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【懐】風と雲と虹と

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先日NHKのあの日あのときあの番組というドキュメンタリーで加藤剛さんの追悼番組として『風と雲と虹と』を放送していました。
ゲストは加藤剛さんが演じた平将門の妻、良子役をされた真野響子さんでした。
真野さんが語る加藤剛さんの、知的で博識で謙虚で穏やかなところがまんまイメージ通りで、印象的でした。
なによりもご自分のことを何も語らないと。
何かを読んだり体験していてすでに知っていても、それは口に出さず、黙々と与えられた演技をすると言われました。
私なんかちっちゃい体験や知ってることを、言いたくて言いたくて仕方ない人間なので、頭が下がりましたわ。。。(^◇^;)
真野さんとも深い親交があったこともあり、真野さんの加藤剛さんへの尊敬もよくわかりました。
真野響子さんも今でもお綺麗だけど、当時の真野さんはまた美しかった。。
お肌もつるつるのすべすべです。

加藤剛さんはこの年の大河ドラマの主演が決定していて、ぜひとも平将門を演じたいということで、ドラマが決定したとか。
先に主演が決定ていたんですね。
ドラマのタイトルじゃなくって。

平将門は私はこのドラマで初めて存在を知ったんですが、その後もその名は聞くのですが、そのときは「怨霊」だとか「鬼」だとか言われていまして、イメージが違うので驚きました。
その後、権力に反乱を起こして敗れたら歴史上はそんな風に残ってしまうと知りましたが。

ドラマの内容はここでは書かなくてもいいと思いますが・・
番組で裏話みたいなのを聞いたのでメモ代わりに。

・将門と良子は略奪婚
・結婚当日に馬で良子を将門がさらうシーンは吹き替えなし!
当初は吹き替えの予定だったが、加藤剛さんは馬の名手でこの時の馬(ブラッキー)と一心同体で乗りこなしていて、その剛さんに後ろから支えられていて真野さんはぜんぜん怖くなかった。
・加藤剛さんは将門のことを、どんな時代でも変わらない、人によって時によって所によって態度を変えることがない、基本姿勢が一貫していた。それが人間の値打ちだ。だから彼は信頼できる永遠の友人、とおっしゃいます。
・共演の草刈正雄さんは当時大人気モデル上がりの俳優さんで、真野響子さんとは同年だとか。「沖田総司」と言う映画で共演していて、何か月か弟で身近な存在なのであまりかっこいいとか思わなかったとか(^^;
・出演者はほとんど俳優座や民藝など新劇出身の役者たちで、時代を感じるとのこと。

そんなお話のあとでドラマの最終回を流していました。


この『風と雲と虹と』は、私が初めて自分の意志で見た大河ドラマでしたよ。
それまでも親はいつも見ていたので『樅の木は残った』だの『新・平家物語』だの『勝海舟』だの、なんとなく目に入っていて、ぼんやりとシーンや役者さんたちを思い出します。
(ちなみに勝海舟の役者交代はよく覚えてます。渡哲也さんが好きだったのでショックでした)
でもこの『風と雲と虹と』は、私が中学にあがり二年になる正月に始まったのですが、正直いまストーリーを見ても、ほとんど覚えていません(^◇^;)
原作文も画面に写りましたが、パッと見ただけで硬派で格調高く厳めしい文章に見えました。
私にはいまさら原作を読むのは無理だと思います(^^;
でもこの原作本が中一当時同級生の間で回ってまして。
私のところにも順番が来て貸してもらったんですが、当然読めませんわね。
うちでは父親が読んでましたね(笑)
しかも当時風邪で寝込んでて、続きが読みたいので借りてくれ、と言われて同級生のところに借りに行ったのを覚えてますよ。

ま、そんな自分のことはどうでもいい話で、でも語りたくなるのが、この加藤剛さんと顕著に違うあたりですね(^^;


私が大河ドラマを見ていたのは考えて見れば短い間でした。
このあとずっと見ていましたが、最後に見たのは『独眼竜正宗』で、それからは見ていません。
大河ドラマをずっと見ていた父親も、いつの間にかやめてしまいました。
フィクション性が高くなり面白くなくなったんだとか

架空の人物が主人公でも『獅子の時代』などめちゃくちゃ面白かったけどねぇ。
そこでも加藤剛さんが出ておられました。
私が見た中では『獅子の時代』がマイベストの大河ドラマですね。
再放送も見たいから土曜日は猛ダッシュで帰りました(自転車通学)
オープニングも斬新でインパクトありました。


こちらが『風と雲と虹と』オープニング


そして私のベスト2は『黄金の日々』


ベスト3は…なんだろ?『峠の群像』かなぁ。

ま、そんなに内容を覚えてないんだけどね!
また性懲りもなく、自分のことをこれでもかって書いてしまったわ。
お目汚し、失礼しました(^^;
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10:43 : [そのほか]テレビやドラマトラックバック(0)  コメント(1)

【本】海がきこえる/氷室冴子

海がきこえる (徳間文庫)
海がきこえる (徳間文庫)氷室 冴子

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海がきこえる〈2〉アイがあるから (徳間文庫)
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なんだか唐突に氷室冴子さんの「海がきこえる」を読みたくなるときがありまして
いままでも何度か読み返しています。
今回きっかけとなったのは
↓ このニュースを見たからかな?

