P2

B001FAYJZGP2 [DVD]
フランク・カルフーン アレクサンドル・アジャ
ポニーキャニオン 2008-12-03

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クリスマスの夜に家族のパーティーに、早く行こうとあせるOL(残業で遅れた)が、地下駐車場で「怖い」目に合うと言う、シチュエーションスリラー。

一度感想をアップしたんですが、なぜかもう一度見ることになり、2回見た感想をば。。。。

たしかに目新しいって言う感じはないんですが、全体的に飽きさせず2回目もちゃんと最初から最後まで楽しむことが出来た分、あれ?結構良くできたホラーなんじゃない?と思えました。
まずは、主人公の美しさにひきつけられます。金髪碧眼の美人、スタイル抜群、胸デカイ(あふれそう)、手足が長い!頭ちっちゃい!その彼女が美しいだけじゃなく体当たり迫真の演技で、恐怖心が伝わってきて良いと思う。定番的に、助かるチャンスがあってもそのチャンスがすぐそばを素通りしてしまうと言うじれったさも、上手く出来てます。2回目も見始めたら最後まで画面に釘付けにさせられるだけの作品でありました。
反対に、犯人のほうはともかく全編通して気持ち悪い。意思の通じない完全にずれた気持ち悪さと、濃い、、濃すぎる顔が、、かなりのインパクト。ともかく、この犯人に対して見ている我らは突っ込みのオンパレード。何を勝手な事を、お前が一番の元凶じゃ!と。そんなツッコミをふふんと笑うその笑顔がまた、キモイ~~!と言うところが一番楽しめた部分かも。
こう言うのを見ると、ほんと人目を引く美人じゃない事が自分の幸せの一つだと思えるから不思議。いやマジです。

★★★☆

ネタバレ含めて↓




で、犯人役の濃い男。
きっとこの人の事これから先気にしてしまうかも、と言う俳優さんでした。ウェス・ベントリーという人で、「ゴーストライダー」「サハラに舞う羽根」「エントランス」「めぐり逢う大地」「アメリカン・ビューティー 」などに出演。他の作品も見てみたいかも!(って言うか「ビューティフルマインド」なんかは見ているんだけど記憶にない)


以下、一度目に見たときの感想。
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旅するジーンズと19歳の旅立ち

B001MQ4LBA旅するジーンズと19歳の旅立ち [DVD]
アンバー・タンブリン, ブレイク・ライブリー, アレクシス・ブレーデル, アメリカ・フェレーラ, サナー・ハムリ
ワーナー・ホーム・ビデオ 2009-02-11

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もう、待ってましたの「旅するジーンズと16歳の夏」の続編。
彼女たちに会うのが楽しみで仕方がありませんでした!!
劇場公開の時、近所のシネコンには来なかったので諦めてしまった。やっとDVDで登場しました!
16歳だった彼女たちは19歳になり、悩み事も行動も大人に近付き今回もそれを乗り越えて成長していく姿が眩しいです。
4人のエピソードがそれぞれ短いセンテンスで入れ替わるので、目まぐるしいと言う感じもするし、またひとりひとりの物語を掘り下げる時間が少なく、駆け足で映画は進むことに物足りなくもあり、逆にそれがまたテンポよくもあり。
なんせ原作は「トラベリングパンツ」「セカンドサマー」「ラストサマー」「ジーンズフォーエバー」の4冊。
映画前作の「16歳の夏」は「トラベリングパンツ」の1冊分ですが、今回の「19歳の旅立ち」では、2~4巻までの3冊分を詰め込んであるのだから。
そのわりにはまとまりもよく、ストーリーもきちんとそれなりに作り変えられていて、映画だけ見ていても充分面白い内容だと思うけど、やっぱり原作を読んでいるとその場面がもっと良く分かり、良かったです。
なので、原作もやっぱりオススメします。
ストーリーについては、原作本のほうで語っているので書きませんが、カルメンの舞台衣装やギリシャの風景など映像ならではの楽しみも満載。そして・・・なんだろう・・彼女たちの事、自分の娘のように感情移入してしまうんですよね。本当にひとりひとりが可愛くて大好きです。
映画(原作)のように、いつまでも4人が友情を保って欲しいし、いつまでも彼女たちの成長を見続けたい、そんな老婆心(笑)がヒシヒシと沸く作品です♪
また原作も読み返したくなりました。

