【映】42 世界を変えた男

42 ~世界を変えた男~ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産)
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ワーナー・ホーム・ビデオ 2014-04-15
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太平洋戦争が終わって間もなくのころ、アメリカ大リーグで初めて黒人の選手が登場しました。
この映画はその選手、ジャッキー・ロビンソンがリーグに入ったいきさつや、選手として活躍し始めた時を描いた作品です。
当時は黒人差別が徹底していて、トイレやバスの座席が分けられていたように、野球のリーグも分けられていたのです。
二グロリーグと言うのだそうです。
黒人が「普通の」リーグで野球をするなんて青天の霹靂ほど「あり得ない」ことだったみたいです。
ハリソン・フォード演じるジェネラルマネージャー、リッキーは差別政策に反対で、黒人選手の有益性に気づきもし、一人黒人をリーグに入れようとしてリサーチします。そして白羽の矢が当たったのがジャッキーだったのです。
差別が「当然」だった当時、ジャッキーはそれは辛い思いをします。
敵チームはもとよりチームメイトもジャッキーを差別します。
ジャッキーをチームに入れないように嘆願書まで作ったりして。
GMのリッキーはそれもお見通しで、最初にジャッキーに言うんですよね。すごく大変な思いをすると。

「怒りを抑えられるか。
白人だけのチームに黒人がひとり、反応は想像できるだろう。
人種統合を嫌う人たちの憎悪の対象になる。
ホテルやレストランでひどい差別を受け、拒否されるだろう。
そのとき、君はケンカをして私の計画をダメにするのか?」
みたいなことを言うんですよ。(正確なセリフではないのであしからず)

ジャッキーは答えます。
「やり返す勇気のない男になれと言うのか」と。

それに対してリッキーは答えます。
「いや、やり返さない勇気を持つ選手になるのだ」と。

罵倒されて言い返せば奴らの思うつぼだ。
殴られ、殴り返せば二グロが暴力をふるったと
二グロは劣ると言われる。
奴らのレベルで戦ってはならない。
優れたプレーをすることで、敵をねじ伏せろ。
君が勝つ方法はふたつしかない。
立派な紳士であり、立派な選手だと示すことだ。
右の頬を殴られたら左の頬を差し出す勇気を持て。

そして、ジャッキーは答えます。
「もしもユニフォームと背番号をくれたら、勇気で答えます」

映画そのものは、このリッキーの言葉と、それに答えて紳士であり続け、優れた選手であったジャッキーの姿がすべてと言っても過言ではないでしょう。
いろんないやがらせや差別に会い、苦しみながらも、紳士であったジャッキー。
感動的ではありますが、いささか地味な展開だったかもしれません。

一度だけジャッキーがキレそうになるシーンがあります。
でも、ものの本・・じゃなくてもののブログによると、本当のジャッキーは一度たりともキレそうにすらならなかったんだそうですよ。すごいです。そのほうが感動です。でも、映画だとあんまりにも盛り上がりに欠けるから、きっとこういう設定にしたんでしょうか。

42というジャッキーの背番号は、全リーグの永久欠番だそうです。
このトゥルーストーリーは感動的です。
実話が映画を凌いでて、フィクションがかすんでしまった感じがしました。

最初は拒否していたチームメイトが次第に受け入れていく。
「全員が42をつけてたら誰だか区別がつかない」
なんて言うんですけど。これはあれですね。
金子みすずさんの「みんなちがって みんないい」。

号泣するような感動作ではないとは思うけれど、おススメ作品です。






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22:04 : [映画タイトル]英数トラックバック(0)  コメント(2)

【映】17歳のエンディングノート

17歳のエンディングノート [DVD]
17歳のエンディングノート [DVD]
TCエンタテインメント 2013-11-06
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【あらすじ】
白血病で大人になるまで生きられないと医者に宣告された少女テッサ。
娘の病気を治すため、新しい治療方法探しに没頭する父親と、現実を受け止められず娘の看病すらできない母親。
絶望がテッサを支配していた―。死へ漠然とした恐怖を抱えたまま、テッサは17歳の誕生日を迎えた。
いよいよ「その時」が近いことを悟ったテッサは衝動的に死ぬまでにしたい【TO DO リスト】を作り上げる。
なんとなく毎日を過ごし、ただ死を待つだけだったテッサだったが、このリストを1つずつ実行することで生きる意味を実感していく―。
「お酒を飲む」「セックスをする」「ドラッグをやる」…大人になったらやりたかったことをすべてやろう。そう誓ったテッサは、死を迎えるまで前向きに生き抜こうと決心した。
そんなテッサの前にひとりの青年が現れた・・・。
(Amazonより引用)