氷室冴子: 没後10年記念特集 私たちが愛した永遠の青春小説作家 (文藝別冊)
氷室冴子: 没後10年記念特集 私たちが愛した永遠の青春小説作家 (文藝別冊)氷室冴子 新井素子 飯田晴子 伊藤亜由美 榎木洋子 榎村寛之 荻原規子 菊地秀行 木村朗子 久美沙織 近藤勝也 嵯峨景子 須賀しのぶ 菅原弘文 高殿円 田中二郎 俵万智 辻村深月 ひかわ玲子 藤田和子 堀井さや夏 三浦佑之 三村美衣 群ようこ 山内直実 柚木麻子 夢枕獏

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こちらもすごく興味を引かれますが、でも読みたかったのは「海がきこえる」でした。
夏だしねぇ(^^;
(この記事を書き始めたときは真夏だったんです!)

でも、最後に読み返してから本が行方不明になってしまって(^^;
私が持っていたのは単行本だったんだけど、今回文庫本を購入。
加筆修正されているみたい。
どこが違うのか確かめてみたくて、単行本をもう一度さがしたけど
やっぱり出てこなかった(^^;

私はコバルト世代と言ってもいいのかわからないけど、読んだのはすごく初期ですの。
中学に入ったとき新しく同級生となったひとが、コバルト文庫をいっぱい持っていて
貸してもらって読んでいました。
そのひとは、吉田としさんとか、佐伯千秋さん、清川妙さんなどが好きだったようで
そのひとたちの作品を読ませてもらった記憶がありますが
2年生になってクラスが別れてからは読まなくなりましたっけ。
そんな風にそれほど仲が良くもなかったけど、本を貸してくれるという、
気前のいい、気持ちのいい同級生だったなぁ…。


ちなみに私の中学時代は、近所に本屋はおろか
図書館も電車に乗っていかないと行けなかったし、
本はけっこう遠い存在でしたっけ。
学校の図書館には読みたい本は無いって言う感じだったし。

閑話休題

そんな私は、氷室冴子さんはコバルト文庫では読んでなくて、
「海がきこえる」もアニメを見たから原作を読んだのだと思います。
読書メモによれば、1997年に読んでまして
それが氷室冴子さんの作品を読んだ初めてだったのです。

それから(大人になっていたので)図書館にある本をちょくちょくと読んでいたけど
膨大なコバルト文庫等の作品をほとんど読んでいなくて
ネットを始めて、ネットを通してお友達になった方に
たくさん、コバルト文庫を貸していただきました。
それでも、氷室作品のほんの少ししか読んでいませんね(^^;
「ジャパネスクシリーズ」
「ザ・チェンジ」
「多恵子ガール」のシリーズ
などなど
エッセイもおもしろいですよね!!


だから氷室冴子さんのファンです
とは、言いにくいのです。
青春時代にコバルト文庫で氷室さんの作品を読んだ人たちには
少し引け目を感じてしまいます(苦笑)

青春時代にコバルト文庫で氷室作品を読みたかったな…(^-^;



前書きが長くなったけど(長すぎ~~)『海がきこえる』は、高知での高校生活と、進学した東京での大学生活を舞台に、わがままな美少女(たち)に振り回される主人公たちの青春物語、という感じでしょうか。
そんな簡単な物語じゃないんだけど(^^;

主人公杜崎拓は松野という親友がいて、成績もそこそこで、先生たちに媚びを売ることもなくプライドを持って、それなりに充実した学校生活を営んでいた。そこに突如東京から、里伽子という美人で成績もよくてスポーツもできる、まぶしすぎる転校生が来ます。
なぜか転校生とかかわり合いを持ってしまう拓。
やがて里伽子を好きになった親友松野との友情にひびが入り…

順調だった学校生活は望まずとも里伽子の出現によって波乱を強いられてしまいました。
そんなほろ苦い思い出を抱えての上京。
拓はそこで偶然里伽子に再会します。

拓の学生生活もみずみずしく描かれ、里伽子のほかにも年上の美女に絡まれてしまい、飽きることがないいろいろな出来事が次々起きる…と言っても突拍子のないことでもなく、等身大の若者の姿が描かれ、なんだか学生時代に戻りたいなぁと思わせられる作品です。

拓は、当時はその言葉はなかったけれども『草食系男子』です。
恋愛小説という側面がありながら、その手の部分はほとんど描かれていません。
だいたい、いつの間に拓と里伽子は、おたがいに名前を呼び捨てし合う仲になったんか??(^^;
友達以上、恋人未満(懐かしい?)そんな感じの関係が、物足りない人もいるかもしれないけど、私は心地よく読めました。

