2008'05.30

監督: マヌエル・ウエルガ
ダニエル・ブリュール
トリスタン・ウヨア
レオナルド・スバラグリア
フランコ政権下で地下活動をしていた反政府組織の一員、サルバドールが警官を死に至らしめてしまい、死刑を宣告される。サルバドール側は正当防衛だったことや、きちんとした捜査をしていない事を不当だと訴え、死刑を回避しようとするのだけど。。。
なんでしょう、この感動の無さは。。。
このテーマでこの内容、どう考えても感動しない方がうそでしょうと思って見たんだけど、まったく感動は無かったです。
と言うのも、前半の展開は、サルバドールの反政府活動が中心となるんですが、その活動がなんだか「違う」ってカンジ。
たしかに時代背景が今とは全然違っているから、同じように考えてはいけないのだろうと思います。
ファシズムに対抗するには、やっぱりチカラ(武力)持ってして、なのかも知れないけど、それでも主人公側の活動に同調できなかった。まったく!これっぽっちも。
多分、政府側がいかに理不尽を民衆に押し付けているかということが充分に描かれてなかったと思う。主人公側の活動が唐突に、乱暴に、野蛮にしか感じられなかったです。
後半は、話の流れがぶち切れたように全く違う展開、つまりサルバドールの助命活動になっていく。死刑に反対の立場の人間だったら、同調できるのかと言うと多分そうでもないと思う。そういう視点ではないから。ただ、延々とサルバドールの助命についての弁護士や姉妹たちの様子が描かれているだけで、これまた「だからなんなの」と言いたくなるような展開でした。
この人は本当にいた人のようだけど、だからなに?こう言う人がいたよ、と言うだけで終わり。
そんな感想しかない映画だった。。。。
★★