★★★★☆

ところで、ここにビーのおばあさんとして登場する女性、なんか見たことがあるなぁと思ったら、グウィネス・パルトローのお母さんですって。すごくタイプの似た美人でした。「ミーとザペアレンツ」や「姉のいた夏いない夏」などにも出演しているようです。
10:36 : [映画タイトル]た行トラックバック(0)  コメント(4)

自治体クライシス 赤字第三セクターとの闘い/伯野 卓彦

4062821044自治体クライシス 赤字第三セクターとの闘い (講談社BIZ)
伯野 卓彦
講談社 2009-02-03

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自治体と言うことについて、とても真剣に考えさせられた一冊。
著者はNHKの「クローズアップ現代」などの取材編集を通してこの問題に取り組む事になったらしいが、かなり丁寧で地道な取材と、砕いた読みよい文章で分かりやすく書かれていてよかった。

財政再建・・というと、夕張市が有名になってしまったけど、他にもその危機に面している自治体はたくさんあり、他人事ではないというのがヒシヒシと伝わってきた。
今私が住んでいる自治体も決して裕福な財政状況とはいえない。だけど、ここに登場する切羽詰った自治体と比べたら、はるかにありがたい感じがした。充分に住民サービスが受けられないから(中には、お風呂に週2回しか入れない人たちも!!)、税金が高いから、住みにくいからと言ってそそくさとどこかに移住してしまうわけには行かないし、また皆がそれをしたら地方は破滅してしまうだろうし。。農村などの小さな集落が高齢化や過疎化で消えていくというのも最近よく耳にするが、それが自治体規模で起きてしまったら・・・。考えてみるととても恐ろしい事なのでは。
私たちはもっと自治体について理解し自治体の運営に興味を持たねばならないと、痛切に感じられた。ひょっとしたらウチの市だって、こう言う将来が待っているのかもしれないのだ。

そもそもはバブルの頃に国が推進してきた「リゾート法」とか「テーマパーク法」と言う法律に乗って、あちこちに出来た第三セクター。当初予定していたように収益が上がらず、数年後には殆ど経営破たんするも、破綻したら自治体がその負債をいっかつ支払いしなければならない義務が生じる「損失補償契約」と言う契約が結ばれていて、赤字第三セクターを処分すれば自治体に大きな負担、存続させれば膨れ上がっていく赤字、進むも地獄引くも地獄・・という状況に陥っているところが多いらしい。本書はそれを順におって説明してあり、今なぜ自治体がそんな危機に瀕しているのかその仕組みがとてもよく分かる。例にとっているのは、青森の大鰐町、長野の飯綱町、北海道の芦別町、赤平町など・・。
特に赤平町などは住民の為に必要不可欠な自治体病院によって大きな累積赤字をかかえてしまい、再生に向けてまさに血の滲むような努力の最中だそうで、職員も気の毒なら住民も気の毒なあまりの惨状に驚く。(お風呂に入れないお年寄りがいるのはここ)

国が地方分権、地方自治ということばで地方を切り捨てるような発言も本書に見られ、自治体が充分将来を検討せずにリゾート開発にまい進してしまった(地方活性を「リゾート開発」に活路を見たのはよく分かる)無責任さよりも、やはり何を一番に考えていたのかと思うと、国に対して不信感が沸く。
原因はどこにあるのか・・と言う事も大事なのだが、自らの給料をカットされ(給料だけで生活するのが苦しいぐらいの職員もいるとのこと)自分たちが始めた事業でもないのに、尻拭い的に前任者の後始末をまさに粉骨砕身で頑張っている人々の姿に頭が下がるし、また住民サービスなどを充分に受けられなくても、自治体職員を信頼してじっと我慢する人たちの姿にも感銘を受けた。
どんなどん底でも、諦めず問題解決に向けて努力する人々の姿は、暗い未来に一条の光だと思う。

是非とも皆さんにご一読していただきたい一冊だと思う。

20:38 : [本・タイトル]さ行トラックバック(0)  コメント(0)