小説は雑誌アニメージュに連載されたそうです。
1993年 単行本化
1999年 文庫化
そのつど加筆修正がなされているようですね。
Wikipediaに
【1993年の単行本化の際には、作者による編集が加えられ、拓と里伽子が高知城前でキスするシーン、拓と里伽子、松野と知沙が四万十川へ泳ぎに行くシーンなどが省かれた。1999年の文庫本化の際には、時の流れによるヒット曲などの変遷(例えばWinkから安室奈美恵へ)により現実と小説にギャップが生じたため、当時の状況に合わせて作者による修正が加えられた。】
キスシーンがもとはあったのか!!
今初めて知ったぞ(^^;
私はないほうで読んでたから、キスの一つもなくて潔い小説だなぁと思ってた。
削ったのか~~。なんでやろ?でも、ないほうがいいな。(^^;
ふたりのそういうシーンは今となっては想像もできない。
カラオケのシーンも文庫で「アムロ」になってるから驚いた。
アニメージュだけに「ガンダム」のことかと思ってしまった(笑)
あと、文庫版のあとがきにマンションの値段を変えたとありましたね。
バブルのころのとんでもない値段をそのまま使えなかったとのことでした。

懐かしい。
ノスタルジーな小説です。
単行本、出て来たらいいのにな(^^;







21:00 : [本・タイトル]あ行トラックバック(0)  コメント(0)

【本】あん/ドリアン助川

4591144895([と]1-2)あん (ポプラ文庫)
ドリアン助川
ポプラ社 2015-04-03

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どうしてこの本を読もうと思ったのかな?
何らかのきっかけがあったはずなんだけど思いだせません(^-^;
表紙は女子生徒。でも女子生徒の物語ではありません。
だいじな登場人物ではありますが。
どら焼きを持っています。
どら焼きは重要アイテムでした。

じつは映画の「あん」の存在は知っていました。
そのころ私のポンコツになった読書向きのアンテナにも「和菓子のアン」という本が引っかかっていて、映画の「あん」は「和菓子のアン」の映画化作品だと思い込んでいました。作者も全然違うんですよね(^^;
でも、こちらの「あん」もたしかにどら焼きという和菓子の話だし、ややこしいと思うのは私だけでしょうか?(^^;

話を戻しまして(閑話休題ってやつ)

内容を全然知らずに読んだのですがとてもよかったです。
人生に挫折して(と一言では言ってはいけないと思いますがあらすじとして)どら焼き屋をやっている主人公の仙太郎。
あるとき見知らぬ老女がやってきて、どら焼きの餡を作って、自分をここで働かせてくれと言います。
そんなつもりのなかった仙太郎も、その老女徳江が作る餡子にうなり、いつしか彼女をやとい、その餡を伝授されます。
しだいにお店は繁盛してゆくのですが、とあるきっかけで客足がぱたりと途絶えてしまう。
どら焼き屋をやめ、ほかの店を始めろという店主に、どうしても納得できない仙太郎は、かつての常連のひとりであった女子高生とともに、徳江を訪ねます。
徳江の住んでいる所は…。



ネタバレになりますが…



徳江はハンセン病だったのですね。
ハンセン病とネタばらしになりますが、それを言わないと感想も書けないし、そもそもだいたいがあらすじでそれを言ってしまっていますね(^^;

ハンセン病はほんの少し学習したことがありますが、それはそれはつらい病気だったのですね。
辛いのは世間の差別です。
ハンセン病患者が出たと判明すると、その家は一家離散もありえたぐらい、家族中が差別されたのです。
北条民雄の「いのちの初夜」でもわかりますが(その北条民雄の人生を描いた高山文彦「火花」にも描かれていますが)
ハンセン病と判明すると強制隔離です。
どんな幼い子どもでも、家族からはなされ療養所という名の強制収容所に隔離されます。
その後の扱いは、本書「あん」でも徳江の人生として描かれていますのでここでは言いませんが、ほんとうに壮絶で過酷な人生が待っていました。
どなたであれその体験談を聞くなり読むなりすれば、それはそれは涙なくしては聞けないのですが、その苦しみのもとである「差別」をしてきたのは間違いなく「私たち」なのですよね。
そしてここがまたすごく惨いことなのですが、ハンセン病に対する一般の知識や認識は間違っていたのです。
ハンセン病は感染率も低く、ほとんど感染しないそうです。
遺伝もしません。
発病しても抗生物質で完治します。
19 9 6年に「らい予防法」が廃止されるまで、国の誤った政策は改善されませんでした。
しかし「らい予防法」が廃止されても人々の無理解は続き、患者(完治しているのだから元患者と言うべきですね)の苦しみは続きました。
間違った知識、間違った国策によって苦しめられた人たち。
今もその苦しみが続いています。
徳江もそういう苦しみを背負って生きた人です。
それは惨いと思いますが、さて、自分だったらどうでしょうか。

先日遠藤周作氏の「沈黙」の感想を書きまして、それで思いだしたのですが、遠藤氏の書物の中に(どの本だったか覚えてないのですが)若いころの体験談(だったかな?)として、ハンセン病療養所の慰問に行った時のエピソードが挿入されていました。
慰問チームと療養所チームとで野球をしたというのです。
筆者は1塁を守っていました。
療養所チームが打ち、塁に出ます。
守りのメンバーがボールをとり、一塁に送球。
キャッチして走者にタッチ…が、一瞬ためらってしまったというのです。
触ったら感染する。と言う恐怖に一瞬でも駆られてしまったのです。
その一瞬の恐怖を、そのランナーは見逃しませんでした。
「タッチしたことにしてあげます」みたいなことを言われたとかなんとか。
その若い日の体験が遠藤氏のなかでずっと残っている…うろ覚えですが、そんな内容だったと思います。
それが私たちの姿なんだと思います。

「あん」の中でも、徳江がハンセン病だったと知って敬遠する客たちや、やめさせろと言う店主がいます。
彼らを薄情だと責められません。
自分がその立場ならそうしたのではないでしょうか?