感想、ネタバレ含みます。



いや、これはたしかに12禁でしょう・・と思う場面がたくさん。とくに万引きとか、人のキャッシュカードを掏るとか、いくら病気で余命いくばくないとしても、それはやっぱり駄目でしょう。。と。そんなことをTODOリストに入れちゃうのか?もともとそれをしたかったの?みたいな気持ちはありましたが(^-^;
冒頭も行きずりの男子とベッドに入ろうとするシーンにのけぞってしまった。
またその相手の男子が貧相な男で「え??そんな相手でいいの?」って←違うか(^-^;
(その男のおかげでのちの登場する隣の男子がイケメンに見えたことは間違いない。)
でも、自分はもう半世紀も生きることができて、子どもたちも今のところ元気で健康。もしも17歳で死んでしまうなんてこと、想像が及ばないのです。
ただ、なんとなく、そういう気持ちになるんだろうな。と思ったりします。
ちょっと「私の中のあなた」を思い出していたんだけど、子どもが死んでいく現実って、親としてはなかなか受け止めきらないですよね。なんとかして、なんとかして生きさせてやりたいって思うと思う。
それとも、テッサの母親のように「逃げる」か・・。
彼氏もやっぱり最初はテッサの病気を受け止められないで、ビビってしまいます。
当然だと思う。若くて健康な青年に、テッサの症状は過酷すぎます。
それでも、病気にたじろいだ自分をきっと悔いた彼は、街中にテッサの名前を書きました。
このシーンがものすごく印象的で泣けました。ここがいちばんドラマティックだった。
ただのお涙ちょうだいのドラマというよりも、現実的な部分があって、淡々と進む物語に却って泣かされてしまいました。
幼い弟がまた可愛くって。。。
最後のセリフ「とりついてもいいよ。」っていうのがまた泣けた。
家族の死をどう受け止めるか、つらいけれども、心安らかに送ってあげるのが一番かな。
辛すぎて難しいですよね。
死んでいくしかない相手に「死なないで」って泣いても・・・泣かれても困るよね・・と思いながらも、自分もやっぱりこの父親のように「死なないで」って、もっと激しく泣いてしまうだろうなぁ。
10:40 : [映画タイトル]英数トラックバック(0)  コメント(0)

【映】FLU 運命の36時間

B00IMSUMMSFLU 運命の36時間 [DVD]
TCエンタテインメント 2014-05-28

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「FLU 運命の36時間」を見ました。
愛するチャン・ヒョクさんの主演作品。
面白かった!!!

いわゆるパンデミックサスペンス。
密航してきたベトナム(かどこか)の難民が乗ったコンテナで、激烈な症状の病気が発生、コンテナの中の人間はほとんど死んでしまい、やがてその病気が上陸して韓国で爆発感染。
主人公のカン・ジグは救急救助隊員をしており、とある事故で、女医イネに出合います。
救急隊員と医者、感染が猛烈な勢いで広まりパニックになる盆唐の街の中で、巻き込まれながらも、自分たちの立場からウィルスに対する戦いを挑む彼らの様子を描いています。

FLU⇒インフルエンザ
36時間⇒感染から死ぬまでの時間

詳しい感想はこちらにあります。
良かったらクリックして飛んでください。こちら
17:39 : [映画タイトル]英数トラックバック(0)  コメント(1)

【映】007/スカイフォール

B00B1NYC7M007/スカイフォール 2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定) [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2013-04-03

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<ストーリー>
トルコ イスタンブール。MI6(英国情報局秘密情報部)のエージェント007ジェームズ・ボンドは、各地で潜入捜査をしているNATOの諜報部員の情報が記録されているハードドライブを強奪した敵を追跡し、その組織をあと少しのところまで追い詰める。しかし、あと一歩まで迫ったところで、先に潜入していた同僚エージェント ロンソンが傷を負ってしまう。そんな中、上司のMは非情にも敵の追跡を最優先にするよう指令を下す。後から駆け付けたアシスタントエージェント イヴと共に、敵を追跡するボンドだったが……。Amazon紹介文

22:34 : [映画タイトル]英数トラックバック(0)  コメント(0)