造花の蜜/連城三紀彦

4758411247造花の蜜
連城 三紀彦
角川春樹事務所 2008-11

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タイトルからもっとどろどろした人間模様が描かれているのじゃないかと思ったけど(何の根拠もなく・・)なんと、本格推理の誘拐ものでした。
意外な展開が待っていて、かなりビックリさせられること間違いないだろうと思われます。
本格は苦手な私ですが、誘拐という事件以外の余分な部分が殆どなかったせいか、そして、それなのにそこに人間ドラマも盛り込まれていた感じがして、結構おもしろく一気読み。どの登場人物も怪しく感じられるので、面白かったのです。
かなり長いので最後のほうは読むのが面倒になってきましたが(^^ゞ
先日読んだ「完全恋愛」よりも、好みの作品でした。

19:47 : [本・タイトル]さ行トラックバック(0)  コメント(4)

長編ドラえもん

親睦旅行でバスに乗り、バスの中でドラえもん「のび太の南海大冒険」を見ました。
ウィキなどを見て確認したが、
この前作「ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記」ぐらいまでは、かろうじて見たと思う。
その前にテレビ放映の「ドラえもん のび太と緑の巨人伝」を見た。
新しいドラえもんになってからは、長編を見るの初めてだったんだけど、なんだか見たことがあるようなシーンの連続で、ちょっとガッカリしました。
オリジナリティがないんではないか。。。
どうもあっちの映画こっちの映画をパクってるかんじがしてしまった。(特にジブリ系・・というかジブリ映画)
「ドラえもん のび太の南海大冒険」にしても、私があんまり好きではない設定(未来人が悪さをして結局タイムパトロールがやっつけてくれる)と言う感じで、これまたそれほど上出来といえないのでは。
とは言え、子供たちは以前のドラえもんって言う事もあり大喜びで見ていました。子どもが楽しめたらそれが一番。
良かったと思います。

ところで、やっぱりドラえもんの長編は、最初のうちが良いと思うんですが。。。
#ドラえもん のび太の恐竜
#ドラえもん のび太の宇宙開拓史
#ドラえもん のび太の大魔境
#ドラえもん のび太の海底鬼岩城
#ドラえもん のび太の魔界大冒険
#ドラえもん のび太の宇宙小戦争
#ドラえもん のび太と鉄人兵団
#ドラえもん のび太と竜の騎士
ここぐらいまではすごく面白いと思う。大人が見ても楽しめる。
どれもワクワクでハラハラでそしてほろっとする。
恐竜のピー助とか、水中バギーのしずかちゃんへの恋心とか、鉄人兵団のリルルとか・・泣けるんですよね!ね!(同意を求めたりして)
意外なオチでほう~~!!と唸ったのが「竜の騎士」。
四角い部屋には笑いましたね。
そのあとのどらえもんでは「雲の王国」が泣ける。
おなじキー坊が今回の「緑の巨人伝」にも登場したけどね。
やっぱり「雲の王国」が泣けるしよく出来てると思った。
よかったらお子さんと一緒に「真剣に」見てみて下さい(^^)♪



13:10 : [そのほか]もろもろトラックバック(0)  コメント(0)

ウォッチメイカー/ジェフェリー・ディーヴァー

4163263306ウォッチメイカー
Jeffery Deaver 池田 真紀子
文藝春秋 2007-10

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今回の敵は、殺人現場に時計を残していく。
新登場のダンス、人の心を読みまくる、まるでテレパスのよう。
アメリアは初めて自分だけの事件を抱えていた。

相変わらず、どんでん返しというか、いつまでも真実にたどり着かないまだるっこしさに疲れた。
一体犯人は何がしたいのか、結局それがしたかっただけか・・と、思えてしまう。
一番の不満は「殺人事件が一つもないじゃないか!!」と言うこと。
それが本作の最大の魅力かもしれないけど、私は不満でした。

それでもやっぱり次の作品も、まだ読んでない「12番目のカード」も読むと思う。
ディーヴァーマジック・・か。

416325290812番目のカード
Jeffery Deaver 池田 真紀子
文藝春秋 2006-09

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4163274707スリーピング・ドール
池田 真紀子
文藝春秋 2008-10-10

