2006'12.30
![]() | 配達あかずきん 大崎 梢 東京創元社 2006-05-20 by G-Tools |
「威風堂」という本屋さんで繰り広げられる、日常の何気ない出来事に潜んだミステリーを絡めた人間模様。
こんな本屋さんがあったら、ぜひとも行って見たい、そして出来ればわたしもこんな本屋さんで働いてみたい、と思わせられる作品。
ミステリーも決して血生臭くないし、それほどははらはらさせられるものでもないのだけど、自分にも分かるかもしれないと思わせる作りになってて、いつもなら推理モノを読んでいても推理もしないナマクラ読者のわたしも、思わず謎解きに参加してしまっていました。
だいたい、冒頭からお客さんがとんでもない乏しいヒントで「こういう本を探している」と言うのを、「何の本だろう?」と、登場人物たちと一緒になって考えてしまう。しかも、自分が読んだ本なら当たっていても外れていても、そこにそのタイトルを見つけるだけで嬉しい。
マンガもあってそれがまた、漫画好きにはたまらん嬉しさ。
「あさきゆめみし」が出てくる「標野にて 君が袖振る」なんてかなり気に入りました。こう言うタイトルのチョイスが作者の幅広い本好き魂を見せてくれて、語り合いたい!とさえ思わせられたり。
巻末に書店員の対談があり、これまた興味しんしんで読ませていただきました。













DVDすごいプレミアついてますが、その価値は?
ファニーゲーム