差別は、自分には関係ないと思っているうちはなくなりません。
誰にも差別心があります。
そこに気付かないと何も始まりません。

この「あん」という小説はそれを教えてくれています。

仙太郎は優しい誠実な人物です。気弱な一面があって徳江に押し切られバイトに雇ったり、女子高生に店で騒がれても何も言えず、店主と徳江の板挟みになって困ってしまう、そんな仙太郎が好ましいです。
その仙太郎が徳江との出会いによって再生していく姿も感動的です。
押し付けがましくなく自然体で、ハンセン病に対する思いを表現してあるので、ハンセン病のことを知らない人たちにも良い入門書みたいな役割もあると思いました。

なによりも人生そのものに対する優しさが描かれていると思います。
どんな病気でも、どんな失敗をしても、どんな人間にも、生きていく権利がある。
どんな人にも命は尊いとつたえてくれる、そんな物語です。
仙太郎にエールを送りたくなりますが、それは自分へのエールにもなるような気がしました。

読んでよかった。
ありがとう。









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【本】沈黙/遠藤周作

沈黙 (新潮文庫)
沈黙 (新潮文庫)遠藤 周作

新潮社 1981-10-19
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先日、マーティン・スコセッシ監督の映画版「沈黙―サイレンス―」を見て、4度目の再読をしました。
(ネタバレを含みます)
こういう所に拘ったらダメなのかもしれないけど、言葉の壁はどうしたのか?と今回初めて思った。
映画版では日本の江戸時代の百姓たちが英語をしゃべっているし、原作本では書簡を認める主人公ロドリゴが、長崎地方の方言を使っているという不思議。その当時の日本人が百姓に限らず英語(ほんとはポルトガル語)をしゃべれるとも思えないのはもちろん、日本に来て間がないポルトガル人宣教師に方言まで正しく使えるとも思えず…
そんなことを言ってる感想は見たことがないけども…(^-^;
どうして拘るかというと、信仰とは各宗教によりそれぞれの教義があるはず。
その教義を正しく理解するためには、師の教えを聞かなくてはならないと思う。
聞くためには、言葉はとても重要だから。
禁止されても、自分の信じる神を、命をかけて信仰する彼らの姿は尊いとは思いますが、本当にその教義を信じ得たのかなぁなどと疑問にも感じてしまうのです。そこは殉教ということを考えたら根本問題なのではなどと思ってしまう。
潜伏していた彼らは、師の教えに触れることができたのか?
師の教えを聞くことができなければ、信仰は自己流のものになりかねないのではないかな?と思うのです。
特段調べ物をしたわけでもなく、自分なりの勝手な憶測で書いていますので、ご了承ください(^^;
しかし、この小説の中にも、ロドリゴが疑念を抱くシーンがあるのですよね。
隠れキリシタンたちは司祭との出遇い、告解などの機会に飢えていました。
求めて求めて、噂を聞けば危険を冒して遠方からロドリゴたちに会いに来る。
そうした信者たちは、十字架やメダイユや聖画などを欲します。
そこでロドリゴは自分のロザリオを解いて、ひとつぶずつ信者たちに与えながら「何か間違っているのではないか」と不安に思うのです。
のちにイノウエやフェレイラが日本の宗教観をロドリゴに語りますが、
日本人は「神の概念をもたなかったし、これからももてないだろう」
「日本人とは人間とは全く隔絶した神を考える能力を持っていない。日本人は人間を超えた存在を考える力を持っていない」
「日本人は人間を美化したり誇張したものを神とよぶ。人間と同じ存在を持つものと神とよぶ。だがそれは教会の神ではない」
ロドリゴにとっては青天の霹靂です。
頑なに踏み絵を拒否して死んでいった信徒たちも、そしてこの国で命を危機にさらしながら布教活動した自分も
そして死んでいったガルペは…。
「言葉の壁」があったために、先人(宣教師)たちが正しい教義を伝えられなかったのではないかと反論する場面もあるんですが、それにしても日本人はデウスを大日と名前を変えてしまって自分たちの神様を作り上げてしまっている、たとえ言葉を正確に伝られたとしても日本人にはわれらの神を理解することはできなかっただろうと、言われてしまったり。
本書の中でロドリゴやフェレイラが日本人のキリシタンを解釈、納得したように、遠藤周作氏も日本人キリシタンをとらえていたのでしょうか。日本では信仰の根は腐ってしまい、育たない。泥沼なのだとかひどいことを言っています。
遠藤氏はそう思っていたのではないでしょうか。
ロドリゴは最後には、自分の信じる神は、教会が信じる神とは違うものだと思います。
日本人には日本人の信じる神がいて、自分にも自分の神がいる。
そしてその神は「いいんだよ、踏んでもいいんだよ。踏まれるために私はいるのだよ」と話しかけてくれます。
「沈黙」というタイトルとは真逆で、神は「いいんだよ」と語りかけているのです。
私は4度目の読書ではじめて「本当は遠藤氏は何が言いたかったのかな」と思いました(^^;
読んでいるこちらに、お前なら転ばずに死ぬことができたか?
キチジローとお前に違いはあるのか?
という問いかけもあったと思うし、日本人の宗教観を嘆くというと言葉は悪いけど諦観する気持ちもあったのかなと思うし、
なによりも、神は我々と一緒にいるんだと言ってるのかなと思います。
私個人としては、その教義を守らなかったら、その信仰を守っているとは言えないのではないかと、
独自の解釈では本当の意味の信仰とは言えないと思う気持ちは否めません。
だから結局遠藤氏はこの物語でほんとうに言いたいことは何だったのかなと。
そしてそう言う問いこそが遠藤氏の言いたいことだったのかも?
と思いました。
変な解釈、変な感想だったらすみません(^^;



