フランシスコの2人の息子

francisco


監督 ブレノ・シウヴェイラ
出演 アンジェロ・アントニオ 、ジラ・パエス 、ダブリオ・モレイラ 、マルコス・エンヒケ 、マルシオ・ケーリング 、チアゴ・メンドンサ


評判につられて、遠いほうの映画館(クルマで30分)まで行って見て来ました。やっぱりこれも期待しすぎたのが悪かったのか、そーんなには大感動でもなかった。けど、決してつまらなくはないんですが。風景も綺麗だったし。カントリーミュージックが好きな人ならもっと楽しめたと思うので、そういう方がいらっしゃったらオススメです。

物語をさくっとご紹介すると、フランシスコという男が息子たちには自分と同じ苦労(貧しい小作農)をさせたくないので、音楽への道を与える。その息子たちの半生を、父親フランシスコの視点で描くと言うものです。

実話なんですって。これ。ほぼ全編ドキュメンタリーみたい。ドキュメンタリーを上手く映画にしてあると言う感じで、その点はすごくよかったと思う。
実は最初、この息子、すっごい音痴だったのです。それがいつの間にか歌が上手くなっているところや、先生や教則本もなく、ただ一度演奏家に指導してもらっただけで楽器が弾けるようになるなど、もしも、これがフィクションだったら納得できない場面が多々あったのだけど、実話じゃ文句も言えません(笑)。ありていに言えば、子どもに夢を無理やり押し付けている父親とも言えるので、そこは「紙一重」なんです。(よく似た映画として思い出しのが「北京バイオリン」。でもそれとは、子どもが本当に音楽をやりたいと思っているのかいないのかと言う所で、全然違いました。)
でも、決して息子たちは父親に逆らわないのですね。反発もしない。ただ親の言うなりに音楽をやり、キライな生卵も飲み(笑)巡業に行けと言われれば行くし、行くなと言われれば行かない。
そんな前半の、息子たちが子ども時代の部分は子どもたちも可愛くて、子どもたちの歌声とともに楽しめたのですが、息子が大人になってからはちょっとダレてしまったかな。恋人と出会ったときのシーンはくどかった。。。

さて、サンパウロに出てきてもなかなか夢の実現に至らず、失意のうちに帰郷する息子のためにフランシスコが取った行動は・・・!!

以下ネタバレです↓

それは、息子の歌がラジオで流れるように、電話でリクエストする事。何度も何度も、別人に成りすましそりゃもう何度も何度も。そしてその場にいた人や仕事仲間に頼んだりして、ともかく給料全てを電話代にしてリクエストを続けるのです。
あまりにも滑稽で・・・そして感動的でした。
その甲斐あって、ラジオに流れた二人の曲は、たちまち大人気に。フランシスコのお金が底をついてもトップの位置をキープ。
そしてついに念願のレコード発売になったのです。
フランシスコの息子たちは、いまやブラジルでは不動の人気を誇るカントリーミュージシャンらしいです。それが最後に分かったのでわたしは「あぁよかったね~!!」と感動した。何もないところからのサクセスストーリーなので、その部分は素直に感動できました。特に最後のコンサートの場面、ホンモノたちが出てきて、その本人たちの使い方が上手いなあと思ったし、ホンモノのフランシスコが息子の歌を聞きながら泣いてて、こっちもつられて泣いてしまった。逆にお母さんは泣いてなくて微笑んでたけど、女は強いなと思った(笑)。またフランシスコ氏が結構華奢だったので意外だった。力仕事ばかりしてきたのでもっと屈強な、この映画の役者さんのような人を想像してたので。
しかし、これで大成功したから良いけど、成功しなかったら・・・??ちょっと考えてしまった。でも、ブラジルと言う土地柄を考えると一概にそんなことも言えないのかもしれませんが・・・。

最後に「エミヴァルにささげる」という文を見たときは流石に胸がつまりました。映画の中に登場する「エ・ア・ロール」と言う歌の詩も、恋人への歌であると同時に、幼くして死んでしまった弟への言葉とも取れます。


もっと大きな問題は、その輸送に使われる飛行機にあります。ナイルパーチの輸出が盛んな事に目をつけたのは武器商人たち。彼らにとっては戦争や内乱ほど「おいしい」ことはないのです。そして、生きるために、より良い暮らしをするために兵士になりたい、だからと言って「戦争」を待ち望んでいる人たちがいるということ。それほどまでに「普通の暮らし」からは遠い暮らしをしている人たちがいると言う事。
何も知らずにアフリカ産の白身の魚を食べる日本人であるわたしたち。見終えたあとには深い虚無感が・・・。

いつも思うけど、あそこで目を潰されながらアンモニアとウジの中で生計を立ててる女の人は、ひょっとしたら自分だったかもしれない。他の子供たちと一握りのゴハンを奪い合いながら、夜はシンナーやタバコをすって何もかも忘れて眠ろうとする子どもは、わたしの子どもだったのかも知れない。
その違いはスレスレだったかも知れない。
そう思うと、この日本で安穏に生きられる幸福をもっと真摯に受け止めないといけないなぁと痛感させられます。自分が恥ずかしい。

★★★☆
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でっちあげ/福田ますみ

4103036710でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相
福田 ますみ
新潮社 2007-01-17

