コヤリ

アルプス一万尺、コヤリの上でアルペン踊りをさあ踊りましょう!

この「コヤリ」、北アルプスの「槍ヶ岳」の横にある「小槍」だそうです。今日の中日新聞に載っていました。小槍の高さが丁度一万尺なんだそうで・・・。

山といえば、最近すごくオススメの山の漫画を読みました。
「岳」著者:石塚真一 小学館
主人公の三歩、大好きです!
詳しくは拙ブログ「なれのはて」にてどうぞ。
16:03 : [そのほか]オススメマンガトラックバック(0)  コメント(0)

果断―隠蔽捜査2/今野 敏

4103002522果断―隠蔽捜査2
今野 敏
新潮社 2007-04

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隠蔽捜査」で、不思議な魅力を見せてくれた竜崎シリーズ?第2弾。
今回も面白かった!さくっと読めました!
前回の件で警察庁から大森署の所長に左遷されてしまった竜崎。その大森署管内で起きた強盗事件に絡めた物語。
一見、ただの強盗事件、それに絡んだ立てこもり事件のようだけど、ほんのちょっとした綻びを、どこまでも追及することで真実に迫ってゆく過程が見応えあり目を逸らせません。真実ははたして。すごく気になりどんどんと読むことが出来ました。
前回、「東大卒業者でなければ人にあらず」みたいな雰囲気をまとっててすっごくイヤなヤツだった竜崎、今回は最初から「背水の陣」的な職場で苦労しているせいか、前のように憎まれっ子の役目はしていません。それどころか「警察体質」の悪しき部分と真っ向から対決しているようで、正義の味方に見えてくるから不思議。頑張れ!竜崎!
何事もきっちり理屈で原因を探ろうとする(・・・これが「天才柳沢教授(山下和美さんの漫画です)」によく似ています。)その徹底振りは気持ちがいいくらいなのです。およそ公明正大とは彼(ら)のことを言うのでは。
家庭でも妻の病気、娘の就職活動、息子の東大宣言と気になることばかり。が、前回の件でかなり家族の信頼を得たようで家庭内ではトラブルはない。(今回竜崎があの国民的アニメを見て感動した様子が面白かった。そっか、あんなに有名なアニメの名前すら聞いたこともないほどの人生なのね。。。わたしとほぼ同世代なのに・・・。)そのあたりのバランスも丁度よかったし、これによって竜崎の高感度がますます上がったかも。
前回同様思うのは、竜崎自身は全然変わらない。だけど、高感度が上がってゆくのはこちらの視点が変わるから。その点が中々に新鮮な感じです。次も期待したい♪
あと、最初のほうに竜崎が地域の安全性向上のために何が必要か(というよりも、今の世の中に必要なもの、何故こんな物騒な世の中になったのか)を論じる場面があるのだけど、これがまったくその通り!って思えて面白かった!これはもっと真剣に考えてみる必要のあるテーマだと思う。

keiさんにお借りしました。ありがとうございました!
15:57 : [本・タイトル]か行トラックバック(1)  コメント(0)

キンキーブーツ

B000KGGFZ8キンキーブーツ
ジョエル・エドガートン ジュリアン・ジャロルド キウェテル・イジョフォー
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2007-02-23

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監督 ジュリアン・ジャロルド
出演 ジョエル・エドガートン 、キウェテル・イジョフォー 、サラ=ジェーン・ポッツ 、ジェミマ・ルーパー 、リンダ・バセット 、ニック・フロスト


これは面白かった〜!!こう言うの好き!!
物語は、実話を基にした作品だそうです。
信念と歴史のある職人気質の父親が作り上げてきた靴工場、父親の急死で、急遽社長に就任したのが主人公のチャーリー。ところが、順調に見えた会社は実は倒産寸前だったのです。そこでチャーリーが起死回生のアイデアを放つ・・・。
アイデアというのは、ふと知り合ったドラァグ・クイーンの舞台を見て、履くものに困っているらしい彼女たちの靴を作ろう!というもの。
このドラァグ・クイーンのローラがすっごくいい!なんたって綺麗だし迫力がある。舞台も歌も。しぐさや表情がものすごくいいのです。胸に迫るものがある。彼女の孤独感や差別されている事の辛さ、自身の中にある葛藤などがひしひしと伝わります。ともかく女っぽいのにカッコよくって魅力的!
それに引き換え主人公のチャーリーはかなり頼りない男。だけど、彼がだんだんと頼りになる「社長」に変わって行くのが、見ていて気持ちが良いし、ワクワクする展開です。最初の頼りなさとは打って変わってカッコよくなる。それに頼りない時やイライラさせられる時は、はっぱをかける従業員のローレンがこっちの気持ちを全て代弁してくれてストレスになりません(笑)。
好きなシーンは、→ネタバレなのでドラッグしてどうぞ・・・最初にダサいブーツを見せられてローラがめっちゃ怒るシーン。そしてローラが腕相撲でわざと負けるところ。ドンに恥をかかせたくなかったんだなぁと思った。そこにローラの優しさを見てすごく好きになりました。
最後のショーのシーンは予想の範疇だったけど、それでも感動したし楽しめた。赤いブーツがチャーリーに見える演出が憎い、これって出会いの時のシーンの再現だし。でも、自分がローラを傷つけておきながらあの電話の中身はないと思いましたけど
。・・・ネタバレここまで
感動するけど押し付けがましくなく、先は見えるけど飽きなくて、笑ってジーンとしてとっても気持ちのよい映画でした。好き♪