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20:02 : [本・タイトル]あ行トラックバック(0)  コメント(0)

コールドマウンテン

B0002IW6EIコールドマウンテン [DVD]
アンソニー・ミンゲラ
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2004-09-15

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南北戦争を舞台に、確たる約束もないままに別れ別れになった男女の愛を描いた壮大なラブロマンス。
ジュード・ロウとニコール・キッドマンのカップルは絵に描いたような美男美女で、見ているだけでため息が出ました。
南部の軍人でありながら、結局南軍にも追いかけられる主人公。
ともかく戦争は酷いということが描かれていて、そこにはヒューマニズムも自国愛も何もないと言うことを感じました。冒頭の爆破シーンからその後の敵味方入り乱れての惨殺シーンは迫力があって、戦争シーンと入れ違いに挿入される「過去」の南部アメリカの美しい農園地帯の描写との対比が上手く効いていたと思う。

それよりも、やっぱり農園に一人残された生活力皆無のエイダ(ニコール・キッドマン)が、ルビー(レニー・ゼルヴィガー)の登場で逞しく変わり、ルビーとの友情を育んでいくシーンが見応えあり。エイダに比べて、ルビーの生活力=生きるパワーにあふれて、なんと生き生きとして逞しく強く頼りがいのあることか、感動すら覚えた。

インマンがコールドマウンテンを目指し逃避行する途中で出会う戦争未亡人のナタリーポートマン、美しいんだけど、ああ言うエピソードがあるためちょっと冗長と言う感じがした。
それでも、2時間半、眠くならずに一気に見られました(^^ゞ

★★★☆


11:30 : [映画タイトル]か行トラックバック(0)  コメント(0)

シークレット・サンシャイン

B001H1FXFSシークレット・サンシャイン [DVD]
チョン・ドヨン, ソン・ガンホ, チョ・ヨンジン, キム・ヨンジェ, イ・チャンドン
エスピーオー 2009-01-01

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久しぶりの韓国映画。多分「グエムル」以来。そしてガン・ソンホもまた。

タイトルのシークレット・サンシャインとは、密陽という街の名前のようです。
その街に首都ソウルから引っ越してきた主人公。夫を亡くし子供と二人、夫のふるさとであるこの街にやってきた。その主人公が不幸な事件によって子供を亡くし、その傷に苦しみもがく姿を描く物語。
キリスト教に入信する事で心の安寧を得たかに見える主人公ですが、あることがきっかけで神の存在に大きな疑問を持つことになります。
たしかに神は罪を犯したものも差別なく救い上げ、敵をも愛せよと説いている。
だけど、子供を殺された人間にそれがどんなにむなしく響く言葉なのか・・・宗教の役割と言うものをちょっと考えさせられました。

主人公の母親は大体が好感が持てる人間じゃない。計画性がなく見栄っ張り。そもそも子供を一人残してカラオケに興じると言う事が、信じられない。
それでも、子供を亡くした苦しみはいわゆる良い母親と同じである。その母親が子供を亡くした姿を描いてあると言う点で見応えのあるドラマでした。
主人公が家族との間に持つなんらかの軋轢みたいなものも、知りたかったし、ガン・ソンホがイマイチ「見守るだけ」の人であることが物足りなかったかもしれない。

★★★
11:04 : [映画タイトル]さ行トラックバック(0)  コメント(0)

ジェイン・オースティンの読書会

B001CLG1N6ジェイン・オースティンの読書会 コレクターズ・エディション [DVD]
エミリー・ブラント, マリア・ベロ, エイミー・ブレネマン, ロビン・スウィコード
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2008-09-24

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ジェイン・オースティンの読書会と言うタイトルのそのまんま、6人の男女がジェイン・オースティンの作品について語り合う会を描いたものです。そもそも、愛犬を亡くして落ち込んでいる友達を励ますために開かれた会だったのだけど、開催直前にメンバーの一人が夫に離婚を言い渡されたため、そのメンバーに「男」をあてがおうと、ジェイン・オースティンを読んだ事がないSFマニアの男性もメンバーに取り込んだりして、多彩な顔ぶれになった読書会の行方は。。。