【映】69 sixty nine

B0002UA3M869 sixty nine [DVD]
村上龍
東映 2004-12-21

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安藤政信くんフェア、第6弾・・かな。
2004年の青春映画。原作は村上龍さんです。

自伝的物語なのでしょう。


あらすじ(ウィキペディアより

ベトナム戦争と学生運動に揺れた1969年、基地の町・佐世保の高校に通う、高校三年生の矢崎剣介<あだ名はケン>(妻夫木聡)がいた。彼は退屈とレールに敷かれた人生を何よりも嫌う自分を含めた生徒達を管理の檻に押し込めようとする教師達に反抗するため(本当は同級生のマドンナ、「レディ・ジェーン」こと松井和子(太田莉菜)の気を惹くため)に、親友の「アダマ」こと山田正(安藤政信)らと共に映画・演劇・ロックがごちゃ混ぜになった一大フェスティバルの開催を企画する。人生は楽しんだ者勝ちというモットーの具体的意義もあったが、“レディ・ジェーン”松井和子を主演女優に据えれば自分は主演俳優兼監督として堂々と彼女とイチャつけるという煩悩に塗れた野望もあった。更には彼女の発した「デモやらバリケードやらする人の気持ち、分かるような気がする」という言葉を勝手に脳内妄想で肥大化させ、「デモやらバリケードやらする人大好き」という彼女の理想(本当は違う)を叶えるために、校内の全共闘を言いくるめて学校をバリケード封鎖する事に決めたのだが、話はどんどん膨れ上がり、テレビ局や報道陣まで出動する騒ぎになる。


見ているときは、あれよあれよと怒涛のごとく主人公たちの行動が進んでいくので、あれ?なんでバリケード封鎖までしたんだっけ?みたいなところもあったけど、テンポも良くて愉快で(一部非常に不愉快なところがあった)とても楽しめた。
なんと言っても安藤政信君の佐世保弁。妻夫木演じるケンにも
「お前は喋らないほうがいいね」
と言わしめた(笑)。
でも、そのギャップが見てるほうは面白いよね。
若いうちはバカなことにも一生懸命で、がむしゃらで、思い立ったら途中で止められないというか、そんな青さが充分出ていて、ちょっと恥ずかしいような、でもほほえましいような、そんな気持ちで見た。

69年って言う雰囲気が出てるかというと、妻夫木くんはカッコよくって現代風だし、安藤政信くんも言うに及ばず。
昔の高校生って言う感じがしなかったので(もっとダサいよね?)、69年って言うのも、とってつけたような感じがしたかも。
でも、カッコもよくない主人公たちが演じても、見てる分の楽しみが減るから、やっぱりそこはカッコいい子達の青春物語で正解なんだと思う。不細工くんたちがあんなことやってたら、ひたすらイタくて目も当てられないでしょ・・・(^_^;)

とにかく、目当ては安藤くんだったから、充分楽しめました!
安藤くん、すらっとして足が長くてカッコいい~。6年前だから30歳過ぎての高校生役??(笑)
ちょっと高校生にしては大人っぽいですね(笑)
妻夫木くんは当時24歳か?充分高校生に見えます。

柴田恭平さんが、主人公ケンの父親役ですが、これがカッコいいお父さんで!
親子関係がとってもいいんですよ。
さすがの存在感でした。
他にも加瀬亮、井川遥、水川あさみ、桐谷健太などなど、豪華キャストです。
15:34 : [映画タイトル]英数トラックバック(0)  コメント(0)

【映】5デイズ

B006GH7DJM5デイズ [DVD]
ジョルジ・ジェロヴァンニ
アルバトロス 2012-02-03

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監督レニー・ハーリン

ルパート・フレンド(トマス・アンダース)
エマニュエル・シュリーキー(タティア)
リチャード・コイル(セバスチャン)
ヘザー・グレアム(ミリアム)
アンディ・ガルシア(サアカシュヴィリ大統領)
ヴァル・キルマー(ダッチマン)


あらすじ: イラクで恋人を失ったジャーナリストのトマス・アンダース(ルパート・フレンド)は、戦場への取材に再び赴くを決め、民族紛争に揺れるグルジアへと向かう。2008年8月8日未明、ロシアの軍事介入によって戦争が始まり、彼はロシア軍の非武装地帯への空爆を告発しようとする。しかし、世間は北京で開催中のオリンピックに目が向いており、この事態を報道しようとするメディアはなかった。シネマトゥデイ

