隣人/永井するみ

4575234206隣人
永井 するみ
双葉社 2001-07

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一見、ごく普通の仲の良い夫婦に見える主人公とその夫。
平凡で幸せな家庭生活を送っているように見えるのに、実はドアを開ければそこには、外からはうかがい知れない暗い闇があった。
表題作「隣人」を含めて、思いがけない殺意に絡め取られた人たちの姿を、スリリングに描く短編集です。
パートナーに愛されていると思い込んでいるひとは、一度じっくりパートナーの気持ちを慮ってみませんか?
20:30 : [本・タイトル]ら行トラックバック(0)  コメント(2)

ドキュメンタリーは嘘をつく/森達也

4794213891ドキュメンタリーは嘘をつく
森 達也
草思社 2005-03

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最近、テレビニュースでも事実の歪曲や、情報の捏造があったりして、一体何を信じて良いのか分かりません。
この本では、しかし、そういう捏造、虚偽、偽造などを告発したり告白したりしているのではなく、事実を真っ直ぐに伝えていると思われがちな「ドキュメンタリー」は、そこに映像の「撮り手」の意志が働く限り、「事実」とは違うものだ、と言う事を諄々と説いている内容です。
20:24 : [本・タイトル]た行トラックバック(0)  コメント(0)

人はいつから「殺人者」になるのか/佐木 隆三

4413041313人はいつから「殺人者」になるのか
佐木 隆三
青春出版社 2005-11

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ほんとになんか、申し訳ないような気がするんだけどこの手の本が好きです。つい読んでしまいます。佐木隆三さんはそれでも、今まであまり読んでこなかったのですが、これからもうちょっと読んでみたいです。この人の本でオススメをご存知でしたらどなたか教えてください。

さて、本書。
タイトルの通り、世を震撼させた殺人者たちが幼いころからどんな境遇にいて、どんな育ち方をしてきたのか、と言う事が書かれています。
どんな育ち方をしたから、悲惨な境遇にいたから殺人が許されるとか、そんなことはモチロンありません。殺人を犯した心理を理解しようと言うのでもありません。ただ、どんな風にそれまでを過ごしてきたか、ただそれを見て見たいという…ありていに言えば興味本位にすぎないのかもしれません。でも、そこに何かしら深いものを感じることがあります。今回もそれを色々と垣間見たような次第です。

・小林薫(奈良の幼女誘拐殺人)
・宅間守(池田小学校児童殺傷)
・緒方純子(北九州一家監禁殺人)
・林真須美(和歌山毒カレー事件)
・岡崎一明(坂本弁護士一家殺害)
・林郁夫(地下鉄サリン事件)
・山田みつ子(音羽幼女殺害)
・福田和子(ホステス殺害)
・高橋裕子(中洲ママ連続保険金殺人)

お受験殺人事件として世間に知られた「音羽幼女殺害事件」の山田みつ子を例に挙げると、小さい頃から上手く人と付き合えなかったり、摂食障害だがあったりして、かなり「むずかしい」人だったようです。被害者の子どもとその母親との付き合いにほとほと疲れていたとき、夫には一生懸命サインを出していたのに、夫はそれを無視。無視したから殺人を犯しても良いというのではないけど、家族同士のコミュニケーションがもうちょっときちんとしていたら、ひょっとしたら幼い命が奪われずに済んだかもしれないと思うと、とても残念です。このまえ山本文緒さんの「再婚生活」を読み、うつ病の人には家族の理解と深い愛情が一番の薬なのかもしれないと思ったばかりだったので、いっそうこの山田みつ子の事が悲しく思われました。
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ホステル

B000MM1I16ホステル コレクターズ・エディション 無修正版
ジェイ・ヘルナンデス クエンティン・タランティーノ イーラー・ロス
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2007-03-16

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監督: イーライ・ロス
製作総指揮: クエンティン・タランティーノ
出演: ジェイ・ヘルナンデス デレク・リチャードソン エイゾール・グジョンソン バルバラ・ネデルヤコーヴァ ヤナ・カデラブコーヴァ


ヨーロッパを旅して歩く大学生が、旅の途中で知り合って意気投合して、どこぞの誰かに聞き込んだ情報を元にニヤケながらスロベキアに向かいます。その情報とは、そこではアメリカ人の男はモテてかなり奔放な女性たちと、楽しい時間を過ごす事ができると言うもの。たしかにその街のホステルで彼らは美人と知り合い、楽しい夜を過ごすのだったが、3人の仲間が順番にいなくなってゆく。最後に残ったパクストンは2人の行方を捜すのだが・・・。

前半後半まったく別の意味でドキドキさせられました・・・(^_^;)。まぁ前半はあそこまでサービスは要らないと思ったけど、後半とのギャップのために必要だったか?
後半、一体何が起きているのかが分かってくる部分、結構怖いしグロイし目が離せなかった。最近見たスプラッタ系の中では好きなほう。
たしかに特殊メイクは上手くなかったかもしれないけど、そんなことはどうでも良くて、この組織『エリート・ハンター』がやっていること→実際の人間を自由に拷問して殺す事に快感を覚える人々が、大金を積んで会員になっている。この人たちの狂気が一番怖い。実際にありそうな気もしてきた。 ここから逃げる主人公のスリルが伝わってきて怖かった。日本人の女の子も登場するが、彼女の場合顔をグチャグチャにされて目玉が飛び出してしまう。男は彼女を助けようとするけど、彼女は自分の姿に絶望して列車に飛び込み自殺。判る気もする。心理描写もさりながら、人が死ぬ場面の容赦なさ・・・しかし、どこか作り物に見える場面が良いと思う。あんまりホンモノっぽすぎても怖すぎる。ちょうどよいぐらいのスプラッタ度でした。

★★★★
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