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うーん・・・!怖い!!
こんな親、もしも自分の子どもの学校にいたら、わたしたちどうすれば良いんだろう??なんて考えながら一気に読んでしまった。非常に恐ろしく、そして興味深い一冊でした。
「でっちあげ」によって、あれよあれよと言う間に坂道をどこまでも転落して行く、と言うより転落させられてしまったひとりの気の毒な教師の姿に、ただただ唖然、呆然そして慄然。
しかし、この教師、最初のニュースでは「気の毒」とは正反対の扱い。「殺人教師」として報道されているのです。
このサブタイトルに含まれる「殺人教師」という言葉から、まるで教師が子どもを殺したかのような印象を受けたのだけど、この事件では誰も死んだり怪我をしたりしていません。刑事事件じゃないのです。これは2003年6月に日本で初めてとなる「教師による児童へのいじめ」として世間を騒がせた事件の顛末です。

教師自身は児童をいじめた事もなく、体罰を加えた記憶もなく、「血が穢れている(児童には外国人の尊属がいるということで)」として言葉によっていじめた記憶もなく、要はまったく身に覚えのないことで、謝罪させられ、担任をはずされ、6ヶ月の免停になり、挙句最後は裁判で訴えられてしまいます。
ここに登場する、件の「児童の親」の「クレーマー」ぶりが凄い!!不気味なのです。そして、事を荒立てたくないというだけで、親の言うがままになってしまい、教師を信じないで「認めちゃえ、謝っちゃえ!」という感じの校長たち。謝ってしまう教師の自己主張のなさにも呆れるのですが、しかし今の学校では、教師よりも保護者が強い、と言う立場関係が浮き彫りになり、そのこと自体にすごくショックを受けました。自分はどうだろう、先生に対してどうだろう、と我が身に置き換えて考えずにいられず。また同時に、自分がこの教師の立場だったら?やはり同じように忸怩たる気持ちを殺して、心にもない謝罪をするかも知れません。
そしてマトモに取材もせずに一方的な記事を書いたメディアたち。本書は記者の実名入りで、告発とも思えるような厳しさでそのメディアである「週刊文春」「朝日新聞西日本社版」を糾弾していますが、読めば読むほど各社の報道姿勢には疑問が沸きまくり。「取材」あっての「記事」ではないのか、記者がそんな風ならこっちは一体何を信じればいいの??素人にだって分かる事を、彼らはしてない------たとえば、「浅川くんの親って、どんな人?」と同級生の親何人かに聞くだけでも良かったのでは。------これって記者の怠慢では・・・?
結論を言うと、親クレーマーの言い分の殆どは裁判では通らなかったようだけど、彼らの「嘘」が暴かれていく裁判の様子は目が離せず。あまりにもお粗末な嘘なのに、嘘が暴かれると言う事を全然心配していない様子の彼らが本当に不気味でした。
だいたい「でっちあげ」というタイトルがインパクトありましょう。いかにも安っぽいイメージの言葉だと思うんだけど・・・たとえば、『捏造』とか『虚偽』とか・・・語彙が貧困なのでパッと出てこないけど、ほかの言葉でもうちょっと体裁の良さそうな言葉はあるんだろうけれど、あえて『でっちあげ』としたところに著者の意図があると思う。
しかし、教師も被害者だけど、教室の子どもたちがかわいそう。件の男子児童にしても、子どもたちをここまで巻き込んだ一連の「加害者」は罪が重いと思います。

と色々思ったり書いたりしながら、この本もまたひょっとして全面的には信用できないのかなぁ・・・と皮肉な事に考えてしまうのでした。
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ピーターパン

ピーターパン プラチナ・エディション
ピーターパン プラチナ・エディションジェームズ・M・バリー ボビー・ドリスコール キャサリン・ボーモンド

ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント 2007-03-21
売り上げランキング : 1361

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リトル・マーメイド プラチナ・エディション シンデレラ3 戻された時計の針 白雪姫 ピノキオ ふしぎの国のアリス スペシャル・エディション


今さらレビューも感想もないと思うけど、今回レンタルに娘が選んだ「ピーターパン」。もう何度借りていることでしょう。好きで好きで。わたしはピクサー作品のほうがどっちかというと好きなんだけど、娘たちはなんとアニメのほうが好き。
ディズニーアニメは登場人物が個性的で面白いのですが、この「ピーターパン」は特に誰も彼もが面白い!犬のナナや登場まもなく殺されてしまう船乗りさえも。フック船長は、コミカルで面白いけどどこかカッコイイよね。フックとスミーが一番すきなのです、わたし。
もうひとつ、わたしのツボはウェンディの動きです。あのお嬢様お嬢様した動作のひとつひとつが目を引かれちゃう(笑)。静香ちゃん走りもウェンディには負けるとな。
「いいなぁ行きたいなぁネバーランド!」と、思うには、わたしはトウが立ち過ぎって感じですがね。

