【映】ファンタスティックビーストと魔法使いの旅

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「ハリーポッター」シリーズは子どもと一緒に前作劇場で見ましたので
私的に思い入れのある作品です。
続編には興味が沸かなかったけれど、「博士と彼女のセオリー」を見て
主演のエディ・レッドメインにとても興味が沸いて、この映画も子どもと一緒に見に行きました。

ハリーポッターシリーズの中で主人公のハリーたち(役者の子たちも含めて)が子供から大人になるまで(お話の中ではまだまだ高校生なんだけど)成長しました。

「ファンタスティックビーストと魔法の旅」はハリーポッターとともに成長した年代の子ども達(ポッタリアン)が、今度は大人目線で見られる映画になっていたと思います。

主人公のエディ君はとてもこの古めかしい世界(ハリーポッターシリーズの前日譚)に似合っていてカッコよかったデス。

今回の舞台はニューヨーク。1920年代です。

エディが演じているのは、ニュート・スキャマンダーと言う青年で、彼はイギリスの魔法省の出身で、今は動物学者として魔法動物の保護をしています。
ニュートが持ってるトランクにたくさんの魔法動物が保護されています。
このなかに入っているある魔法動物のために、ニュートはアメリカにやってきました。
しかし、このトランクがきっかけでアメリカでのニュートの冒険が始まることになります。

今まではマグルと呼ばれていた人間たちは、ここでは「ノーマジ」なんて呼ばれてます。「ノーマジック」の略だそう(笑)
ノーマジのジェイコブ・コワルスキーとニュートのトランクがたまたま同じだったために、入れ替わってしまうのです。
そのためにニューヨークにニュートの保護してきた魔法動物たちが散らばってしまいました。

ニューヨークではある魔法の勢力が広がりつつあり、それはノーマジの世界にも影響し、魔法勢力がノーマジの間に認知されつつありました。
そこでニュートのアメリカ入りが問題となり(無許可だったらしい)ニュートは追われる立場となります。

トランクを入れ違えたジェイコブ・コワルスキーや、自分をアメリカの魔法省(マクーザ)に通報したティナ・ゴールドシタインやその妹のクイニーなどとともに、困難を乗り越えていく物語となっています。

ノーマジのジェイコブがとってもいいキャラで彼の存在が作品の癒しとなっているように感じました。
それから魔法動物たちがとても可愛いんです。

加えて、ハリーのときに出てきた名前もちらほら出てきて、今後彼と彼らの関係が明らかになるかと思うと、次作もとても楽しみです。
ニュートは影のある青年なのですが、その理由も今後明らかになるのでしょう。
この世界がどうやってのちの「ハリーポッター」につながるのか、見ていきたいと思いました。

脇を固める役者陣としては、お気に入りのジェイコブのほかに、ジョニー・デップなどもいるのですが・・・
ジョニーがハリーシリーズ??と、ちょっと違和感が。。
今後なじんでくれますように(笑)

エズラミュラーが今回の重要人物で登場しました。
エズラって美少年→美青年でとってもカッコいいのにこの映画では変な髪型ですっごく陰気な役。
おそらくシリーズ続投するようなので、今後カッコいいエズラ君が見られるといいなと念じています。

(エズラなら「ウォールフラワー」なんかカッコいいし、物語もいいです。おススメです。そう言えばそこでの共演がエマワトソン!)
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【映】ブルー・ジャスミン

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ウッディ・アレン監督、ケイト・ブランシェット主演の映画。
とても面白かったです。
というか、演じるケイトブランシェットが秀逸で目が離せませんでした。
★★★★☆


感動するような物語ではないんですけどね。
あ~・・・たしかに、現実にいそう、こんな人、という感じ。
すっごくズレてる感覚、気持ち悪いぐらい。
こんな人が身近にいたら耐えられないだろうなぁ。
そうそうこんな人はいないと思うけれど、部分的には、誰しも持ってるかもしれないですね。
だから怖いもの見たさで見てしまい、高みの見物的に見ることで、自分はこうはならないと安心したい。
まるで他人事と言えるでしょうか?


