独白するユニバーサル横メルカトル/平山夢明

4334925103独白するユニバーサル横メルカトル
平山 夢明
光文社 2006-08-22

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うーん。すごい独特の世界観。
グロイです。
最初は「乙一」サンっぽいのかなと思ったけど、切なさみたいなのはない、ひたすらグロで残酷。なので、やはり独特かな。
目玉をくりぬいたり、手足をもいだり、切り刻んだり・・・と、そういう描写がリアルに描かれているので、これはかなり読者を選ぶ本だと思います。そういうのが好きな人はこの本を気に入るだろうし、グロやスプラッタが嫌いな人は読まないほうが良いです。

短編集ですが「Ωの聖餐」が一番好きです。
オチの数行でノックアウトされた感じ。衝撃があります。
「オペラントの肖像」は、何がなんやら?って感じ・・・。
「卵男」は知っている漫画に似ている気がした。
「すさまじき熱帯」はドブロクが意味不明。
「独白するユニバーサル横メルカトル」は、主人公が可愛くなってくるから不思議。
「怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男」、これが全編通して一番エグイと思う。
そういうのに比べたら一番最初の「ニコチンと少年」は生ぬるいと言うか平凡だったなぁ。

ちなみに「異常快楽殺人」は、読んでいますが、初めてこの本を読んだときすっごく背徳的な後ろ暗さを感じたんだけど、若かったなぁ・・・(笑)。こんなのを読んでるのを、人に知られても良いのだろうか?とか、思ったりして。


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16:14 : [本・タイトル]た行トラックバック(0)  コメント(0)

ザスーラ

4043486014異常快楽殺人
平山 夢明
角川書店 1999-08

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B000EDWVOGザスーラ&ジュマンジ パック (初回限定生産)
ジョン・ファブロー ジョー・ジョンストン ジョシュ・ハッチャーソン
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006-04-16

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予告を見たときから「ジュマンジ」のパクリ?と言う感じだったけど、音声解説では「ジュマンジの続編」みたいなことを言っていた。パクリじゃなく続編っていうことですね。
まったく「ジュマンジ」を宇宙に持って言ったという感じで、それを分かって見てみるなら、それなりに楽しめる映画です。
取り立てて言う事はないけれど、かと言って特にがっかりするような映画ではない。子ども向けだからと言って馬鹿にするほどの映画でもないと思います。「ジュマンジ」が大好きな、うちの子どもは喜んでみていました。

離婚した両親の間を週の半分ずつ行ったり来たりして過ごしている、二人の兄弟がけんかをしたりしながら、「ザスーラ」ゲームをするうちに兄弟愛が芽生えてくる・・・。家が宇宙に飛んでゆき、そりゃもう酷い状態になるのですが、状況としては「ジュマンジ」よりも楽しそう。なんせ宇宙に行けるんだからね。その点がわくわくしたし、CGも綺麗だったし、子どもと一緒に気楽に楽しむのならお勧めできると思います。
少なくとも「Sボーイ&Mガール」よりはよっぽど面白い!!

★★★☆
22:47 : [映画タイトル]さ行トラックバック(0)  コメント(2)

使命と魂のリミット/東野 圭吾

4103031719使命と魂のリミット
東野 圭吾
新潮社 2006-12-06

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心臓外科を目指し、日本国内でも権威である西園に師事する主人公の研修医、夕紀。彼女は自分の父親を心臓病によって亡くしていた。父親と同じ病気の人を救いたい、その思いから心臓外科を目指したように見える夕紀だが、実はもっと深い所に別の思惑があった。
父の手術をしたのが、実は西園だったのだ。
そして、いま、西園は夕紀の母親と恋愛関係にあるのだ。
このことが何を物語るのか・・・。
そんな夕紀の勤める病院に不審な脅迫状が舞い込む。そこには
「病院の医療ミスを公開せよ」という言葉が・・・。
犯人の狙いはいったい何なのか・・・。





まぁまぁ面白かったと思うのですが、東野サンだとどうしても期待してしまい、ちょっと物足りなかったかな。
夕紀の物語と、病院が脅迫される物語の二つの筋が上手く絡み合っていると言う感じで読ませるのですが、脅迫のほうがちょっと現実味が薄かったかな。狙いが「それ」なら、ちょっとまどろっこしいような気がします。
夕紀が、西園への疑念と信頼の間で揺れ動くのも、見所の一つではあったけど、わたしが今回一番感情移入したのが脅迫犯人の恋人の看護婦。
彼女の最後の言葉にじーんとした。
でも、あとは割りと誰にも深く感情移入はしなかった。
ヒューマニズムがちょっと軽かったかな・・・。僭越ながらそんな感じです。

22:34 : [本・タイトル]さ行トラックバック(0)  コメント(0)

ディパーテッド

departed


*監督
マーティン・スコセッシ
*出演
レオナルド・ディカプリオ 、マット・デイモン 、ジャック・ニコルソン 、マーク・ウォールバーグ 、マーティン・シーン 、レイ・ウィンストン


香港映画の「インファナル・アフェア」のリメイクと言う事で、実はそれほど期待せずに観ました。
オリジナル映画がすごく良かったので、きっとそれ以上にはならないだろうと思ったので。
でも、見ている最中は内容を知っているにもかかわらず(と言ってもわたしのことだから、忘れている部分も多いけどね!)すごく面白く引き込まれてしまった。
マフィアのコステロ(ニコルソン)に育てられたコリン・サリバン(マット・デイモン)が警官になり、コステロの手先として警察内部でスパイ行為をする。それとは入れ替わるように、レオナルド・ディカプリオ演じるビリー・コスティガンが潜入捜査をするためにコステロの元に派遣されるのです。
功を奏してマフィアを一網打尽に出来るのか?
と言う感じですね。