さて、うちがいつも借りるのはVHSなんだけど、巻末にメイキングが収録してあります。これがすっごく面白い!「白雪姫」なんかもメイキングが丁寧に紹介してあるけど、わたしは「ピーターパン」のほうが好き。少年だったころのディズニーが、初めて「ピーターパン」の舞台を見て感銘を受けたのが1910年代。1930年代後半、白雪姫の製作中に映画化に乗り出す。1939年に映画化権を取って、画家のデビッド・ホールによって絵が描かれます。最初はナナもネバーランドに行く予定だったり、もっとおどろおどろとした雰囲気だったりしたようです。音楽も全然違ってて、その、結局ボツになった方の音楽が当時のストーリーボードと一緒に見られます。
まもなく第二次世界大戦が始まり、製作が中断。1950年に再開。
ピーターパンは従来どおりの「少年」の姿で登場します。(舞台や映画では女性が演じていたのです)作画担当のミルトという人が心がけたのが「軽さ」。パンは「飛ぶ」のではなく「浮く」のだと。それを表現するのに苦労したという話が印象的です。
ティンカーベルが今こうして登場するまでの、デザインの遍歴なんかも面白いです。
しかし何よりも圧倒されるのは、アニメのために役者たちが実際に同じように演技をして実写フィルムを作ったということ。観客に見せるためのフィルムではなく、アニメーターたちが人物の動きを自然なものにするための参考資料としての、フィルムだったのです。
肩越しに振り返ると首はどこまで一緒に回るか、反対側の腕の動きやあごの動きなどにも丁寧に着目・・・。だからこそ、あんなに自然で滑らかな動きがアニメなのに実現しているのですね。今ならコンピュータですぐにできちゃうんでしょうが、当時の苦労がしのばれるとともに、そこまで徹底して映画を「作った」ディズニーはすごいな~と、感心させられます。
アニメ作品そのものも面白いけど、このメイキングがわたしはすっごく好きなのです。
プラチナエディションにはさぞかし色々ついているのだろうなぁ・・。欲しい我が家です。
20:11 : [映画タイトル]アニメトラックバック(1)  コメント(0)

リトル・ミス・サンシャイン

B000LXHF4Kリトル・ミス・サンシャイン
アビゲイル・ブレスリン ジョナサン・デイトン ヴァレリー・ファリス
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2007-06-02

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監督 ジョナサン・デイトン 、ヴァレリー・ファリス
出演 グレッグ・キニア 、トニ・コレット 、スティーヴ・カレル 、アラン・アーキン 、ポール・ダノ 、アビゲイル・ブレスリン

すんごい評判が良いから、すっごく期待してしまった。それでなのかなぁ、なんか・・・思ったよりも「ふつー」で「可もなく不可もなく」って言う感じ。
たしかに面白かったし飽きなかったし、ほのぼのしたりジーンとしたり、楽しく見ることが出来たし「いい映画だなぁ」と言えると思うけど・・。
ロードムービーってキライじゃないのだけど「ストレイト・ストーリー」なんかも、何度も借りてきてはそのたび寝てしまい、結局最後まで見たことがない。
この「リトル・ミス・サンシャイン」は退屈もしなかったし、実際最後の「ミス・コン」のシーンまでは面白かった。登場人物たちのクセのある感じとか、ちぐはぐした家族の雰囲気とか。だけど、あの「ミス・コン」の舞台が・・・。
ここからネタバレで→つまり、ミスコン「リトル・ミス・サンシャイン」を目指して1000キロ以上の旅をして、途中でバスは壊れるわ、お父さんの本の出版は駄目になって破産の憂き目に会うわ、挙句におじいちゃんは死んでしまうわ(これにはびっくりした)、おにいちゃんは色弱が発覚してパイロットになれないことが分かってパニクったりと、ともかくトラブル続き。トラブルが続くうちに家族の絆が深まってゆくのが良いと思うのですが・・・。で、最後のミスコンのシーン。名だたる美少女たちがトップを目指してるのに、なぜあのオリーブちゃんがあそこに出場できたのかまず不思議。予選に通過したのか、書類審査だけでたった12人に絞ったのか、カリフォルニアには12人しかミスコンに出場したい子供がいないのか・・・。あまりにも場違いな感じが見ていて痛かったのです。いたたまれなかった。とても「ほほえましい」と言う気持ちからは程遠かった。家族がオリーブちゃんと一緒になって「恥をかく」のが感動どころなのかも知れんけど、わたしにはただひたすらいたたまれない気持ちがしただけ。恥をかいたって良いじゃない!・・・って思えるほどわたしは強くない、恥ずかしい事が怖いと思う弱い人間なのだと思いました。
前評判が良すぎて期待しすぎたのが悪かったのか、それとももともとなのか、よく分からないけどわたしにとっては「まぁまぁよかったかな」って言う程度。たしかにオリーブちゃんは可愛かったけどね!