本が好きな人間なら、ある括りの中での本について(括らないと、本と言うのはとんでもない数のジャンルがあり、話が全然合わない!)思いっきり「語り合いたい」と言う欲求はあるはず。
だからこんな風に思っていることを忌憚のないところでぶつけ合えたらとても楽しいかもしれない。(あまりに解釈が違う人間と話しているとストレスがたまりまくるだろうけど・・・。事実この映画でも「それは違うのよ。ジェインはこうなのよ」と力説されて鼻白む場面もあった。日本人ではああ言うときは自分の意見を通すことは中々難しいのでは。)
それぞれが自分の持つ「悩み」をそれなりに解決して行き、最後は丸く収まるところは、ご都合主義かもしれないけれど、やっぱり見ていて気持ちがよく胸暖まるものがある。
ただ、冒頭、離婚された女友達を慰める為に男をあてがおうと言う主人公の行動には疑問が。女友達にすれば余計なお世話だと思うし(自分で解決する問題だと思うし、離婚即他の男と言う発想があまりにも「他人事」と言う感じがした)あてがわれた男にすれば失礼千万。だけど、そのあてがわれた男を演じるヒュー・ダンシーがとても優しく人がよくて、そのうえお金持ちでそしてSFとは言え(失礼!(笑))読書好きとくれば、やっぱり理想の男ではあり、見ていてこの男をめぐるラブロマンスには胸がときめきました。顔も、「ルワンダの涙」のときも思ったけど、オーリーを「普通」にした感じなのね(笑)。なかなかハンサムさんです。
あと、フランス語教師、高慢さが鼻持ちならない女ですが、生徒との不倫に揺れる女心は良く分かった。だって、あんなにセクシーで可愛い18歳ぐらいの男の子に求められたら絶対に揺れるってば。
可愛い男の子、ケヴィン・ゼガーズはこの子
http://www.popcorn.co.uk/page.asp?partid=442
オーリーを「普通」にした感じの優しいヒュー・ダンシーはこちら
http://us.imdb.com/name/nm0199215/
どっちもいい男で、眼福でした。★★★★
10:36 : [映画タイトル]さ行トラックバック(1)  コメント(4)

幻影師 アイゼンハイム

B001FMTY6S幻影師 アイゼンハイム [DVD]
エドワード・ノートン, ポール・ジアマッティ, ジェシカ・ビール, ルーファス・シーウェル, ニール・バーガ-
東宝 2008-11-21

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19世紀末のウィーン。幻影師アイゼンハイムは一世を風靡していた。
幼馴染であり、引裂かれた恋人同士だったソフィーと、舞台上で再会を果たしたアイゼンハイム。
しかし、彼女は皇太子の婚約者となっていたのだった。

ウィーンが舞台なのに英語でしゃべるという、どの映画もそうなんですが、そこにちょっとした引っ掛かりを覚えるものの(ヒネクレ者ですか?)映画は面白かったです。
先ごろ見た「プレステージ」とダブるような気がするけど、上映された時期もよく似ていたと記憶しているし、「魔術」系がこのころ流行したのでしょうか。
ともかく、手品はネタを明かせないのと同じで、この物語もネタを割れませんが、アイゼンハイムの手際を堪能したい作品です。
警部さんに注目した。彼が良かったです。
でも、↓ネタバレ
恋人が死んだことにして、実は生きていた。と言うのは予想通り。やっぱりなぁと思う。
で、実際に殺人犯人に仕立て上げられた皇太子は・・そもそもの素行が悪いのは分かるけど、この件に関しては無実の罪を着せられただけで・・・。もっとこの皇太子が殺されてもしかるべき人間と言うことを、アピールしてほしかった。寝覚めが悪いです(笑)。
あと、あのイリュージョン(ホログラム)はどうやったんだろうか。
★★★★
10:04 : [映画タイトル]か行トラックバック(0)  コメント(0)

マンマ・ミーア!とハイスクール・ミュージカル

先週の土曜日に「マンマ・ミーア!」を、昨日「ハイスクール・ミュージカル」を見てきました。中学2年の娘と一緒に。
この娘がミュージカル映画が大好きなのです。特にディズニー大好きっこ。長編アニメや「メリー・ポピンズ」などなど。
私自身は「マンマ・ミーア!」は、見る前の期待が大きすぎたのか、まぁまぁ楽しめましたって言う感じだったかなぁ。