マーク・ウォールバーグ、嫌なやつでしたな。なんでこんな人物がいるのだろうと思ったら。思ったら!
でも、オリジナルに比べればマットデイモンが軽すぎたような気がする。アンディ・ラウがこの役をやっていたんだけど、もっとこう・・・かたぎの生活に切々と憧れる心理を描いてほしかったかな・・。マット・デイモンは野心の塊のように描いていましたね。魂の深い所で苦しんでいるって言うのが見られなかったような気がしました。
逆にレオはよかったな。この映画ではトニー・レオンしかりレオしかり、マフィアに潜入するこの刑事の苦悩が見所の一つです。トニーは善人顔なので、そのギャップが良かったのだけどね。「ディパーテッド」は15禁になっているように暴力シーンが多いのだけど、これがまたレオの苦悩を迫真のものにしていたと思う。でも、上司・・こっちで言うとシーン父との心の交流と言うか、それが描けてない。ちょっと残念。
話を知っているから当然、どうなるの?と言うドキドキは一切ないのだけど、その点は承知で観ているわけだからOKだったけど・・・それを差し引いても、「モールス信号」のシーンで感じたような、めまいがするほどの緊迫感はなかったね。
でも、やはりそれほど期待せずに観たせいか?わたしは充分楽しめました。
オリジナルとまったく同じと言うわけではない」、と言うコトだけ、言っても良いかなと思う。念のために伏字にするけど。

★★★★
14:19 : [映画タイトル]た行トラックバック(0)  コメント(6)

王妃マリー・アントワネット―青春の光と影

4048737341王妃マリー・アントワネット―青春の光と影
藤本 ひとみ
角川書店 2006-11

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映画を観たので、大好きな藤本ひとみさんの「マリー・アントワネット」を読み返してみました。



タイトルから伺えるように、この作品はアントワネットの青春時代というべき若い時代を中心に描いてあるのです。
だから、「革命」のさなかのアントワネットを読みたいと思う人には、すこし期待が外れるかもしれない。この本は革命の足音が王妃にひたひたと近寄ってくるぞ・・・と言う所までしか描かれていないから。
しかし、若いときのアントワネットの心の移ろいなどはとっても丁寧に描かれていて、一気に読ませる。


「ベルサイユのばら」の中でも、嫁いですぐに宮廷の権力争いに巻き込まれる部分は見所の一つだった。が、ここではもうひとつ更に突っ込んで、ショワズール対デュバリー夫人の争いから細かく描いてあり迫力があります。
3人の伯母である内親王たちの人物描写も丁寧。彼女たちがアントワネットを「おもちゃ」のように影で操った様子がじっくり描かれていて興味深かった。

この宮廷の中で寂しく孤独な彼女が、どのようにしてフェルセンに引かれていったのか、心のひだをじっくり掘り下げていて、これも真に迫っています。

ルイ16世も気の毒ですね。泣けてきました。


藤本さんの著書でマリー・アントワネットを扱ったものでは「マリー・アントワネットの生涯」と「ウィーンの密使」の2冊を読んだ。前者は、悲劇の王妃と言う美化されたアントワネットの真実に迫ろうと、生まれたときから両親の性格やウィーン宮廷の環境などから、どうしてアントワネットがああいう軽い性格になっていったのか・・と分析するタイプの歴史エッセイで、後者はその性格のアントワネットを主人公にしたスリリングな宮廷小説となっている。
このときの、アントワネットの性格付けと今回はどうも違うように思われました。
「アントワネットの生涯」では、フェルセン伯爵の事も出世のために王妃を利用した部分があったとか描かれていて、とても好意的ではない描き方だったという記憶が・・・。「ちっ!フェルセンめ!『ベルばら』ではすごく善人ぶっていたのにホントはそんな姑息なやろーだったのか」と思った記憶があるので。
まぁ、どこの国も留学生を送り込むときはスパイの役目も負わせていたようですね。だから、後にフェルセンとアントワネットは繁く文通をするのだけど、その手紙はフェルセンがすべて母国スウェーデンの国王に横流ししていたとか?
でも、今回はなぜか、フェルセンがすごく好人物になっているのです。(顔はけなしてある。眉毛が垂れていて鼻の下が長くらくだのような口元・・・って、どんな顔じゃ~!!)
しかし、のちのヴァレンヌ逃亡のときにも一番力になったのはフェルセンだったようだし、王妃の処刑のあとは暗くなって生涯独身で通したと言うし、いったい王妃を本当に愛していたのか?それともただ利用していたのか?どっちなんだろう・・・。両方なのかもしれませんね。
そして、二人は「ベルばら」のなかでも、この本でも描かれたように、ほどプラトニックな関係だったのでしょうか。というのがすごく気になる。映画ではやすやすとそういう関係になっていたし。いったい事実は・・・??



それはともかく、あとがきで藤本さん本人が書いておられるのだけど、歴史を題材にするときは、一つ新しい事実が何かの拍子に発見されたとき、それまでの研究をすべて見返さなくてはならない事がある。そして、自分のその年齢などによっても、解釈が大きく違ってくる・・・と言う事。
だから、同じ著者でも数年前に書かれた本と今の本とは解釈が違うと言うコトなのかも。



まだまだアントワネットの本を何冊かは読んで行きたいと思う今日この頃なのです。
13:45 : [本・タイトル]あ行トラックバック(0)  コメント(2)

マリー・アントワネット

marie


*監督
ソフィア・コッポラ
*製作総指揮
フランシス・フォード・コッポラ 、ポール・ラッサム 、フレッド・ルース 、マシュー・トルマック
*出演
キルステン・ダンスト 、ジェイソン・シュワルツマン 、リップ・トーン 、ジュディ・デイヴィス 、アーシア・アルジェント 、マリアンヌ・フェイスフル 、ローズ・バーン 、モリー・シャノン 、シャーリー・ヘンダーソン 、ダニー・ヒューストン 、スティーヴ・クーガン 、ジェイミー・ドーナン 、クレメンティーヌ・ポワダッツ 、オーロール・クレマン 、メアリー・ナイ 、アル・ウィーヴァー 、ギョーム・ガリアンヌ