もっと大きな問題は、その輸送に使われる飛行機にあります。ナイルパーチの輸出が盛んな事に目をつけたのは武器商人たち。彼らにとっては戦争や内乱ほど「おいしい」ことはないのです。そして、生きるために、より良い暮らしをするために兵士になりたい、だからと言って「戦争」を待ち望んでいる人たちがいるということ。それほどまでに「普通の暮らし」からは遠い暮らしをしている人たちがいると言う事。
何も知らずにアフリカ産の白身の魚を食べる日本人であるわたしたち。見終えたあとには深い虚無感が・・・。

いつも思うけど、あそこで目を潰されながらアンモニアとウジの中で生計を立ててる女の人は、ひょっとしたら自分だったかもしれない。他の子供たちと一握りのゴハンを奪い合いながら、夜はシンナーやタバコをすって何もかも忘れて眠ろうとする子どもは、わたしの子どもだったのかも知れない。
その違いはスレスレだったかも知れない。
そう思うと、この日本で安穏に生きられる幸福をもっと真摯に受け止めないといけないなぁと痛感させられます。自分が恥ずかしい。

★★★
20:56 : [映画タイトル]ら行トラックバック(0)  コメント(0)

守護神

B000OPPTLG守護神
ケビン・コスナー アンドリュー・デイヴィス アシュトン・カッチャー
ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント 2007-06-20

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監督 アンドリュー・デイヴィス
出演 ケヴィン・コスナー 、アシュトン・カッチャー 、ニール・マクドノー 、メリッサ・サージミラー 、クランシー・ブラウン 、セーラ・ウォード


ここのところ、見たかった映画が一気にレンタルリリースしてて、どれにしようか迷った挙句これにしました。劇場に見に行こうかと思っていたぐらいだったんだけど、見に行かないでもよかったかなぁ・・・。
とりあえず、アシュトン・カッチャーって男前!
「バタフライ・エフェクト」のときに初めて見て「エエ男や~」と思ったけど、アゴが割れているのが惜しい。アゴ割れの苦手な私です。でも頭は小さいし全身のバランスのよさって言ったら、ちょっと映画界でも1、2を争うのでは。たとえアゴ割れてるとしても ギャスパーよりわたしはこっちが好きかも。
ケビン・コスナーはトシ取ってしまったけど、やっぱりわたしは彼のファンなので、いい男二人も出てて眼福、眼福。それだけでも満足な一本です。

さて、肝心の内容ですが、海洋救助隊の話で、先達が生意気な新人を導き、その中で生じる友情・・・というありきたりなストーリー。「バックドラフト」なんかを思い出したのだけど、どうも内容的にはパッとしなかったかなぁ。多分、トレーニングのシーンが延々と続いたので飽きてしまったかも。
救助の話というよりも、トレーニング中の主人公二人の確執が友情に変わってゆく部分が大きなテーマみたいだった。それを思えば良い映画とも言えそうだけど、うーん・・・つまらなくはなかったけど・・・
可もなく不可もなく・・・って言う感じ。
主人公二人に魅力を感じる人は見るべきかとは思いますが。

わたしの個人的な萌えツボはネタバレにつき、反転してください→、→ケビン・コスナーが演じるベンは奥さんに愛想つかされています。で、ベンは離婚したくなくて、奥さんに縋るのです。出てゆこうとする奥さんに「行かないでくれ」とか「努力するから」とか・・・。腹を立てるとかじゃなく、本当に哀願してる感じ。そこがツボ。わたしだったら折れちゃうなぁ。あんな人に懇願されたら拒めないよ。しつこく電話してみたり、訪ねていったりして・・・。いいなぁ、なんかああ言うの、胸キュンでしたわ。最後に会った時の後ろからの抱擁なんて、ぐっと来た。多分、ケビン・コスナーだったからだと思うけど。
もっと大きな問題は、その輸送に使われる飛行機にあります。ナイルパーチの輸出が盛んな事に目をつけたのは武器商人たち。彼らにとっては戦争や内乱ほど「おいしい」ことはないのです。そして、生きるために、より良い暮らしをするために兵士になりたい、だからと言って「戦争」を待ち望んでいる人たちがいるということ。それほどまでに「普通の暮らし」からは遠い暮らしをしている人たちがいると言う事。
何も知らずにアフリカ産の白身の魚を食べる日本人であるわたしたち。見終えたあとには深い虚無感が・・・。

いつも思うけど、あそこで目を潰されながらアンモニアとウジの中で生計を立ててる女の人は、ひょっとしたら自分だったかもしれない。他の子供たちと一握りのゴハンを奪い合いながら、夜はシンナーやタバコをすって何もかも忘れて眠ろうとする子どもは、わたしの子どもだったのかも知れない。
その違いはスレスレだったかも知れない。
そう思うと、この日本で安穏に生きられる幸福をもっと真摯に受け止めないといけないなぁと痛感させられます。自分が恥ずかしい。

★★★
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コヤリ

アルプス一万尺、コヤリの上でアルペン踊りをさあ踊りましょう!