ABBAとかあんまり聴いてこなかったし、そんな思い入れもないし。
最初メリル・ストリープのやたら元気すぎるオバサンに、ちょっと引いてしまった・・。それに慣れてきたら今度は歌ばっかりで飽きてきたりして・・・という、ファンの人から見たら言語道断な観客でした。(ごめん)
とは言え、やっぱり面白かったです。
「ダンシング・クイーン」のときももちろん良かったんだけど、私は、母親が娘の成長をうれしいのと寂しいのが入り混じった気持ちで歌った・・タイトルを知らんのですが(^^ゞ、その歌詞の中で朝手を振って出掛ける娘を見送ったという思い出を語る歌があり(違ってたらごめんなさい)、いつも登校する時に門の所で振り返り手を振る娘の姿が重なり、じわわーんと泣けてきました。
今日「ハイスクール・ミュージカル」を見たとき、上映前の劇場内でその曲が流れてきて、またしても泣けてしまいました。
ちなみに、私は全然持ってないけど、夫は何枚かABBA持ってます。
むろん、LPです。(^^ゞ
で、今日の「ハイスクール・ミュージカル」は、そんなに期待してなかったせいか、とても楽しめました。
主人公たちの若さが眩しいっていうのが一番の魅力か知らん。
元気で、キレのいいダンスも見応えあったし。こっちの体も知らずに動いてしまう感じでした。
内容も、進路に揺れる青年の気持ちがストレートに伝わり、軽いだけのミュージカルじゃなく、共感できたし感動物でした。
比べてみると、でも、どっちも面白かったなぁ。
娘は意外にも「マンマ・ミーア!」に軍配。
「ハイスクール・ミュージカル」はfirstが一番よかったって。
私は若さが光っていた「ハイスクール・ミュージカル」のほうが見ている間は面白かったなと思うけど、あとで心に残ってるのは「マンマ・ミーア!」かなぁ。
ともかく、面白いミュージカル2つ見られて良かったです。詳しい感想は↓に。


マンマミーア!

予告が劇場でもテレビでもかなり流れて目に付いて、テンションが上がり、どうしても見に行きたい!と思わせられた映画。いちごも見に行くと言ったので、ふたりで出掛けました。
ABBAの曲の内容はあんなにへんてこりんな歌詞だったのねとびっくりしつつ、歌だけでもこう言う作品が一つ作れてしまうその多様性に感心した。
歌が多く(多すぎる!)中盤飽きてしまったけど、要するに「若き日の母親が同じ頃に3人の男性と『・・・』をしたために、その後生まれた子どもが誰の子なのかわからないまま成長し、結婚前夜に父親の候補者(つまり、母の『・・・』の相手だ、しかも3人)を結婚式によび、真実の父親を探して介添え人になってもらいたい」というのが作品の導入。
母親が言わずと知れたメリル・ストリープで、スコペロス島(Skopelos)という島(設定は架空の島、カロカイリ島)にて小さな観光ホテルを営みながら娘を一人で育て上げた。それなりのパワーが必要なだけあり、メリルも元気ハツラツなテンションの高いおばさんです。
この島の風景がきれいだし、そこで繰り広げられるダンスや歌が見所の一つ。それだけでも劇場に見に行った甲斐がある。ストーリーの筋立て自体はそれほど面白みと言うか新鮮味があるわけではないと思ったけど、見せる映画だった。
結局、父親が誰であったかと言うよりも、娘がここまで自分をたった一人で育て上げてくれた母親へ感謝の気持ちを表し・・それが心の底からって言うのが泣かせるいい場面があるんです。歌も効いていました。(スリッピングスルー・マイフィンガー)母は娘への愛情を再確認するという、「母と娘の愛情」がテーマの物語でした。