「ベルばら」世代としてはとっても気になる映画なので、ハリウッドで映画化と聞いたときから見る気マンマンでしたが、上映開始後から聞こえてくるのは芳しくない感想ばかり。
それでも、なんとか見る方向に・・・。
そういうわけだったのでもう、ぜんっぜん、本当にぜんっぜん!!期待していなかったのです。
その覚悟がしっかりと出来ていたからだと思うけど(いいことなのか?)わたしは充分楽しめました。
マリア・テレジアがアントワネットに託した使命「オーストリア人であるように」とか、ルイ16世の性的不能が治るのに、実に7年間も要したこととか、宮廷の中の権力争いとか、首飾り事件とか・・・
色々と描けていない、描けてなさ過ぎる!!!
という不満は多々あれど、それもみなさんの感想レビューを見て覚悟のうえだったので、大丈夫でした!。


豪華な衣装、絢爛たる宮廷、ベルサイユの変な習慣など(・・・衆目の中でのベッドインや朝ごはん、そして出産・・・など)を映像化して(大きな画面の劇場で上映していたし)観られたので、それだけでも満足。


でも、一番言いたいのは、この映画によると、アントワネットとフェルセンの恋があまりにも一時の火遊びのようで、軽すぎるということかな。

あと、いきなり市民がパリに押し寄せた場面に持って行っても唐突な感じ。もっと合間に市民の生活の苦しみをはさんで置いてもらわないと。


一言言うなら、自分の知っているアントワネットの生涯に関する知識を、映画を見ている間中フル稼動して、自分なりに補充して映画を観なければ楽しくないと言う事だけは確か。
アントワネットの事を良く知らない人が見たら、全然本当のアントワネットに近づけないと思いました。


褒めているのかけなしているのか分からない感想になってしまった・・・。

23:33 : [映画タイトル]ま行トラックバック(0)  コメント(2)

隠蔽捜査/今野 敏

4103002514隠蔽捜査
今野 敏
新潮社 2005-09-21

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これまた、タイトルからして想像したのとはちょっと違う内容でした。
警察小説ですが、ミステリーではないですね。
警察を舞台にしたミステリーかと思っていたけど、謎解きの部分はないです。
不測の事態に遭遇したとき、警察はどう言う態度をとるのか、ということを警察内部から一個人の目を通して追って行く物語です。
で、その、追って行く一個人と言うのがこの作品の主人公竜崎伸也、四十六歳、東大卒。警察庁長官官房総務課長。
わたしは警視庁とか警察庁とかの違いがイマイチ分からないで読んでたんですが・・・。派閥もあり意思の疎通も必要だけど上手くいかずで、結構難しいものだなぁと・・・。
発端は、連続殺人事件なのだけど、最初のうちはこの主人公のひととなりを延々と描いてあると言う感じで、しかも、このひとあんまり好感が持てず。東大にあらずば大学にあらず、見たいな主義で有名私大に合格した息子を「東大でなければ入るな」と一浪までさせているんです。
すごく自分の考えに凝り固まっていて、小学校のときの苛めの恨みをいまだに抱いているのが、官僚としての出世のバイタリティーの元だったりする。
一見人を見下していると思って、好きになれないこの主人公なんですが(こんな主人公じゃ、読む気にならないよ、と最初は思ったのですが)事件が大きくなっていくにつれ、その冷静な判断力や本質を見抜く慧眼などにだんだんと敬服の気持ちがわいてくるのです。
それも、それまでの主人公の人となりがあるからこそであるとわかってくるので、最初のイメージががらりと反転してしまう。
鮮やかなほどに。
警察全体を震撼させる出来事が起きるのだけど、それをどう収めてゆくのか、はらはらしながらもとても釣り込まれそして十分楽しめた。
何があっても動じない主人公の姿に感動さえ覚えました。
そして、なんとも爽やかなラスト。
面白かったです!!
おススメ!
19:56 : [本・タイトル]あ行トラックバック(0)  コメント(5)

膠着 /今野 敏

4120037789膠着
今野 敏
中央公論新社 2006-10

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表紙を見てびっくり。なんかファンキーじゃない?
そう、内容的にも結構ユーモア満載のユーモア企業小説って言う感じで、実はわたしはタイトルからしてすごく硬派な物語を想像していたので、予想外でした。
それはそれで面白かったんですが。

接着剤の老舗「スナマチ」で新人として、時には失敗もしながらセールスマンとして奮闘?する丸橋啓太。
少し怪しげな、しかしヤリ手の先輩セールスマンの本庄と一緒に託されたのは、とある試作品を商品化に向けて成功させること。
その合間にも、スナマチの吸収合併の噂や、どこかに潜んでいるかもしれない企業スパイの摘発など、新人には気が重い使命で夜も眠れないぐらいだ。
試作品は、無事商品として売れるのか?
スパイは?吸収合併は?
笑いながらもドキドキさせてくれる企業モノ。

++++++++

軽めの企業物として軽く楽しめました。
しかし、驚いたのは、接着剤と言うのはなぜ接着させる事ができるのかと言うことは科学的には立証されていないとか何とか?
接着のメカニズムは究明されてないということをはじめて知り、すごくびっくりした。乾けば双方がくっつく、と言う単純なものではないらしい。有名なポストイットだって最初は失敗商品だったらしく、それをああ言う世界的ヒット製品にのし上げたのは、ひとえに発想の転換だったという話も。そういう意味でも、面白い小説でした。
ハードなタイトルで、ライトな内容とはちょっとそぐわないように感じたけど、よく考えたら「膠着」って言うタイトルはすごくよく出来てる、面白いと思った。

19:38 : [本・タイトル]か行トラックバック(0)  コメント(0)

ほへと占い

ほんの保管所」の高さんの記事を見て知りましたが
ほへと占い」っていうのがあるのですって。
生年月日を入力するだけなので、さっそくやってみました。

結果は・・・↓です
反転すればわたしのコメントが見えます。


あなたの ほへと数秘は 7 Std6 です。

年齢・・歳は 忍耐と努力がテーマです。たしかに忍耐の日々ですな
いかなる成功も目に見えない忍耐が隠れています。繰り返し淡々と過ぎ去っていく日々ですが、しっかりと目の前の事をこなして下さい。現実逃避するなということかな?