17:38 : [本・タイトル]た行トラックバック(0)  コメント(2)

【遊】名古屋港水族館

先日、急に思い立って名古屋港水族館に行ってきました。
私にとっては2度目かな?
シャチがいる水族館(国内)は鴨川シーワールドとこの名古屋港水族館だけらしいです。
残念ながらシャチは写真がうまく撮れなくて(^^;
写真なし(^^;

イルカのショーは楽しかったデス。
写真をぺたぺた。
レポの代わりに(^^;

名古屋港の眺め
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ここでイルカショー
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イルカたちかわいいし賢い!
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チンアナゴすきです(笑)
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18:31 : [そのほか]写真トラックバック(0)  コメント(2)

【本】君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)
君の膵臓をたべたい (双葉文庫)住野 よる

双葉社 2017-04-27
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映画を見たので、原作も読みたくなりました。
原作もとてもよかったです。
(原作【も】というのも変な気がしますが)

映画ではもうちょっと寡黙で言葉数が少ない「僕」ですが
原作ではとっても軽妙な会話をするなかなかしゃれたセンスの男子ですね。
たしかに映画版の寡黙なほうがイメージ的には合っていたかも。
だけど、原作の「僕」は心理描写がより多く描かれていていろいろ納得しました。

よくわかっているつもりでも、いつの間にか忘れてしまっていることを思いださせてくれるような物語、
人生はいつ終わるのかは誰にもわからない
明日、明後日、ひょっとして今日、次の瞬間、人生は終わるのかも
そして、人はみな、関係性の中で生きているのだと言うこと、
人と関わり、思い、思われて人は幸せなのだといこと
改めて言われると「わかってます」と言いたいけれども
普段は忘れてしまっている、そういうことを教えてくれる物語です。
人生には限りがある、だからこそ、今が輝くのですね。

それぞれ、原作には原作の、映画には映画の良さがあります。
相手の呼び方なども、原作を読むとより深く理解できました。
呼び方がけっこう重要ポイントだったのです。



以下結末に触れますので未読の方はご注意ください。




映画は、大人になった春樹を小栗旬が演じています。
大人版のエピソードは原作にはない代わりに、さくらの死後、春樹が恭子と友だちになるくだりがあり、私はその点はこちらのほうが好き。
映画版の通りなら、春樹はそれまで相変わらず友だちがいない孤独な人生みたいです。
春樹はさくらとの出会いによって、友だちを作り、明るく前向きに「変わった」はずです。
さくらの望むように、さくらのようになりたいと願ったから、春樹は「変わった」と思うのです。
でも映画版ではそんな感じがしなくて。

性格を変えるのは難しいと思いますが、春樹はすっごく努力した…はず。
恭子やガムを出すクラスメイトくんの存在もきっと大きいと思います。
映画版はその友人たちともつきあわずに大人になった設定なので寂しい。
恭子はまた、結婚式の当日に遺書を見せられ、そこでさくらの不治の病のことを知り、とても混乱したでしょうね。
原作ではちゃんと、桜良の死後すぐに病気のことを聞かされたので、そちらのほうがいいです。
(映画化にあたり、熟考の末の設定なんだろうけど)


共病文庫や遺書の中身は、原作と映画は少々違う印象です。
私は映画版のほうが好きです。
映画版は「春樹と呼んでもいい?」と「遺書」に書かれていて、春樹と呼びかけるように書かれています。
原作では「絶対に名前を呼ばない」と書いていて「君」と、呼んでいます。
私は名前で呼びかける映画版のほうがいいな。
ほかの部分も、さくらが残す文章の全部、映画版のほうが好みでした。

「君の膵臓がたべたい」というタイトルに関しても、映画よりも原作のほうがわかりやすかったし
私は物語の終り方も原作のほうが好きでしたね。

そんな感じで、映画にも原作にも、それぞれに好きなところがある物語でした。

ところで、映画版の桜良役の浜辺美波という女優さん、まだ17歳なんですってね。
『センセイ君主』と言う映画に出てるためブレイクしていますね。
テレビでよく見かけます。
若いのにしっかりした演技力のある女優さんで表情も可愛かったし先が楽しみな方ですね。
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【映】君の膵臓を食べたい

君の膵臓をたべたい DVD通常版
君の膵臓をたべたい DVD通常版


デビュー作にして2016年本屋大賞・堂々の第2位、という住野よる著書による同名原作の映画化作品です。
タイトルだけは知っていたけど、未読。
内容を全く知らず、どんな話なのか、タイトルにつられて鑑賞しました。

一見すると、人肉食か?連続殺人ものか?と思ってしまうのだけど
ぜんぜん方向性が違います!!