この「コヤリ」、北アルプスの「槍ヶ岳」の横にある「小槍」だそうです。今日の中日新聞に載っていました。小槍の高さが丁度一万尺なんだそうで・・・。

山といえば、最近すごくオススメの山の漫画を読みました。
「岳」著者:石塚真一 小学館
主人公の三歩、大好きです!
詳しくは拙ブログ「なれのはて」にてどうぞ。
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果断―隠蔽捜査2/今野 敏

4103002522果断―隠蔽捜査2
今野 敏
新潮社 2007-04

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隠蔽捜査」で、不思議な魅力を見せてくれた竜崎シリーズ?第2弾。
今回も面白かった!さくっと読めました!
前回の件で警察庁から大森署の所長に左遷されてしまった竜崎。その大森署管内で起きた強盗事件に絡めた物語。
一見、ただの強盗事件、それに絡んだ立てこもり事件のようだけど、ほんのちょっとした綻びを、どこまでも追及することで真実に迫ってゆく過程が見応えあり目を逸らせません。真実ははたして。すごく気になりどんどんと読むことが出来ました。
前回、「東大卒業者でなければ人にあらず」みたいな雰囲気をまとっててすっごくイヤなヤツだった竜崎、今回は最初から「背水の陣」的な職場で苦労しているせいか、前のように憎まれっ子の役目はしていません。それどころか「警察体質」の悪しき部分と真っ向から対決しているようで、正義の味方に見えてくるから不思議。頑張れ!竜崎!
何事もきっちり理屈で原因を探ろうとする(・・・これが「天才柳沢教授(山下和美さんの漫画です)」によく似ています。)その徹底振りは気持ちがいいくらいなのです。およそ公明正大とは彼(ら)のことを言うのでは。
家庭でも妻の病気、娘の就職活動、息子の東大宣言と気になることばかり。が、前回の件でかなり家族の信頼を得たようで家庭内ではトラブルはない。(今回竜崎があの国民的アニメを見て感動した様子が面白かった。そっか、あんなに有名なアニメの名前すら聞いたこともないほどの人生なのね。。。わたしとほぼ同世代なのに・・・。)そのあたりのバランスも丁度よかったし、これによって竜崎の高感度がますます上がったかも。
前回同様思うのは、竜崎自身は全然変わらない。だけど、高感度が上がってゆくのはこちらの視点が変わるから。その点が中々に新鮮な感じです。次も期待したい♪
あと、最初のほうに竜崎が地域の安全性向上のために何が必要か(というよりも、今の世の中に必要なもの、何故こんな物騒な世の中になったのか)を論じる場面があるのだけど、これがまったくその通り!って思えて面白かった!これはもっと真剣に考えてみる必要のあるテーマだと思う。

keiさんにお借りしました。ありがとうございました!
15:57 : [本・タイトル]か行トラックバック(1)  コメント(0)

キンキーブーツ

B000KGGFZ8キンキーブーツ
ジョエル・エドガートン ジュリアン・ジャロルド キウェテル・イジョフォー
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2007-02-23

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監督 ジュリアン・ジャロルド
出演 ジョエル・エドガートン 、キウェテル・イジョフォー 、サラ=ジェーン・ポッツ 、ジェミマ・ルーパー 、リンダ・バセット 、ニック・フロスト


これは面白かった~!!こう言うの好き!!
物語は、実話を基にした作品だそうです。
信念と歴史のある職人気質の父親が作り上げてきた靴工場、父親の急死で、急遽社長に就任したのが主人公のチャーリー。ところが、順調に見えた会社は実は倒産寸前だったのです。そこでチャーリーが起死回生のアイデアを放つ・・・。
アイデアというのは、ふと知り合ったドラァグ・クイーンの舞台を見て、履くものに困っているらしい彼女たちの靴を作ろう!というもの。
このドラァグ・クイーンのローラがすっごくいい!なんたって綺麗だし迫力がある。舞台も歌も。しぐさや表情がものすごくいいのです。胸に迫るものがある。彼女の孤独感や差別されている事の辛さ、自身の中にある葛藤などがひしひしと伝わります。ともかく女っぽいのにカッコよくって魅力的!
それに引き換え主人公のチャーリーはかなり頼りない男。だけど、彼がだんだんと頼りになる「社長」に変わって行くのが、見ていて気持ちが良いし、ワクワクする展開です。最初の頼りなさとは打って変わってカッコよくなる。それに頼りない時やイライラさせられる時は、はっぱをかける従業員のローレンがこっちの気持ちを全て代弁してくれてストレスになりません(笑)。
好きなシーンは、→ネタバレなのでドラッグしてどうぞ・・・最初にダサいブーツを見せられてローラがめっちゃ怒るシーン。そしてローラが腕相撲でわざと負けるところ。ドンに恥をかかせたくなかったんだなぁと思った。そこにローラの優しさを見てすごく好きになりました。
最後のショーのシーンは予想の範疇だったけど、それでも感動したし楽しめた。赤いブーツがチャーリーに見える演出が憎い、これって出会いの時のシーンの再現だし。でも、自分がローラを傷つけておきながらあの電話の中身はないと思いましたけど
。・・・ネタバレここまで
感動するけど押し付けがましくなく、先は見えるけど飽きなくて、笑ってジーンとしてとっても気持ちのよい映画でした。好き♪


★★★★★
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リバティーン

B000IB11UYリバティーン
ジョニー・デップ ローレンス・ダンモア サマンサ・モートン
アミューズソフトエンタテインメント 2006-11-24

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監督 ローレンス・ダンモア
出演 ジョニー・デップ 、サマンサ・モートン 、ジョン・マルコヴィッチ 、ロザムンド・パイク 、トム・ホランダー 、ジョニー・ヴェガス