> 7の意味
・基本性格
優れた思考能力を持ち、分析、発想、応用能力を持つ(記憶力と決断力は無い)。持ち上げておいて落とされてる感じが・・・しかし、確かに当たっているのだ。特に「記憶力」のあたり。決断力もないよ
情報通で興味のある事は詳しい(決して学校の成績が良い訳ではない)これも同じく持ち上げの落としの・・・しかしこれまた当たっている。成績は良くなかったので。
思考と行動の矛盾を嫌い独特の美意識や哲学を持つ求道者。
理屈っぽい。それを批判に使わないように。
む・・・むむむ、このあたりは結構鋭い!

・人間関係
クールな一面、社交力は意外とあります。そうかも?
一見複雑で不可解な性格ですが、うむ、それもそうかも!
実は寂しがりやで甘えたさん。ん?
深層意識からの好奇心からかいろいろな人と出会います。
たしかに、オフ会好きだしね
・生活
ストレスに弱いので、ストレスに注意。うーん
人目はあまり気にしない、そんな格好。それは大いに当たっている
味覚に苦みの耐性あり。苦味どころか何でも食べられるよ
生活感は無い。これは違うだろう?生活感ありまくりよー

・金運
いろいろ調べて比較して賢く買います。おけちですから・・・
しかしお金は有れば有るだけ使う。それは違います。おけちですから。
金のかかる趣味は持たない事。
言われなくてもおけちですから・・・

>補正オプション

std6:バランスをとり、数秘のもつ性質の弱点を補正。複数の考えがたまに自己矛盾を引き起す場合もあるが,現実に幅広く適応できる。初心者向き(謎)。サブに数秘:6の性質を少し合わせ持つ。6の数秘の意味は探してね。



この補正オプションについてはまったく意味不明ですね。
なんだこの「初心者向き」って。
長く付き合いたくないって言う事か?
もしもそうなら恐るべしほへと!
「キャラミル」でもそんなコト言われたし・・・。
でもまぁ、面白かったです。


ちなみに夫とか娘とか、勝手にやってみたけど
全然あってないような気がしました。
わたしのも他の人が客観的に見たら違ってるのかもね。

21:40 : [そのほか]もろもろトラックバック(0)  コメント(2)

風の墓碑銘/乃南アサ

4103710071風の墓碑銘
乃南 アサ
新潮社 2006-08-30

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もともと、音道貴子シリーズが苦手です。
といっても一番最初の「凍える牙」がどうもしっくりこなくて、音道シリーズは読んでないので、苦手も何もないのですが。
今回とっても評判が良いので手に取りました。

ある古い借家の解体作業中に地面から白骨体が出る。
大人の男女二人と、そして赤ん坊の骨だった。
その捜査に当たった音道だが、借家の持ち主に話を聞こうとしても、まだらボケのため肝心なことが聞けないままむなしく日が過ぎる。
そうこうするうちに、そのまだらボケの大家が何者かに惨殺されてしまう。
そこで、特別捜査本部が置かれる事になり、滝沢刑事と再びコンビを組むことになった音道貴子。
殺された大家が入っていた老人ホームに足しげく通い、ホームの入居者やスタッフから事情を聞くうちに、スタッフの一人長尾広士という若者に行き当たる。
壮絶な過去を持つこの若者は事件に関与しているのか?


正直言えば最初のうちはイマイチ話にのめりこめないでいたのだけど、その理由は音道貴子の個人的背景が大きくストーリーに割り込み、事件もの(ミステリー)と言うよりは音道貴子そのひとの事を描いた小説のようであったから。
しかし、滝沢とコンビを組み、老人殺しの件で老人ホームに通い、スタッフの一人岩松みうの話を聞く部分あたりから面白くなってきた。
みうの話そのものは事件と関係はあまりなかったが、これで一気に引き込まれた感じ。
その後の展開は、音道と滝沢のやりとりとか、女性検視官の奈苗の存在とかを含めて、事件の行方が気になって一気読みしてしまった。
特に、長尾広士の「過去」などは涙なくしては読めず。
実際、この物語の醍醐味は、この長尾広士の過去を含めた人生にあるとわたしは思う。


そしてやはり、ほかの登場人物たちも、設定とか内面の描写とかがすごくリアル。音道貴子は結構苦手な人だけど、それを滝沢の視点から見ればまた違う一面が見えたり、逆もまた然りでこの二人のやり取りやすれ違いが読みどころの一つとなっている。
読んでいるこっちは、音道にも滝沢にも「それを、心で思っているだけじゃなく相手に伝えてみなさいよ」とやきもきさせられるが、二人のスタイルはこうでよいのだろうね。


事件のオチはちょっと平凡で物足りなかったけれど、犯人の心理には唖然とさせられた。

心の闇とは良く聞く言葉だけれど、人の心はもともとが冷たい闇の中に漂っているもの。だからこそ一条の光やぬくもりを求めるのだと言う本文中の言葉が印象に残る。

仲が悪い二人だけど、何故か絶妙のコンビである音道と滝沢。このふたりの活躍をまた見て見たいと思う。
★★★★



しかし、乃南さんと言うとどうしても「風紋」「晩鐘」が思いつき、それ以上とは言わないけれど、同等の完成度を期待してしまう。
そこがネックですね。乃南さんには申し訳ないけれど。

22:52 : [本・タイトル]か行トラックバック(0)  コメント(0)

お札で折り紙??

4635490033おとなのおりがみ
アル中Masa
山と溪谷社 2006-11

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こないだ、テレビのワイドショーで紹介していました。
ほんとにお札を折って楽しんでました。
結構世界的にも普及している折り紙なんだって。
「家政婦は見た」って言うタイトルの折り紙があって
樋口一葉のお札で作るらしいのだけど
樋口一葉が覗いてるのです。
発想が面白いね。



でもね、やっぱり思う。
「お金で遊んじゃいけません」
と言われるのじゃないかと。
そういう世代なんだと思うのですが、どうでしょう。
21:32 : [本・タイトル]あ行トラックバック(0)  コメント(0)

えいご漬け

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今さら・・・な感じですが、「えいご漬け」を買いました。
もちろん、娘のためにです。
小学6年生、もうすぐ中学生の末っ子。
だけど、英語とか全然・・・!なんです。
塾に入れるべきだったのかなぁ・・・。
と悩んだりもするけど、まぁ、何とかなるかな
とこれまた淡い期待を抱いているのですが。

さっそく、娘はハマってくれたので
何もしないで中学に入るよりはちょっとはましかな??