ハイスクールミュージカル

これまたミュージカルですが、いちごが元来ハイスクールミュージカルの大ファンなので、一緒に見に行きました。こっちは「マンマ・ミーア!」よりも元気ハツラツあふれる若さが眩しく、歌もダンスもノリノリで楽しめる。自分が結構なトシになってくると、たしかに「マンマ・ミーア!」みたいなのを見て自分も元気を出そう!と、思わされるのも良いんだけど「ハイスクール~」なんかは眼福。年取ってくると若い人を見てるだけでいい気分になる、美しいものを見ると心洗われるというアレですよ(笑)。
話の筋は、高校卒業を目前に控え、それぞれが進路を決めてバラバラになってしまう寂しさと、自分の進路に間違いがないのか不安になってしまう若者の揺れる心が・・・これまた眩しいのでした(笑)。
日本の中の「遠恋」っていうのと、アメリカのそれは距離からして全然違うから、やっぱり離れてしまうともうダメになってしまうんだろうな。そばにいたいけど、そのために相手の将来を別物にしたくない葛藤に揺れる主人公たちの瑞々しさが光ってた。
しかし、アメリカの高校生って・・・学校も派手だし化粧も派手。ビックリします。でも、ここに登場する生徒たちは派手は派手でも全然乱れた所がなく好感が持てるようになってます。ディズニーだもんね。
14:29 : [そのほか]もろもろトラックバック(0)  コメント(6)

隠された記憶

B000GYI0GG隠された記憶 [DVD]
ミヒャエル・ハネケ
タキコーポレーション 2006-10-06

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マニアの間で高い人気のハネケ監督の作品。「ファニーゲーム」が自身のリメイク作品で上映中なので、注目されています。と言うのは「ファニーゲーム」がものすごい問題作でして、わたしも見たことがあるんだけど、自分の中では「怖い映画」のザ・ベストです。これに比べたらどんな映画も怖くないのではと思うぐらい怖いんです。
それを踏まえてこの「隠された記憶」を見てみれば、気持ち悪さや不気味さはあるものの、インパクトに欠けるのは仕方がない事かもしれぬ・・。物語は、ある男の一家がなぜか盗撮されている、そのビデオテープがしょっちゅう届くのだけど誰にもその理由や犯人の見当が付かず・・・しかし、ビデオテープの内容が段々とある場所へ主人公を導き、過去のある記憶を呼び覚ます・・・という物語。
ある場面で「うっ!!」と言う驚愕はあるものの、全編に漂う不気味さはあるものの・・・やはり『ファニーゲーム」に比べて平坦すぎると感じた。これはその「平坦な不気味」を味わう作品と思う。

★★★


B000063CU6ファニーゲーム [DVD]
スザンヌ・ローター, ミヒャエル・ハネケ
ビデオメーカー 2002-05-03

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B0000635PWファニーゲーム【字幕版】 [VHS]
スザンネ・ローター, ウルリヒ・ミューエ, ミヒャエル・ハネケ
アルバトロス 2002-05-03

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少女/湊かなえ

4152089954少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)
湊 かなえ
早川書房 2009-01-23

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「告白」で鮮烈デビューをはたした著者の第二作。今回はタイトルのとおり、二人の少女が主人公。思春期の友情のもろくはかない絆をテーマにかかれた、一見青春小説のよう。誰かが私をいじめたとか、陰口を言っているとか、そういったその時期にはよくある話の延長で、「親友」だったはずの二人の「少女」は同じように「死」に興味を持ち、片方は病院に、もう一方は老人ホームにボランティアに行く・・と言う話です。二人が同時に「死」に興味を持ち同時に「ボランティア」なんて、ちょっと出来すぎな設定で、その後も都合が良すぎると感じる部分はあるのだけど、それがまたこの作品の魅力のひとつになっていると思う。
インパクトや初っ端の吸引力と言う点では、前作「告白」を越えてないと思ったけど、読むうちに釣り込まれていく「右肩上がり」の感じはこちらが上廻ったと感じた。読むうちにどんどん釣り込まれていくのです。
後半の意外性の連続は、単に私が先読みできない単純な人間だから受けたのかとも思うけど、なかなかに楽しませてくれた第ニ作は、後味も前作ほどに悪くなく、かといってただ良いだけの後味じゃない、ますます著者の今後の活躍が期待される読み応えでした。
★★★★

あさみさんにお借りしました。ありがとうございました。
10:51 : [本・タイトル]さ行トラックバック(0)  コメント(0)