セレブな奥様が破産して、軽蔑している妹の家に転がり込むところから、物語が始まります。
破産してるんだけど、身なりはそのまま、ブランド品に身を固め、なによりもファーストクラスなんかでやってくる。
冒頭から気持ち悪いぐらいに、思考についていけません(^-^;

そんな女のその後を描きつつ、セレブ時代のシーンを織り交ぜて、時間を行きつ戻りつして、その対比と原因を追究していきます。


以下ネタバレ





見ている間中、「アンタ、ナニサマだと思ってるの!!」の連続(^-^;
ともかく、現実と向き合えないのです。
自分が破産して貧乏・・一文無しだと言うことも、その原因が、自分の夫が詐欺師だったからだと言うことも。
夫が多額のお金をだまし取り、そのお金で贅沢三昧していながら「お金はあるところがないところに施すべき」とかなんとか、いけしゃーしゃーとよく言うよ!と思うし、
夫がまっとうに働いて得たお金じゃないと分かっていたくせに、自分のぜいたくな暮らしが最優先で、被害者のことも犯罪だということも、見て見ぬふり。
(実は知らなかったのかも?と、ちょっと思わせるんだけど、いや、実は確実に知っていた・・と、最後にわかります)
それどころか、自分も被害者面。
妹の夫をも破産させておきながら、罪の意識は皆無。
妹がそのことで離婚しても、知らん顔。
それなのに破産して住まいがなくなった途端、妹を頼る。
妹って言うのが、ジャスミンともども、もらわれた養子で、里親はジャスミンをひいきしたらしく、妹ジンジャーはぐれて幼いうちに家出したと言うから、このふたり姉妹と言うよりほぼ他人です。
似てないことこの上ない。
迷惑かけられている妹に同情はするものの、しかし、見事なほど妹に対して好感が持てない。
二人が並んでいたら、やっぱり人はジャスミンを好きになるのじゃないかな?
里親もそりゃ、ジンジャーよりはジャスミンを可愛がろうかと言うものです。

で、妹もなぜか姉に気を使い、姉の思考に感化されていって、恋人を嫌いになってしまったりして。
妹も謎だなーと思いました(^-^;
ジャスミンが妹の恋人を罵倒するのはやりすぎで、ほんと「ナニサマ??」なんだけど、ちょっとわかるんですよね。
妹の男の趣味が悪すぎます(^-^;
妹とのなにかにつけての対比が「これでもかっ!」って言うぐらいで凄かったですね。

ジャスミンに恋人が出来るんだけど、それがセレブなのです。
男運が悪い妹に対して、ジャスミンには「いい男」が寄ってくる。
でも、自分の素性をそのまま言えないジャスミンは嘘をつきまくり。
自分はインテリアコーディネーターで、夫は事故で死別、子どもはいない・・・など。
嘘がばれることも考えず、求婚されて有頂天。
ふつうは自分のついた嘘をどうしようかと、このままじゃ結婚できないと思うものでしょ。
その辺の、本気で、「なんにも考えてない感じ」がいっそすがすがしいほどです(^-^;

恋人の両親もジャスミンにベタ惚れしちゃったって・・。
やっぱり魅力的なんですよ、外見は。
きれいで優雅だもんね。

こうした「現状」に対して、さしはさまれる、「ここまでになってしまった原因」を探る「過去のシーン」。
途中からなんとなく感じていたけど、やっぱり・・・夫をFBIに売ったのはジャスミンその人でした。
夫に「お前と別れて19歳の現彼女と結婚する」と宣言されて、間髪入れずにFBIに電話してるもんね。これは、自分が夫の犯罪の証拠を握っていたって言うことでしょ。当然「知って」いたんですよね。

ジャスミンにとっては、夫の浮気、そのはてに19歳の「小娘」に夫が本気になり(ウッディアレンの自虐ネタらしい)、自分が捨てられることで傷つく自尊心、そっちのほうが重大事項でした!
FBIに逮捕されたそのあとの、「自分の境遇」をも、理解できず・・いや、「なんにも考えてない」ので、驚き・・・というか、それほどに我を忘れさせた夫の浮気と本気。

息子が母と決別して消息を絶ったのが、父親が働いた犯罪行為のためではなく、(それもあっただろうけど)母親が父親を売ったことへの絶望だったのです。
普通に考えて、普通の感覚なら、この息子と同じように感じるよね。
「まとも」な感覚の持ち主と言う感じがしました。

誰にともなく語るジャスミン。
冒頭と結末が同じように独り言をしゃべってるシーンです。
今後どうなるんでしょうか、ジャスミンは。
結局妹を頼らずにいられないのか、それとも、息子のところに行くのか。
ジャスミンに延々と振り回される「家族」も災難です。

いやもう、特別ミステリーと言うジャンルじゃないはずだけど、充分サスペンスフルでした。
満足!