でも、いちいち「ハウって?」「マッチって?」「ディスって?」と訊かれて一々頭でスペルを思い出しながら口にするのは疲れる~。
が、わたしの頭の体操にもなるかな~・・・と、これまた淡い期待。

(今年のテーマは【淡い期待】ですな、こりゃ)

しかし、近所のスーパーで買っちゃったのですが、保護シートもなくてこのAmazonよりも300円高かった。
ちぇ。失敗失敗。

次にほしいのは、やっぱり漢検とか?
でもこれがほしいのよ。
タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿


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21:47 : [そのほか]ゲームトラックバック(0)  コメント(0)

収納スペース/デボラ ロバートソン

4882822172収納スペース
デボラ ロバートソン Debora Robertson 新井 朋子
産調出版 2000-02

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図書館で見つけました。
収納ヘタなわたしに何かヒントをくれるかな?
と、淡い期待を抱いて・・・・(笑)


まぁ、収納のノウハウというよりも
おしゃれでセンスの良い部屋の数々を見ているような、
そんな感じの写真集と言ったほうが近い。


中には本にかこまれたダイニングがあったりして
ああ、羨ましい!
こう言う部屋に出来たらいいなぁ!!


ともかく、憧れるしかないです。
観ているだけで楽しい。
目の保養になる一冊です。
12:56 : [本・タイトル]さ行トラックバック(0)  コメント(0)

スーパーマン リターンズ

B000FPEMXGスーパーマン リターンズ 特別版
ブランドン・ラウス ブライアン・シンガー ケイト・ボスワース
ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-12-22

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監督 ブライアン・シンガー
出演 ブランドン・ラウス
   ケヴィン・スペイシー
   ケイト・ボスワース
   ジェームズ・マースデン
   フランク・ランジェラ
   サム・ハンティントン


実はあんまり期待していなかったのだけど、よかった!
ともかく、新スーパーマンの目がいい。優しい瞳だ~。


で、
わたしはただのリメイクかと思っていたけど、違った。
「スーパーマンが失踪してから5年後」という設定。
スーパーマンって失踪してたのだっけ??
前作のスーパーマンが4まで出ていて、1は面白かったけどシリーズものの常で、最後のほうは面白くなかったような?
で、その結末も覚えていなかったのですが。
しかし、冒頭から釣り込まれました。
淀川長治さんが「スーパーマンの空を飛ぶ姿の美しさに涙が出る」と言っていたのを思い出す。当時のスーパーマンも美しかったけど、今回はCG技術が進んでいる分楽しみが増えている感じ。やっぱり劇場で見ればよかったなぁ。


まず、かつての恋人が空の上で危機に陥りそれを救う所から物語りは展開してゆくのですが、「もうだめだー・・・!」と思ったとき、颯爽と現れて危機から救ってくれる・・・。こんなおいしいシチュエーションが他にあろうか?助けてくれたら好きにならずにいられませんってば。まるで自分が救われたように、一気にスーパーマンの優しい瞳のとりこに・・・。決してマッチョはタイプではないのだけどねぇ。


今回ともかく、5年間と言うウラシマ状態に戸惑うスーパーマンの姿が切ない。自分がいない間に起きたルイスの変化、レックス・ルーサーの裁判の行方だけど、けっして相手を責める事もなく「また会える?」と訊けば「いつでも」と応える。その優しさにわたしもメロメロ。そして切なさに泣けた!!

たしかに、リチャード(ルイスの現夫)は良い人だと思うけど、どうも顔が好みではないため肩入れしにくい。もうちょっとハンサムを使ってほしかったなぁ、ってこれはわたしの勝手な願望ですからスルーしてください^^;
続編がありそうなラストでした。また期待したいけど、シリーズものの常で・・・とならないように願いたい。

★★★★
22:08 : [映画タイトル]さ行トラックバック(0)  コメント(0)

マイアミ・バイス

B000I6AN3Kマイアミ・バイス
コリン・ファレル マイケル・マン ジェイミー・フォックス
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2006-12-22

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監督 マイケル・マン
出演 コリン・ファレル
   ジェイミー・フォックス
   コン・リー
   ナオミ・ハリス
   エリザベス・ロドリゲス
   ジョン・オーティス



案外評判がよくないようだけど、わたしは「コラテラル」が大好きでした。すごく引き込まれるように観たんだけど、それに比べて今回の「マイアミ・バイス」はちょっと退屈で、途中ちょっと意識を失ってしまった。(まぁ結構良くある事ですが)

要は潜入捜査の目的で犯罪組織に乗り込んだ主役二人の活躍を描いたものですが、ラブロマンスの要素が大きくてその点興ざめしてしまった。
ベッドシーンや裸での絡みも中途半端な感じでサービスしてくれなくてもいいですって感じ。なんであんなシーンを入れるのか。だいたい、あの東洋系の女ってそんなに良い女なのかな~~。なぞめいてる所がいいのかな。挑戦的なところとか。やたらせりふが硬いような気がしたのだけど。
ジェイミー・フォックスの出番は思ったよりも少なくて、コリン・ファレルのための映画みたいな感じだったね。とは言え、観ているうちにだんだんと面白くはなっていったのでほっとしました。
しかし、このカメラワークはどうなん?懲りすぎていてわたしは好きでない。酔いそう。ハンディカメラっぽいカメラワークの撲滅運動を起こしたいぐらいだ。
しかし、機密漏えいの元を突き止めるために潜入したのだと思っていたのに、結局黒幕は誰だったかとかそういうオチではなかったの?私が見逃しただけ?ラストはちょっと悲しかったなぁ。付いて行くのかと思ったのに・・・。
★★★
21:37 : [映画タイトル]ま行トラックバック(0)  コメント(2)

ファイナル・デッドコースター

B000J1XLG0ファイナル・デッドコースター 通常版
メアリー・エリザベス・ウィンステッド ジェームズ・ウォン ライアン・メリマン
松竹 2006-12-22

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ジャケットタイトルに「3」の文字があったのだけど深く考えずに借りてしまいました。そうです。第三弾なのだそうです。評判では、3作品中一番評価が低い作品ですが、前作を知らず初めて観たら結構いけるかな?


