2006'10.02
![]() | ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版 西岸良平 山崎貴 吉岡秀隆 バップ 2006-06-09 by G-Tools |
夫が、ビッグコミック・オリジナルをもう30年ぐらい読んでます。
わたしも夫と知り合った頃から読んでるので、20年以上になる。
読み始めたときからすでに連載されてた。ロングラン!!
連載は読みつづけるのが面倒になってきたので、あまり読まなくなったんだけど、「三丁目の夕日」はたまに読んでいます。
原作は連作短編漫画で、一話ずつ読みきりです。
これが一つの映画になるなんて、どういうストーリー展開になるんだろうと、すごく不思議な感じがしたし、ちまたの「感動した!」「泣いた!」と言う評判に、逆にちょっと腰が引けてたんだけど…。
原作のレギュラー陣が、映画の中で下町人情溢れるあったかい物語を展開してゆく。鈴木オートの一家3人、売れない作家の茶川と居候の淳之介、飲み屋の美人おかみサユリ。
ものはないけど、活気と明るさ、あたたかさだけは十分すぎるほどあった昭和のよき時代を見事に再現しています。
作りかけの東京タワー、都電が走る街にはまだまだ高層ビルの面影すらなくて、多摩川にかかる鉄橋のうえを煙はいて走るSL。
戦後の傷跡を覆い尽くして、これから発展するぞと言う活気に溢れた街、思えばこの映画の頃が日本人は一番幸福だったのかも知れませんね。
+++++
映画でよかった〜と思ったのは子どもたちが可愛かったこと。
鈴木オートの一平君もすごくかわいかったし、茶川さんにもらわれた淳之介くんも、健気で良かった。
とくにクリスマスにプレゼントをもらうくだりがすごく良かった。
そのまえに自分の希望を「何がほしい?」と訊かれ、すごく遠慮しがちに答えていたのだけど、実際にもらったプレゼントは淳之介の本当にほしいものだった!その時の輝く顔!
「どうしてぼくのほしい物がわかったんだろう」と、つぶやく淳之介に教えたかった。
「それをくれた人が、君のことを好きだからだよ。好きな人のことを知りたいと思うのは当然なんだよ」と。(←ちょっとくらもちさん入ってるんですけどね)
もらったほう、あげたほう両方の気持ちにジワーンとしました。
++++++
泣くよ、泣くよと思っていたので逆に心構えが出来ていたのか、わたしとしたことが思ったほどには泣けなかったのは我ながら意外。
原作のほうが好きだと感じたからかな?
それとも、わたしには物語が美しすぎて毒が足りなかったかな?(笑)
でも、映画もとってもよかったです。オススメです。
★★★★






