ボーン・コレクター/ジェフリー ディーヴァー

4167661349ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)
ジェフリー ディーヴァー Jeffery Deaver 池田 真紀子
文藝春秋 2003-05

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4167661357ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫)
ジェフリー ディーヴァー Jeffery Deaver 池田 真紀子
文藝春秋 2003-05

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同名の映画にもなった作品の原作。
映画がつまらなかったので、どうだろうと思いながら最初は読み始めましたが、すんなりと一気読み!面白かったです。
読んでいると映画のシーンが思い浮かぶようで、本を読んでるというよりも映画を見ているような感覚。
同じ設定でも日本国内の設定だったら、こんなに面白くなかったでしょうね。それを思うと不思議ですね。

主人公のリンカーン・ライムは数年前の捜査中の事故により、首から下が動かない殆ど全身麻酔状態。わずかに指の一本が動き、頭が動く程度ですが、しょっちゅう頭痛やら腰痛やらに苦しめられています。人生に絶望してひたすら安楽死を願う毎日。実際、そのチャンスはすぐそこに来ていました。
と、そんな時、世間を震撼させる残虐な猟奇事件が起き、否応なく事件にかかわりを持って行くのです。
そのことがライムに「生きる気力」をもたらしてゆく、ライムが生き生きとしてよみがえるのが目の当たりになるのですが、事件は事件としてそのライムの変化が面白かったです。
美人のヒロインと最初は険悪ながら次第に心を通わせてゆくと言うのも、ありきたりと言えばいえるので、分かりきっているのだけど、やっぱり面白かったです。
事件は次々に誘拐された人物が無残な姿で発見されるのを、犯人が故意に残したと思われるわずかな手がかりから阻止しようと言うもの。犯人の思惑通り、ライムたちが次の犯行を「読む」のがどうも出来すぎな感じがして(と言うか、そこまで細かい所にまで実際目配りしているのですかね?)「小説」って言う感じがぬぐえなかったのですが、ここが海外モノだからこそ面白く読めたと思いました。
映画を見ていて結末も知っているはずなのに、犯人は意外だったし、ラストの展開もドキドキモノでした。

ウチにも長らく積んでいる「悪魔の涙」があるので、近々読んでみようと思ってます。
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