17世紀の英国。王(ジョン・マルコヴィッチ)に追放されたジョン・ウィルモット(ジョニー・デップ)は、3か月後に恩赦を受けてロンドンに戻ってくる。彼は悪友たちに自分がきわどい性描写にあふれた政府批判の詩を詠(よ)んで追放されたという武勇伝を聞かせるのだった。 (シネマトゥデイ)
うーん、、、正直言えばストーリー的には「ふーん・・・」と言う感じしかないのですが、ジョニーの魅力は全開だったのでは。前半妖しくセクシーな感じに目が離せませんでした。そして後半、崩れてゆく主人公の鬼気迫る姿に呆然として、これまた「すごい」と魅入ってしまいました。
最後、王の弁護にやってくるジョニーの姿が圧巻。見応えがありました。
しかし、これ、ジョニー以外の役者が演じていたら絶対に見なかっただろうし、見ても途中でやめていたと思う。それって、映画としてはどうなのでしょうか。
でも、ジョニーが出てるからオッケーなのでした。

もっと大きな問題は、その輸送に使われる飛行機にあります。ナイルパーチの輸出が盛んな事に目をつけたのは武器商人たち。彼らにとっては戦争や内乱ほど「おいしい」ことはないのです。そして、生きるために、より良い暮らしをするために兵士になりたい、だからと言って「戦争」を待ち望んでいる人たちがいるということ。それほどまでに「普通の暮らし」からは遠い暮らしをしている人たちがいると言う事。
何も知らずにアフリカ産の白身の魚を食べる日本人であるわたしたち。見終えたあとには深い虚無感が・・・。

いつも思うけど、あそこで目を潰されながらアンモニアとウジの中で生計を立ててる女の人は、ひょっとしたら自分だったかもしれない。他の子供たちと一握りのゴハンを奪い合いながら、夜はシンナーやタバコをすって何もかも忘れて眠ろうとする子どもは、わたしの子どもだったのかも知れない。
その違いはスレスレだったかも知れない。
そう思うと、この日本で安穏に生きられる幸福をもっと真摯に受け止めないといけないなぁと痛感させられます。自分が恥ずかしい。

★★★
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マーダーボール

B000MGBQ4Gマーダーボール
マーク・ズパン ヘンリー=アレックス・ルビン ダナ・アダム・シャピーロ
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2007-03-21

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これは、事故や病気で四肢障害を負った人たちが、車椅子でラグビーをしてパラリンピックでの優勝を目指すと言うドキュメントです。
かなり質の高いドキュメンタリーで、本当に見応えがありました。
最初のうちは、登場する人たちがスポーツマンにあるまじき柄の悪さ??で引いてしまいそうになりましたが、とんでもない。柄の悪さはすなわち勝負へのこだわりでもあり、見る見る釣り込まれていったのです。
まず映像がすごい。スタイリッシュだし作り方が巧く見てて飽きない。
また、このスポーツ自体マーダーボール(殺人ボール)と言うだけあって、すごい迫力。ぶつかり合っては地面に転がされ伏してしまったり、ものすごい乱暴な感じなんだけど、おそらくそれ以外では腫れ物に触るような扱いを受けているのだろう彼らが、このコートにいる間は余計な遠慮とか配慮とかのないフリーな場所にいるのでは・・。コートでは選手たちにとっても本来のシンプルな自分自身になれるのではないかと思いました。
ただ、自分がどうして車椅子に乗るようになったのか、と言ういきさつ成り行きやその当時の気持ちなどの思い出話も絡めてるので、もちろんそれは切な良い持ちにさせられました。あるひとは、自分の体に羽が生えて空を飛ぶ夢を見るとか・・・。
また、同じように障害を負ってしまったリハビリ中の青年の、戸惑いや苛立ち、そして、車椅子のラグビーを見て目を輝かせる場面なども印象的。
全体を通して、アメリカチームと、カナダチームの確執や競り合いが主に描かれています。ともかく、どっちが勝つのかドキドキはらはら!
アメリカチームで中心選手の一人として活躍してきたジョージが、ただ一度冷遇された事に腹を立て、アメリカチームを捨ててカナダチームの監督になったりして。アメリカチームを知り尽くしているからカナダにはとても有利になり、連戦連勝のアメリカの勝利を阻むのです。
いよいよやってきたパラリンピックでの勝負はいかに。
是非ともご覧下さい。


★★★★
22:16 : [映画タイトル]ま行トラックバック(0)  コメント(4)

わらじ続報

母のつくる布ぞうり(布わらじ)が
かなり上達しました。
waraji2

waraji3

前回のと比べるとかなりマシですね。
前回のはこれ↓
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ね、結構綺麗に出来るようになりました。
あんまりリビングに繊維も散らばりません!!(嬉)

でも、まだまだ左右対称にはなりません。
ガンバレー、母。
しかし、いくつ作るつもりなんだろう?
NHKの「おしゃれ工房」も始まったらしいです。

手で編む可愛い布ぞうり お気に入りの布で! 思い出の服で!
手で編む可愛い布ぞうり  お気に入りの布で! 思い出の服で!小石 正子

河出書房新社 2006-12-09
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善き人のためのソナタ

B000PWQS3G善き人のためのソナタ スタンダード・エディション
ウルリッヒ・ミューエ フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク セバスチャン・コッホ
ビデオメーカー 2007-08-03

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監督 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演 ウルリッヒ・ミューエ 、マルティナ・ゲデック 、セバスチャン・コッホ 、ウルリッヒ・トゥクール 、トマス・ティーマ 、ハンス=ウーヴェ・バウアー


素晴らしい映画を見ました。
アカデミーの外国語映画賞など受賞しています。前から評判を聞いてて、どうしても劇場で見たくて上映最後の今日、近くのシネコンではない隣の市の映画館に、わざわざ40分クルマを走らせて行きました。意気込みのほど感じてください(笑)。なんせヤフーの映画で今、★の数の多い映画ランク1位なのです。(2位は「ロッキー ザ ファイナル」だ!やったー!)