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【映】プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命

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松林を超えた場所・・・・松林の向こうの場所
タイトルの意味がよくわからないんだけど、要所で登場する松林がタイトルのポイントなのかな。
重苦しくて胸が締め付けられるような物語でした。
サブタイトルにあるように、宿命・・・というか、宿業と言うか・・・不思議で悲しい因縁の物語です。
意表を突かれるストーリー展開で、私はぜんぜん予想がつきませんでした。
ときどき度肝を抜かれる部分もあり、けっこう驚きの連続だった(^-^;
人間の良い面だけじゃなく、悪い面もたくさん描かれていて、展開としては私は「嫌な物語だなぁ」と思いながら見ていました。。。が、その割にラストに至っては後味が決して悪くないという不思議な物語。
あんまり書くとネタバレになるのでこの辺で。
ライアン・ゴズリングってカッコイイってことで人気があるようですが、私はちょっと苦手な俳優さん。
演じたキャラによると思うけど、この作品以外では「ドライブ」を見ましたが、どうも何を考えてるかわからないみたいな役柄だったし、非常に安直に、演じたキャラによって苦手意識が・・。今回は多分、メイクだと思うけど(そうであってほしい)イレズミだらけなんだもん。苦手なんだよねぇ。。。そういうキャラだったからなんだけども。
(余談だけど、トム・ハーディーもお顔は好きだけどあのタトゥーにドン引き・・)
ラブコメなんかに出てくれたら払拭できるかもしれません(^-^;
ブラッドリー・クーパーは明るいイケメンって感じで好きです。安直に(笑)
デイン・デハーンは、「リンカーン」でちらっとしか出てなかったけど鮮烈にイケメンだなぁと思ったので、今回じっくり見ることができてよかったです。私の中ではレオ君とジュード・ロウをミックスしたような感じなんだけど、いかがでしょうか。
あと、ヤツが出てた。レイ・リオッタ。相変わらずな感じ。気の毒なぐらいです(笑)
作品の評価は個人的には★★★☆です。




では、以下、ネタバレ感想です。




ルーク(ライアン・ゴズリング)は移動遊園地のバイクショー(球体の中でバイクを走らせるショー)で生活している流れ者。
しかし、かつての恋人が自分の子どもを産んでいたことを知ると、子どものためにショーの仕事を辞めて、子どもとその母親がいるこの街(スケネクタディ)に留まる。
そこで自動車修理工場の自称経営者にすすめられ、銀行強盗をする。
そしてそのあげくには、警官に撃たれて死んでしまうのだった。


私はこのルークに切なさを感じました。
流れ者だった彼、そのかつての恋人のことも大事にはしなかったようですが、自分の子どもがいたと知り、きっと初めて「愛情」を感じたんじゃないでしょうか。
なんとか息子のためになりたい、息子のために自分に出来る限りのことを、いいえ、それ以上のことをしてやりたいと思うのです。
それで銀行強盗を、すすめられるままにやってしまう。
暴力的で短絡的で自己的で無知で・・・良いところと言ったらバイクの運転ぐらい。
でも、息子に対する愛情は本気です。でもその表現方法が間違っているのが一目瞭然で私は好感が持てなかったのです。申し訳ないことに・・・(^-^;
だいたい、子どもの母親・・・なんでルークに会いに行ったか。
それがすべての発端だと思う。
それに、彼女。ちゃんとした連れ合いがいるのに、なんでルークと寝ちゃうかな。
やっぱり好きだったんだろうね。
でも、今の彼に申し訳ないとか思わなかったのか。彼女にも好感が持てなかったです。


ルークを撃ち殺した警官エイブリー(ブラッドリー・クーパー)は、罪人とはいえ人の親を一人殺してしまったので、罪の意識を抱いて苦しむのです。。。っていうか、この、ルークの死にのけぞりましたよ。主人公だと思ってたのに死んじゃって。
でも、物語の中にルークの存在は生きていました。
このエイブリーが正義漢かと思いきや、警官たちの横領を盾に自分が出世してしまい、ただの正義漢じゃなくなってしまったのも驚きでした。
一気に15年後に話が飛んでいたのも驚きで、今度は彼らの子どもたちの物語になっています。