監督 ジェームズ・ウォン
出演 メアリー・エリザベス・ウィンステッド
   ライアン・メリマン
   クリスタル・ロウ
   シャーラン・シモンズ
   クリス・レムシュ
   サム・イーストン



高校生の卒業記念にみんなで訪れた遊園地。主人公のウェンディは、ジェットコースターの発進間際に、そのジェットコースターが脱線して大事故を起こすと言う予告映像を自分の頭の中だけで見る。パニックになったウェンディと一緒に何人かはジェットコースターを降りるが、ウェンディの彼氏と友達は乗ったままコースターは発進。そして、ウェンディの予告映像は現実のものとなり、コースターに乗った友達はすべて死んでしまった。しかし、悪夢はそれだけでは終わらない。そのとき一緒に降りたケヴィンが、生き残ったものも順次死んでゆくと言うのだ。果たして一人また一人と残酷な死に方で死んでゆく。なんとかその死を防ごうとするウェンディとケヴィンだが・・・。


これは死に方がすごくグロくて、その部分を楽しめばいいかなと思います。順を追って死が近づいてくるのでその恐怖はあるけど、それよりもともかくその死に方がすごく色々とバラエティに富んでいて、しかも、どれもものすごく痛そう!!!
で、お次はどんな死に方?と、思わず楽しみにしてしまう。ゴメンナサイ。


3作目ということで、どうやら2作品目が面白いらしいので今度レンタルで物色してみるつもりです。ほんとゴメンナサイ、こう言うのが好きで・・・^^;

★★★★

B0000DJWREデッドコースター/ファイナル・デスティネーション2
J・マッキー・グルーバー デヴィッド・エリス A・J・クック
エスピーオー 2003-11-28

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B0009Y29EMファイナル・デスティネーション 特別版
ジェームズ・ウォン デボン・サワ アリ・ラーター
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2006-01-25

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21:16 : [本・タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(2)

ハイテンション

B000J1XLJCハイテンション アンレイテッド・エディション
セシル・ドゥ・フランス アレクサンドル・アジャ マイウェン
角川エンタテインメント 2007-01-12

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監督 アレクサンドル・アジャ
出演 セシル・ドゥ・フランス
   マイウェン
   フィリップ・ナオン
   フランク・カルフン
   アンドレイ・フィンティ



血みどろスプラッターです。
すみません、こう言うのも時々見たいのです。


マリー(主人公の少女)が、友達アレックスの家に勉強するために身を寄せようとしたその夜、悲劇は起きた。
トウモロコシ畑の中で性的異常者の猟奇殺人があり(それは見ているわれわれにだけ明かされる)、アレックスの家にその男のトラックがやってくるのだ。
殺人者はベルを鳴らし、対応に出たアレックスの父親を・・・。




要するに異常者による猟奇殺人が繰り広げられ、マリーとアレックスは助かるのだろうか?という物語です。
こう言うのはストーリー性を求めてはいけないのかもしれない。
ひたすら残酷なスプラッターを楽しめる人だけが見ればよい。


近年では「テキサスチェーンソー」(ビギニングは見ておりません。その前のヤツ)のほうが怖かったかなと言う感じ。


こちらはサイコホラーとしても見られるようになっているんだけど、


以下ネタバレ


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17:22 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

階段途中のビッグ・ノイズ/越谷 オサム

4344012461階段途中のビッグ・ノイズ
越谷 オサム
幻冬舎 2006-10

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2007年1月、夕張市の成人式の様子を見ていてもらい泣きした人は多いと思う。
人間、逆境のときこそ真の意味で成長するし、味わう感動も本物だし、見えてくる人々の姿も真実だったりする。
この「階段途中のビッグ・ノイズ」も、まさにそんな風に逆境の中から立ち上がり、達成感を掴み取っていく高校生たちの爽やかさを描いた青春デンデケデケデケデケ・・・。


主人公啓人が属する軽音部は上級生の大麻使用による警察沙汰で、廃部となる。でも、伝統ある文化祭行事のライブである「田高マニア」にどうしても出たい!と言う一心から、それまで幽霊部員だったベースの伸太郎と、たった二人で再スタートを切る。
部室ももらえない、メンバーも揃わない、揃ってもクセものぞろい、先生からは目の敵にされるという四面楚歌の中で、時には熱さにメゲながら、時には仲間といさかいを起こしたりしながら、時には目の前の「ふともも」にくらっとしながらも目標の「田高マニア」に向けて頑張る若者たちの、なんと清々しい事よ。
「君たち、世界を変えてみたくはないか?」と言った先生がいましたが、この本には「若さが通用するのは十代の時だけだ」という名せりふを吐く先生が登場します。
それがこの物語の中で地味であるけども大きな存在感を放つカトセン。このカトセンや校長先生が、すごくいいです。
こんな先生の下で学校に通えたら生徒は幸せだろうなと思う。

物語は予想通りの展開ではあったけれど、そうではない意外な展開もあり、読み応え十分!
若いっていいねぇ!と、心から羨ましくなるけど、決してそれだけではない一冊でした。

あさみさんにお借りしました。ありがとうございました。
10:57 : [本・タイトル]か行トラックバック(1)  コメント(3)

マインドハンター

B000G8NVK2マインドハンター
LL・クール・J レニー・ハーリン キャサリン・モリス
アミューズソフトエンタテインメント 2006-09-22

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はぁ~・・・B級っぽい・・・と思いながらも、愛するクリスチャン・スレーターの出ている作品なのでとりあえず観る!!
ジャケット写真からは、絶対にクリスチャンが主人公だと思っていたのに~!!(号泣)