私はとても楽しめた、というか感動しました。
これを言うとその作品のネタバレになるかもしれませんが
『半分の月がのぼる空』に雰囲気が似ていたと思います。
それで監督がおなじなのかもと思ったけど、ぜんぜん違った(^^;



ネタバレ感想です。↓


高校生で余命宣告を受けているさくらは、共病日記という名前を付けて日記を付けているのです。
それをクラスメートの春樹が拾い、そこから何かと春樹に付きまとうさくら。
けれども、さくらはとても明るくて、元気で、病気を感じさせないし、またうっとおしくもない。
このさくらを演じた浜辺美波という女優さんがとてもよかった。
笑顔がすてきなかわいい人だと思いました。
反対に春樹はクラスにもどこにも友達がいない、根暗(死語かな…)今で言う、インキャって感じか(^^;
さくらの病気を最初から知っているので、無碍に冷たく出来なくて、言うことも聞いてしまう。
ふたりでデートしたり旅行したり。
おたがい最初は全然知らないのだけど、こうして「仲良し」として付き合ううちに、魅かれあっていくのですね。
だけどそれは恋、というにははかなくて淡いもの。
そんな二人の関係が見ていてとても心地よかったです。

高校生なのに、あと一年ぐらいで死ぬとわかっていて、ずっと笑顔でいるなんて(一人の時は泣いたとしても)とても強いなと思います。50過ぎてももうすぐ死ぬと言われたら、死が怖いというよりも、家族や友達との別れがつらくて寂しくて泣いてばかりいるのではないかと思ってしまう。
普通なら未来に向けてやりたいことや夢がいっぱいなのに。
それだけでも泣けてきそうな物語です。

さくらのことばで印象的なのは、春樹との出会いを偶然ではないと言ったときの言葉。

それまでのさくらの選択と、春樹の選択が重なって、そして二人は出遇ったのだと。
出遇うべくして出逢ったのだと。偶然でも運命でもない、自分たちの意思で出遇ったのだと。
はっきりと覚えてないけど、そんなこと言ってました。

それに、さくらは余命宣告を受けているが、そんな宣告を受けていない春樹も
いつ死ぬかわからないのが人生です。
それは私にも。
誰でも、いつ死ぬかわからない。
そんなことを言っていたのも印象的でした。




じっさいさくらは病気ではなく、通り魔に刺されて死んでしまいます。
それはとても残酷な展開だったのでショックでしたが
さくらが実に言っていた通り。
それはだれにもわからないことなのです。



生きるということに前向きなメッセージが素直に響いてきて、とても悲しいけれどもいい後味の映画でした。
若い二人の役者さんも新鮮で素朴でよかったです。
原作も読みたいな!
22:29 : [映画タイトル]か行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】ディス/コネクト

ディス/コネクト [Blu-ray]
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知名度が低そうだけど拾い物の作品を見ました!
とてもよく出来ていたと思います。
ネットで誰もが陥り得るトラブルを堅実で誠実に描いてある。
ネットがらみの映画ってたいてい奇をてらって盛り上げようとする物が多いと思うのですけど、
(『ブラックサイト』とか『チャットルーム』とか?)
こちらは本当に身近な、自分の身に起きるかもしれないと思わせられる3つの事例を群像劇にして描いてあり、
却って新鮮だしリアルに迫ってきて考えさせられました。
実際には、闇サイト殺人など、信じられないほど残虐な事件が起きていて、
それはもうフィクションを超える恐ろしさです。
比べたらこの作品ではまだまだ生ぬるく感じる向きもあるかもしれませんが、
私は真に迫って感じました。


以下ネタバレ




物語は3つの群像劇です。

最初に登場するのはカイルという18歳の少年。
後にわかってくるのですが、ビデオチャットで売春のようなことをしています。
地方テレビ局の女性キャスターのニーナは取材を申し込みます。
番組は注目をあび、やがて全国ニュースで取り上げられたことからFBIが介入することに。
カイルを思う振りをしながらも結局出世と保身に走ってしまうニーナ。
カイルはどうなるのか?