もっと大きな問題は、その輸送に使われる飛行機にあります。ナイルパーチの輸出が盛んな事に目をつけたのは武器商人たち。彼らにとっては戦争や内乱ほど「おいしい」ことはないのです。そして、生きるために、より良い暮らしをするために兵士になりたい、だからと言って「戦争」を待ち望んでいる人たちがいるということ。それほどまでに「普通の暮らし」からは遠い暮らしをしている人たちがいると言う事。
何も知らずにアフリカ産の白身の魚を食べる日本人であるわたしたち。見終えたあとには深い虚無感が・・・。

いつも思うけど、あそこで目を潰されながらアンモニアとウジの中で生計を立ててる女の人は、ひょっとしたら自分だったかもしれない。他の子供たちと一握りのゴハンを奪い合いながら、夜はシンナーやタバコをすって何もかも忘れて眠ろうとする子どもは、わたしの子どもだったのかも知れない。
その違いはスレスレだったかも知れない。
そう思うと、この日本で安穏に生きられる幸福をもっと真摯に受け止めないといけないなぁと痛感させられます。自分が恥ずかしい。

★★★★★
15:18 : [映画タイトル]か行トラックバック(0)  コメント(2)

リバティーン

B000IB11UYリバティーン
ジョニー・デップ ローレンス・ダンモア サマンサ・モートン
アミューズソフトエンタテインメント 2006-11-24

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監督 ローレンス・ダンモア
出演 ジョニー・デップ 、サマンサ・モートン 、ジョン・マルコヴィッチ 、ロザムンド・パイク 、トム・ホランダー 、ジョニー・ヴェガス


17世紀の英国。王(ジョン・マルコヴィッチ)に追放されたジョン・ウィルモット(ジョニー・デップ)は、3か月後に恩赦を受けてロンドンに戻ってくる。彼は悪友たちに自分がきわどい性描写にあふれた政府批判の詩を詠(よ)んで追放されたという武勇伝を聞かせるのだった。 (シネマトゥデイ)
うーん、、、正直言えばストーリー的には「ふーん・・・」と言う感じしかないのですが、ジョニーの魅力は全開だったのでは。前半妖しくセクシーな感じに目が離せませんでした。そして後半、崩れてゆく主人公の鬼気迫る姿に呆然として、これまた「すごい」と魅入ってしまいました。
最後、王の弁護にやってくるジョニーの姿が圧巻。見応えがありました。
しかし、これ、ジョニー以外の役者が演じていたら絶対に見なかっただろうし、見ても途中でやめていたと思う。それって、映画としてはどうなのでしょうか。
でも、ジョニーが出てるからオッケーなのでした。

もっと大きな問題は、その輸送に使われる飛行機にあります。ナイルパーチの輸出が盛んな事に目をつけたのは武器商人たち。彼らにとっては戦争や内乱ほど「おいしい」ことはないのです。そして、生きるために、より良い暮らしをするために兵士になりたい、だからと言って「戦争」を待ち望んでいる人たちがいるということ。それほどまでに「普通の暮らし」からは遠い暮らしをしている人たちがいると言う事。
何も知らずにアフリカ産の白身の魚を食べる日本人であるわたしたち。見終えたあとには深い虚無感が・・・。

いつも思うけど、あそこで目を潰されながらアンモニアとウジの中で生計を立ててる女の人は、ひょっとしたら自分だったかもしれない。他の子供たちと一握りのゴハンを奪い合いながら、夜はシンナーやタバコをすって何もかも忘れて眠ろうとする子どもは、わたしの子どもだったのかも知れない。
その違いはスレスレだったかも知れない。
そう思うと、この日本で安穏に生きられる幸福をもっと真摯に受け止めないといけないなぁと痛感させられます。自分が恥ずかしい。

★★★
14:52 : [映画タイトル]ら行トラックバック(0)  コメント(2)