ルークの子どもジェイソンとエイブリーの子どもAJ、二人が知り合い、ルークの子どもが「良い子」で(ちょっとだけ悪い)エリートのエイブリーの子どもがグレてます。

ジェイソンが父親のことを知りたがって、自動車修理工場のところへ行く。
ルークのことを修理工場のオヤジが、良く伝えたのでホッとしました。
でも、自分の父親の「死の真相」を知り、復讐心が生まれてしまう。
エイブリーはとっくにジェイソンとAJが友達になったことを知っていて、AJには、ジェイソンと付き合うなと言ってます。

エイブリーの家に侵入するジェイソン。
エイブリーを銃で脅して松林へ。
銃を向けると「すまない。ジェイソン」とエイブリーが泣きながら言うので、彼が何もかも承知だと知ることに。
エイブリーの財布には折りたたまれた、一枚の写真があります。
それはルークとジェイソンと、その母親が一緒に写っている15年前の写真。
両親は幸せそうに笑っています。
エイブリーを殺すことなく、立ち去るジェイソン。

そのまま町を出て、オートバイを手に入れ、「西」へと向かいます。
父親の生きた証であるオートバイ。。

父親を慕うジェイソンが切なかったです。
銀行強盗の末に死んだなんて不名誉な父親を、ジェイソンは慕ってる。
そのことが胸を暖かくしてくれたし、エイブリーを殺さなかったことも良かった。

だから、嫌な物語だと感じても、見終えた後は胸がジーンと温かくなりました。

20:14 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】ザ・ファイブ‐選ばれた復讐者‐

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キム・ソナさん主演のサスペンススリラー「ザ・ファイブ」を見ました。
まだDVDリリースされてないですね。WOWOWでの鑑賞です。

ひさしぶりに、満足のいく韓国ノワール作品でした。
ノワールと言っても主人公は「被害者」なのですが。

ちょっとあり得ないなぁ・・・という突っ込みどころはやっぱりあったし、ところどころ納得できなかったり、腑に落ちなかったりする点はありましたが、それでも、ドキドキハラハラの感じが「おおう!これこれ!求めてたのは!!」的な・・。最近の韓国サスペンスでは、ちょっと物足りなかったものが多かった(「共謀者」とか「ある会社員」とか・・)のだけど、今回久しぶりに満足させてくれました!個人的には好きな作品です。
「チェイサー」「アジョシ」なんかが好きな人には受けるんじゃないかな。
まぁもちろん最高峰「オールドボーイ」ほどじゃありませんでしたけども。
と言うわけで★★★★です。
容赦も救いもないのがまた良かったです。






では、ネタバレで内容ご紹介と感想です。

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15:23 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】ベルリンファイル

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「スパイな奴ら」と違い、こちらシリアスで本格的なスパイ物。見応えありました。
北と南、CIAとモサド・・ロシアも??
なんだかややこしすぎて、私の頭では理解不可能だったのが残念。
もうちょっとシンプルにしてもらったらなぁ・・って、それじゃ話がつまらないのか(^_^;)。
ともかく誰と誰が「組」で、誰を、何をどうしようと思ってるのかという基本が分かりづらくって、それで物語りにハマるまでに時間が掛かってしまった。
中盤からはぐっとハマって、手に汗を握ってみてましたけど。。

役者たちの熱演は良かったです。
ハ・ジョンウ、ハン・ソッキュは3本目、猟奇的なチョン・ジヒョンは4作品目かな。あんまり見てないんだけど。
みなさんそれぞれカッコよかったです。

アクションがね~。
ハ・ジョンウ強くてキレのあるアクションで頑張ってて様になってて良かったけど、ジェイソン・ボーンみたいだった。
私にはボーンに勝るアクション映画はないのです。
あと、彼女(主人公の妻)、逃げるときはスニーカーをはこうよ・・・と思いました(^_^;)
12:55 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画