ジャーナリストたちや民間人が悲惨な戦争に巻き込まれていく様子が、ものすごい迫力と緊張感で描かれていた。
遠い国のことだと思えないぐらいリアルに迫ってきて、ドキドキして怖かった。
「腕に白い布を巻いた兵士に出会ったら、撮影するな。逃げろ」と言われた主人公たち。
でもジャーナリストとして、なにも写さずにただ逃げるなんて、考えられないのだ。
その行動が危険を招くと分かっていても・・・。
案の定、そんな恐ろしいやつらに捕まってしまった恐怖が伝染して震える心地がした。
北京五輪のさなかにこういうことがあったこと、覚えている。
グルジアとロシアの選手が表彰台に一緒に乗り、抱擁しあっていたシーンも覚えている。
でも、それぐらいで、あとはのんきに北京五輪を楽しんでいた私・・・・。
戦争に巻き込まれた人たちのことを思うと胸が痛む・・なんて言葉では言い表せない。
ロシア兵の中で、そばかすの少年兵が救いだった。

ただ、ロマンスは余分でしたね・・・(^_^;)
11:16 : [映画タイトル]英数トラックバック(0)  コメント(0)

【映】127時間

B0055BCPAW127時間 ブルーレイ&DVDセット (初回生産限定) [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2012-01-07

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アウトドア好きの若者が、あまりにも慣れ親しんだブルー・ジョン・キャニオンにて、ちょっとした油断から遭難してしまう。
岩の深い裂け目に落ちたときに、岩に腕を挟まれてしまい、身動きがまったく取れなくなったのだ。
そこから生還できるのか否か・・・その127時間を描いた物語。

アクシデントに襲われて、ふと気づけば命はあるものの、身動きがとれず絶体絶命の大ピンチ!
映像を見てるだけでも、挟まれてつぶれた右手が痛々しくて背筋がぞっとする。
本当に怖かった・・・・。
でも、当の本人はものすごく冷静で、この緊急事態にもできる限りのことを考えて行動に移そうとする。
なすすべもなく時間だけが過ぎていく中で、それでも取り乱すこともなく(もちろん叫んだり自棄になりそうになったりというシーンはあるものの)時間をすごすしかない。
映像としては時々、過去のシーンや主人公の妄想が入ったりするんだけど、ほぼ全編主人公の独り舞台。
水がなくなったりなど、危機は増していくが、状況も急激に悪化することもなく・・つまり、ほとんど同じ状況を一人の人物が演じている・・・というのに、ものすごい緊迫感だった。
おそらく助かるんだろう・・・と思いながら見ているんだけど、ともかく怖くて怖くて、どうなるんだろうと気になってたまらない作品だった。




ネタばれあります!!







結局主人公は自分で腕を切り落として逃げるのだけど・・・・。
瞠目させられるのは、生還した後のこと。
もうあんな経験はこりごりとばかりに、アウトドアをやめてしまうのかと思いきや、右腕がなくなったにもかかわらず、彼は以前と同じように趣味のアウトドアを楽しんでいるようなのです。
人生に対してなんという前向きな人物なんだろう・・・。
すばらしいと思う。
きっとそこにいたるまでには、われらにはわからない苦労やいろいろなことがあったとは思う。
趣味への生還・・・・という意味も含めて、すごい人物だと思ったしその精神力に驚嘆した。


★★★★

13:59 : [映画タイトル]英数トラックバック(0)  コメント(0)

【映】X-MEN:ファースト・ジェネレーション 

xmen



実は「X-MEN」シリーズはまったくのノーチェックで、今まで一作品も観たことなかった。
でも、今回の映画はかなり評判がいいので、劇場で観たいと思ってました。
この映画の上映の関係で、昨夜テレビ日曜洋画劇場で「X-MEN」の第一部を放送したから、ちょっと観るつもりが、面白くて結局全部見てしまった。
結果、観て正解。昨日見てなかったら今日はここまで楽しめなかったと思います。
これから「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」をご覧になる方で、私のように一度も前の作品を見てない人、ぜひとも第一部だけでもご覧になるようにおススメします。


物語は、1962年が舞台。当時実際に世界を震撼させたある一大事件、歴史的な大事件を引き起こした一連の内幕は、この映画の中にあった!