次に、少年二人が行き過ぎたいたずらで同級生を自殺に追いやってしまう物語。
そもそもこの二人ジェイソンとフライは自分たちのオシッコを空のボトルに入れて
フィットネスクラブのコンビニの陳列棚に置いて、人がそれを飲むのを見て喜んでいるような
最低のクソガキ(シツレイ!)ども。
目を付けたのは友達がいない、陰気なキャラの同級生男子ベンです。
SNSで女の子になりすまし、ベンに好意的なメッセージを送り
陰からベンがそれを見て喜ぶ姿を見て嗤うという悪質ないたずらをします。
次第にエスカレートして、ついにはきわどい写真を送り合うことに。
もちろんその写真は拡散され、絶望したベンは自殺してしまいます。
一命をとりとめたものの意識はもう戻らないと言われています。

ジェイソンの父親マイクは元警官で今はネット犯罪専門の探偵業をしています。
マイクに仕事を依頼した一組の夫婦、デレクとシンディは、カードの情報を盗まれてお金を知らない間に使い込まれてしまいました。
犯人を突き止めたマイク。その犯人は、シンディのチャットの相手でした。
夫妻は子どもを亡くしていて、その寂しさとシンディはチャットで紛らせていて
チャットの相手も妻を亡くした経験から、共感した二人は慰めを求めあっていたようです。
シンディには夫がいるけれども、夫はシンディの悲しみには向き合わず
彼はまたイラク戦争での経験から立ち直れず
夫婦はお互いの悲しみや辛さから目を背けていて溝が深まっていたんですね。
犯人捜しで行動を共にするうちに、その溝が埋まっていく感じが皮肉ではありましたが…。
夫婦は犯人の家を訪れ、報復しようとします。







結局描かれているのは孤独に苦しむ人々がネットを通して繋がりを求めるも
そこに真実の繋がりはなく、翻弄されてしまう姿。

自殺したベンの物語が本当につらく悲しかったです。
どうしてそんなひどいいたずらができるんだろう?
いじめは人の人生を狂わすし壊す!
(『ヒメアノ~ル』を見て)
ベンはもう2度と目覚めないかも知れない。
その人生を奪ったのは心無い、軽い気持ちからやったいたずらで、取り返しがつかない。
責任も取りようがないではないですか。

最後にジェイソンの父親が息子とその友達のしでかしたことを知るけれど
証拠隠滅しようとしてました。
職業柄簡単なことだと思うけど、元警官なのにひどいです。
(自分が同じ立場なら同じことをするかも)

ベンを自殺に追いやったふたりのクソガキ(失礼!)にはおとがめなしの結末で
ぜひとも、映画が終わった後も、何らかの決着に向けて物語が続いていることを念じます。


シンディとデレクは探偵にネットの深淵を見られ、お互いにもばれてしまうけど、
チャットの中身が夫に知られたあたりは、目も当てられない感が、わかるだけにひやひやしてしまった。
それに、実はマイクが突き止めた犯人はチャットの相手ではなかったのだけど
チャットの相手もまた乗っ取りの被害者だったのに
夫妻によって最悪殺されそうになって、そこも怖かった。
無駄に犯罪者になるところだったから。
ふたりはこの件でお互いにやり直すことができて、怪我の功名というところでしょうか。
唯一ほっとするラストでした。


ベンは愛されてないと思っていたけど家族は心からベンを愛していた。
それが伝わってきて、切なかったです。

いろいろ考えさせられました。おススメ!
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【花】今日もアジサイ

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【花】墨田の花火

今日も…墨田の花火

コントラスト
いじってみました

いじりすぎたかな


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22:14 : [そのほか]写真トラックバック(0)  コメント(6)

【花】アジサイ

とりあえず、墨田の花火

なんか、何の変哲もない写真…(^-^;



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22:43 : [そのほか]写真トラックバック(0)  コメント(0)

【写】5月の田んぼ

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先日、野暮用で足を延ばした郡部にカメラを持参しました。
田園地なので時間があれば撮影できたらいいなという、中途半端な気持ちで。

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私は田んぼが好きなんだけど、
ここは麦畑が多かったです。
用水路?小川?の左右で麦畑と田んぼに分かれていました。

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麦はもうすぐ収穫かな?


一枚、田植え直前の田んぼがあって、まるで池のようでした。

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田植えの終わったばかりの水田が好きです~
こちら↓ちょっと時間がたっていますね(^^;

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キャノンを持って行ったんだけど、これがオリンパスのPENminiですと
「夕焼けモード」があるので、夕焼け風景がものすごく盛れて撮れたのになぁ。
まだキャノンは自分でホワイトバランスいじったりと咄嗟にできません。

特に今回、バッテリーがなくなる直前だったし
夕日が沈むのはめちゃ早く、あっという間
焦りまくってしまいました。

またリベンジしたいけど
もう、稲が大きくなるもんね~~(^^;