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そこそこ面白い映画と思います。
でも、中盤までは、主人公の「アホさ」に耐えられない!!
なんちゅうアホなんだ、この男・・・
アホで間抜けで見てられない・・!!(>_<)
アホだから、、何が起きても自業自得なんだから、私は笑って見てればいい、とでも思えたら気楽だったけど、なんとなし憎めないので、そのあとに待ち受けるであろう事を予測して、こっちの胃が痛くなると言う感じ。
胃が痛くなるって、こないだ見たばっかりの「ランズエンド」もそうだったなぁ、もーーイヤ!私ってなんでこんなに胃が痛くなりそうな展開の映画を選んでしまうんだろう、・・などと思いながら見てしまいました。
話としては、よく出来た筋書きだと思ったけど、ラストまで見たら一番アホだったのは、こんなにも真剣にハラハラしてしまった自分ではなかったかしら。
まぁそんな感じを味わうのもキライじゃないので(^_^;)見たことを後悔したりはしなくてすみました。
個人的には好みで、楽しめたと言えば楽しめました。
こんなビミョーな感想に興味を持たれたら、ご覧になっても良いかな。
あえて「絶対に見て」というオススメでもないかな。。
個人的に★★★☆かな。

Amazonの紹介文「『ファーゴ』『シンプル・プラン』を凌ぐクライム・サスペンス」は言いすぎです!!
リー・トンプソン懐かしかったけど、老けてた・・・・(^_^;)そりゃそうだ。自分も同じだけトシ取ってるんだから・・・(笑)




以下ネタバレです。

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17:23 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】ヒドゥン・フェイス

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きっと知名度は高くないんだろうけど、見てソンはない、なかなかに面白い映画でした!!
ジャケットがすこしエロ気味なので、引いてしまう人があるかもしれないけど、まったくないとは言わないまでも、それほど濃厚なシーンもないです。でもたしかに子どもと見るのは不向きだけれど・・。

この映画、最初はぜんぜんどうってことないストーリー展開。
一人の指揮者が希望通りに国外の楽団に迎え入れられ、恋人とともに新天地へ。
しかしなぜか恋人に突然去られてしまい、失意のどん底に落ちる。
でも、たちまち別の女と深い仲になる。
警察は、元彼女の行方を追い(彼が捜索願を出したから)彼を疑ってる。
真実は?
元彼女はどこへ消えたか?
彼氏が犯人なのか?

★★★★

ここからネタバレです。
ネタバレを読まずに、映画を見ることをオススメします!(笑)








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11:19 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】プンサンゲ

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韓国映画ならではの作品だった。
主人公の男は、南北朝鮮を秘密裏に行き来する「配達人」を生業にしている。
想像できるとおり、とても危険な仕事だ。しかもたった3時間で成し遂げると言う。
それをなぜ彼がやってるのかも分からないし、彼が何者かもまったくわからない。
彼は失語症のようで、聞こえはするがまったく言葉を発しない。
韓国政府は、この男、プンサンゲ(吸っているタバコの銘柄がニックネームに)に、北から亡命した高官の愛人を連れてくるように依頼。高官の要求を呑みつつ、闇の仕事人プンサンゲの逮捕という両得をたくらむ。
男は無事に女を連れてくることが出来るのか・・・。


南北朝鮮の分断と言うのは、私たちには想像もつかない悲劇をはらんでいるんだと思う。
同じ民族でありながら憎み合う人たちの姿は、イヤと言うほどこの映画でも描かれる。
北のひとたちは、南をうらやみながらも、北に忠誠を尽くす。
それが大きな悲劇につながっている。

哀しくて切ない映画ながらも、突っ込みどころも多いのだけど、エンタメとしてはかなり楽しめた。
なんせ、主人公の男がカッコいい。顔はそれほどでもないけど(ゴメンナサイ)ガタイもいいし。
アクションもいい。飛び道具は殆ど使わず、ナイフを少し使ったか・・肉体で強い!・・のが素敵!
泥臭いこういう強さが私の好みだった(*^_^*)。
女との間に芽生えた愛情・・だかなんだか分からないぐらいの仄かな思いも、切なくてよかったし、直接的なシーンはないけど妙にエロティックな感じがした。キスシーンなんかも効果的!
あと、容赦ない残酷なシーンが程よく織り込まれていてグッド。
あの拷問シーンは、たとえば中にトゲトゲの付いた鉄仮面だとか万力だとか、そういう道具を使うよりも痛々しかったし・・・。身の毛がよだった。レベルが高い!・・・と思う。

かなり好き。
★★★★
10:36 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】舟を編む

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原作がとても良かったので、映画を見に行ってきました。
映画も原作に忠実で丁寧に作られていて、見ごたえがありました。
感想は、ストーリー的には、本と同じ感想になります。