「X-MEN」では敵として対立していた、プロフェッサーXとマグニートー。
彼らは若いときに知り合い、二人は最初は同じ目的をもつ「仲間」で「親友」で「兄弟」のような存在になっていく。
また、「X-MEN」で、自由自在に自分の姿を変えられる能力を持つミスティークは、マグニートーの仲間としてミスターXと対立しているが、子どものころチャールズ(ミスターX)と出会い、家族のように育っている。とても仲がいいし、お互いを思いやっている。
深い絆をもつ彼らがなぜ敵同士になったのか。そのいきさつがこの映画で語られている。
つまりは、マグニートーという「悪役」が、いかにして生まれたかが描かれている。
それがとても説得力があり、魅力的な物語なのだ。

アクションだけど、人間関係やその内面にもちゃんと踏み込んでいて、見応えがあった。
マグニートーの根源にはユダヤ人としてナチスに母を殺され、能力を辛い体験で開発された恨みがある。
母親を殺された悲しみや恨み、簡単に癒えるものではない。その悲しみが彼を獰猛にしていたのだ。
そう言う真情なども丁寧に描かれていてジーンとするシーンがたびたびある。
そして、何よりも、彼らの能力の見せ方がすごく迫力があって見入ってしまった。
空を飛ぶ、海に潜る、姿を変える、焼き尽くす・・・とても興奮した。なんてカッコいいんだろう!!
中でもやっぱり、後のマグニートーであるエリックの能力が圧巻。
大きな船に身ひとつで勝負を挑む姿などはすごい迫力で、息を呑んで画面に見入った。
プロフェッサーXのチャールズは、テレパスだが、ビジュアル的に地味なその能力、ちゃんと派手にカッコよく見えるように工夫されていて、やっぱりこちらもカッコよかった。
それに彼は人間的にとても魅力のある人物だった。思いやりがあり思慮深く温厚。。
だけど、だからこそ最後の「人間」の仕打ちは、見ていてこちらも辛くなった。
歴史的に残る世界の一大危機、キューバ危機。
その裏にはこんな実情があったのか~~!と、本気になりそうなほど、上手くはまっていた。
敵対するケヴィン・ベーコン演じるショウが、徹底的に悪に徹していて、なんのためらいもなく憎める対象なのも溜飲が下がってよい。
あまりの迫力、カッコよさ、面白さに、最後の台詞で暗転したとき、涙が浮かんでしまいました。
本当に面白かった。
マグニートーは憎みきれない。いや、むしろマグニートーにこそ同調する。私には彼こそ主役だ。
「新人類が出現すると、旧人類は絶滅させられる」とは、定説のようだけど、本当だろうか。
人間のおごりとか、異人種が共存することとか、色々考えさせられた。
もう一度見たいです。

★★★★★

それにしても、いっつも思うけど、子役・・・。今回で言えばジェームズ・マカヴォイの子ども時代を演じた子役の子とか。雰囲気がよく似ている子をうまく探すよね~~。







監督  マシュー・ヴォーン
脚本  マシュー・ヴォーン 、ジェーン・ゴールドマン

出演
ジェームズ・マカヴォイ(チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)
マイケル・ファスベンダー(エリック・レーンシャー(マグニートー)
ケヴィン・ベーコン(セバスチャン・ショウ)
ローズ・バーン(モイラ・マクタガート)
ジャニュアリー・ジョーンズ(エマ・フロスト)
オリヴァー・プラット(CIAエージェント)
ジェニファー・ローレンス(レイブン・ダークホルム(ミスティーク)
ニコラス・ホルト(ハンク・マッコイ(ビースト)
ゾーイ・クラヴィッツ(エンジェル・サルバドール(エンジェル)
ルーカス・ティル(アレックス・サマーズ(ハボック)
ジェイソン・フレミング(アザゼル)
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(ショーン・キャシディ(バンシー)
エディ・ガテギ(アルマンド・ムニョス(ダーウィン)
アレックス・ゴンサレス(クエステッド(リップタイド)

17:08 : [映画タイトル]英数トラックバック(1)  コメント(0)

【映】RED

red

「Retired Extremely Dangerous」=「RED」= 引退した超危険人物たち
それはアメリカが最も恐れた危険なオヤジたち。
CIA暗殺リストに記された元一流スパイたち。
彼らの反撃が始まった!