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【映】4月の鑑賞記録

4月の鑑賞メーター
観たビデオの数:11本
観た鑑賞時間:1177分

ハードコア [Blu-ray]ハードコア [Blu-ray]
見た後食胃が重たくなって食欲がなくなったけど、画面酔いしたのかな(^-^; 展開の先が気になってともかくノンストップで見たから面白かったんだろうけど、印象に残るけれど、まぁ個人的にはそこまで。たしかに映像はすごくて一見の価値はあると思った。ゲーマーの娘が途中チラ見して「まるでゲームみたい」と言ってた。
鑑賞日:04月29日 監督:イリヤ・ナイシュラー
サイコパス 地下戦慄 [DVD]サイコパス 地下戦慄 [DVD]
怖くてよかったけど、なんで??だれ??結局なんだったん?腑に落ちなくてそこがもったいない
鑑賞日:04月25日 監督:マット・ウィン
スパイダーマン:ホームカミング ブルーレイ & DVDセット [Blu-ray]スパイダーマン:ホームカミング ブルーレイ & DVDセット [Blu-ray]
アンドリューガーフィールドのはどうなったん?と思いながら見る。なんかアイアンマンの生徒みたいな位置づけでイマイチ緊迫感がない。今回のスパイダーマンはトビーが演じたときのように生き難さも感じられずただ明るく共感しがたい。スパイダーマンとしての活躍にもなんら心躍らず。もう見ないよ。
鑑賞日:04月25日 監督:ジョン・ワッツ
午後8時の訪問者 [DVD]午後8時の訪問者 [DVD]
ミステリーと思って見ていたのでちょっと違う感じがして…私的に、好みのサスペンスではなかったけれども、ひとりの医者の気持ちを描いてあるヒューマンドラマとしては見ごたえがあった。
鑑賞日:04月21日 監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
バーニング・オーシャン [Blu-ray]バーニング・オーシャン [Blu-ray]
ものすごい大迫力!掘削施設もとてもリアル。本物を使ったのかと思うぐらい。(いや実際には見たこともないけど)吹きあがる泥水、爆発、炎、どれもがリアルで迫力があって圧倒された。これは実際に起きた事故を題材にしているが、作業員同士が極限の中で身勝手にならず仲間を思う様子はよかった。ザ・マークウォールバーグって感じの作品。カートラッセルもいかにも。
鑑賞日:04月21日 監督:ピーター・バーグ
22年目の告白-私が殺人犯です- ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]22年目の告白-私が殺人犯です- ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]
韓国版は鑑賞済み。チョン・ジョエンが好きなので韓国版のほうが好きだけど、内容はあんまりきちんとは覚えていなかった(^^; いろいろと設定を変えてなじみやすくなっている。個人的にはそこそこってところ。
鑑賞日:04月21日 監督:入江悠
奴が嘲笑う [DVD]奴が嘲笑う [DVD]
悪役のキャストがわかりやす過ぎて先が読めてしまう。ラストもどんでん返しというよりも想定内すぎる。検察のキム・ゴウンがカッコよかったのにあんまり活躍しなかったのが残念でならない。弁護士と一緒に事件を暴くとかならもっとワクワクしたと思う。それか弁護士がチームである事務長とももうちょっと絡んでいたらよかった。いかんせん独り舞台という感じがして、キャストがもったいない感じがした。
鑑賞日:04月16日 監督:ホ・ジョンホ
グリーンルーム [DVD]グリーンルーム [DVD]
グリーンルームとは、楽屋という意味らしい。主人公たちはドサ回りバンド。ガソリンを盗みながらの珍道中の末ステージを求めてやってきたのはネオナチの巣窟。。で、突然に死体が!!そしてバンドを脅かすのはただのネオナチではなく…!!バンドのメンバーを殺そうとするならいくらでも機会はあるように思えたけど、そこはヤツらも考えがあっての行動だった。でもそれがどうもわかりづらい。でも、冷や冷やハラハラ面白かった。痛い場面が苦手の人はダメな映画。誰が生き残るのか結構意外な展開でした。ネオナチに詳しいともっと面白いかも。
鑑賞日:04月14日 監督:ジェレミー・ソルニエ
静寂の森の凍えた姉妹 [DVD]静寂の森の凍えた姉妹 [DVD]
始まりはとてもいい感じで興味を引かれ、そのまま誰が犯人なのか気になって見ていたけれども、最後はスッキリしなかった。それを描きたかったのかもしれないけども。むしろ、映画のラストからが面白いのかもしれない。あの刑事はどうするんだろう?というテーマで。
鑑賞日:04月12日 監督:アントン・シグルズソン
ロスト・メモリー [DVD]ロスト・メモリー [DVD]
ロストアイズ→ロストボディ→ロストフロア…と、だんだんと下降気味だったので期待してなかったけどよかった!満足。こちらはドイツの映画でちょっと毛色が違うので並べてはだめなのかもしれないけど。いったい何があったんだろうという興味、記憶の断片など伏線がうまく張られてて、もしや?と思いながら見ていたら、やっぱり!!と思う部分と、え~~!!と思う部分とあり、これはけっこう忘れがたい作品。メモリーをロストするなよ!!したほうとされたほうのギャップ。思い知るのは義務だろうね。
鑑賞日:04月12日 監督:アレックス・シュミット
未来を花束にして [DVD]未来を花束にして [DVD]
女性の参政権を獲得するために立ち上がった人々の話。自分の立場に従順だったが、どんどん運動にのめり込んでいく一般女性の目を通して、当時の女性の立場や環境を詳らかにしつつ、彼女たちの熱い思いを描いている。女性差別に関して欧州なんかは先進的な気がしていたけど知るほどに虐げられてきた歴史や現状があるので驚く。ハンストへの「対処」は拷問シーンフェチ(?)の私にもかなりきつかった。拷問じゃないはずなんだけど。
鑑賞日:04月01日 監督:サラ・ガヴロン

鑑賞メーター


正直、この月はイマイチ面白いものがなくて
ちょっとがっかりの連続だったかなぁ…

「未来を花束にして」「ロストメモリー」が健闘。
17:32 : [本・タイトル]月別読書記録トラックバック(0)  コメント(0)