さて、1984年、東西ドイツが統合する前の東ドイツが舞台。
ある男の事情聴取というか尋問の場面から物語がスタート。その模様を録音したテープを学生たちに聞かせながら国家保安省(シュタージ)の局員ヴィースラー大尉は「反体制の人間が国家に背く罪を犯した場合」の落とし方を諄々と説いています。40時間眠らせないで尋問する、と言う方法を得々と披露したりして。「それはあまりにも非人道的では?」と異議を唱える学生がいようものなら、席次表にチェック入れているという徹底的な国家人間。
この、ドップリ東側人間の主人公が、自由思想の舞台監督のドライマンから、反体制思想の持ち主である証拠を掴もうと、24時間体勢で盗聴つきで監視する事になります。そして主人公が盗聴から知ってゆくドライマンの生活とは…。

思想統制の中で自由を求める事の困難さを舞台作家ドライマンを通じて、まざまざと見せ付けられます。このドライマンの体制に反してゆこうとする態度が、男っぽくて魅力的です。その中で誰が裏切るのか、誰が守ってくれるのか…、皮肉な成り行きや意外な展開が続きます。タイトルの「善き人のためのソナタ」はベートーベンの曲のタイトル。これはスターリンに「この曲を真剣に聞いたものは、悪人になれない」と言わしめた名曲。その曲がもたらしたものはなんだったのか、最後には大きな感動があります。是非ともご覧下さい。(ここから先はネタバレになりますので、映画を見たい人は読まないで!)


やっぱり一番印象に残るのは壁の崩壊後のものがたり。自由が手に入ったと言うのに、それまで迫害され続けてきたドライマンが、そこから作品を一つも上梓できないという皮肉。恋人の裏切りと死がもたらしたショックが大きかったのだろうと思うけれど、大きな「敵」がなくなり放心してしまったと言うのもあるだろう。それが再び書けるようになったいきさつが感動モノなんです。
また自由を手に入れたドライマンとは逆に、不遇に耐える主人公の姿が涙を誘います。報われないのがあまりにも哀れで切ない。
ドライマンが彼を見つけて、でも声をかけないのがいい。結局ドライマンの感謝の気持ちを伝える手段は…。

是非ともご覧になっていただきたい名作です。

もっと大きな問題は、その輸送に使われる飛行機にあります。ナイルパーチの輸出が盛んな事に目をつけたのは武器商人たち。彼らにとっては戦争や内乱ほど「おいしい」ことはないのです。そして、生きるために、より良い暮らしをするために兵士になりたい、だからと言って「戦争」を待ち望んでいる人たちがいるということ。それほどまでに「普通の暮らし」からは遠い暮らしをしている人たちがいると言う事。
何も知らずにアフリカ産の白身の魚を食べる日本人であるわたしたち。見終えたあとには深い虚無感が・・・。

いつも思うけど、あそこで目を潰されながらアンモニアとウジの中で生計を立ててる女の人は、ひょっとしたら自分だったかもしれない。他の子供たちと一握りのゴハンを奪い合いながら、夜はシンナーやタバコをすって何もかも忘れて眠ろうとする子どもは、わたしの子どもだったのかも知れない。
その違いはスレスレだったかも知れない。
そう思うと、この日本で安穏に生きられる幸福をもっと真摯に受け止めないといけないなぁと痛感させられます。自分が恥ずかしい。

★★★★★
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18:34 : [映画タイトル]や行トラックバック(0)  コメント(0)

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

pirates

監督 ゴア・ヴァービンスキー
音楽 ハンス・ジマー
出演 ジョニー・デップ 、オーランド・ブルーム 、キーラ・ナイトレイ 、ジェフリー・ラッシュ 、ジョナサン・プライス 、ビル・ナイ 、チョウ・ユンファ 、ステラン・スカルスガルド 、ジャック・ダヴェンポート 、トム・ホランダー 、ナオミ・ハリス


“深海の悪霊”、デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)と東インド会社のベケット卿(トム・ホランダー)が手を結び、海賊たちは滅亡の危機に瀕していた。生き残る手段は“9人の海賊たち”を招集することだったが、9人のうちのひとりはあのジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)だった。しかし、彼は現在“世界の果て”に囚われていて……。 (シネマトゥデイ)


時々ネタバレ防止に伏字にしています。見たい方はドラッグしてご覧下さい。↓

2回見たのですが、もう一度見に行ってもいいかなと思うぐらいカッコよかった!2週間たった今も興奮は残ってます。
ただ、最初ストーリーが分かりにくいのが難点。結局「東インド会社+デイヴィ・ジョンズvs海賊たち」と言う話なのだけど、そこに行くまでがやたら長いし敵味方が入り乱れてややこしく、一度見ただけではわたしの頭脳では理解できなかったし、一緒に行った子どももポカンとしてしまい、退屈そうにしていました。
しかし後半、佳境に入ってからの展開の見せ方は素晴らしいです。息をもつかせぬド迫力とスピード感、そしてジャックのカッコよさ!特に見所は「ロープ技のジャック」です。「ロープで空中を飛びながら拳銃でデイヴィ・ジョーンズを狙うときのニヤリ笑顔」が最高にカッコイイ!!一瞬なのでお見逃しなく!