本の感想はこちら


ただ、やっぱり映画にしたとき、原作のよさがそがれてしまう部分って言うのはどこかしらにあるんじゃないかな。
私は作者の三浦しをんさんが、その道のエキスパートと言うよりも「オタク」部分を描くのがとても巧いなぁと感心させられたんだけど、映画ではその辺が表現不足に感じられた。
自分の感想にも書いてあるけど、原作では冒頭、監修の松本(映画では加藤剛)と定年退職する編集の荒木(映画は小林薫)が、常人から見れば奇天烈な感じすらするような、言語オタクっぷりを披露して、読者を感心させるやら唖然とさせるやら・・と言うシーンがあったりするのだけど、映画ではそこまでは描かれていなかった。まぁオタクの感じは良く出ていたけど。
それと、大海原と言うか、大宇宙と言うか、言葉の無限の広がりみたいなものを本を読んで感じた。
その広大さ、砂浜の砂の数のような膨大さに、自分の想像が及ばない。及ばないところに却って「無限」を感じたのだけど、映画ではそこまでの「広がり」は感じることが出来なかった気はする。
残念と言えばそれぐらいで、キャストも良かったし、まとめ方もそんなに違和感が無く、原作の雰囲気を壊すことなく巧く映像化していたと思った。
特に良かったのが、原作でもとても気に入った西岡。オダジョーが好演していた。
マジメさんの入居しているアパートなんかも、雰囲気があってよかった。
原作ほどじゃないけど、きっちり泣いてきました!

★★★★
10:07 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(2)

【映】光のほうへ

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デンマークの映画だそうです。泣けた・・!

冒頭、年端も行かない兄弟が二人で赤ちゃんの世話をしている。
どうやら赤ちゃんはふたりの末の弟らしい。母親はと言うとアルコール中毒で、この二人の兄弟も含め、赤ちゃんである弟さえも世話を放棄している。だからこの兄弟は必死にちいさな弟を育てている。時には万引きまでして・・。名前も親はつけないので、兄弟が命名。。。
そうまでして育てていたのに、小さな命ははかなく散ってしまう。

衝撃の導入部だ。なんせ赤ちゃんが死んでしまうなんて、正視に耐えない。あまりにも哀しすぎるのだ。

時は一気にワープ。兄弟が大人になった生活が描かれている。
ふたりとも、幸せそうでもないし、ちゃんとした社会人として生活しているように見えない。
しかし、兄ニックはそんな境遇にありながらも、元恋人の兄(短気で手が早く精神的にもややこしそうな男である)にたいして、ぶっきらぼうでありながらも気遣いが優しい。
方や弟は、麻薬中毒。幼稚園児の息子がいるが、とてもまともに育てているとはいえない。
言えないのだが、息子への愛情だけは本物だと感じられる。
ぎりぎりの中での二人の生活は危うくも愛情が感じられてしみじみとしてしまう。
どうしようもない父親だけど、そうせずにいられない父親(弟)の切羽詰った感じが伝わる。

兄弟二人が「きちんと」大きくなれなかったのは、明らかに子ども時代の影響だ。
母親に自ら虐待されながら、弟を死なせてしまったと言う罪悪感、トラウマ。
そんな過酷な過去を抱えて、まともに生きていけるだろうか。
私は少なくとも、この兄弟の成長した姿に納得を感じたし、また逆に、こんな風に過去にとらわれていることに、いとしさ・・みたいなものを感じた。
さっさと辛い過去は忘れ幸せになる・・そんな器用なことが出来れば、幸せだったのかもしれないけど、出来なかったところに人間らしさを感じるんだと思う。
もちろん、乗り越えていくに越したことはないし、弟の選んだ結末は哀しすぎたのだけど・・。

刑務所の中で再会した二人が、初めて「話す」シーンは胸を衝かれた。
マーティンの名前の由来、マーティンが大事に持っていた「Z」の書かれた紙切れ・・それらに涙を誘われた。

重くて辛くて暗い物語だったのだけど、不思議と見終えた後に一抹の明るさを感じる。
それがタイトルの「光」なのだろうか。
どうかこの二人が、マーティンが幸せになるように、願ってやまない。

きっと、幸せになるよね。

★★★★☆
22:03 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)