以下 さっそくネタバレです。

「スコーピオン」に続いて、出番が短かった~!!!。
そう、あっという間に死んでしまいました~。えーん!
彼が死んだとき、仲間の一人が「冗談だろう?」と言うせりふを吐くのですが、まさにわたしも同時に「嘘やろ~!」と叫んでしまった。
だって、しつこいけど主人公だとばかり思ってたんだもん!!!
チャプターで言うと3くらいで死んだのですぞ!
これが愕然とせずにいられますかっての。
しかもね、その死に方が!!!!
これは「ウィンドトーカーズ」以上の衝撃的な死に様でして。
スレーターファンとしてこれはどうなの??と、思わずにいられませんでしたが、まぁやっぱり見て悔いはないかな(どっちやねん)
こんな死に方をするなんて、やっぱりスレーターは素敵♪・・・と言う事にしておこう。でないと、立ち直れません。えーん。

映画の内容は、これが結構怖がらせて(楽しませて)もらえました。
FBIの分析官を目指すグループが、とある無人島でプロファイリングの研修を受けるために、事件のシミュレーションを行うと言う設定で出向いた無人島で、シミュレーションのはずが本当に、その仲間が次々に死んでゆくと言う物語。
「そして誰もいなくなった」っぽい?
いったい誰が犯人なのか?
考えられるのは、まず、メンバー内(8人)の中にいる。
メンバー以外にひとり、FBI捜査官がついてきたが、彼の目的もはっきりせず、なんだか怪しいがこいつかも。
そして、一番怪しいのは、メンバーをここに連れてきて一人ヘリで帰っていった「教官」。
誰が何のために仕掛けたかまったく分からない罠で、ひとりまたひとりと死んでゆくのです。(最初に死んだのがわたしのクリスチャン)
ま、いつ来るか?というドキドキもあるけど、死に方がなかなかにグロい。グロ好きには楽しめる作品じゃないかと思いました。観てても怖かった。
犯人も結末も結構意外でしたよ。
一応、こっちも「ヤツが犯人では」と言う目星を付けて見ていたのだけど、裏切られて・・・誰が犯人なのか分からない不気味さは、かなり良く出てた。
なんにしろ、わたしにとってはスレーターが死んでから無意味も同然。
観るのを止めようか知らん・・・と思ったのに、内容に引っ張られて最後まで見て、そして「ああよかった、最後まで見て。割とおもしろかったなぁ」と思えましたので。
ちょっとお得な感じの一作でした。

★★★★

さ~お次は「アローン・イン・ザ・ダーク」ですよ。
これは正真正銘、クリスチャンが主人公だと願いたい。
最後まで生きててほしいですね。B級もB級みたいだけどね、いいの。彼が出てるのなら。(でも寝ちゃうかも)
B000H1QS9Yアローン・イン・ザ・ダーク
クリスチャン・スレーター ウーヴェ・ボル スティーヴン・ドーフ
日活 2006-10-06

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15:05 : [映画タイトル]ま行トラックバック(0)  コメント(2)

北の零年

B000929WJO北の零年 通常版
那須真知子 行定勲 吉永小百合
東映 2005-07-21

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テレビ放映があったので、録画しておいたのをようやく見てみることに。
すっごく意表をつくストーリー展開でした。こんな物語とは思わなかった。ちょっとびっくりしました。
どんな物語を想像していたのかと言うと、全然予想とかはしていなかったんだけどね。

まずね、吉永小百合は確かに綺麗だけども、渡辺謙と夫婦って言うのは無理があるのではないですか?あの夫婦の娘の女の子、テレビでも大活躍の子役の(「ちびまる子ちゃん」のたまちゃんですよね)子どもとは年齢的にはお婆さんと孫です。どうして、吉永さんでなければいけなかったのか、もっと他に適役ならいくらでもいたのでは?

(以下、ネタバレを含む上に辛口なので、読みたい人だけドラッグして読んでください。)

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14:36 : [映画タイトル]か行トラックバック(0)  コメント(7)

東京ダモイ /鏑木 蓮

4062135604東京ダモイ
鏑木 蓮
講談社 2006-08-10

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2006年第52回の乱歩賞受賞作品です。

自費出版の会社「薫風堂出版」に勤め始めて間がない主人公の槙野は、シベリア強制連行による捕虜体験を句集として出版したいという高津の担当となった。
しかし、話をつめる段階で高津が謎の失踪。
残されていたのは、高津の原稿と舞鶴で起きたロシア人女性の殺人事件の新聞記事だった。
高津の手記とロシア人女性の殺人事件の関連は?
そして、高津はどこに行ったのか。
まったく覇気が感じられないいまどきの若者代表の槙野が、ずるずると事件にのめりこんでゆくその先にある真実は。


まず、面白かったかどうかと言うと、ちょっと事件の設定に無理があったような気がしました。
戦争中に起きたことが、現代の事件のきっかけになるというと、ついつい「人間の証明」などを思い出したのですが、事件と戦争の絡め方なんかは森村氏のほうが上手かなと・・・。
でも、シベリアの捕虜体験がこの小説のもとになっており、高津の思い出として、そして手記の中でも体験談として明らかにされるのですが、その部分は文句なく釣り込まれます。今まであまり知らなかった事なので、ともかく瞠目する感じで読みました。もっとこの部分を読みたいと思いました。

そして、登場人物に関して言えば、主人公の槙野がまったくやる気が感じられない、要するにヘタレな感じで描かれているのですが、逆に上司の女性や妹たちは元気。そして釣られるように槙野もだんだんと骨太になってゆくようでよかったのだけど、作品中ではものすごく成長したと言う感じがしないのが残念。男の成長する物語は好きなので、もうちょっとしっかりしてほしかったなと。
この情けない兄に強気の妹、と言う図式は最近の恐ろしい事件を思い出してしまいましたよ。
しかし、戦争直後の高津たちの人物設定はとてもよかった。惹かれるものがありました。

こないだ、小説現代で短編を発表していて、それがかなりよかったのです。タイトルは忘れてしまった・・・。叙情あふれるミステリーって言う感じで。なので、今後はまた追っかけて読んで行きたいなと思っています。

16:45 : [本・タイトル]た行トラックバック(0)  コメント(0)

