 | キンキーブーツ ジョエル・エドガートン ジュリアン・ジャロルド キウェテル・イジョフォー ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2007-02-23
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監督 ジュリアン・ジャロルド
出演 ジョエル・エドガートン 、キウェテル・イジョフォー 、サラ=ジェーン・ポッツ 、ジェミマ・ルーパー 、リンダ・バセット 、ニック・フロストこれは面白かった〜!!こう言うの好き!!
物語は、実話を基にした作品だそうです。
信念と歴史のある職人気質の父親が作り上げてきた靴工場、父親の急死で、急遽社長に就任したのが主人公のチャーリー。ところが、順調に見えた会社は実は倒産寸前だったのです。そこでチャーリーが起死回生のアイデアを放つ・・・。
アイデアというのは、ふと知り合ったドラァグ・クイーンの舞台を見て、履くものに困っているらしい彼女たちの靴を作ろう!というもの。
このドラァグ・クイーンのローラがすっごくいい!なんたって綺麗だし迫力がある。舞台も歌も。しぐさや表情がものすごくいいのです。胸に迫るものがある。彼女の孤独感や差別されている事の辛さ、自身の中にある葛藤などがひしひしと伝わります。ともかく女っぽいのにカッコよくって魅力的!
それに引き換え主人公のチャーリーはかなり頼りない男。だけど、彼がだんだんと頼りになる「社長」に変わって行くのが、見ていて気持ちが良いし、ワクワクする展開です。最初の頼りなさとは打って変わってカッコよくなる。それに頼りない時やイライラさせられる時は、はっぱをかける従業員のローレンがこっちの気持ちを全て代弁してくれてストレスになりません(笑)。
好きなシーンは、→ネタバレなのでドラッグしてどうぞ・・・
最初にダサいブーツを見せられてローラがめっちゃ怒るシーン。そしてローラが腕相撲でわざと負けるところ。ドンに恥をかかせたくなかったんだなぁと思った。そこにローラの優しさを見てすごく好きになりました。
最後のショーのシーンは予想の範疇だったけど、それでも感動したし楽しめた。赤いブーツがチャーリーに見える演出が憎い、これって出会いの時のシーンの再現だし。でも、自分がローラを傷つけておきながらあの電話の中身はないと思いましたけど。・・・ネタバレここまで
感動するけど押し付けがましくなく、先は見えるけど飽きなくて、笑ってジーンとしてとっても気持ちのよい映画でした。好き♪
もっと大きな問題は、その輸送に使われる飛行機にあります。ナイルパーチの輸出が盛んな事に目をつけたのは武器商人たち。彼らにとっては戦争や内乱ほど「おいしい」ことはないのです。そして、生きるために、より良い暮らしをするために兵士になりたい、だからと言って「戦争」を待ち望んでいる人たちがいるということ。それほどまでに「普通の暮らし」からは遠い暮らしをしている人たちがいると言う事。
何も知らずにアフリカ産の白身の魚を食べる日本人であるわたしたち。見終えたあとには深い虚無感が・・・。
いつも思うけど、あそこで目を潰されながらアンモニアとウジの中で生計を立ててる女の人は、ひょっとしたら自分だったかもしれない。他の子供たちと一握りのゴハンを奪い合いながら、夜はシンナーやタバコをすって何もかも忘れて眠ろうとする子どもは、わたしの子どもだったのかも知れない。
その違いはスレスレだったかも知れない。
そう思うと、この日本で安穏に生きられる幸福をもっと真摯に受け止めないといけないなぁと痛感させられます。自分が恥ずかしい。
★★★★★