魔法にかけられて

監督 ケヴィン・リマ
製作総指揮 クリス・チェイス 、サニル・パ−カシュ 、エズラ・スワードロウ
音楽 アラン・メンケン
脚本 ビル・ケリー

エイミー・アダムス (ジゼル)
パトリック・デンプシー (ロバート・フィリップ)
スーザン・サランドン (ナリッサ女王)
ジェームズ・マースデン (エドワード王子)
レイチェル・カヴィ (モーガン・フィリップ)
ティモシー・スポール (ナサニエル)
イディナ・メンゼル (ナンシー・トレメイン)

ディズニーアニメでは欠かすことの出来ないプリンセス、アンダレーシアという国のジゼルが悪い女王に魔法にかけられて現代のニューヨークにやってくる。偶然通りかかった弁護士ロバートと娘のモーガンに助けられたジゼル。そジゼルを追って婚約者のエドワード王子やリスのピップ、魔女の手下として執事のラザニエル・・・ついには女王もやってきて、みんなでてんやわんやの中で、プリンセス・ジゼルが本当の愛に気付いてゆくファンタジー。

面白かったです!!

ミュージカルと言うのは、ミュージカルが苦手な人にとっては歌わなくてもいい場面でいきなり登場人物たちが歌いだす事への違和感や、気恥ずかしさがある。
それを逆手にとって、ミュージカルを「笑」っちゃおうって言う感じの映画です。
それだけじゃなく、現代社会にいきなりやってきて、戸惑うジゼルの純粋さやひたむきなカンジが爽やかな感動を呼びます。ジゼルに(婚約者がいながら)引かれていくロバートの気持ちの変化も、充分伝わってきて胸キュンです。(娘のモーガンがまたかわいい!)
一番の功労賞はエドワード王子。面白かったんです、この人!!この非常なまでの濃さがなくては、この映画は全然つまらないものになったでしょう。もちろん好きなタイプじゃないですけど(笑)でも、とってもいい!!なくてはならない人でした。エドワードを見るだけでもこの映画、一見の価値アリと思います(笑)

そして、内容。
ファンタジーです。まったくの。
だから、双方が結局はW不倫になるとか、その後をどうやって生きていくんだろうとか、そんなことは真剣に考えてはいけません。
数あるツッコミどころも全部「ま、いいか〜♪」で済ませてしまうことが出来る、勢いとパワーのある面白い映画でした。

この映画を見ている最中に「ニューヨークの恋人」を思い出したんですが、「ニューヨークの恋人」は過去から王子様がやってくるんですよね。たしかによく似ています。
でも、「王子」の雰囲気が全然違ってて、あんまり「似ている」とは感じませんでした。
「ニューヨークの恋人」は、メグ・ライアンが王子の世界に行ってしまいます。
わたしはそのとき、水洗トイレも女性用のサニタリーも現代化していないところで、どうやって暮らせるんだろう、と真っ先に思ってしまった。あれもファンタジーなんだからそんなことは考えてはいけなかったんだけども、でも考えてしまった。
でも、今回はそういう「ツッコミ」はなかったです。これはこれでヨシ!っていう風に割り切れました。

★★★★
11:27 : [映画タイトル]ま行トラックバック(0)  コメント(10)

バンテージ・ポイント

監督 ピート・トラヴィス
製作総指揮 カラム・グリーン 、タニア・ランドー 、リンウッド・スピンクス
音楽 アトリ・オーヴァーソン 脚本 バリー・L・レヴィ

デニス・クエイド (トーマス・バーンズ)
マシュー・フォックス (ケント・テイラー)
フォレスト・ウィッテカー (ハワード)
サイード・タグマウイ (スワレス)
エドゥアルド・ノリエガ (エンリケ)
エドガー・ラミレス (ハビエル)
アイェレット・ゾラー (ベロニカ)
シガーニー・ウィーヴァー (レックス)
ウィリアム・ハート (アシュトン大統領)

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シークレットサービスのトーマス・バーンズ(デニス・クエイド)は、同僚のケント・テイラー(マシュー・フォックス)とともに、スペインのサラマンカで開催される首脳会談に出席するアシュトン米大統領(ウィリアム・ハート)の警護にあたっていた。サラマンカ到着直後、大群衆を前に広場でテロ撲滅のスピーチを行うアシュトン大統領が突然、何者かに狙撃される。パニック状態に陥った広場の中で、狙撃の瞬間を目撃した8人は……。(シネマトゥデイ)

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ボディガード、大統領本人、暗殺者、地元警察、アメリカ人旅行者、テレビクルー、などなど、それぞれの立場の8人の視点を通して、この暗殺事件を見る。
何度も何度も、事件は「巻き戻」されて同じ時間をそれぞれの目で追うという仕掛け。
それが斬新で面白いのだとは思うけど、わたしには何度も同じ場面を見せられて、飽きてしまった。最初のうちこそ、面白かったんだけど、こう何度もやられては「その先が気になるのに!!」とイライラしてきたし、緊張感も持続しなくて眠気に襲われてしまいました。
何度も「巻き戻」される中で、だんだんと事実関係が明らかになっていくんですが、要するに「見せ方」が面白いって言うだけのはなしだなぁと。。。
どの登場人物にも、魅力も共感もまったく感じない。
「ジャンパー」でも、同じことが言えたけど、ワクワク感と言うモノがこの「バンテージ・ポイント」にはなくて、ともかくガッカリしたのでした。

以下ネタバレにつき、反転してください。

だいたいが、あのデニス・クエイドが大統領を救うシーンなんてのは、偶然そこにあの少女がいたからですよね。そんな偶然で、救急車がひっくり返ってしまって、それがなかったら取り逃がしていたんじゃないかなぁ。
しかも!!
あれだけのことをしたテロリストがどうして、たったひとりの少女の命を救うためにあんなに真剣にハンドルを切りますか?
思わず「そんなアホな」と呟いてしまいました。
アメリカの映画では子どもは死なない、って言う事になってるとは言え。。。
一番の違和感は、少女を助けたアメリカ人旅行者のフォレスト・ウィッテカー。
カメラを持って走り回り、警察やらSPやらというプロの走りについていけるとは思えなかったし、あそこで持っていたカメラもそこまで重要性を感じなくて、肩透かしだった。カメラの意味あるの?前半はともかく、後半は望遠鏡の代わりになったって言うだけでは。
なによりもあのラストの人情劇(家族との電話)みたいなのは、どうにもこの映画に無理矢理くっつけたようで、違和感がありました。なんでそこで泣かせようとするかなぁ。しらけてしまいましたよ。。




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