを含め部屋の経済を潤すように、売れる作家は売れない作家の分まで稼いでくれている。。。なるほど。
青山が小説雑誌について、中学生たちに突っ込まれる章は圧巻だった。
小説雑誌に連載されている小説なんて、誰も読んでいない。本となって出版されるときは大幅加筆修正がなされている。ということは、連載中のものは単行本の「下書き」に過ぎないのでは?原稿料を稼ぐために読者に、金を払わせて「下書き」を読ませているのか・・・という突っ込みはあまりにも鋭くて、東野さん、こんなこと書いちゃってもいいのーー??と、心配になるほどだった(笑)でもね、私は読んでいますよ。毎月4冊の小説雑誌が回ってきて、その中で読む連載小説はたしかにごくわずかだけど、全然読んでないって言うことはないですよ。
でも、確かに、連載が終了したのに一向に単行本にならない、あの小説やこの小説。大幅に加筆修正しているのか、それとも単行本にはなりそうにないのか?など、ハッと考えさせられる部分が多かった。
あと、登場する作家たちがいかにも実在の作家を連想させて、楽しかった。
東野さん、チャレンジャーだなぁと思う。こんなこと書いてもいいの?きっと東の正横綱東野圭吾だからこそ、書けるんですよね。。。
出版業界と編集者と作家をとことんおちょくっているんだけど、出版業界と書籍に対する深い愛情が感じられて、特に最後の2章などは胸が熱くなるような物語になっていて、本当に大好きな一冊になった。
東野さん、今後も追いかけますです!!

23:26 : [本・タイトル]わ行トラックバック(2)  コメント(2)

【鳥】今日はぴーちゃん

ぴーちゃん、このまえ、なんだか元気がなくて。
まっすぐに立っていられないというか・・。
フンも水っぽくて真っ黒で、えさも食べないし、ともかく動かない。
医者と言っても、このあたりに鳥を見てくれる医者がなく
電話しても「薬はあるけど検査は出来ません」とか
「レントゲンは撮りますが、そのストレスで死ぬ鳥もいることをご了承ください」とか
そんなこと言われても・・・みたいな病院ばかり。
しかも、土曜日の夜だったし、どうしてよいやらオロオロ、涙涙になりました。
ともかく寒い一日だったので、ヒーターを入れて暖めて様子を見るしかなくて。
朝になって・・・・・もしもの事態になっていたらどうしよう?と心配だったけど
なんとか大丈夫で。でもやっぱり元気がなくて。
ただ、フンの様子が元に戻ってきていました。
ずっとヒーターのそばにいたので、寒かったのかなぁ・・。
そのうちにだんだんと元気が出て、フンもまったく正常に。
動いたり鳴いたり、そしてえさも食べるようになって、いつものぴーちゃんに戻りました。
指を近づけると、いつものごとく「ぢぢぢ!!!」と怒るように(笑)。
あ~よかった。。。
でもあれはなんだったんでしょう?
今度そんなことがあったらどうすればいいんだろう?

今は、畑のはこべをやったら、むさぼるように食べてます。
元気元気。よかったぁ~~。

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なによ、文句ある??  ないです・・・(^_^;)
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これからも元気でいてね♪
11:29 : [そのほか]我が家のインコトラックバック(0)  コメント(2)

【好】韓国雑誌 L'OFFICIEL-HOMMES(ロフィシェルオム)4月号 ウォンビン

韓国雑誌 L'OFFICIEL-HOMMES(ロフィシェルオム)4月号 ウォンビン、2NE1
韓国雑誌 L'OFFICIEL-HOMMES(ロフィシェルオム)4月号 ウォンビン、2NE1


うふ♥
買っちゃいました。

でも・・・・・

読めねぇ~~・・・・!!!

だって、韓国語なんだもん(T_T)

でも、写真眺めてニヤニヤ。
美しすぎるビンくんにクラクラ。
この世のものとは思えません!(笑)

あぁ~・・早く次の作品が見たい・・けど、ビン君今は休息中だそうです。
ゆっくり休んで英気を養ってください。
そしてまた次の作品でお目にかかるのを楽しみに♪
22:11 : [そのほか]好きな人のことトラックバック(0)  コメント(2)

【鳥】アップのボタンインコ

可愛く撮れたのでアップ(*^_^*)

レイ1249

レイ1249-2

レイ1249-4

背景は見ないでね(^^ゞ
23:50 : [そのほか]我が家のインコトラックバック(0)  コメント(4)