制服捜査/佐々木 譲

4104555045制服捜査
佐々木 譲
新潮社 2006-03-23

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佐々木譲さんの作品は初めて読みましたが、面白かったです。
Amazonのカスタマーレビューを見るとそうでもないと言う意見もあるようですが、それだけ以前の作品が魅力的だったのだと思うと興味津々。「エトロフ」とか「ベルリン」とか言う作品もぜひとも読みたいと思いました。

さて、この「制服捜査」、主人公は川久保篤巡査部長。駐在さんで、いわゆる制服の「おまわりさん」です。
舞台が北海道なのですが、北海道では駐在員が犯した癒着事件により、同じ所に2年以上とどまらないようなサイクルで、駐在が派遣されると言う規則に変わってしまった。
たった2年で地域の何が分かるのか、地域のことを把握しきらないままにまた次の赴任地に行く事を余儀なくされているのだけど、そのデメリットのほうが「癒着事件を起こす可能性」よりも上層部には大事な事らしい。
「癒着が心配になるぐらい地域と密着した駐在員がほしい」という地域の住人の言葉が印象的です。
そんな中で起きる4つの事件を描いてあるのだけど、主人公は一介のおまわりさんだから、捜査には加えられない。だけど、駐在員にしか分からない事がその土地にはある、それをコツコツと調べるのが自分の「分」であると、立場をわきまえつつも事件の真相に迫ってゆく。
この姿がとても頼もしくそして正義漢に見えて好感が持てた。
警察小説と言うと、たいてい刑事たちが主人公だけど、制服のおまわりさんが主人公と言う事で、新鮮な気がして面白かったです。
また、この川久保の赴任先が排他的で保守的な土地柄で、その土地で暮らしてみないと分からないニュアンスのようなものが犯罪に対する「防犯協会」にもあり、土地柄そのものとの戦い・・・みたいな部分が読み応えがあり、川久保の活躍に胸がすくようだった。
22:47 : [本・タイトル]さ行トラックバック(0)  コメント(0)

茶々と秀吉/秋山香乃

4286016382茶々と秀吉
秋山 香乃
文芸社 2006-06

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歴史上の人物は後年の研究や考察によって、良くも悪くもなりうるものです。今生きている人間だって、見る角度を変えれば違う面が見えるのだから、何年も何十年も、写真すらない時代に死んでしまっている人物に関してはなおの事。
秀吉は、せっかく無一物からやがては天下人へののし上がりを実現させたサクセスストーリーの主人公であるにもかかわらず、無謀な朝鮮出兵を試み失敗し、失意のうちに死んでしまい果てはお家断絶とまでなったおばかな武将?
そして、茶々はその秀吉にはべり、正妻ねねを苦しめながら秀吉の甘い汁を吸いわがままの限りを尽くした悪女?

このシリーズはそんな偏見を払拭する物語です。

前作「茶々と信長」の続編である本書、柴田勝家と於市の方の自害により、幼い妹たちと一緒に秀吉に引き取られた所から、今回の物語はスタート。
そして、周知の如く秀吉の側室となり淀城を与えられ、淀のかたと呼ばれ一世を風靡する、秀吉が死ぬまでの茶々の半生を描いてあります。
逆に言えば、ここでは茶々との秀吉の半生を描いてあるということ。
二人の心の交流がすごく丁寧に描かれていて読ませられます。
茶々が秀吉に心を開き、ふたりが心を通わせあうまでになるくだりの心理描写が丁寧で説得力があるので、ちょっとときめいてしまうほどです。
「抱くときは心も一緒に抱く(無理には抱かない)」という秀吉のせりふに、くらっとしてしまいました(笑)。
この「茶々と秀吉」では、茶々の視点から見た秀吉の心理描写によってなぜ狂気ともいえる朝鮮出兵までに至ったのか、すごく説得力に満ちた解釈がされていて、深く納得してしまいました。
茶々は聡明で洞察力もあり、人の心を思いやる気持ち、慈しみの心、そして強さ、と何もかも兼ね備えた女性で、その性質的な美点や芯の強さが余す所なく描かれ、茶々に好感を持たないではいられません。
そして、そんな茶々が思ったひと秀吉、彼にも好感を持ちます。
元来人間臭く機転が利き賢く、そして明るく豪放磊落と言う感じの秀吉は人すきがする人物だと思うけど、ひときわ魅力的に描かれているのではないでしょうか。
彼の人生が終わるとき、しみじみと涙が出ます。

露とをち露と消へにしわが身かな
  なにわのことも夢のまた夢

次は「茶々と家康」ですか。これも期待大!待たれます!


4835590767茶々と信長
秋山 香乃
文芸社 2005-02

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00:02 : [本・タイトル]た行トラックバック(0)  コメント(4)

王妃マリー・アントワネット―青春の光と影/藤本ひとみ

4048737341王妃マリー・アントワネット―青春の光と影
藤本 ひとみ
角川書店 2006-11

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ご存知、マリー・アントワネットの半生を描いた藤本作品。
今度ハリウッド映画の「マリー・アントワネット」が公開されるので、見る前に是非読みたいと思っていた一冊です。
生涯全部が描いてあるのではなく、中心になるのは、娘時分から母親となるころまでのいわば「前半」と言う感じです。
どう言う風にフェルセンに惹かれていき、恋に落ちたかが一番中心となっています。
今までの著書で、案外マリー・アントワネットに対して辛口の印象がある藤本さんですが、今回は意外性もなく、「ベルばら」のイメージどおりのアントワネット像が描かれています。
「ベルばら」大好き人間ですが、「ベルばら」とは違う角度から見たアントワネット像も結構好きで、それを藤本さんには期待しているので、今回はまともすぎてちょっと拍子抜けしたと言うのが正直な感想です。
しかし、一方では「ベルばら」ファンとして同じアントワネット観をもう一つ詳しく読むことが出来た嬉しさもあるのですが。
そして、何よりも母テレジアの立場から見たアントワネットの姿が印象的です。
まぁ、いかんせんアントワネットを語り尽くすにはページ数が短すぎると思うので、もうちょっと伸ばして続きを書いてほしいです。
お待ちしています!

らむちゃんからお借りしました。
ありがとうございました。
00:22 : [本・タイトル]あ行トラックバック(0)  コメント(2)