スネーク・フライト

B000MKZ7DSスネーク・フライト
サミュエル・L.ジャクソン デイヴィッド・エリス ジュリアナ・マーグリーズ
東宝 2007-04-20

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監督 デヴィッド・R・エリス
出演 サミュエル・L・ジャクソン 、ジュリアナ・マーグリーズ 、ネイサン・フィリップス 、ボビー・カナヴェイル 、フレックス・アレクサンダー 、トッド・ルイーソ


ご存知飛行機の中で蛇どもが大暴れして乗客を襲いまくるパニック映画。
正直言って全然楽しめなかった。冒頭の殺人事件、それを目撃した男を組織は命を狙い、FBIは証言台に立たせるためにハワイから本土に連れて行こうとする、その飛行機の中で起きたのがこれなんですけど・・・。で、そこまでは面白かったんですけど。
あまりにもばかばかし過ぎて。エッチなことをしていたら襲われると言う、昔ながらのお決まりパターンにもゲンナリしてしまったし。人によってはこのシチュエーションの真っ当さに受けたりするんだろうなぁ。
蛇がなんでそこまで人に対して攻撃的なんだろう・・・とか、考えたらもうだめ。そういう人はこの映画を見ては行けません。
たぶんこれは作り手が確信的にふざけて作ってると思う。受け入れられる人とそうでない人に分かれる、見る人間を選ぶ映画。多分「なんじゃこれー」「ありえーん」とかみんなでワイワイ楽しく突っ込みながら見る映画と思います。(でもエロがちょっぴりあったので娘と一緒に見られなかったの。それが敗因)

★★
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カレンダー・ガールズ

B000BKDRC2カレンダー・ガールズ 特別版
ヘレン・ミレン ナイジェル・コール ジュリー・ウォルターズ
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2005-12-07

by G-Tools


監督 ナイジェル・コール
出演 ヘレン・ミレン 、ジュリー・ウォルターズ 、シアラン・ハインズ 、ペネロープ・ウィルトン 、セリア・イムリー 、リンダ・バセット


夫に先立たれ、追悼の意味から病院にソファを送ることにした主人公たちが、資金集めのためにカレンダーを売り出すことにします。しかし、それがただのカレンダーじゃない、自分たちのヌード写真のカレンダーだったのです。
1999年に発売され、30万部のセールスとなった「婦人会ヌード・カレンダー」の発案者となった女性たちの物語。映画中にも本当のカレンダーが登場しています。オバサンたちのヌード、誰が見たいんでしょうか…と思えない。とっても上品で明るくて清々しい!(でも自分だったら絶対イヤ)
カレンダーを作る事になるまでの紆余曲折、そして予想外に話題になりカレンダーの売れ行きが良く、あれよあれよとスターダムにのし上がってしまった彼女たちのはっちゃけぶり、喜びや戸惑いが、瑞々しく描かれています。
突然夫を亡くして打ちひしがれる妻の姿、そして慰めようと親身になる親友の姿なども、こちらの年齢からしてもただ他人事と思えず胸打たれるのですが、なんと言っても特筆したいのは舞台となったヨークシャー地方の美しさ。本当に綺麗な場所なんですね〜〜、この地方。
この景色の中で主人公たち(おば様たち)が、太極拳をやるシーンがあるのですがなんかもう胸がぐっと詰まるほどに綺麗。
だいたい女が何人も集まったらきっと、あんな事やこんな事があって、ただ和気藹々って言う感じにはならないに違いない。でもそんな中でこんな風に一つの物事を成し遂げてゆく過程が素晴らしい。こんな仲間がいたら老後が楽しいよね、と思えます。こりゃ、若い人が見てもピンと来ないかもね(笑)
「クィーン」のヘレン・ミレンの演じた主人公の姿がよかった。有名になってちょっと自分を見失ったりしながら、結局自分を取り戻す・・・だんなさんも良いんです。アメリカからの帰りに待っててくれるシーンはツボ!(待ち伏せなのね)
おまけ映像で、この映画のモデルとなったご本人たちも登場しているんだけど、彼女たちがゴールデン・グローブ賞にノミネートされて華々しい舞台に赴くシーンなんかも必見。見てよかったー。

★★★★
14:04 : [映画タイトル]か行トラックバック(0)  コメント(2)

ダーウィンの悪夢

B000PIT0RQダーウィンの悪夢 デラックス版
ドキュメンタリー映画 フーベルト・ザウパー
ジェネオン エンタテインメント 2007-07-06

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ものすっごい淡々としたドキュメンタリーです。
上手に編集しようとか、見せ場を盛り上げようとかそういう意図があまり感じられない、ただ映像が見せる事実をこちらが見ているうちに、だんだんと作り手の言いたいことが明らかになり、そしてこっちは衝撃を受ける。
盛り上がりには絶対的に欠けるので、つまらない部分も正直言ってあります。でも、最後まで我慢して見てください。と言いたい。

「ダーウィン」と言うと「進化論」、だから生態系の話なのかと思っていたけど全然違います。
確かに最初は生態系の話なのですが・・・。


アフリカ最大の湖、ヴィクトリア湖。
そこにホンの50年ほど前にバケツ一杯の魚が放流されました。
それが巨大な肉食魚「ナイル・パーチ」です。
琵琶湖のブルーギルみたいなもんで、在来種を片っ端から食べてしまい、ヴィクトリア湖の生態系をめちゃくちゃに壊してしまいました。
でも、そのナイルパーチが食用として海外に向けて輸出されているので、そこには漁をして、大きな加工工場で働く人々(それによって生きている)人々がいます。
一見活気に満ちて見えるその場所は、実は娼婦や、ストリートチルドレンのたまり場。当然エイズも蔓延しているし、住むところのない人たちが飢えてあふれています。いくらでも獲れるナイルパーチは、現地の人は口にする事ができず。現地の人が食べられるとしたら、加工過程で出されたゴミになる部分だけ。なんという矛盾。
それを加工してゴミを食用に加工する工場は、工場ともいえないものすごい不衛生な所で、ウジの沸いた魚のゴミを干したり熱を加えたり。画面からはニオイは分かりませんが、見ているだけでも相当の覚悟が要るほどの・・・。当然有機ガスが発生して、目が完全に無くなってしまった女性もいて、それでもそこで働いているのです。
ナイルパーチの主な輸出先はEUや日本・・・。

それだけではありません。
もっと大きな問題は、その輸送に使われる飛行機にあります。ナイルパーチの輸出が盛んな事に目をつけたのは武器商人たち。彼らにとっては戦争や内乱ほど「おいしい」ことはないのです。そして、生きるために、より良い暮らしをするために兵士になりたい、だからと言って「戦争」を待ち望んでいる人たちがいるということ。それほどまでに「普通の暮らし」からは遠い暮らしをしている人たちがいると言う事。
何も知らずにアフリカ産の白身の魚を食べる日本人であるわたしたち。見終えたあとには深い虚無感が・・・。

いつも思うけど、あそこで目を潰されながらアンモニアとウジの中で生計を立ててる女の人は、ひょっとしたら自分だったかもしれない。他の子供たちと一握りのゴハンを奪い合いながら、夜はシンナーやタバコをすって何もかも忘れて眠ろうとする子どもは、わたしの子どもだったのかも知れない。
その違いはスレスレだったかも知れない。
そう思うと、この日本で安穏に生きられる幸福をもっと真摯に受け止めないといけないなぁと痛感させられます。自分が恥ずかしい。

★★★★
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