という、チラシにも書いてあるとおりの内容です(笑)。

冒頭、年金係の女性サラと私的な電話をする主人公フランク。一見友達のようにも顔見知りのようにも思える、この二人の関係はなんだろう?と思っていたんだけど、実はこの二人は会ったこともない他人。
年金のことで電話するうちに、フランクが勝手に好きになってしまうと言う、なんともうぶな話。
たったそれだけのことで、この平凡な電話係のサラが大冒険に巻き込まれてしまう。
「君を危険な目に合わせないために」と、サラがフランクに誘拐されるところから始まります。
ちょっと「ナイト&デイ」を髣髴とさせる部分もありました。
だから、フランクはサラにとって、目の前で華麗に敵を撃退し、自分を守り抜いてくれる屈強の騎士、それでいて自分にはとても紳士で優しい・・これでは好きにならないわけがない。
「惚れてまうやろ~~!」と言う感じです(笑)。
誘拐した相手だからストックホルム症候群と言うのもあると思う。
最初は抵抗しているサラだけど・・・・(笑)。
フランクは現役引退者だから、「老人」だし、サラも若いとはいえない年齢。その二人にこんなロマンスがあるなんて・・・。
すごいアクションで、現役引退の老人たちが現役に負けないぐらいに強くて頼もしいと言う意外性を見せて~の、ド派手なアクションには本当に堪能させられたけど、それプラス「枯れた男女の(と言うとサラには気の毒だけど)恋愛」が絡んで、老いてなお健在、老いてなおロマンスという、二重に美味しい映画でした。
人をバンバン殺したりするけど、見ていて嫌悪感がないです。そんなことは考えなくていいように、映画自体が作られている。こういうのが娯楽作品と言うのではないでしょうか。
上品な出で立ちでありながら、バズーカをぶっ放すヘレン・ミレンなんて、同じ女性としてめちゃくちゃ憧れます~!
他にもジョン・マルコビッチ、モーガン・フリーマン、カール・アーバン、リチャード・ドレイファスなどみんなキャラが立っていて、ともかく飽きずに見入ってしまいました。
それにしても、ジェイソン・ボーンとか、こないだ見た「96時間」のリーアム・ニーソンとか・・CIAの男って本当にあんなに出来るの?っていうか、実在するんですか(笑)。
私もサラのように「冒険」に巻き込まれたいなぁ~~!と、思わせてくれる映画ですね(*^_^*)
いや、本当に巻き込まれたら困るけどね(笑)

★★★★
16:54 : [映画タイトル]英数トラックバック(0)  コメント(0)

【映】96時間

B003QUCYFU96時間 [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2010-08-04

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B003QUCYG496時間 [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2010-08-04

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わがままを押し通して海外旅行に行った娘(別れた元妻と暮らしている)を、フランスで謎の組織に拉致されてしまった、元CIA工作員が娘を救助する物語。

ちょっとネタバレになるけど、どうせ助かるだろう、どうせ助けるんだろう・・と言う先は見えている物語。「ダイハード」的な・・。
それでも充分楽しめる物語でした。
まずなんといっても、父親ブライアン役のリーアム・ニーソンがカッコイイ!
もうすぐ60になろうとする彼ですが、充分アクションもいけるし、惚れ惚れとしてしまうぐらいに強いお父さんを熱演してました。本当にカッコよかった~!
私、思ったんだけど、奥さんはなぜあのだんなさんで不満だったんだろうか?
強くて賢くて、何でも出来て、CIAならお給料もいいだろうし、生活も安定しているし。たしかに夫の無事が心配ではあるんだろうけど、それって別れたらすむ問題なのか・・。
私だったらあんな夫なら理想だな!と思ってしまった(笑)。
女性は良く理想のタイプの男性は?ときかれて「守ってくれる人」と答えるではないか。(草食系男子と肉食女子がはびこる最近は違うのかな?)ブライアンのような男だったら、絶対に守ってくれるし(そもそも危険な目に合うことが滅多にないとは思うけど)理想のきわみではないのか?
まぁともかく、この映画は娘を案じて大活躍する強いお父さんの姿を見ているだけで満足できる映画です。
「ダイハード」のジョン・マクレーンと「ボーン」シリーズのジェイソン・ボーンをミックスしたような感じと思います。(どっちも大好き!)
でも、あのお嬢さんにそこまで大金出しますか。と言う感じはしましたが(^^ゞ。

★★★★

リーアム・ニーソンは「特攻野郎Aチーム」もカッコよかったです。
ご活躍ですね(*^_^*)私にはシンドラーとジャン・バル・ジャンが印象的だな。
22:02 : [映画タイトル]英数トラックバック(0)  コメント(0)