今回、3部終わってみればどう考えても「パイレーツ・・・」とは「ウィルの成長物語」と思えてなりません。もちろんエリザベスもそうだけど(とても貴族のお嬢さんには見えなかった)、今回のラストでは「呪われた海賊」の冒頭のウィルからは想像もできない逞しさで「一人勝ち」と言っても過言じゃないぐらい美味しい所を持って行ったね。第二部では全然冴えなかったと思ったけど、この布石だったのかな。
かと言ってジャックの影が薄かったかと言うととんでもない!ストーリーではウィルが持っていってしまい、「呪われた海賊」の時ほどジャックが活躍しなかったのに、それなのに存在感は別格。なので、これ、もしもジャック役がジョニーじゃなかったら絶対にウィルに喰われてたと思う。ジョニーはやっぱりさすがだ~と思ったしだいです。
そして忘れてはならないのがバルボッサ。「デッドマンズチェスト」の最後に登場した時も、「わ~…なんか、カッコイイ…」と思ったんだけど、今回めちゃくちゃ活躍していました。特に最後の戦いでキャプテンになったエリザベスに「舵をお願い!」と言われて「頼まれてやろう」だったか?と言う所とか、その後舵を取りながら敵と戦うシーンはすっごくカッコよかった!そしてサルのジャックもね。あまりの大活躍にサルはCGなのじゃないかと思ってるんですがどうでしょう。可愛すぎました(笑)。ただ、そうすると「呪われた海賊」のラストに感じたバルボッサへの悲哀はどうなるの?て言う感じはする。
物語は後半意外な結末を迎え、意表をついてくれました。絶体絶命のピンチに現れたフライングダッチマンには鳥肌が立ったわ。わたしはオーリーファンではないので、さほど結末には感慨がないのだけど、やっぱりある種の感動があった。しかし、何度も言うけど、オーリー美味しいトコ独り占めしすぎ!(笑)
力で奪え!情けは無用!」は大好きな一こまなので最後に見せてくれて嬉しかったです。
ふっと疑問に思ったのは「カリプソとデイヴィ・ジョーンズにはいったい何があったのか?」と言う事。「そういう女なのよ」って一言で済まされてもデイヴィ・ジョーンズじゃなくても納得できないよ。あと、フライングダッチマンが再登場した時に、ケベックが放心してしまったけど撃てばよかったのじゃないの?

しかし、後半の盛り上がりを思うと、思い出しただけでもワクワクしてしまいもう一度見に行きたくなることですよ。

★★★★☆
15:48 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

布わらじ

先日ご紹介した「手で編む布ぞうり」ですが、ハハ、着々と作っております。ぞうりって言うか「わらじ」。
で、子どもたちも喜んで履いています。
(わたしはまだ裸足で生活できないのでワラジは履けません)
母親が作ってるのは主にタオル地のもの。
作るのがラクらしいです。
こんな感じ。
waraji

見ると作るとは大違いらしく、なかなか左右対称にならないし形も大きさも左右ででばらばらに・・・。
しかし、だんだんと上達はしているようです。
そのうち、「しょーと、これインターネットで売れないかね」と言い出さないことを願うばかり(^_^;)。
いま家中のタオルを漁っています・・・・。
派手なタオル求め押入れをガサガサ物色中。

しかし、タオルで作ると困った事が。
タオルをはさみ等で切ると、繊維が散るでしょ。
家の中があの繊維ですごく薄汚れた感じになるんです。
ま、こまめに掃除をしなさいって言う事ですか。

そう言えば子どもの時、母はわたしにリリアンで小さなワラジを作ってくれて、すごく可愛くて、すごく自慢だったなぁ。
と、ふと思い出したことですよ。
10:55 : [そのほか]もろもろトラックバック(0)  コメント(4)

オークション・レポ

ついこの前まで「映画のパンフレットは実際に自分が行った映画館で買うもの」と思い込んでいましたが、ネッ友さんとの会話から「オークションでゲットする」ことを思い立ちました。
そしてオークションと言うものに初めて(多分?)アクセスしてみました。
ネット歴は7年になるけれど、オークションをまじまじと眺めたのは(多分)初めてのこと。あるわあるわ色んなものが。映画の半券まで売ってるのにびっくり。聞けばそういうものもコレクターがいるんだって。

さてさてわたしが実際にオークションで手に入れたものたちは、河あきらの昔のマンガ(これは結構希少?)が一冊、あとは全て映画関連、ジョニー関連です。


pamphlet



以下わたしがオークションで感じた事。

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